白髪のヒゲにレーザー脱毛は効きません|残った白い毛の処理法と、ニードル脱毛の料金・対応院を比べた
医療レーザー脱毛は毛の黒い色素に反応する仕組みなので、白髪には何回照射しても効きません。この記事では、白い毛が残っているときに取れる選択肢と、ニードル脱毛の料金・対応院・進め方を、両社の公式料金と、4年20回通った実体験から書きます。
ヒゲに白い毛が混ざり始めると、追加照射を何回重ねてもその分だけは残ります。問題はクリニックの腑でも回数不足でもなく、レーザーという仕組みそのものにあります。
※ 効果や痛みの感じ方には個人差があります。料金・施術内容・リスクの詳細は、必ず各院の公式サイトと無料カウンセリングでご確認ください。
なぜ白髪には効かないのか
医療レーザー脱毛は、毛の黒い色素(メラニン)にレーザーを吸収させ、その熱で発毛組織を壊す仕組みです。
つまり色素がない白髪には、熱を発生させる対象がありません。出力を上げても、回数を重ねても、ここは変わりません。
| 毛の状態 | レーザーの効き | 打つ手 |
|---|---|---|
| 黒くて太い | ◎ よく効く | レーザー脱毛 |
| 産毛(細くて薄い) | △ 効きにくい | ニードル脱毛 |
| 白髪 | × 反応しない | ニードル脱毛 |
| 硬毛化した毛 | △ 反応しにくい | ニードル脱毛 |
これは各クリニックの公式情報でも同じ扱いです。メンズリゼは公式サイトで、ニードル脱毛の特徴として「白い毛や産毛、硬毛化した毛など、レーザー脱毛では効果を得にくい毛にも対応できる」と明記しています(2026年8月時点・編集部確認)。
まず鑑に近づいて確かめてください
残っている毛が黒いか白いか。この見分けをしないまま追加照射を続けるのが、一番もったいないパターンです。
- 黒い毛がまだある → レーザーの追加照射で減らせる余地あり
- 白い毛ばかりになっている → 何回照射しても変わらない。ニードルに切り替える
ニードル脱毛(針脱毛)とは
毛穴に専用の針を挿し、微弱な電流を流して発毛組織を直接壊す方法です。メラニンに反応させる仕組みではないので、毛の色に左右されません。
| ニードル脱毛 | レーザー脱毛 | |
|---|---|---|
| 白い毛 | 対応できる | 対応できない |
| 狙った毛への確実性 | 1本ずつ確実 | 広範囲を一度に処理 |
| 効果を実感する早さ | 施術直後 | 2〜3週間後に抜け落ちる |
| 費用効率 | 本数が多いとかさむ | 広範囲なら効率がいい |
| 時間効率 | 1本ずつなので遅い | 速い |
つまり、先にレーザーで黒い毛を減らし、残った白い毛をニードルで仕上げるのが合理的です。最初から全部をニードルでやると、時間も金額も現実的ではありません。
料金と対応院を比べる
ヒゲのニードル脱毛を扱っているクリニックは多くありません。主要な2社を並べます。
| メンズリゼ | ゴリラクリニック | |
|---|---|---|
| 料金体系 | 20本10,000円/40本20,000円/追加1本500円 +針代1本4,000円 | 25本まで25,000円/26〜50本44,000円 /51本以降 440円/本(ヒゲ+眉毛セット) |
| 20本の目安 | 14,000円(針代込み) | 25,000円(25本まで) |
| 40本の目安 | 24,000円(針代込み) | 44,000円(26〜50本) |
| 対応院 | 17院 | 2院(新宿本院・銀座ANNEX院) |
| 最小本数 | 20本から | — |
※ 両社公式サイトの公表料金(2026年8月時点・編集部調べ・税込)。ゴリラの料金は「ヒゲ+眉毛セット」の表記なので、対象範囲が同じではありません。金額だけでなく、どこまで含むかをカウンセリングで確認してください。
メンズリゼの料金は「本数単価だけ」で見ると安く見えすぎます。追加1本500円は安いですが、これとは別に針代1本4,000円がかかります。公式が示している例では20本でゴール14,000円、40本で24,000円です。
それでも20本・40本の帯ではメンズリゼのほうが安い計算になります。そして差が大きいのは金額より対応院の数です。
対応院の数が、実は一番効く
ニードル脱毛は1本ずつ処理するので、1回で終わらず何度か通うことになります。だから「自分の生活圏に院があるか」が、料金と同じくらい重要になります。
ゴリラクリニックのニードル脱毛は新宿本院・銀座ANNEX院の2院のみです。ヒゲ脱毛自体は全国の主要都市で受けられますが、ニードルだけは東京の2院に限られます。
メンズリゼは17院です。
| エリア | メンズリゼのニードル対応院 |
|---|---|
| 北海道・東北 | 札幌※・仙台 |
| 関東 | 大宮・柏※・池袋・新宿南口※・新宿東口・渋谷・銀座・立川・町田 |
| 中部・近畿 | 名古屋駅前・京都河原町・大阪梅田・神戸三宮 |
| 中国・九州 | 広島・福岡天神※ |
※ メンズリゼ公式サイトの提供院一覧(2026年8月31日確認・編集部調べ)。※を付けた札幌・柏・新宿南口・福岡天神は、ヒゲ・眉まわりのみの取り扱いです。最新の対応院は必ず公式サイトでご確認ください。
ヒゲ目的なら、※の4院も含めて全部が使えます。※が意味するのは「腕やひざ下は取り扱っていない」ということです。
実際にどのくらいの本数になるのか
