引っ越しの布団はダンボールに入りません|ふとん袋が基本サービスに入る社と、1枚880円で売る社があります
この記事で分かること
- 引っ越しの布団は「ふとん袋」で運ぶこと、その袋の大きさ
- ふとん袋が基本サービスに入る会社と、1枚880円で販売している会社があること
- アート引越センターの「エコ楽ボックス」に布団用が無いこと
- 見積もりのときに布団について聞いておくべき4つのこと
引っ越しの荷物のなかで、布団はいちばん扱いに迷うものです。ダンボールに入らない、袋はもらえるのか分からない、そもそも新居に持っていくべきなのか。
このページでは、引っ越し業者が布団をどう扱うのかを各社の公式サイトから並べます。金額と条件には取得日を添えました。裏の取れないことは書きません。
引っ越しの布団は何に入れて運びますか
引っ越しの布団は、ダンボールではなく「ふとん袋」という専用の大きな袋に入れて運びます。
寸法を公開している会社はごくわずかですが、ハート引越センターは基本サービスの資材のひとつとして、ふとん袋の大きさを明記しています。
「ふとん、まくら座布団を梱包(奥行き95em/幅95cm/高さ63cm)」
— ハート引越センター 公式「基本サービス」(2026年9月10日取得)
※ 公式表記の「95em」は「95cm」の誤りと読めますが、原文のまま引用しています。
つまり幅95cm・高さ63cm程度の袋に、掛け布団・敷き布団・まくら・座布団をまとめて入れるという前提です。一人分の寝具がおおむね1袋に収まる大きさだと考えてください。
ふとん袋は無料でもらえますか
会社によって違います。基本サービスに含む会社と、資材として販売している会社があります。
| 会社 | ふとん袋の扱い | 確認した場所と日付 |
|---|---|---|
| ハート引越センター | 基本サービスの資材に「ふとん袋」がある。全パックに資材をサービスすると明記(ダンボールは50枚まで) | 公式「基本サービス」とプラン各ページ(2026年9月10日) |
| アーク引越センター | 引越し後もそのまま使えるとオリジナル資材の説明にある | 公式(当ブログが2026年9月1日に確認) |
| サカイ引越センター | 公式オンラインショップで販売。1枚880円/2枚セット1,540円/10枚セット5,045円(いずれも表示価格) | 公式「梱包資材販売」と公式ショップ(2026年9月10日) |
| アート引越センター | 無料レンタルの専用資材は食器・ハンガー・シューズの3種類で、布団用は用意されていない | 公式「エコ楽ボックス」(2026年9月10日) |
※ サカイ引越センターについては、引っ越し当日にふとん袋が無料で用意されるかどうかを公式サイトでは確認できませんでした。販売しているという事実だけを書いています。
「布団袋は無料なのが当たり前」ではありません。ハートのように基本サービスへ最初から書いてある会社もあれば、サカイのように資材として値段が付いている会社もあります。ここを見積もりのときに確かめないと、当日に自分で袋を用意することになります。
アートの「エコ楽ボックス」に布団用はありません
アート引越センターの「エコ楽ボックス」は、紙資材を使わずに梱包できる無料レンタルの専用資材です。ただし2026年9月10日の時点で用意されているのは3種類だけです。
| 種類 | 中身 |
|---|---|
| 食器ケース | 食器をそのまま入れる。11種類の仕切りで各サイズに対応 |
| ハンガーケース | ハンガーに掛けた洋服をそのまま入れる |
| シューズケース | くつをそのまま入れる |
「再利用が可能なエコ楽ボックスは、お客さまに無料でレンタルしております」
— アート引越センター 公式「エコ楽ボックス」(2026年9月10日取得)
布団用のボックスはありません。「エコ楽ボックスがあるから資材は全部無料」と考えると、布団だけ抜けます。
なお同じ公式ページには、レンタルなので数に限りがあること、地域によっては1日で終わる引っ越しだけの対応になる場合があることも書かれています。数の確保は営業担当に確認する前提です。
ダンボールの無料枚数も会社ごとに違います
ふとん袋と同じで、ダンボールの扱いも会社によって差があります。「無料」と書いてあっても枚数の上限が違います。
| 会社 | ダンボールの扱い |
|---|---|
