ノーリツ マルチグリルの掃除・お手入れ方法を部位別に完全解説!汚れや焦げもすっきり落とすコツ

この記事を読むと分かること
  • マルチグリルの掃除が従来品より楽な理由と、毎日の基本的なお手入れ方法がわかる
  • 頑固な焦げ・油汚れを落とすための具体的な手順がわかる
  • やってはいけないNG掃除方法と、掃除を楽にするコツがわかる

ノーリツ マルチグリルとは?従来のグリルと何が違うのか

ノーリツのマルチグリルは、従来の「魚を焼くためのグリル」とはまったく概念の異なる多機能グリルです。魚・肉・パン・野菜・スイーツなど、小型オーブンのように幅広い調理に対応するのが最大の特徴です。
構造的な違いも大きく、従来のグリルにあった「受け皿(受けプレート)」がマルチグリルでは廃止されています。プレートパンとキャセロールという専用器具を使う構造に変わったことで、使い勝手だけでなく、掃除のしやすさも大きく向上しています。
搭載されているのはノーリツのビルトインコンロ「プログレ」で、ノーリツ公式は「プログレだけのマルチグリル」と書いています。ノーリツの「コンロ性能早見表」でマルチグリルタイプの欄を見ると、オートメニューが14メニュー、調理モードが12モードと分けて書かれています(ノーリツ公式・2026年9月12日取得)。この2つは別の数え方なので、「14通りの調理モード」とまとめてしまわないでください。従来のグリルとの違いは、この専用容器を前提にしている点にあります。
マルチグリルで何ができるのか、プレートパンとキャセロールをどう使い分けるのかは、ノーリツ プログレのマルチグリルとは?機能・できること・専用備品の違いで整理しています。

マルチグリルの掃除が従来品より楽な理由

「グリルは掃除が面倒」と感じている方にとって、マルチグリルの構造は大きなメリットになります。
受け皿をなくしたシンプル構造
従来のグリルは魚の油や汁がドリップする「受け皿」があり、毎回の掃除が非常に大変でした。マルチグリルは受け皿を廃止し、多機能対応のプレートパンとキャセロールに置き換えられています。これらの器具にはセラミックコーティングが施されており、汚れが落ちやすく設計されています。
排気口落下物ガードで汚れの広がりを防止
マルチグリルの排気口には「落下物ガード」が設けられており、食材のかけらや油汚れの広がりを防いでいます。これは取り外して簡単に洗えるので、庫内に汚れが侵入するリスクを大幅に減らせます。
ゴトクとバーナーリングカバーは外して丸洗いできる
ノーリツ公式は「ゴトクとバーナーリングカバーは、取り外して手軽に丸洗い」と書いています。グリル庫内の部品についても「簡単に取り外しOK」としたうえで、「形状や分解できるパーツは機種により異なります」という注記を付けています(ノーリツ公式・2026年9月12日取得)。手元の機種でどこまで外せるかは、取扱説明書で確かめてください。

毎日のお手入れ方法:使用後すぐがコツ

マルチグリルを長くきれいに保つためには、使用後すぐのお手入れが基本です。やけどを防ぐため、冷めるまで少し待ち、以下の手順でお手入れをしましょう。
プレートパン・キャセロールのお手入れ
使用後30分ほど経ったら取り出し、中性洗剤を使ってスポンジで洗います。セラミックコートは汚れが落ちやすいので、軽くこするだけでもきれいになります。軽い汚れなら、濡らしたふきんでサッと拭くだけで落ちることもあります。
なお、食器洗い乾燥機に入れてよいかは、機種の取扱説明書で確かめてください。ノーリツのよくあるご質問「コンロの部品を食器洗い乾燥機で洗うことはできますか?」には、「各部品の変色や、塗装のはがれなどの原因となりますので、食器洗い乾燥機を使用してのお手入れはしないでください」と書かれています(ノーリツ公式・2026年9月12日取得)。ここでは手洗いを前提に説明します。
グリル庫内のお手入れ
庫内に食材くずや油が残っていないか、簡単に確認しましょう。汚れが見られる場合は、中性洗剤を含ませた布で汚れを拭き取り、その後、水で濡らした布で水拭きします。塩素系など強力な洗剤はコーティングを傷めるおそれがあるため使用しないでください。
排気口落下物ガードのお手入れ
排気口落下物ガードは取り外して中性洗剤で洗いましょう。汚れがたまりやすい部分なので、使用後に軽く拭く習慣をつけると長期的に楽になります。

