ウォーターサーバーのデメリットは型で違う|配送型はお水代とボトル、給水型は水を注ぐ手間、水道直結型は取り付け作業。3つの型を公式情報で比較

🔎
この記事を読むと分かること
  • ウォーターサーバーのデメリットは、配送型・給水型・水道直結型の3つの型でまったく違うこと
  • 配送型はお水代が使った量だけかかり、12Lのボトルを受け取って交換する手間があること
  • 給水型は水道水を自分で注ぐ手間、水道直結型は取り付け作業があり、どちらもフィルターの交換が続くこと
  • どの型にも共通するデメリット(電気代・コンセント・最低利用期間・引っ越し)と、型の選び方
※ この記事の料金・条件は、東京ガス「東京ガスのウォーターサーバー」の公式ページと「よくあるご質問」、浄水型の例としてウォータースタンド公式の「よくある質問」と製品ページを、2026年10月9日に確認した内容に基づきます。料金や条件は変わることがあるため、申し込む前に必ず各社の公式サイトで最新の内容を確認してください。
ウォーターサーバーのデメリットを調べると、「お水代が高い」「ボトルが重い」「フィルター交換が面倒」など、いろいろな話が出てきます。ただ、これらは同じウォーターサーバーの話ではありません。ボトルが届く配送型と、水道水を使う浄水型では、仕組みも費用のかかり方も違うからです。この記事では、デメリットを型ごとに分けて整理します。数字は、配送型の例として東京ガスのウォーターサーバー、浄水型の例としてウォータースタンドの公式情報を使います。

先に結論:ウォーターサーバーのデメリットは型ごとにこう違います

ウォーターサーバーのデメリットは、配送型なら「お水代とボトル」、給水型なら「水を注ぐ手間」、水道直結型なら「取り付け作業と設置場所」が中心です。
型主なデメリット気にならない人
配送型(天然水などのボトルが届く)お水代が使った量に応じてかかる/12Lのボトルの受け取り・交換・処分/休み続けると手数料毎日たくさん飲む・天然水を飲みたい・ボトルの扱いが苦にならない
給水型(水道水を自分で注ぐ)タンクに水道水を補充する手間/フィルターの交換/水は水道水をろ過したものボトルを扱いたくない・水道につなぐ取り付けは避けたい
水道直結型(水道につなぐ)取り付け作業(訪問)がある/水栓からの距離など設置場所の条件/フィルターの交換使う量が多い・補充もボトル交換もしたくない
※ 各社の公式情報(2026年10月9日に確認)をもとに当サイトで整理。浄水型の料金・最低利用期間・メンテナンスの方法は、会社や機種によって違います。
デメリットの中身が違う以上、「どの会社が一番いいか」より先に「どの型ならがまんできるか」を決めるのが近道です。ここから、型ごとに詳しく見ていきます。

配送型のデメリット:お水代とボトルの手間が続きます

配送型のデメリットは、お水代が使った量だけかかり続けることと、12Lのボトルを受け取って交換・処分する手間です。

お水代は使った量に比例する

配送型は、お水を買う仕組みです。東京ガスの場合、お水は12Lのボトル2本(24L)を1セットとして届き、料金は1セット4,290円(ずっとお得プラン)または4,412円(ライトプラン)です(税込・2026年10月9日時点)。家族が増えて飲む量が2倍になれば、お水代もおおむね2倍になります。
使う量(1か月)お水代(ずっとお得プラン)おまとめ割の対象者
1セット(24L)4,290円4,066円
2セット(48L)8,580円8,132円
3セット(72L)12,870円12,198円
※ 東京ガス「よくあるご質問」の料金(税込・お水は消費税8%)をもとに当サイトで計算。おまとめ割(1セットにつき224円引き)は、東京ガスのガスと使用場所および契約者が同じ人がガス料金とまとめて払う場合が対象です。北海道は1セットあたり330円の追加送料がかかり、沖縄県全域と離島は取り扱いがありません。

