ウォーターサーバーはいらない?向かないのは1日0.4Lも使わない人・15Aのコンセントがない人など5つ|配送型・浄水型・使わないの3択で判断
この記事を読むと分かること
- ウォーターサーバーが「いらない」のは、飲む量が少ない・置き場所とコンセントがない・ボトルの扱いが負担・数年先の暮らしが読めないのどれかに当てはまる人であること
- 配送型は料金が1セット24L単位で、休み続けると手数料や強制解約があるため、1日約0.4Lより少ない家庭では水が余りやすいこと
- 東京ガスの場合、お水代と電気代で年5万〜6万円台が目安になり、3年または5年の最低利用期間があること
- 「配送型」「浄水型」「使わない」の3つから、自分に合うものを選ぶ考え方
※ この記事の料金・条件は、東京ガスの公式ページ「東京ガスのウォーターサーバー」「よくあるご質問」「特定商取引法に基づく表記」を2026年10月8日に確認した内容に基づきます。料金や条件は変わることがあるため、申し込む前に必ず公式サイトで最新の内容を確認してください。
ウォーターサーバーは便利そうに見えますが、家庭によっては「契約したけれど使い切れない」「置き場所に困る」ということも起こります。この記事では、向かない人の条件を先に整理します。数字は、宅配水(配送型)の一例として東京ガスのウォーターサーバーの公式条件を使います。読み終えたときに「うちはいらない」と判断できれば、それも正しい結論です。
先に結論:ウォーターサーバーがいらないのは、次の5つに当てはまる人です
配送型のウォーターサーバーが向かないのは、次の5つのどれかに当てはまる家庭です。1つでも強く当てはまるなら、契約は急がないほうがよいでしょう。
| 当てはまる条件 | なぜ向かないのか(東京ガスの公式条件・2026年10月8日時点) |
|---|---|
| 冷水・温水を1日0.4Lも使わない | 料金は1セット(12L×2本)単位。配送を休み続けると2か月目・3か月目の月末経過後に1,100円ずつ、4か月目の月末経過後に強制解約 |
| 15Aのコンセントを単独で使える場所がない | 定格15A・交流100Vのコンセントを単独で使う。たこ足配線では使えない。室内の、直射日光が当たらず床が丈夫で水平な場所が要る |
| 12Lのボトルの受け取り・交換・処分が負担 | 受け取りは原則として対面。空のボトルは自治体のルールで分別して捨てる(キャップ・取っ手・ボトルで素材が違う) |
| 3年〜5年先の暮らしが読めない | 最低利用期間はずっとお得プラン5年/ライトプラン3年。期間内の解約で最大45,000円(不課税)の契約解除料 |
| 月5,000円前後の固定費をかけたくない | 月1セットなら、お水代4,290円に電気代(約490〜1,060円)が加わる |
※ 東京ガス「よくあるご質問」「特定商取引法に基づく表記」に基づく(2026年10月8日に確認)。お水の料金は税込・消費税8%、契約解除料は不課税です。
ここから、それぞれの条件を詳しく見ていきます。
飲む量の目安:月1セット(24L)は1日あたり約0.8Lです
配送型のウォーターサーバーは、飲む量が少ない家庭ほど割高になり、水も余りやすい仕組みです。東京ガスの場合、お水は12Lのボトル2本(24L)を1セットとして届き、料金も1セット単位で決まります。
月に1セットを使い切るには、1日あたり約0.8L(24L÷30日)を、飲み水や料理、お茶、ミルク作りなどに使う必要があります。
| お水の届くペース | 1か月の量 | 1日あたり(当サイトで計算) |
|---|---|---|
| 2週間に1セット | 約48L | 約1.6L |
| 1か月に1セット | 24L | 約0.8L |
| 1か月おきに1セット(手数料がかからない少なめのペース) | 約12L | 約0.4L |
※ 1日あたりは、1か月を30日として当サイトで計算した目安です。配送周期は「1週間に1回・2週間に1回・3週間に1回・月1回」から選びます(東京ガス「特定商取引法に基づく表記」)。
使わない月は止められるが、休み続けると手数料がかかる
お水が余った月は、公式アプリ「ミズクル」から配送をスキップできます(次回配送予定日の5営業日前まで。北海道は6営業日前)。ただし、休止が続くと次の扱いになります。