頑固な焦げ・油汚れの落とし方

「使用後すぐに洗えなかった」「焦げつきが固まってしまった」という場合でも、適切な方法で対応すればきれいに落とせます。
薄めた中性洗剤で「浮かせてから拭く」
ノーリツがグリルまわりのお手入れとして書いているのは、薄めた台所用中性洗剤を含ませた布かスポンジで表面を湿らせ、しばらく置いて汚れを浮かせてから拭き取る、という手順です(ノーリツ公式・2026年9月12日取得)。プレートパンやキャセロールも同じで、40℃前後のぬるま湯に中性洗剤を溶かして30分ほどつけ置きすると、こびりついた焦げがゆるみます。
重曹やセスキ炭酸ソーダはアルカリ性です。この記事の下の「やってはいけないNG掃除方法」で書いているとおり、セラミックコートに酸性・アルカリ性の洗剤を当てるのは避けるべきなので、ここでも使いません。落ちない焦げは、力ではなく時間で落とすと考えてください。
庫内の頑固な油汚れは「置き拭き」で
庫内の頑固な油汚れには、濡らした布に中性洗剤を含ませて汚れ部分に当て、しばらく置いてから拭き取ります。その後、水で濡らした布で水拭きして仕上げます。
セラミックコートには中性洗剤のみ
重要なポイントとして、ノーリツのマルチグリル(セラミックコート)には「中性洗剤+柔らかいスポンジ/布」を基本にしましょう。酸性・アルカリ性洗剤はコーティングを傷めるため避けてください。

マルチグリルの各パーツ別お手入れ方法

各パーツごとに正しいお手入れ方法を理解することが、マルチグリルを長持ちさせる秘訣です。
プレートパン
セラミックコートが施されているため、中性洗剤+柔らかいスポンジで洗うのが基本です。しつこい汚れは、こする回数を増やすより、中性洗剤を溶かしたぬるま湯につけておくほうが確実です。
キャセロール
プレートパンと同様にセラミックコートが施されています。中性洗剤と柔らかいスポンジで洗ってください。深さがある分、内側に汚れが残りやすい場合は、中性洗剤を溶かしたぬるま湯でのつけ置きが有効です。
キャセロールで何を作れるのか、どの調理で汚れが残りやすいのかは、ノーリツ プログレのキャセロールで何ができる?炊飯から煮込みまでにまとめています。
ゴトク
ゴトクは焦げつきやすいパーツです。汚れを放置するとこびりつきやすくなるため、つけ置き洗いで汚れを浮かせた後、中性洗剤で洗いましょう。
バーナーリング
バーナーリングは小さな穴が多く、汚れが詰まると火加減に影響することがあります。筆や細いブラシで穴の中を掃除し、詰まりを取り除きましょう。

やってはいけないNG掃除方法

コーティングが傷むと焦げつきやすくなるため、適切な方法で掃除することが長期使用の鍵となります。
✕ 硬いスポンジ・メラミン・スチールたわしは使わない
硬いスポンジや金属たわしはセラミックコーティングを傷つけるため、使用しないでください。強くこするとコーティングが剥がれ、焦げつきやすくなります。
✕ 硬い刃物でこそげ落とさない
ノーリツが公式の「ガスコンロのお手入れ方法」で指定しているのは、水または台所用中性洗剤と、やわらかいスポンジ・布までです(2026年9月11日取得)。スクレーパーのように硬い刃を当ててこそげ落とす道具は、この指定から外れます。
なお、道具の可否は天板と器具で別の話です。同じノーリツ公式は、ガラストップ(ハーマン製品の親水アクアコート仕様を含む)の取れにくい汚れについては、メラミン樹脂系のスポンジや、丸めたラップにつけたクリームクレンザーを挙げています。ただし「ガラス部以外には使用しない」「クリームクレンザーは常用しない」という注記が付いています。天板で使える道具を、そのままグリルの専用器具に持ち込まないこと。
✕ 酸性・アルカリ性洗剤は使用禁止
研磨剤の入ったクレンザーやアルカリ性の油汚れ用スプレー、お酢・クエン酸などの酸性洗剤はセラミックコートを傷めるため避けましょう。
✕ アルコール消毒液の多用は避ける
少量のアルコールでの拭き取りが必ずしもNGというわけではありませんが、頻繁な使用や、濃度の高いアルコールの使用はコーティングを傷める可能性があります。基本は中性洗剤での洗浄を優先してください。
ここで挙げたNGは、グリル庫内と専用器具についてのものです。コンロの天板は材質によって使ってよい道具が変わるので、天板側のお手入れはラックリーナの耐熱温度を徹底解説もあわせて確認してください。

