ウォーターサーバーとペットボトルはどっちが安い?電気代を足すと500mL買いとほぼ同じ、2L買いより月3,000円以上高い|東京ガスの公式試算を検算
この記事を読むと分かること
- ウォーターサーバーとペットボトルの水代を、1Lあたりでそろえて比べた結果
- 東京ガス公式の「年間8,808円おトク」という試算に、サーバーの電気代を足すとどうなるか
- 500mLを買っている人と2Lを買っている人で、答えが逆になる理由
- 水代以外の違い(運ぶ手間・ごみ・お湯・最低利用期間)と、向く人・向かない人
※ この記事の料金・電気代は、東京ガス「東京ガスのウォーターサーバー」の公式ページ・「よくあるご質問」・「特定商取引法に基づく表記」を2026年10月10日に確認した内容です。ペットボトルの価格は、総務省統計局「小売物価統計調査(動向編)」の主要品目の東京都区部小売価格(2026年9月分・2026年10月2日公表)を使っています。料金や価格は変わることがあるため、申し込む前に必ず公式サイトで最新の内容を確認してください。
「ペットボトルを買い続けるより、ウォーターサーバーのほうが安い」という話をよく見かけます。ただ、比べる相手が500mLのペットボトルか、2Lのペットボトルかで、1Lあたりの値段は3倍以上違います。さらに、ウォーターサーバーには毎月の電気代がかかります。この記事では、東京ガスのウォーターサーバーを例に、水代と電気代を足したうえで、ペットボトルと1Lあたりで比べます。
先に結論:500mLを買う人とはほぼ同じ、2Lを買う人より高くなります
月24L(12Lボトル2本)を飲む家庭で比べると、東京ガスのウォーターサーバーは電気代を足すと1Lあたり約191〜227円で、500mLのペットボトル(1本100円なら1Lあたり200円)とほぼ同じ、2Lのペットボトル(東京都区部の平均で1Lあたり63円)より月3,000円以上高くなります(2026年10月10日時点の公式料金で計算)。
| 買い方 | 1Lあたり | 月24Lの費用 | 年間 |
|---|---|---|---|
| 2Lのペットボトル(1本126円) | 63円 | 1,512円 | 18,144円 |
| 500mLのペットボトル(1本100円) | 200円 | 4,800円 | 57,600円 |
| 東京ガスのウォーターサーバー(水代+電気代) | 約191〜227円 | 約4,586〜5,450円 | 約55,032〜65,400円 |
※ 2Lは総務省統計局「小売物価統計調査」の東京都区部・2026年9月の小売価格(ミネラルウォーター、2,000mL入り1本)。500mLの1本100円は、東京ガス公式の比較で使われている前提です。ウォーターサーバーは、ずっとお得プラン(おまとめ割あり・なし)に、機種ごとの公式の電気代の目安を足して当サイトで計算しました。おまとめ割は、東京ガスのガスと使用場所および契約者が同じ人が対象です。
つまり、「水代を安くしたい」だけが目的なら、2Lのペットボトルを買うのがいちばん安いというのが、公的な統計と公式の料金から出る答えです。ウォーターサーバーが「安い」と言えるのは、500mLのペットボトルを毎日買っている人と比べた場合で、それも機種と割引の条件しだいです。
東京ガスの「年間8,808円おトク」は、どんな計算ですか?
東京ガス公式の「年間8,808円おトク」は、500mLのペットボトル(1本100円)で月24Lを買うと4,800円、ウォーターサーバーはおまとめ割の適用後で24Lあたり4,066円なので、その差734円の12か月分という計算で、サーバーの電気代は含まれていません。
公式ページの比較を、数字ごとに分けるとこうなります。
| 項目 | 公式の比較での値 |
|---|---|
| ペットボトルの値段 | 500mLで1本100円(1Lあたり200円) |
| 比べる量 | 月24L(500mLを毎日1〜2本) |
| ペットボトルの月額 | 4,800円 |
| ウォーターサーバーの月額 | 4,066円(ずっとお得プラン・ガス・ウォーターサーバー おまとめ割の価格) |
| 差額 | 月734円×12か月=年8,808円 |
※ 東京ガス「東京ガスのウォーターサーバー」公式ページの記載を当サイトで分解(2026年10月10日に確認)。
この計算は、書かれている前提の中では正しいものです。ただし、前提が3つあります。
- ペットボトルは500mLを1本100円で買っている
- ウォーターサーバーはおまとめ割が使える(東京ガスのガスと使用場所および契約者が同じで、ガス料金とまとめて払う人)
- ウォーターサーバーの電気代は入っていない
このうち、いちばん結果を動かすのが電気代です。次の章で足してみます。
電気代を足すと、ウォーターサーバーはいくらになりますか?
