タウンライフ家づくりを実際に使って工務店と建てた話|申込当日に2社から返信、届いたもの、断ったあとの連絡(2019〜2020年)
この記事を読むと分かること
- タウンライフ家づくりに申し込んだ日に、2社から返信が来たこと。ただし届いたのは資料で、間取りと見積は面談のあとだったこと
- 紹介された工務店の1社と、17坪前後の土地に延床80㎡弱の3階建てを建てるまでの1年半の流れ(土地→プラン→契約→引き渡し)
- 断った会社から、その後しつこい連絡は無かったこと。メールを読み返して確かめました
2019年6月、タウンライフ家づくりで注文住宅の資料請求をしました。紹介された2社のうち1社の工務店と、2020年に家を建てています。土地は17坪前後の旗竿地、延床80㎡弱の木造3階建てです。
この記事は、当時のメールを全部読み返して書いています。申込当日に何が届いたか、間取りや見積はいつ出てきたか、断った会社からどう連絡が来たか。記憶ではなく、日付のあるメールで確かめた範囲だけを書きます。
体験は2019〜2020年のものです
タウンライフ家づくりの掲載社数や届く書類は変わります。本記事の「当時」と、公式サイトの「現在」(2026年10月12日に確認)を分けて書いています。
タウンライフ家づくりとは何か
希望の条件を1回入力すると、複数の住宅会社に「家づくり計画書」の作成を依頼できる無料のサービスです。公式サイト(2026年10月12日確認)では、計画書の中身を「間取りプラン」「資金計画」「土地探し」の3つとし、全国1,250社以上、大手ハウスメーカー35社以上が掲載(2026年10月現在・同社調べ)としています。
注意したいのは、公式サイトにも「会社ごとに提案内容・方法が異なります」と書かれていることです。私の場合も、2社の対応はまったく違いました。ここから先はその実例です。
申込当日に、2社から返信が来ました
2019年6月9日(日曜)に、工務店2社から別々にメールが届きました。13時台と17時台です。どちらもその日のうちに資料を郵送したと書いてあり、到着の目安は「2〜3日」と「数日」でした。
| A社(のちに契約した工務店) | B社(工務店) | |
|---|---|---|
| 初回メール | 6月9日 13時台 | 6月9日 17時台 |
| 当日にしたこと | 資料を発送(到着2〜3日) | 会社案内を発送(到着は数日) |
| こちらの申込内容への言及 | なし(宛名以外は定型文) | あり(希望エリア・送った土地情報・予算を読んだうえで、「その土地でも建築可能」と概算金額まで本文に提示) |
| 間取り・見積 | 面談で要望と土地の状況を聞いたうえで無料作成、と明記 | 打合せで資金計画と間取りの要望を聞きたい、と依頼 |
| 次に求められたこと | 返信。イベント・見学会の案内あり | モデルハウスの見学(予約制) |
| 添付ファイル | なし | なし |
※ 2019年6月9日に受信したメール2通の内容に基づきます。電話や訪問はありませんでした。
同じサービスから同じ日に来た2通で、中身の濃さがここまで違いました。1社は定型文、もう1社は申込フォームに書いた土地と予算を読んで、概算まで返してきています。
「申込=間取りと見積が届く」ではありませんでした
2社とも、間取りと見積は「面談のあと」でした。メールだけで図面や金額が届いた会社はありません。
これは不満ではなく、構造の話です。17坪前後の旗竿地に3階建てという条件は、土地の形と法規制を見ないとプランが組めません。「会社ごとに提案内容・方法が異なる」と公式が書いているのは、こういうことだと受け取っています。
申込時点で「間取りが届く」と期待していると、ずれます。私は「会う前に、会う価値のある会社を知る入口」として使いました。それなら十分に機能しました。
そこから1年半で引き渡しまで
最初のメールから引き渡しまでの流れです。A社とは、土地の相談から引き渡しまでにメールだけで100通以上やり取りしました。
| 時期 | できごと |
|---|---|
| 2019年6月 | タウンライフ家づくりで資料請求。当日に2社から返信 |
| 2019年7月末 | 土地を購入(17坪前後・旗竿地・準防火地域・高さ制限あり) |
| 2019年8月 | A社に土地の候補を相談。銀行の事前審査用の仮見積とプランを、依頼から約1日半で受け取る |
| 2019年8〜10月 | 初回プラン→打合せ2回→基本設計を2回改訂。断熱・窓・収納の仕様を相談。この間65通 |
| 2019年10月〜2020年1月 | 別の2社からも提案と見積を受け、比較。1月末に他社を断り、A社に決定 |
| 2020年3〜4月 | 仕様の詰め。確認申請は4月6日に本申請、4月24日に確認済。感染症対策で打合せは電話に変更、地鎮祭は実施せず |
| 2020年5月10日 | 工事請負契約。契約書類は3日前にダウンロードで事前送付、当日の持ち物は印鑑だけ |
| 2020年5月下旬〜7月 | 着工(基礎)、7月上旬に上棟の予定で工程表 |
| 2020年12月 | 引き渡し |
※ 日付はメールの受信日に基づきます(2026年10月12日に読み返して確認)。引き渡し月は筆者の記録によります。
A社の返信は、原則その日か翌日でした。定休日(火・水)と夏季休暇の2週間を除けば、こちらの細かい質問(モジュールと耐力壁の関係、断熱材の種類、搬入経路、階段の有効幅)に、理由を付けて答えてくれています。決め手は提案の派手さではなく、この返信の速さと中身でした。もう一つは設計者が社内にいたことです。仕様の相談が担当者との一往復で済みました。比較した2社は、設計を別会社に委ねる体制でした。
見積の比べ方:同じ希望仕様を各社に出した
各社に同じ希望設備(給湯器・キッチン・浴室・トイレ・窓の種類)を伝えて見積を取りました。こうすると、会社ごとの値引き率と工事費の差がそのまま出ます。
