ノジマのガスコンロは卓上タイプのみ|ビルトイン交換は取り扱いなし。依頼先4つと費用相場

「近所のノジマでビルトインガスコンロを交換できるか」を調べてこの記事にたどり着いた方も多いと思います。先に結論をお伝えします。
結論|ノジマの実店舗ではガスコンロの取り扱いがありません。ノジマオンラインで購入できるのは卓上のガステーブルやカセットコンロが中心で、ビルトインガスコンロの交換工事は取り扱い対象外です。交換したい場合は別の依頼先を選ぶ必要があります。
この記事では、ノジマで何が買えて何が買えないのかを整理したうえで、ビルトインガスコンロの交換をどこに頼むべきか、費用の目安はいくらかを解説します。

ノジマで買えるもの・買えないもの

ノジマの公式FAQには「店舗では、ガスコンロや石油ストーブなどのガス・石油製品の取り扱いをしておりません」と明記されています。
種類ノジマでの取り扱い
ビルトインガスコンロ本体取り扱いなし
ビルトインガスコンロの交換工事取り扱いなし
卓上ガステーブル(据置型)オンラインで取り扱いあり
カセットコンロオンラインで取り扱いあり
エアコン・冷蔵庫などの家電取り扱いあり(設置工事も対応)
つまり「ガスコンロ」とひとくちに言っても、キッチンに組み込むビルトインタイプはノジマの守備範囲外です。据置型のガステーブルを買い替えたいだけであれば、オンラインで完結できる可能性があります。
なお、ビルトインの交換は、本体の販売と設置工事を誰がやるかで費用も保証も変わります。窓口が分かれるほど、当日まで誰が来るか分からない状態になりがちです。関東圏にお住まいなら、申し込みから工事まで一社で完結する「東京ガスの機器交換」を比較の起点にすると、他の依頼先の見積もりも読みやすくなります。

家電の設置工事はやっているのに、なぜガス機器は扱わないのか

ノジマはデジタル家電を主力とする量販店で、エアコンやテレビ、パソコン、スマートフォンが中心です。設置工事をまったくやらないわけではなく、公式FAQには「エアコンやアンテナはもちろん、テレビの壁掛けからエコキュートまで、さまざまな工事を当社指定エリア内で承っています」と書かれています。ただし工事費の料金表は公開されていません。同じFAQが「店頭で設置場所の状況等をお聞きした上で、工事費をご案内いたします」としており、金額は設置場所の状況を見てから提示される形です(ノジマ公式FAQ「どんな工事を行っていますか?」・2026年9月12日確認)。
このようにノジマは電気工事を伴う設置には対応している一方で、ガス機器は扱っていません。ガス栓の増設や位置替えを伴う工事には簡易内管施工士(ガス事業者などの認定によるもので、国家資格ではありません)といった資格が要るなど、電気工事とはまったく別の体制が必要になるためです。ガスコンロを扱わないのは方針であって、対応品質の問題ではありません。

ビルトインガスコンロの交換はどこに頼むか

依頼先は大きく4つあります。
依頼先費用感機種の選択肢注意点
メーカー定価寄りで高め自社製品のみ他社と比較しにくい
ガス会社中〜やや高め提携メーカー中心選べる機種が限られることがある
他の家電量販店中程度比較的豊富訪問見積もりが必要。工事は提携業者
ネット専門の交換業者抑えやすい豊富業者の見極めが必要
メーカー(リンナイ・ノーリツ・パロマ)は自社製品に精通していて施工品質が安定しますが、他社への乗り換えを検討している場合は比較ができません。
ガス会社は東京ガス・大阪ガスなどの都市ガス各社や地域のプロパンガス会社です。ガス栓まわりの確認も含めて任せられる安心感がありますが、扱う機種は提携メーカーに寄ります。
他の家電量販店では、ヤマダ電機・ケーズデンキ・ジョーシンなどが住宅設備の工事サービスを展開しています。店頭で実機を見られるのが利点ですが、正式な見積もりには営業担当の訪問が必要なことがほとんどで、工事自体は提携業者が担当するケースが多い点は把握しておきましょう。
量販店のなかでも、総額がどこまで表示されているかは社によって差があります。ヤマダ電機の表示価格と、標準工事に含まれない費用はヤマダ電機のビルトインガスコンロはいつ買うべき?工事費込み93,280円からと、「標準工事」に含まれない費用で整理しています。
ネット専門の交換業者は中間コストを抑えた価格設定とスピード対応が特長です。写真を送るだけで見積もりが取れるサービスも多く、対面で断る気まずさがないため相見積もり先に向いています。

費用の目安

ビルトインガスコンロの交換費用は「本体価格+工事費(既存機の撤去処分費を含む)」で決まります。
グレード工事費込みの総額目安代表シリーズ
ベーシック7万〜13万円程度マイトーン、ミッケ
ミドル13万〜20万円程度リッセ、オルシェ
ハイグレード20万〜30万円程度デリシア、プログレ
上の総額は実売の目安です。メーカーが公表している希望小売価格(税込)は、マイトーン216,920円〜・ミッケ201,630円〜、リッセ270,600円〜・オルシェ274,340円〜、デリシア350,900円〜・プログレ375,540円〜です(リンナイ・ノーリツ各社公式・2026年9月時点)。実売は販売店で下がるので、同じ業者に2機種を並べて見積もりを取ると比べやすくなります。
排気口まわりの補修、ガス栓の位置変更、開口サイズの調整などが必要になると追加工事が発生します。見積もりを取るときは「標準工事に何が含まれるか」を先に確認しておくと、あとからのギャップを防げます。
どのグレードにどの機種が入るのかは、メーカーによって呼び名が違います。リンナイの3グレードの位置づけと現行価格はリンナイのビルトインコンロはどれを選ぶか|デリシア・リッセ・マイトーンの違いと現行価格にまとめています。