東京ガスのウォーターサーバーは、公式の電気代の目安が機種ごとに月約490〜1,060円で、水代4,066〜4,290円に足すと月約4,586〜5,450円、1Lあたり約191〜227円になります(月24L・2026年10月10日時点)。
東京ガスで選べる4機種(スリムサーバー4はL型とS型)について、ずっとお得プランの水代1セット分に、公式の電気代の目安を足しました。
| 機種(電気代の目安) | おまとめ割あり(4,066円) | おまとめ割なし(4,290円) |
|---|---|---|
| スリムサーバー4 L型(エコモード 約520円) | 4,586円(1Lあたり約191円) | 4,810円(約200円) |
| スリムサーバー4 S型(エコモード 約549円) | 4,615円(約192円) | 4,839円(約202円) |
| famfit2(エコモード 約583円) | 4,649円(約194円) | 4,873円(約203円) |
| famfit2(通常 約669円) | 4,735円(約197円) | 4,959円(約207円) |
| amadanaスタンダード(約1,060円) | 5,126円(約214円) | 5,350円(約223円) |
| amadanaグランデ(エコモード 約490円+レンタル料550円) | 5,106円(約213円) | 5,330円(約222円) |
| amadanaグランデ(通常 約610円+レンタル料550円) | 5,226円(約218円) | 5,450円(約227円) |
※ 東京ガス公式の料金・電気代の目安・レンタル料(2026年10月10日に確認)から当サイトで計算。税込。電気代の目安は、JDSA基準(1804)による測定で、温水・冷水を各600cc/日(月36L)使い、1kWhあたり27円として算出された公式の値です。エコモードは1日6時間の使用時で、通常の約2割減が目安とされています。amadanaスタンダードは公式の仕様にエコモードの記載がありません。実際の電気代は使い方や電気料金の単価で変わります。
500mLのペットボトル(月4,800円)と比べると、こうなります。
- おまとめ割あり+スリムサーバー4やfamfit2:月65〜214円安い(年780〜2,568円)
- おまとめ割なし:どの機種でも月10〜650円高い
- amadanaスタンダード・グランデ:おまとめ割があっても月306〜426円高い
公式の「年間8,808円」は、電気代を足すと最も条件のよい組み合わせでも年2,568円まで縮みます。ウォーターサーバーを「節約のため」に選ぶなら、おまとめ割が使えるかと、機種の電気代を先に確かめてください。機種ごとの電気代は、ウォーターサーバーの電気代を機種別に整理した記事で詳しく比べています。
※ 公式の電気代は月36L使用時の目安です。この記事の比較は月24Lなので、実際の電気代は目安と違うことがあります。
2Lのペットボトルを買う人には、なぜ高くなるのですか?
2Lのペットボトルは東京都区部の平均で1本126円(2026年9月)、1Lあたり63円で、東京ガスのウォーターサーバーの水代だけ(1Lあたり約169〜184円)と比べても約2.7〜2.9倍の差があるためです。
ペットボトルは、同じ水でも容量が大きいほど1Lあたりが安くなります。500mLを1本100円で買うと1Lあたり200円ですが、2Lを126円で買えば63円です。ウォーターサーバーのお水は、1Lあたりで見ると500mLと2Lの間にあります。
| お水 | 1Lあたり |
|---|---|
| 2Lのペットボトル(東京都区部の平均 126円) | 63円 |
| 東京ガス ずっとお得プラン(おまとめ割あり 4,066円/24L) | 約169円 |
| 東京ガス ライトプラン(おまとめ割あり 4,188円/24L) | 約175円 |
| 東京ガス ずっとお得プラン(4,290円/24L) | 約179円 |
| 東京ガス ライトプラン(4,412円/24L) | 約184円 |
| 500mLのペットボトル(1本100円) | 200円 |
※ 2Lの価格は総務省統計局「小売物価統計調査(動向編)」主要品目の東京都区部小売価格(2026年9月分)。調査銘柄は2,000mL入りのペットボトルで、指定された3銘柄です。東京ガスの料金は2026年10月10日に公式で確認。電気代は含みません。おまとめ割は、東京ガスのガスと使用場所および契約者が同じ人が対象です。
2Lのペットボトルで月24Lを買うと月1,512円です。ウォーターサーバー(電気代込みで月約4,586円〜)との差は月3,000円以上、年36,000円以上になります。2Lのペットボトルを買っている人がウォーターサーバーに切り替える理由は、水代ではなく、次の章の「手間」のほうにあります。
水代以外では、何が違いますか?