- 最後にお水を出荷した月を起算月とし、2か月目の月末までに出荷がないと、サーバー1台につき1,100円(税込)
- 3か月目の月末を過ぎても出荷がないと、さらに1,100円(税込)
- 4か月目の月末を過ぎると強制解約(最低利用期間内なら契約解除料がかかる)
つまり、手数料をかけずに続けるには、少なくとも2か月に1回はお水を受け取る必要があります。1セット24Lを2か月で使う計算なので、1日約0.4Lより少ない家庭では、水が余り続けることになります。
※ 休止手数料と強制解約の条件は、東京ガス「よくあるご質問」と「特定商取引法に基づく表記」に基づきます。「1日約0.4L」は、この条件から当サイトが計算した目安です。
セットしたお水は1か月以内に飲むのが目安
公式の案内では、未開封のお水の賞味期限は製造から約6か月ですが、サーバーにセットした後は1か月以内を目安に飲むことになっています。また、内部の衛生状態を保つため、電源と温水スイッチは入れたまま使うよう案内されています。たまにしか使わない家庭でも、電気代は毎月かかります。
置き場所とコンセント:工事はいらないが、条件はあります
東京ガスのウォーターサーバーは、特別な設置工事は不要です。ただし、公式の案内には次の条件があります。
- 定格15A・交流100Vのコンセントを単独で使う(たこ足配線では使えない)
- 室内専用。直射日光や雨が当たらず、床が丈夫で水平な場所に置く
- アース線の接続や、転倒防止ワイヤーの設置も推奨されている
選べる4機種の大きさと重さは、次のとおりです。床置きの機種は高さが1.1〜1.4mあり、冷蔵庫の横やキッチンの通路に置く場合は幅と奥行きを測っておく必要があります。
| 機種 | 高さ×幅×奥行き | 重さ |
|---|---|---|
| amadanaスタンダードサーバー | 1,326×270×330mm | 17.8kg |
| amadanaグランデサーバー | 1,390×392×392mm | 19.2kg(ホワイトは20.4kg) |
| スリムサーバー4(L型) | 1,294×270×361mm | 17.5kg |
| スリムサーバー4(S型) | 821×270×361mm | 14.8kg |
| famfit2 | 1,162×271×370mm | 21.3kg |
※ 東京ガス公式のサーバーラインナップに基づく(2026年10月8日に確認)。重さにはボトルを含みません。サイズは設置状況で若干変わるため、10mm程度の余裕をとるよう案内されています。
キッチンの近くにほかの家電と共有しないコンセントがない場合は、置き場所そのものが決まりません。ここが決まらないなら、配送型は見送るのが無難です。
ボトルの受け取り・交換・処分の手間
配送型では、12Lのボトル(水だけで約12kg)を受け取り、サーバーにセットし、空いたボトルを捨てる作業が続きます。
- 受け取りは原則として対面です。配送業者のサービスで置き配を指定できる場合もありますが、地域によっては対応できません。初回のサーバー本体は、置き配や宅配ボックスを使えません
- 空のボトルは回収ではなく、自治体のルールで分別して捨てます。キャップはPE(ポリエチレン)、底の取っ手はPP(ポリプロピレン)、ボトルはPET製と案内されています
- サーバー本体とお水は別の配送業者から届くため、届くタイミングが別々になることがあります
ボトルの交換が負担になりやすいのは、重いものを持ち上げにくい人や、ごみの分別回数を増やしたくない人です。足元にボトルを置く機種かどうかは、各機種の詳細ページで確認してください。
3年・5年の最低利用期間と契約解除料
「とりあえず試してみる」には向かないのが、最低利用期間です。東京ガスの場合、2026年10月1日以降の新規契約は次の2プランです。
| 利用開始日から | ずっとお得プラン(最低5年) | ライトプラン(最低3年) |
|---|---|---|
| 1年未満 | 45,000円 | 25,000円 |
| 1年以上2年未満 | 35,000円 | 25,000円 |
| 2年以上3年未満 | 25,000円 | 25,000円 |
| 3年以上4年未満 | 15,000円 | 0円 |