12Lのボトルの受け取り・交換・処分

お水は12Lのボトル(水だけで約12kg)で届きます。受け取りは原則として対面で、配送業者のサービスで置き配を指定できる場合もありますが、地域によっては対応できません。ボトルをサーバーにセットする作業もあるため、重いものを持ちにくい人には負担になります。
空いたボトルは回収ではなく、自治体のルールで分別して捨てます。キャップ(PE)・底の取っ手(PP)・ボトル(PET)で素材が違うと公式に案内されています。

使わない月が続くと手数料がかかる

飲む量が少ない月は、公式アプリ「ミズクル」から配送をスキップできます。ただし、最後にお水を出荷した月から数えて2か月目・3か月目の月末を過ぎても出荷がないと、それぞれ1,100円(税込)、4か月目の月末を過ぎると強制解約です。「たまにしか使わない」家庭には向きません。
飲む量や置き場所から「そもそも必要か」を考えたい人は、ウォーターサーバーがいらない人の条件を整理した記事で詳しく解説しています。

給水型のデメリット:水道水を注ぐ手間とフィルター交換

給水型(浄水型のうち、水道水を自分で入れる型)のデメリットは、タンクに水道水を補充する手間と、フィルターの交換が続くことです。

タンクへの補充は自分で行う

給水型は、サーバー上部などのタンクに水道水を注ぎ、それをろ過して使います。たとえばウォータースタンドの給水型「ピュアライフ L」は、給水タンクが4.5Lです(公式の製品ページ)。ボトルの受け取りや処分はありませんが、たくさん使う日は何度も水を足すことになります。タンクとカバーは取り外して洗える構造と案内されています。

フィルターは決まった周期で交換する

浄水型は、水道水をフィルターでろ過する仕組みです。ウォータースタンドの公式FAQでは、フィルターの交換周期は機種ごとに6〜36か月で、交換用フィルターの定期配送か、訪問メンテナンスで交換するとしています。交換サイクルの変更や休止は受け付けていないとも書かれています。寿命の過ぎたフィルターを使うと性能が落ちるため、届いたら交換する作業が続きます。

お水は天然水ではない

浄水型のお水は、水道水をろ過したものです。ウォータースタンドの公式FAQは、お水のpHについて「水道水を原水とするので、同程度の値と考えられる」としています。天然水を飲みたい人にとっては、ここがデメリットになります。

水道直結型のデメリット:取り付け作業と設置場所の条件

水道直結型のデメリットは、作業員が訪問して水道から分岐する取り付け作業があることと、設置場所に条件があることです。

取り付けに作業員の訪問が必要

ウォータースタンドの公式FAQでは、取り付けにかかる時間は水道直結型で60分程度(給水型は20分程度)です。セルフメンテナンス機種などを除く機種は、初回設置費として9,900円(税込)がかかると案内されています。
なお、「賃貸では無理」というイメージがありますが、同社の公式FAQは賃貸住宅でも設置できるとし、壁や水栓・水道管に穴をあける作業はないと説明しています。賃貸の場合も、取り付けの前に管理会社や大家さんのルールを確認しておくと安心です。

置ける場所は水栓との距離で決まる

水道直結型は、水栓からチューブで水を引きます。同社の公式FAQでは水栓から最大10mまで設置できるとしていますが、水圧が足りない場合は10mまで延ばせないこともあると書かれています。アイランドキッチンでは、チューブを床にはわせてモールで覆う方法になります。

RO(逆浸透膜)の機種は捨てる水が出る

浄水型の中でもRO(逆浸透膜)フィルターを使う機種は、ろ過の途中で不純物が濃くなった水を捨てます。ウォータースタンドの公式FAQでは、回収率は30〜50%程度(回収率50%なら、1Lの水道水から0.5Lの水ができる)と案内されています。