ウォーターサーバーとペットボトルの違いは、水代のほかに「買って運ぶ手間」「ごみの量」「お湯がすぐ出るか」「最低利用期間と契約解除料」の4つで、ウォーターサーバーは手間を減らす代わりに長い契約がつきます。
| 比べる点 | ペットボトル(月24L) | 東京ガスのウォーターサーバー |
|---|---|---|
| 買って運ぶ | 2Lなら12本、500mLなら48本を自分で買って運ぶ(水だけで約24kg) | 12Lのボトル2本が自宅に届く。サーバーにボトルをセットする作業は自分で行う |
| ごみ | 2Lなら12本、500mLなら48本の空きボトル | 12Lの空きボトル2本。キャップと取っ手を外し、自治体の決まりに従って分別するかリサイクルに出す |
| お湯 | やかんや電気ケトルで沸かす | 温水が出る(機種ごとの温度は公式の仕様で確認) |
| 置き場所・電源 | 保管場所だけ | サーバーを置く場所と、15A 100Vのコンセントを単独で使う必要がある |
| 契約 | なし。買う量を毎回決められる | 最低利用期間は5年(ずっとお得)か3年(ライト)。期間内の解約は契約解除料がかかる |
| 飲む量が減った月 | 買わなければ0円 | 配送スキップは月単位で無料。ただし受け取らない月が続くと休止手数料、さらに続くと強制解約 |
※ 東京ガス公式ページ・「よくあるご質問」・「特定商取引法に基づく表記」(2026年10月10日に確認)をもとに当サイトで整理。水の重さは1L=約1kgとして計算。
最低利用期間と契約解除料
ペットボトルとの比較で見落としやすいのが、契約の長さです。東京ガスのウォーターサーバーには最低利用期間があり、期間内に解約すると契約解除料がかかります。
| 利用開始からの期間 | ずっとお得プラン(5年) | ライトプラン(3年) |
|---|---|---|
| 1年未満 | 45,000円 | 25,000円 |
| 1年以上2年未満 | 35,000円 | 25,000円 |
| 2年以上3年未満 | 25,000円 | 25,000円 |
| 3年以上4年未満 | 15,000円 | 0円 |
| 4年以上5年未満 | 5,000円 | 0円 |
| 5年以上 | 0円 | 0円 |
※ 東京ガス「特定商取引法に基づく表記」(2026年10月10日に確認)。契約解除料は不課税。
電気代込みで500mLより月65〜214円安くなる組み合わせでも、1年以内に解約すれば45,000円(ずっとお得プラン)がかかります。節約の効果が出るのは、最低利用期間を使い続けた場合だけと考えてください。
飲む量が少ない月の扱い
配送は月単位で無料でスキップできます。ただし、受け取りが確認できた最後の出荷月から数えて、2か月目・3か月目の月末を過ぎても出荷がないと、サーバー1台につき1,100円(税込)の休止手数料がかかり、4か月目の月末を過ぎると強制解約になります(2026年10月10日時点)。2か月に1セット(1日あたり約0.4L)を下回る家庭は、ペットボトルのほうが向いています。飲む量と置き場所から考えたい人は、ウォーターサーバーがいらない人の条件を整理した記事も参考にしてください。
ペットボトルからウォーターサーバーに替えて得をするのは、どんな人ですか?
水代と電気代で得をしやすいのは、500mLのペットボトルを毎日1〜2本買っていて、東京ガスのガスを契約しておまとめ割が使え、電気代の低い機種を選び、最低利用期間を使い続けられる人です。
| 今の買い方 | ウォーターサーバーにすると |
|---|---|
| 500mLを毎日1〜2本(コンビニなど) | おまとめ割+スリムサーバー4やfamfit2なら、電気代込みでもやや安い。手間とごみも減る |
| 500mLだが、おまとめ割が使えない | 電気代を足すとほぼ同じか少し高い。選ぶ理由は手間とお湯 |
| 2Lをまとめ買い | 月3,000円以上高くなる。選ぶ理由は運ぶ手間・ごみ・お湯だけ |
| 飲む量が月12L未満 | 休止手数料がかかりやすい。ペットボトルのままが向く |
※ 2026年10月10日時点の公式料金と、総務省の東京都区部の小売価格(2026年9月)から当サイトで整理。おまとめ割は、東京ガスのガスと使用場所および契約者が同じ人が対象です。
2Lのペットボトルを買っている人でも、重い水を運ぶのがつらい、ごみ出しを減らしたい、お湯をすぐ使いたいという理由で選ぶのは、十分にありえる判断です。その場合は「水代が安くなる」とは考えず、月3,000円前後を手間を減らす代金として払えるかで決めてください。
東京ガスのウォーターサーバーの条件
東京ガスのウォーターサーバーは、東京ガスのガスを契約していない人も申し込めますが、おまとめ割(1セット224円引き)が使えるのは、東京ガスのガスと使用場所および契約者が同じで、ガス料金とまとめて払う人です。