| 4年以上5年未満 | 5,000円 | 0円 |
| 5年以上 | 0円 | 0円 |
※ 東京ガス「よくあるご質問」の契約解除料に基づく(いずれも不課税・2026年10月8日に確認)。利用期間は、ウォーターサーバーの初回配送予定日から数えます。
このほか、解約日から30日以内にサーバーを返却しないと、製品補償料として1台33,000円(税込)がかかります。転勤・同居・出産などで暮らしが変わりそうな人は、その時期と最低利用期間が重ならないかを先に確かめてください。
月いくらかかるか:お水代と電気代で年5万〜6万円台が目安
毎月1セット(24L)を使う場合の費用を、公式の料金と電気代の目安で計算しました。
| 項目(2026年10月8日時点・税込) | ずっとお得プラン | ライトプラン |
|---|---|---|
| お水1セット(12L×2本) | 4,290円 | 4,412円 |
| おまとめ割の対象者 | 4,066円 | 4,188円 |
| お水代の年額(月1セット・当サイトで計算) | 51,480円 | 52,944円 |
| 電気代の年額(機種別の目安・当サイトで計算) | 約5,880〜12,720円 | 約5,880〜12,720円 |
※ お水の料金は東京ガス公式(消費税8%)。おまとめ割(1セットにつき224円引き)は、東京ガスのガスと使用場所および契約者が同じ人が、ガス料金と合算で払う場合が対象です。電気代は公式の月額目安(amadanaグランデサーバーのエコモード約490円〜amadanaスタンダードサーバー約1,060円。JDSA基準・各600cc/日・27円/kWhで算出)を12倍した値です。amadanaグランデサーバーは別にレンタル料が月550円かかります。北海道は1セットあたり330円の追加送料がかかり、沖縄県全域と離島は取り扱いがありません。
たとえばスリムサーバー4(L型)でずっとお得プランを選ぶと、お水代51,480円と電気代約7,560円(月約630円)で、年約59,000円になります。毎月の固定費として見ると約4,900円です。この金額を「冷たい水とお湯がすぐ出る便利さ」と比べて、高いと感じるならいらない側です。
「いらない」と決める前に:配送型・浄水型・使わないの3択で考える
ウォーターサーバーには、大きく分けてボトルが届く配送型と、水道水を使う浄水型(給水型)があります。この2つは仕組みも費用のかかり方も違う、別の商品です。さらに「どちらも使わない」という選択もあります。
| 選択肢 | 費用のかかり方 | 向く家庭 | 気をつけること |
|---|---|---|---|
| 配送型(ボトルが届く) | お水代(使った量に応じて)+電気代 | 天然水を飲みたい・毎日たくさん使う | ボトルの受け取りと処分。量が少ないと割高 |
| 浄水型(水道水を入れる・水道につなぐ) | 月額の利用料が中心で、水の量による差が小さい | 使う量が多い・ボトルを扱いたくない | 水道につなぐ型は工事が要ることがある。フィルターの交換 |
| 使わない(やかん・電気ケトル・ペットボトル・蛇口の浄水器) | 使った分だけ | 使う量が少ない・置き場所がない | 冷水やお湯がすぐには出ない。ペットボトルは買い置きと処分の手間 |
※ 浄水型の料金・工事の有無・最低利用期間は会社ごとに違います。比べるときは各社の公式ページで確認してください。
飲む量が少ない家庭は「使わない」、量は多いがボトルを扱いたくない家庭は「浄水型」、天然水を飲みたくて量も使う家庭は「配送型」、という分け方が基本です。配送型と浄水型を1つのランキングで比べても、判断の軸がずれてしまいます。まず型を決めてから、会社を選んでください。
それでも配送型が向くのは、こんな家庭です
ここまでの条件に当てはまらず、次のような事情がある家庭には、配送型のウォーターサーバーが役に立ちます。
- 冷水・温水を毎日1日0.8L以上使う(家族が多い、お茶やコーヒーをよく入れる、料理にも使う)
- 重い水を買いに行く手間を減らしたい(自宅まで届く)
- ミルク作りでお湯をよく使う。東京ガスのサーバーの温水は約80〜87℃(機種による)です。公式の案内は「ミルクを作る際は必ず温水を使用し、粉ミルクの注意書きに従う」としています。ただし、ミルクの時期が最低利用期間(3年または5年)より短いことは計算に入れてください