掃除を楽にする「使い方のコツ」

日常的に実践することで、掃除の負担が大幅に軽くなります。
アルミホイルは、使えるかを先に確かめる
魚や肉を焼く際にプレートパンの上にアルミホイルを敷く方法が紹介されることがありますが、敷いてよいかは機種の取扱説明書で確かめてください。ノーリツは、従来型のグリル受け皿については「市販のグリル石やグリルシート(クッキングシート)などを入れると、たまった魚の油などが加熱されて、火災の原因となる場合がございます」として使用を控えるよう案内しています(ノーリツ公式・2026年9月12日取得)。マルチグリルに受け皿はありませんが、敷いたものの上に油がたまるという仕組みは同じなので、説明書に記載がないなら使わないのが無難です。
アルミホイルを敷く位置や、焦げが出やすい調理そのものは、ノーリツ プログレのキャセロールレシピ完全ガイドで扱っています。
使用直後に拭く習慣をつける
セラミックコートは焦げが固まる前に拭くと落ちやすい性質があります。冷めてから、少し湿らせた布でサッと拭く習慣をつけるだけで、頑固な焦げ付きを防げます。
「グリル調理タイマー」で焼きすぎを防ぐ
プログレの仕様一覧には「グリル調理タイマー」があり、設定した時間で消火されます(ノーリツ公式・2026年9月12日取得)。焼きすぎによる焦げの拡大は、これで防げます。なお、ノーリツがプログレ向けに案内しているスマートフォンアプリは「つなぐレシピ」で、できるのは献立検索・コンロへのレシピ送信・コンロの状態表示・調理履歴の記録です。アプリが消火するわけではありません。

掃除の手間がどこで決まるのか

口コミの多寡ではなく、構造のどこに汚れが溜まるかで決まります。3点に整理します。
1. 洗う対象が「庫内」から「器具」に移っている
従来のグリルは受け皿に落ちた油を庫内ごと洗う必要がありました。マルチグリルは受け皿を廃止し、プレートパンとキャセロールという専用容器に置き換えています。この2つは取り外して流しで洗えるので、庫内に手を入れて拭く作業そのものが減ります。逆に言えば、専用容器を使わない調理ではこの利点は効きません。
2. 残るのは、外せない凹凸のある場所
安全装置のセンサーまわりや排気口のように、取り外せず形が入り組んでいる部分は、吹きこぼれが入ると拭き取りにくくなります。だから手間の差が出るのは、焼く調理ではなく、煮る・蒸す・無水調理のように液体があふれやすい調理です。この種の調理を多く使う予定なら、使用直後に拭く習慣の効き目が大きくなります。
3. 操作の慣れは、掃除とは別の話
ボタンやアプリでモードを選ぶ方式なので、最初のうちは設定のやり直しが起きます。これは掃除の負担ではなく操作系の慣れの問題で、時間が解決します。掃除のしやすさを判断するときに、この2つを混ぜないこと。

コンロ交換時に絶対確認したいこと

マルチグリルの掃除性の良さを最大限に発揮するためにも、コンロ本体を正しく設置することが大前提です。
どの資格が要るかは、工事の中身とガスの種類で変わります。いまと同じ位置のガス栓につなぎ替えるだけなら、法令上とくに資格は要りません。可とう管でつなぐ場合はガス可とう管接続工事監督者、ガス栓の位置を動かす場合は簡易内管施工士、LPガスの住宅では液化石油ガス設備士が関わります。見積もりの段階で、どの工事にあたるのかを確かめてください。
また、「比較サイトのランキング」を当てに業者を選ぶのは注意が必要です。ランキング上位に入るのは広告費を多く支払った業者であることが多く、資格の有無や施工実績とは必ずしも比例しません。
東京ガスの機器交換は、東京ガスが審査・認定した施工会社が工事を担当します。対応エリアは商品ごとに市区町村単位で決まっており、ガスを他社から買っている住所でも対象になることがあります。公式サイトで住所を入れて確かめてください。

まとめ:マルチグリル掃除の核心は「正しい洗い方」

ノーリツ マルチグリルの掃除は、従来のグリルと比べると格段に楽です。セラミックコートのプレートパン・キャセロールは、中性洗剤と柔らかいスポンジで軽く洗えます。
大切なのは「強力な洗剤を使わない」「酸性・アルカリ性洗剤を使わない」など、コーティングを守る掃除方法を徹底することです。頑固な焦げには、中性洗剤を溶かしたぬるま湯でのつけ置きが効果的です。
毎回使用後に軽く拭く習慣をつけるだけで、マルチグリルの高いポテンシャルを引き出せます。

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