- 料金:お水1セット(12L×2本)ずっとお得プラン 4,290円/ライトプラン 4,412円(税込・お水は消費税8%・2026年10月10日時点)
- おまとめ割:1セットにつき224円引き(ずっとお得 4,066円/ライト 4,188円)。東京ガスのガスと使用場所および契約者が同じ人が対象
- 機種:amadanaスタンダード/amadanaグランデ(レンタル料 月550円)/スリムサーバー4(L型・S型)/famfit2
- 提供エリア:沖縄県全域と、配送事業者の配送地域外となる地域(離島など)は申し込めません。北海道は1セットあたり330円の追加送料
- 申し込み:Web。初回のお届けは申し込み日の10日後以降
申し込む前のチェックリスト
- 今買っているのは500mLか2Lか。1Lあたりの値段を出したか
- 月に何L飲んでいるか(24Lなら2Lペットボトル12本分)
- おまとめ割が使えるか(東京ガスのガスと使用場所および契約者が同じで、ガス料金とまとめて払う)
- 選ぶ機種の電気代の目安を足して計算したか
- 最低利用期間(5年か3年)を使い続けられるか。途中で解約したときの金額を確認したか
- 置き場所に、ほかの家電と共有しないコンセントがあるか
よくある質問
ウォーターサーバーはペットボトルより安いですか?
比べるペットボトルによります。500mLを1本100円で買っている人と比べると、東京ガスのウォーターサーバーは電気代込みでほぼ同じで、おまとめ割と電気代の低い機種を選べば月65〜214円安くなります。2Lのペットボトル(東京都区部の平均1本126円・2026年9月)と比べると、月3,000円以上高くなります。
東京ガスの「年間8,808円おトク」は本当ですか?
公式の計算の前提(500mLを1本100円・おまとめ割の価格4,066円)の中では正しい数字です。ただし、サーバーの電気代は含まれていません。公式の電気代の目安を足すと、最も条件のよい組み合わせ(おまとめ割+スリムサーバー4 L型のエコモード)でも年2,568円の差になります(当サイトの計算・2026年10月10日時点)。
ウォーターサーバーのお水は1Lあたりいくらですか?
東京ガスの場合、水代だけで1Lあたり約169〜184円です(ずっとお得・ライトプラン、おまとめ割のあり・なしで変わります。2026年10月10日時点)。電気代の目安を足すと、月24Lのとき1Lあたり約191〜227円です。おまとめ割は、東京ガスのガスと使用場所および契約者が同じ人が対象です。
2Lのペットボトルを買っている人は、ウォーターサーバーにしないほうがいいですか?
水代を下げるのが目的なら、2Lのペットボトルのほうが安く済みます。一方で、水を買って運ぶ手間、空きボトルのごみ、お湯を沸かす手間を減らしたいなら、月3,000円前後の差を手間の代金として払えるかで判断してください。
ペットボトルの値段は、どこで確かめられますか?
総務省統計局の「小売物価統計調査(動向編)」で、市区ごとのミネラルウォーター(2,000mL入り1本)の小売価格が毎月公表されています。この記事では、東京都区部の2026年9月の値(126円)を使いました。地域や買う店によって値段は違います。
まとめ
- ウォーターサーバーとペットボトルは、1Lあたりでそろえて比べる
- 東京ガスのウォーターサーバーは、電気代込みで1Lあたり約191〜227円(月24L・2026年10月10日時点)
- 500mL(1本100円=1Lあたり200円)とはほぼ同じ。おまとめ割と電気代の低い機種なら月65〜214円安い
- 2L(東京都区部の平均1本126円=1Lあたり63円)より月3,000円以上高い
- 公式の「年間8,808円おトク」は電気代を含まない計算。足すと最大で年2,568円
- 2L派が選ぶなら、理由は水代ではなく運ぶ手間・ごみ・お湯。最低利用期間と契約解除料も確かめる
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東京ガスのウォーターサーバーの料金・プラン・契約解除料を、公式の数字で整理した記事です。
機種ごとの電気代は、公式の目安で比べています。
飲む量や置き場所から、そもそもウォーターサーバーが必要かを考えたい人向けの記事です。
※ 本記事の料金・条件は、東京ガス「東京ガスのウォーターサーバー」公式ページ・「よくあるご質問」・「特定商取引法に基づく表記」(2026年10月10日に確認)、ペットボトルの価格は総務省統計局「小売物価統計調査(動向編)」主要品目の東京都区部小売価格(2026年9月分・2026年10月2日公表)に基づきます。料金・割引・条件は変わることがあります。