- 買い置きの水を切らしたくない。未開封のお水は製造から約6か月が賞味期限で、公式は日常的に飲みながら備える「ローリングストック」に使えると案内しています
- 東京ガスのガスを契約している。ガスと使用場所・契約者が同じなら、ガス料金とまとめて払うことで、おまとめ割(1セットにつき224円引き)の対象になります
東京ガスのウォーターサーバーの料金とプランの違いは、東京ガスのウォーターサーバーの料金を公式情報で整理した記事で詳しく比べています。申し込むかどうかは、上の5つの条件と年額を確かめてから決めてください。
申し込む前のチェックリスト
- 冷水・温水を1日0.8L(少なくとも0.4L)以上、毎日使う見込みがあるか
- 置き場所に、ほかの家電と共有しない15A・100Vのコンセントがあるか
- 機種の高さ・幅・奥行きを測り、通路をふさがないか確かめたか
- 12Lのボトルを対面で受け取り、交換し、分別して捨てることを続けられるか
- 3年または5年のあいだに、引っ越しや家族構成の変化の予定がないか
- お水代と電気代を合わせた年額(月1セットで約5万〜6万円台)を確認したか
よくある質問
一人暮らしにウォーターサーバーはいりますか?
飲む量によります。月1セット(24L)を使い切るには1日約0.8L、手数料がかからない少なめのペース(2か月に1セット)でも1日約0.4Lが必要です。自宅で冷水やお湯をこれより使わないなら、いらない側です。外出が多く、平日はほとんど家で飲まない人も同じです。
使わない月は配送を止められますか?
止められます。東京ガスの場合、公式アプリ「ミズクル」から配送をスキップできます。ただし、最後の出荷月から数えて2か月目・3か月目の月末を過ぎても出荷がないと1,100円ずつ、4か月目の月末を過ぎると強制解約です(2026年10月8日時点)。
ウォーターサーバーの電気代はいくらですか?
東京ガスで選べる機種の公式の目安は、月約490円(amadanaグランデサーバーのエコモード)〜約1,060円(amadanaスタンダードサーバー)です。JDSA基準で、冷水・温水を各600cc/日使い、27円/kWhとして計算された値です。
赤ちゃんのミルクのためだけに契約するのはありですか?
温水がすぐ使える便利さはあります。ただし、ミルクの時期は数年より短いことが多く、最低利用期間は3年(ライトプラン)または5年(ずっとお得プラン)です。ミルクの時期が終わったあとも、家族で毎日使う量があるかを考えてから決めてください。
契約したあとにやめたくなったらどうなりますか?
契約後に届く書面を受け取った日を含めて8日間は、クーリング・オフができます(郵送か電子メール。電話では受け付けていません)。その後は、最低利用期間内の解約で契約解除料がかかります(ずっとお得プランは1年未満45,000円、ライトプランは3年未満25,000円。不課税)。
まとめ
- ウォーターサーバーがいらないのは、飲む量が少ない・コンセントと置き場所がない・ボトルの扱いが負担・数年先が読めない・固定費をかけたくないのどれかに当てはまる人
- 配送型は1セット24L単位。休み続けると手数料と強制解約があるため、1日約0.4Lより少ないと水が余る
- 東京ガスの場合、最低利用期間は3年または5年。期間内の解約で最大45,000円(不課税)
- 月1セットなら、お水代と電気代で年5万〜6万円台が目安
- 迷ったら、配送型・浄水型・使わないの3択から型を先に決める
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東京ガスのウォーターサーバーの料金・プラン・契約解除料を、公式の数字で整理した記事です。
機種ごとの電気代は、公式の目安で比べています。
最低利用期間や休止の条件は、会社によって違います。プレミアムウォーターの規約と比べた記事です。
※ 本記事の料金・条件は、東京ガス「東京ガスのウォーターサーバー」公式ページ、「よくあるご質問」、「特定商取引法に基づく表記」に基づきます(いずれも2026年10月8日に確認)。料金・割引・条件は変わることがあります。