どの型にも共通するデメリット:電気代・コンセント・最低利用期間・引っ越し

型にかかわらず、ウォーターサーバーには毎月の電気代、専用に近いコンセント、数年単位の契約、引っ越しのときの手間がついてきます。
項目配送型の例(東京ガス)浄水型の例(ウォータースタンド)
電気代の目安月約490〜1,060円(機種・エコモードの有無による)ピュアライフ Lで月462円(電気代0円の機種もある)
コンセント・設置定格15A・交流100Vを単独で使う(たこ足配線は不可)。設置工事は不要給水型の「ピュアライフ L」は工事不要(取り付けの訪問は20分程度)。水道直結型は60分程度の取り付け作業がある
最低利用期間ずっとお得プラン5年/ライトプラン3年機種・プランにより、なし〜5年
期間内に解約したとき最大45,000円(不課税)の契約解除料訪問メンテナンス機種は1年未満で撤去費用6,600円(税込)。3年・5年プランは最大40,000円(不課税)
お手入れ専門業者の定期メンテナンスは不要で、日々のお手入れは自分で行う。長く使わなかった後などはセルフクリーニングキット(税込2,255円)機種により、フィルターが届いて自分で交換するか、スタッフが訪問して交換する
引っ越しサーバーは自分で水抜きをして新居へ運ぶ(安心サポート加入者は新居に新しいサーバーを届けるサービスあり)カスタマーセンターに連絡し、取り外し・設置の作業は無料
※ 東京ガス「よくあるご質問」、ウォータースタンド公式の「よくある質問」と製品ページに基づく(2026年10月9日に確認)。電気代は、東京ガスがJDSA基準で冷水・温水を各600cc/日・27円/kWhとして算出した目安、ウォータースタンドは冷水18L・温水18L使用時・27円/kWhで算出した値で、測り方の基準が同じとは限りません。

電気は止められない

東京ガスの公式FAQは、サーバー内部の衛生状態を保つため、電源と温水スイッチは切らずに入れたまま使うよう案内しています。使う量が少ない月でも、電気代はかかり続けます。

3年・5年の契約が前提になりやすい

配送型の東京ガスは、最低利用期間が3年または5年です。浄水型は会社や機種によって幅があり、ウォータースタンドのように最低利用期間のない機種・プランを用意している会社もあります。契約前に、最低利用期間と、その間に解約したときの金額を必ず確認してください。転勤・同居・出産など、数年以内に暮らしが変わりそうな人ほど影響が大きくなります。

メリットもあわせて確認:デメリットと引き換えに得られるもの

デメリットだけで判断すると、便利さを見落とします。それぞれの型で得られるものは、次のとおりです。
  • 配送型:天然水を飲める。重い水を買いに行かなくてよい。東京ガスの場合、未開封のお水は製造から約6か月が賞味期限で、公式は日常的に飲みながら備える「ローリングストック」に使えると案内しています
  • 給水型:ボトルの受け取りや処分がない。水道水を使うので、ボトルのように使う量に応じて料金が増えることがない(水道代と電気代は別にかかる)
  • 水道直結型:補充もボトル交換もいらない。料理にも使いやすい
  • 共通:冷水とお湯がすぐ出る。東京ガスのサーバーの温水は約80〜87℃(機種による)で、公式FAQは「ミルクを作る際は必ず温水を使用し、粉ミルクの注意書きに従う」としています

デメリットから選ぶ:がまんできるのはどれですか

型を選ぶときは、自分がいちばんがまんできないデメリットから逆に決めると迷いません。
いちばん避けたいこと候補になる型
重いボトルの受け取り・交換・ごみ出し給水型・水道直結型
使う量に応じてお水代が増えること給水型・水道直結型
水道につなぐ取り付け作業配送型・給水型
水道水を飲むこと(天然水を飲みたい)配送型
水を注ぐ・フィルターを替える作業配送型(ボトル交換はある)
毎月の固定費と数年の契約そのものどの型も合わない可能性(電気ケトルや蛇口の浄水器で足りるかを先に考える)
配送型と浄水型は別の商品です。1つのランキングで比べると判断の軸がずれるので、まず型を決めてから、その型の中で会社を比べてください。