比較した見積の一つは、2019年12月時点で税抜の坪単価が90万円前後(準耐火の木造3階建て、設計料・杭・登記などは別)でした。この数字そのものより、「同じ仕様で出してもらう」と比べられるというのが、この時の学びです。
※ 坪単価は筆者が受け取った見積(2019年12月)の本体工事費を延床面積で割った概算です。会社・時期・仕様で変わります。
断った会社から、その後どう連絡が来たか
結論:特段しつこい連絡はありませんでした。
一括依頼で紹介されたB社は、初回メールのあと、こちらから返信しなかった範囲では記録に残る連絡がありません。個別に接触した1社には、2020年1月27日に「他社のプランと見積を比較して、他社に依頼する」とメールで断りました。4日後に短い返信が1通あって終わりです。引き止めも再提案もありませんでした。
断り方は、理由を1行で書いて、感謝を添えて、それで終わりにしました。この文面と各社の反応は、別の記事にまとめました。
タウンライフ以外に接触した会社との違い
一括依頼の2社のほかに、個別に5社と接触しています。同じ「注文住宅」でも、土地を買う前と後で会社の動き方が違いました。
| 接点 | 動き方(事実のみ) |
|---|---|
| 展示場から入った大手1社(土地購入前) | 入居宅の見学、宿泊体験、ライフプランの無料提案を2回。「翌月から坪単価が上がる」として月内の仮契約を勧められた。その後、17坪前後の土地では同社の規格では建てられないと分かり、検討を終えた |
| 一括依頼の2社(土地購入前) | 当日返信、資料郵送、面談の案内。上の表のとおり |
| 個別に接触した設計施工の1社(土地購入後) | 基本仕様が決まっている「準注文住宅」型で、その範囲に収めれば価格を抑えられる仕組み。設計は外部。測量図を送ると、初回打合せの当日に議事録が届く。共有私道への工事車両の乗り入れを近隣に確認するよう先に指摘し、それが決まるまで最終打合せを延期した |
| 個別に接触した工務店・ビルダー2社(土地購入後) | うち1社から同じ希望仕様で見積(設計は別会社)。その見積が上の坪単価の根拠 |
※ いずれも2019年1月〜2020年1月の筆者のメール記録に基づきます。会社の評価ではなく、起きたことだけを書いています。
狭小地だと、建てられない会社が最初からあります。これは会社の良し悪しではなく、規格と土地の相性です。一括依頼のフォームに土地の広さと形(旗竿地かどうか)を具体的に書いておくと、最初の返信でふるいにかかります。
使ってよかった点と、注意点
よかった点
- 知らなかった工務店に出会えた。契約したA社は、一括依頼が無ければ名前も知らなかった会社です
- 申込当日に返信が来る。比較のスタートが早い
- 費用はかからない(当時も現在も、依頼は無料)
注意点
- 間取りと見積は面談のあと。メールだけで届くと思わない
- 返信の濃さは会社で違う。定型文の会社も、概算まで出す会社もある
- 狭小地・変形地は、土地条件を具体的に書く。建てられる会社だけが残る
- 掲載社数と届く書類は変わるので、依頼前に公式サイトで現在の内容を確認する
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複数の会社を同じ条件で比べたい人には、入口として使えるサービスです。私は紹介された2社のうち1社と契約しました。使うなら、2社以上に依頼して、同じ希望仕様で見積を取るところまでやってください。1社だけでは比較になりません。
※ 掲載社数・届く書類の内容は公式サイトの公表内容に基づきます(2026年10月12日時点・編集部調べ)。会社ごとに提案内容・方法が異なります。
よくある質問
申し込んだあと、電話はかかってきますか
私の場合、2社ともメールのみでした。電話や訪問はありませんでした(2019年6月)。会社によって違う可能性はあります。
間取りプランはいつ届きますか
2社とも、面談で要望と土地の状況を聞いたあとでした。申込だけで図面が届いた会社はありません。公式サイトも「会社ごとに提案内容・方法が異なる」としています。
紹介された会社を断るとどうなりますか
私の記録では、断ったあとに引き止めや再提案はありませんでした。メールで理由を1行書いて断り、短い返信が1通あって終わりです。
狭小地でも使えますか
使えますが、建てられない会社が最初からあります。17坪前後の旗竿地では、大手1社は規格の都合で検討を終えました。土地の広さと形をフォームに具体的に書いてください。
何社に依頼すればいいですか
2社以上です。同じ希望仕様で見積を取ると、会社ごとの値引き率と工事費の差が見えます。私は一括依頼の2社に加えて、個別に接触した会社からも見積や提案を受けました。
まとめ
- 2019年6月9日の申込当日に、2社から返信。どちらもその日に資料を郵送
- 間取りと見積は面談のあと。メールだけでは届かない
- 返信の濃さは会社で大きく違う。1社は定型文、1社は概算まで提示
- 紹介された工務店と、土地購入から約1年5か月で引き渡し(契約は2020年5月10日)
- 決め手は返信の速さと、質問に理由を付けて答える姿勢
- 断ったあとのしつこい連絡は無かった
- 狭小地は建てられない会社が最初からある。土地条件を具体的に書く
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※ 本記事の体験は2019年6月〜2020年12月のもので、日付と内容は筆者が受信したメールに基づきます(2026年10月12日に読み返して確認)。タウンライフ家づくりの掲載社数・計画書の内容は公式サイトの公表内容に基づきます(2026年10月12日時点)。会社名は、契約した1社を含めて記載していません。