| ハート引越センター | 新品は単身で10枚まで、家族で50枚まで無料。それを超える分は有料か、リサイクルのダンボールで用意(公式のよくある質問・2026年9月10日取得) |
| アーク引越センター | プランや荷物量に応じて最大50箱まで無料(当ブログが2026年9月1日に公式で確認) |
| サカイ引越センター | 公式ショップで販売。小サイズ10枚入り3,300円/大サイズ10枚入り4,400円(2026年9月10日取得) |
布団袋だけを単体で聞くのではなく、「資材一式で何がいくらか」を聞くのが早いです。ダンボールの上限枚数と布団袋の有無は、たいてい同じ資材の説明ページに並んでいます。
布団を自分で梱包するときに気をつけること
荷造りは、原則として頼んだ側の仕事です。これは各社の親切さの問題ではなく、標準引越運送約款で決まっています。
布団まわりで実務的に効くのは、次の3つです。
- 袋の数を先に数える。掛け・敷き・まくらで1人1袋が目安です。家族の人数分そろうか、見積もりのときに枚数で聞きます
- 当日使う寝具を分けておく。新居に着いてすぐ寝るぶんは、ほかの荷物と混ぜない
- ベッドを持っていく場合は布団とは別の話になる。解体できないベッドがあり、そちらは事前の申告が要ります(→ 引っ越しでベッドの解体は頼めます)
※ 羽毛布団を圧縮袋に入れてよいかどうかについては、寝具メーカーの公式サイトで統一した記載を確認できませんでした(2026年9月10日)。心配な場合は、購入したメーカーの取扱説明書を確認してください。
見積もりのときに聞くべきこと
布団について、訪問見積もりやオンライン見積もりのときに聞いておくと当日が楽になるのは次の4つです。
- ふとん袋は何枚まで用意してもらえるか(無料か有料か、有料なら1枚いくらか)
- 袋はいつ届くか(事前に自宅へ届く会社と、当日持ってくる会社があります)
- 使い終わった袋は返すのか、そのまま使ってよいのか
- ダンボールは何枚まで無料か(布団の袋と同じ資材の枠で説明されることが多い)
これは1社に聞いても比べられません。同じ質問を複数社に投げて、返ってきた条件を並べるのがいちばん早い方法です。
複数社の条件をまとめて取り寄せるなら、一括見積もりサービスが使えます。
▼ 引っ越しの一括見積もりで、資材の条件ごと比べる
よくある質問
Q. 布団はダンボールに入れてもいいですか。
入りません。掛け布団1枚でも一般的な引っ越し用のダンボールには収まらないため、各社ともふとん袋を用意しています。無理に詰めると箱が変形し、上に別の箱を積めなくなります。
Q. ふとん袋は自分で買う必要がありますか。
会社によります。ハート引越センターは基本サービスの資材に入っており、サカイ引越センターは公式ショップで1枚880円(2026年9月10日時点の表示価格)で販売しています。見積もりのときに「ふとん袋は何枚もらえますか」と聞くのが確実です。
Q. アート引越センターのエコ楽ボックスに布団用はありますか。
ありません。2026年9月10日の時点で用意されているのは食器ケース・ハンガーケース・シューズケースの3種類です。布団は別の扱いになります。
Q. 布団を捨てて新しく買ったほうが安いですか。
運ぶ費用と買い替えの費用は比べられますが、処分の手数料は自治体ごとに違います。粗大ごみの品目と手数料は、住んでいる自治体の案内で確認してください。引っ越し業者が家庭の不用品を引き取れるとは限りません。一般廃棄物の許可が要るため、扱える範囲が会社ごとに違います。
Q. ふとん袋がひとつでは足りないときはどうしますか。
枚数を増やしてもらえるかを見積もりのときに確認します。販売している会社であれば、セットで買うほど1枚あたりが安くなることがあります(サカイ引越センターの公式ショップでは1枚880円、10枚セット5,045円・2026年9月10日時点)。
まとめ
- 引っ越しの布団は、ダンボールではなくふとん袋で運ぶ
- 袋の扱いは会社ごとに違う。ハート引越センターは基本サービスに含み、サカイ引越センターは1枚880円で販売している(2026年9月10日)
- アート引越センターのエコ楽ボックスに布団用は無い(食器・ハンガー・シューズの3種類)
- ダンボールの無料枚数も会社ごとに違う。布団袋と同じ資材の枠で説明されることが多いので、まとめて聞く
- 比べるには複数社に同じ質問をするのが早い