引っ越しでテレビやパソコンは自分で梱包するのか|デスクトップは業者、ノートは自分という線引き

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この記事で分かること
  • パソコンはデスクトップとノートで担当が逆になること
  • データはいかなる場合も補償されないこと(物は補償される)
  • ガムテープの貼り方は十字が正解で、井桁は避けると公式が言っていること
  • キャンセル料が発生する日と、その割合
「テレビやパソコンは自分で梱包しないといけないのか」は、荷造りを始めるときに必ず出てくる疑問です。
結論を先に書くと、大型のものは業者側、小型で精密なものは自分側という線引きになっています。そしてパソコンだけは、デスクトップとノートで担当が逆です。この記事では各社公式に書かれていることだけを並べます。

★パソコンはデスクトップとノートで担当が逆です

サカイ引越センターの公式FAQに、はっきり書かれています。
デスクトップパソコンは当社で梱包・輸送が可能です。ノートパソコンはお客様ご自身での対応をお願いしています。
大きいほうを業者がやり、小さいほうを自分でやります。直感と逆なので注意してください。
公式が客側にお願いしている作業も明記されています。
  • 配線の取り外し・取り付けは、機種や設定の違いがあるため客が対応する
  • 輸送前に必ずデータのバックアップを行う
梱包・輸送配線
デスクトップPC業者自分
ノートPC自分自分
配線はどちらも自分です。「業者が梱包してくれるから何もしなくていい」ではありません。

★データは「いかなる場合も」補償されません

ここが最も重要です。物とデータで扱いがまったく違います。
対象扱い
家財(物)標準引越運送約款に基づき補償される(業者の過失による破損・紛失の場合)
パソコン内のデータ「いかなる場合も保証いたしかねます」
物の側について、サカイ公式は約款の条文を引いて説明しています。
標準引越運送約款」(第9章)では、以下のように定められています。「引越し作業における荷物等の滅失・き損・遅延について、損害賠償の責任を負い、速やかに賠償する。」
つまり本体が壊れたら弁償されますが、中のデータが消えても何も出ません。
バックアップは「念のため」ではなく、補償がないことへの唯一の備えです。
引っ越し前日にまとめてやろうとすると、荷造りの追い込みと重なって飛ばしがちです。外付けドライブやクラウドへのコピーは、荷造りを始める前に済ませてください。

★ガムテープは十字。井桁は避けると公式が言っています

「H貼り(井桁貼り)が最強」という説をよく見かけますが、サカイの公式FAQは逆のことを書いています。
ガムテープは十字(クロス貼り)に貼れば、強度として十分です。
井桁(=H字や格子状)の貼り方は、重さで底が抜ける原因になるため避けてください。
理由までは書かれていませんが、業者が「避けてください」と明言している以上、従っておくのが安全です。ダンボールを提供している側が、自社の箱の強度を前提に言っていることになります。
詰め方の基本も同じ欄にあります。
  • 重いものは小さい箱に
  • 軽いものは大きい箱に
サカイのダンボールは大小2サイズで、公式が用途を分けて書いています。大は衣類など軽くてかさばる物、小は食器や本など重い物です。

家電・家具で自分がやることは意外に少ない

公式に書かれている範囲を整理します。
品目誰がやるか
家具・ベッドの分解と組み立て業者(サカイ公式「当社の作業員が対応します。特別なご準備は不要です」)
デスクトップPCの梱包・輸送業者
ノートPCの梱包・輸送自分
すべてのPCの配線自分
タンスの引き出しの中の衣類そのまま運ぶ(出さなくてよい)
引き出しの中の衣類以外の物・貴重品自分で取り出して別途梱包し、自分で運ぶ
衣装ケースの中の衣料品そのまま運ぶ(梱包不要)
衣装ケースの中の割れ物・壊れやすい物ダンボールへ梱包する
ハンガーに掛けた衣類当日のハンガーケースへ(収まらない分はダンボール)
タンスや衣装ケースは中身を出さなくてよい、というのは知らない人が多い点です。ただし衣類以外が混ざっていたら出すという条件が付きます。
着物は例外で、別途梱包するか有料の和装ケースを使う形になります。

テレビについて公式が名指しで書いていること

「テレビの梱包は誰がやるか」を名指しで説明した公式FAQは、今回確認した範囲では見つかりませんでした。そこは正直に書いておきます。
ただし判断材料はあります。アート引越センターの基本コースは、公式の説明で「お引越の大型家具などの梱包からセッティングまでの基本作業をまとめた標準的なお引越コース」とされています。荷造りを自分でやる一番下のコースでも、大型のものの梱包は最初から含まれているという構成です。
サカイ側も、荷造りを自分でやるエコノミープランを持ちながら、デスクトップPCは自社で梱包・輸送するとしています。
大型・重量物は業者側、小型で自分にしか分からないもの(ノートPC・配線・貴重品)は自分側。この線引きで読むと、公式の記述はすべて整合します。心配なら見積もり時に品目を挙げて確認してください。

キャンセル料は前々日から発生します

荷造りの途中で予定が変わることもあるので、併せて押さえておきます。サカイ公式が約款に基づいて示している割合です。
タイミングキャンセル料
前々日にキャンセルまたは日程変更運賃の20%以内
前日にキャンセルまたは日程変更運賃の30%以内
当日にキャンセルまたは日程変更運賃の50%以内
日程変更もキャンセルと同じ扱いです。また客都合の解約の場合、上記とは別にすでに実施または着手した付帯サービスにかかった費用を請求される場合があります。

まとめ

疑問答え
パソコンは自分で梱包するのかデスクトップは業者、ノートは自分
配線はどちらも自分
データが消えたらいかなる場合も補償されない(物は約款で補償)
ガムテープの貼り方十字。井桁は底が抜けるので避ける(公式が明言)
タンスの中身衣類はそのまま。衣類以外と貴重品は出す
家具の分解・組立業者。特別な準備は不要
キャンセル料前々日20%/前日30%/当日50%以内
梱包をどこまでやってもらうかは、プランの選び方で変わります。一括見積もりなら、同じ条件で複数社の金額と作業範囲を一度に比べられます。

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※本記事の内容は2026年8月31日時点で、サカイ引越センター公式サイト(hikkoshi-sakai.co.jp)およびアート引越センター公式サイト(the0123.com)に掲載されている情報にもとづいています。作業範囲や条件は変更される場合がありますので、見積もりの際に各社へご確認ください。