ここが見積もりの難しいところです。メンズリゼの公式症例から、目安を引いてみます。
| 部位 | 本数 | 料金(針代込み) |
|---|---|---|
| ヒゲ(鼻下) | 80本 | 44,000円 |
| ヒゲ(あご) | 140本 | 74,000円 |
※ メンズリゼ公式サイトに掲載の症例(2026年8月時点・税込)。副作用として炎症性浮腫・発赤・熱感・圧痛・掻痒感が生じる可能性があり、1〜2週間ほど続くことがあると記載されています。効果には個人差があります。
これは黒い毛も含めて一帯を処理した場合の本数です。レーザーを何回も受けたあとに白い毛だけが残っている状態なら、ここまでの本数にはならないことが多いです。
残りが20本程度なら、14,000円で終わる計算です。コースをもう一周組むよりも安く済む可能性があります。
受ける前に知っておくこと
毛を伸ばしてから行く
レーザー脱毛と逆です。ニードル脱毛は針を挿すために毛が3mm以上伸びている必要があります。メンズリゼの公式には「施術予定日の約2週間前に剃毛し、その後は毛を伸ばした状態でご来院ください」とあります。
人に会う予定がある時期は避けたほうが無難です。
痛い、そして時間がかかる
1本ずつ電流を流すので、通電時に瞬間的な痛みが出ます。麻酔で軽減できますが、レーザーと同じで無痛にはなりません。時間もかかります。
なお笑気麻酔は持病によって受けられないことがあります。私は気胸の既往があったため対象外でした。カウンセリングで先に申告してください。
白髪が増える前のほうが、選択肢が多い
これが一番伝えたいことです。
白髪は後から黒くは戻りません。つまり白い毛が増えるほど、安くて早いレーザーで処理できる範囲が減っていきます。同じ仕上がりを目指すなら、後回しにするほど金額と時間がかかる構造です。
私自身も、将来介護を受けることを見据えてVIO脱毛を受けましたが、そのときも判断の決め手は同じでした。白髪になってからでは選べる手が狭まるということです。
よくある質問
白髪を抜けばいいのでは?
抜いても発毛組織は残るのでまた生えてきます。さらに抜毛は毛嚢炎や埋没毛の原因になります。一時しのぎにはなりますが、根本的な解決にはなりません。
白髪に効くレーザーはないんですか?
メラニンに反応させる方式である限り、原理上白髪には効きません。熱破壊式・蓄熱式といった方式の違いも、この点では関係ありません。白髪に対してはニードルが事実上唯一の選択肢です。
コースの途中で白髪が増えたら?
残回数の使い道をカウンセリングで相談してください。黒い毛が残っている部位に回すのが合理的です。白い毛に対して照射を続けても、回数を消費するだけになります。
エステのニードル脱毛でもいいですか?
医療機関以外では、発毛組織を破壊する行為が医師法により禁止されています。そのためエステの針脱毛は一時的な減毛にとどまります。使用する針も医療機関は絶縁された専用のものを使います。白髪を終わらせたいのであれば、医療ニードルを選んでください。
まとめ
- レーザーはメラニンに反応する仕組みなので、白髪には何回照射しても効かない
- 硬毛化した毛・産毛も同じ。これらはニードル脱毛の領域
- 進め方は「先にレーザーで黒い毛を減らし、残った白い毛をニードル」が合理的
- 料金は20本で メンズリゼ14,000円(針代込み)対 ゴリラ25,000円。ただしゴリラはヒゲ+眉毛セット
- 対応院はメンズリゼ17院対ゴリラ2院。何度も通う施術なのでここが大きい
- ニードルは毛を3mm以上伸ばしてから行く。レーザーと逆なので予定を見て組む
- 白髪が増えるほど安いレーザーで処理できる範囲が減る。早いほど選択肢が多い
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20回受けても終わらなかった理由と、そこから取れる選択肢をまとめています。
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青髭(黒い毛)はレーザーの領域です。白髪とは対策が違います。
提携2社の違いを料金・麻酔代・追加照射で並べています。
お勧めサービス
この記事で触れたクリニックのうち、私が実際に通ったのはゴリラクリニックです。メンズリゼは、ニードル脱毛の料金と対応院数から選択肢として挙げています。
メンズリゼ(ニードル脱毛・ヒゲ脱毛)
メンズリゼは男性専門の医療脱毛クリニックです。ニードル脱毛の対応院が17院と多く、料金は20本10,000円/40本20,000円/追加1本500円(別途針代1本4,000円)です。
残っているのが白い毛だけなら、20本なら針代込み14,000円。コースをもう一周組むよりも安く済む可能性があります。まずは無料カウンセリングで、自分の残り毛が何本くらいなのかを見てもらってください。
※ 2026年8月時点の公表内容(編集部調べ・税込)。対応院・料金・適用条件は必ず公式サイトと無料カウンセリングでご確認ください。
ゴリラクリニック(ヒゲ脱毛・全身脱毛)
医療脱毛のゴリラクリニックは男性専門のクリニックです。私がヒゲ脱毛・全身脱毛・VIO脱毛を実際に受けたクリニックで、4年で20回通いました。
まだ黒い毛が残っている段階なら、まずはレーザーで減らすのが先です。コース修了後の追加照射は、12回・18回コースを修了していれば1回10,800円です。
自分の残り毛がレーザーで減るものなのかどうかは、無料カウンセリングで直接確認できます。