配送型を選ぶなら:東京ガスのウォーターサーバーの条件

「天然水を飲みたい」「水を注いだりフィルターを替えたりはしたくない」という理由で配送型を選ぶなら、東京ガスのウォーターサーバーも候補になります。2026年10月9日時点の公式情報では、次の条件です。
  • お水1セット(12L×2本)4,290円(ずっとお得プラン・最低5年)/4,412円(ライトプラン・最低3年)。税込
  • 東京ガスのガスと使用場所および契約者が同じ人は、ガス料金とまとめて払うと1セットにつき224円引き(おまとめ割)
  • サーバーは4機種(amadanaスタンダード/amadanaグランデ/スリムサーバー4/famfit2)。amadanaグランデサーバーのみレンタル料が月550円
  • 特別な設置工事は不要。定格15A・交流100Vのコンセントを単独で使う
  • 北海道は1セットあたり330円の追加送料。沖縄県全域と離島は取り扱いなし
料金・プラン・契約解除料の詳しい比較は、東京ガスのウォーターサーバーの料金を公式情報で整理した記事にまとめています。

申し込む前のチェックリスト

  • 配送型・給水型・水道直結型のうち、どの型のデメリットならがまんできるか決めたか
  • 配送型なら、月に何セット使うかと、その年額を計算したか
  • 置き場所に、ほかの家電と共有しないコンセントがあるか(水道直結型なら水栓からの距離も)
  • 最低利用期間と、期間内に解約したときの金額を確認したか
  • 数年以内に引っ越しの予定がないか。ある場合、サーバーの移動を誰が行うか確認したか

よくある質問

ウォーターサーバーの一番のデメリットは何ですか?

型によって違います。配送型はお水代が使った量だけかかることとボトルの手間、給水型は水道水を注ぐ手間とフィルター交換、水道直結型は取り付け作業と設置場所の条件が中心です。どの型にも、毎月の電気代と最低利用期間がついてきます。

水道直結型は賃貸でも使えますか?

ウォータースタンドの公式FAQでは、賃貸住宅でも設置でき、壁や水栓・水道管に穴をあける作業はなく、取り外すときは元に戻せると説明しています。ただし、住まいのルールは物件ごとに違うため、取り付け前に管理会社や大家さんに確認しておくと安心です。

浄水型なら電気代はかかりませんか?

機種によります。ウォータースタンドには製品一覧で電気代0円をうたう機種がある一方、冷水・温水が出る給水型「ピュアライフ L」は月462円(冷水18L・温水18L使用時・27円/kWh)です。冷水やお湯を使う機種は、配送型と同じく電気代がかかります。

配送型のお水が余ったらどうなりますか?

東京ガスの場合、公式アプリ「ミズクル」から配送をスキップできます。ただし、最後の出荷月から数えて2か月目・3か月目の月末を過ぎても出荷がないと1,100円ずつ、4か月目の月末を過ぎると強制解約です(2026年10月9日時点)。

お手入れは業者に頼む必要がありますか?

東京ガスのウォーターサーバーは、公式FAQで専門業者による定期的なメンテナンスは不要とされ、日々のお手入れは自分で行います。浄水型は会社や機種によって、フィルターが届いて自分で交換する方式と、スタッフが訪問して交換する方式があります。

まとめ

  • ウォーターサーバーのデメリットは、配送型・給水型・水道直結型で中身が違う
  • 配送型はお水代とボトルの手間。東京ガスは1セット4,290円〜(税込・2026年10月9日時点)で、休み続けると手数料と強制解約がある
  • 給水型は水を注ぐ手間とフィルター交換、水道直結型は取り付け作業と設置場所の条件
  • どの型にも電気代・コンセント・最低利用期間・引っ越しの手間がある
  • 会社を比べる前に、どの型のデメリットならがまんできるかを先に決める

あわせて読みたい

東京ガスのウォーターサーバーの料金・プラン・契約解除料を、公式の数字で整理した記事です。
飲む量や置き場所から、そもそもウォーターサーバーが必要かを考えたい人向けの記事です。
機種ごとの電気代は、公式の目安で比べています。
※ 本記事の料金・条件は、東京ガス「東京ガスのウォーターサーバー」公式ページと「よくあるご質問」、ウォータースタンド公式の「よくある質問」と製品ページに基づきます(いずれも2026年10月9日に確認)。料金・割引・条件は変わることがあります。