交換前に確認する3点

  1. 天板の幅(間口サイズ) … 60cmと75cmが主流です。既存の開口サイズに合わせる必要があります(→ ビルトインガスコンロ60cmと75cmの違いを徹底解説!後悔しないサイズ選びのポイント)
  1. ガス種 … 都市ガス用とプロパンガス用は内部仕様が異なり、互換性はありません。ガス料金の明細やガスメーターで確認できます
  1. バーナー数と排気口の位置 … 現在の機種の型番を控えておくと、適合機種を絞り込みやすくなります
型番は天板の手前側や引き出しの内側に貼られていることが多いので、見積もり前に写真を撮っておくとやり取りが早く進みます。

交換を検討するタイミング

メーカーが公表しているのは「設計上の標準使用期間」で、ビルトインこんろは製造から10年です(リンナイ・ノーリツ各社公式・2026年9月時点)。買った日からではなく、製造からの年数で数える点に注意してください。次のような症状が出てきたら交換を考える時期です。
  • 点火しにくい、または点火しないバーナーがある
  • 火力が安定しない、火力調整がきかない
  • 安全装置が誤作動する
  • 天板のコーティングや部材が劣化している
ただし、点火しないからといって必ず寿命とは限りません。煮こぼれや吹きこぼれの直後だけ点かない場合は、乾かせば戻ることがあります(→ ガスコンロに水をこぼして火がつかない|半日〜一晩乾かせば直ります)。
メーカーが補修用性能部品を持つ期間は、買った日ではなく製造打ち切り後から数えます。ビルトインこんろはリンナイが10年、ノーリツが5年です(各社公式・2026年9月時点)。10年以上使っている機器は、修理しても別の箇所が順に壊れていくことが多く、費用面でも交換のほうが得策になりやすいです。

費用を抑えるコツ

必要なグレードを見極めるのが一番効きます。自動調理やアプリ連動を使わないのであれば、ベーシック〜ミドルで十分です。上の費用表のとおり、グレードを1段下げるだけで数万円変わります。
複数の業者から見積もりを取るのが最も確実です。同じ機種・同じ工事内容でも、依頼先によって総額が数万円変わります。
補助金が使えるか確認するのも忘れずに。自治体によっては住宅設備の更新に補助を用意している場合があります。
⚠️ 型落ちの値下がりに飛びつかない
モデルチェンジ直後は旧型が値下がりしますが、住宅設備はテレビやパソコンの型落ちと事情が違います。補修用性能部品の保有期間は製造打ち切り後から数えるため(ビルトインこんろはリンナイ10年・ノーリツ5年)、型落ちは買った時点で修理できる期間が削られています。さらに在庫限りの販売なので、モデルチェンジからかなり経っても在庫がある場合は、中古品や長く倉庫にあった個体の可能性もあります。検討するなら製造年月を必ず確認し、分からないなら新型を選ぶほうが安全です。

よくある質問

ノジマオンラインでガスコンロを買って、工事だけ別に頼めますか?

据置型のガステーブルであれば、購入後にガス会社へホース接続を相談する形が考えられます。ただしビルトインタイプは本体と工事が一体の商品設計になっているため、本体だけ別途購入して工事を頼む進め方は現実的ではありません。

ノジマのポイントを使ってガスコンロを交換したいのですが。

ビルトインガスコンロは取り扱い対象外のため、ポイントを充当することはできません。据置型のガステーブルであればオンラインでの購入に使える場合があります。

他の家電量販店なら交換できますか?

ヤマダ電機・ケーズデンキ・ジョーシンなど、住宅設備の工事サービスを展開している量販店であれば対応しています。ただし工事は提携業者が担当することが多いので、工事後のトラブル対応の窓口を事前に確認しておくと安心です。

賃貸でもビルトインガスコンロを交換できますか?

まず大家さんか管理会社に相談してください。ビルトインコンロは建物の設備として扱われることが多く、入居者の判断だけで交換できないのが一般的です。費用を誰が負担するかは、その機器が「設備」なのか「残置物」なのかで変わります(→ 賃貸のガスコンロ交換費用は誰が払う?設備・残置物の違いと費用負担の決まり方を徹底解説)。

まとめ

  • ノジマの実店舗はガス・石油製品を取り扱っていない(公式FAQに明記)
  • ノジマオンラインで買えるのは卓上ガステーブルやカセットコンロが中心で、ビルトインの交換工事は対象外
  • ノジマはエアコンなど電気工事を伴う設置には対応しているが、ガス機器は体制が別
  • ビルトインの交換はメーカー/ガス会社/他の量販店/ネット専門業者の4択
  • 費用目安は工事費込みで7万〜30万円。グレードで大きく変わる
  • 設計上の標準使用期間は製造から10年。買った日からではない

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※ 「東京ガスの機器交換」には当ブログ運営者も関わっています。