リンナイのビルトインコンロはどれを選ぶか|デリシア・リッセ・マイトーンの違いと現行価格

この記事を読むと分かること
  • リンナイのビルトインコンロの現行ラインアップと、公式の希望小売価格(2026年9月10日取得)
  • デリシア・リッセ・マイトーンで、実際に違うのはどこか
  • 「上位グレードだけの機能」と思われがちで、実は下にも付いているもの

まず、現行は3シリーズではありません

リンナイ公式の「ビルトインガスコンロ」ラインアップ(2026年9月10日取得)には、13のシリーズが並んでいます。デリシア・リッセ・マイトーンは、その中の3つです。
シリーズ希望小売価格(税込)天板幅
GRILLER(グリレ)435,050円75cm
DELICIA(デリシア)350,900円〜75cm・60cm
Lisse(リッセ)270,600円〜75cm・60cm
Udea éf(ユーディア エフ)243,100円〜75cm・60cm
SAFULL+(セイフルプラス)233,200円60cm
MYTONE(マイトーン)216,920円〜75cm・60cm
Domino(ドミノ式コンロ)214,500円〜30cm
Superia(スペリア)186,120円〜75cm・60cm
SAFULL(セイフル)182,600円〜60cm
SENCE(センス)173,800円60cm
Dropin(ドロップイン)110,000円〜60cm・50cm・30cm
メタルトップ92,400円〜60cm
コンパクト91,300円〜45cm
※ リンナイ公式「ビルトインガスコンロ」ラインアップより(2026年9月10日取得・税込)。実売は販売店の値引きで下がります。このほかに公式サイト限定のWEBモデル(ILO/HOWARO/ザ・ベーシック)があります。

デリシア・リッセ・マイトーンの違い

項目デリシアリッセマイトーン
希望小売価格(税込)350,900円〜270,600円〜216,920円〜
アプリ対応●●記載なし
スモークオフ●●記載なし
フレームレス天板●●●
レンジフード連動●●一部商品のみ
付属品ザ・ココットまたはザ・ココットラウンド、ココットプレート、トースト・ピザプレートココットプレートココットプレートを標準搭載
※ リンナイ公式ラインアップページの表記より(2026年9月10日取得)。「記載なし」は同ページに機能の記載が無いという意味で、非搭載と断定するものではありません。搭載の有無は型番の仕様表で確かめてください。
ここが誤解されやすいところです。
  • リッセもアプリに対応しています。「アプリが使えるのはデリシアだけ」ではありません
  • マイトーンにもココットプレートが標準搭載されています。「マイトーンは焼き網」ではありません。ただし公式は「一部商品は、焼き網は付属しておりません」と注記しているので、型番ごとの付属品欄を見てください

どう選ぶか

グリルの煙とニオイを減らしたい

スモークオフ(グリル調理の煙やニオイを低減)が公式ラインアップに明記されているのは、デリシア・リッセ・グリレです。グリルを使ったあとのニオイが気になるなら、ここが分かれ目になります。

色で選びたい

マイトーンは「豊富なカラーで自分好みのキッチンに」と公式が位置づけているシリーズです。色数を優先するならここから見てください。具体的な色名と在庫は型番ごとに変わるので、公式の商品ページで確認してください。
マイトーンは2026年8月にモデルチェンジしています。店頭やネット通販には新旧が混在するので、どちらを見ているのか分からなくなったら リンナイ マイトーンが2026年8月にモデルチェンジ|新旧の違いと、旧型の不満はどこまで解消されたか で新旧の違いを確かめてください。

火力を優先したい

グリレは家庭用最大級5.25kWの強火力と鋳物ごとくを備えた、火力に振ったモデルです(公式表記・2026年9月10日取得)。デリシアより上の価格帯になります。

予算を抑えたい

センス(173,800円・税込)やメタルトップ(92,400円〜)が下の帯にあります。「安い=機能が何も無い」ではありません。フレームレス天板や両面焼グリル、タイマーといった日常の基本機能は入っています。
いま使っているのがセンスで、同じものに買い替えるつもりの人は リンナイ RS31W36T1RBW・RS71W36T2RVW(センス)の後継機は?ラインナップ縮小と今選ぶべき機種 を先に見てください。

シニア世代の使いやすさで選びたい

SAFULL+(セイフルプラス)/SAFULL(セイフル)は、消し忘れ・見えにくさ・聞こえにくさに合わせた安全特化モデルとして公式が用意しているシリーズです。Udea éf(ユーディア エフ)は天面操作パネルでかがまずに使える設計です。

シリーズを決めたあと、型番のどこを見るか

シリーズ名で決まるのは「だいたいの価格帯」までです。幅・レンジフード連動・売られ方は、型番のほうに出ています。ここを知らないまま見積もりを取ると、選べたはずの選択肢に気づかないまま決めることになります。
型番ごとの価格は、シリーズ別に別の記事でまとめています。このページで帯を決めたら、次はそちらで型番を絞ってください。

60cmと75cm、どちらにも替えられます

いま60cmだから60cmしか入らない、ということはありません。東京ガスの解説ページにはこうあります(2026年9月23日取得)。
60cmから75cmへサイズ変更できるビルトインコンロのフェイス部(魚焼きグリル、操作部分)の幅は変わらないので、60cmから75cmへのサイズアップ・75cmから60cmへのサイズダウンのどちらも可能です。
サイズを決めているのは、コンロではなくレンジフードのほうです。同じページに、消防法で「レンジフードの幅は、コンロの幅以上でなければならない」と定められているため、レンジフードが60cm幅なら75cmのコンロは設置できないと書かれています。
先に見るのは、いまのコンロの幅ではなくレンジフードの幅です。75cmにしたい人は、ここで決まります。天板が左右に広がるので、壁や周辺部材との距離は施工店に確認してください。

型番の頭がRHS・RHB・RRB・RHXなら、レンジフード連動が付いています

上の比較表でマイトーンを「一部商品のみ」と書いたのは、同じシリーズ・同じ幅・同じ色でも、型番の頭文字で連動の有無が分かれるからです。リンナイのQ&A(No.2263・2019年12月10日公開/2026年9月23日取得)が判定方法を公開しています。
型式の最初のアルファベットレンジフード連動機能
RHS・RHB・RRB・RHXあり
それ以外なし
見積書に並んだ型番を、この4つと見比べるだけで判定できます。シリーズ名では分かりません。

RBとRSは、性能ではなく「売られ方」の違いです

リンナイの型番には、頭がRBのものとRSのものがあります。2009年8月3日のニュースリリース(2026年9月23日取得)では、同じ「しる受けレス構造」の商品が2つの形で発表されていました。
型番リリースでの位置づけ価格の出し方
RB31AW8FR-VL ほか新築・キッチンリフォーム向けオープン価格
RS31W8FR-BL/R ほか取替え用(RS)タイプ希望小売価格 115,500円(税込)
強火力バーナーの位置も違いました。同リリースでは、新築向けのRBは「強火力バーナーの位置は、左のみ」、取替え用のRSは「左/右選択が可能」と書き分けられています。
いま使っているコンロの型番がRBで始まる人は、新築時にシステムキッチンへ組み込まれた機種ということになります。自分で選んで買ったわけではないので、店頭やネット通販で同じ型番が見つからなくても不思議ではありません。「公式サイトに載っていない=もう無い型番」ではないので、そこで諦めないでください。
なお、その型番の部品がまだ供給されているかは、リンナイの部品サイト「Rinnai Style」で型番を入れると出てきます。供給が終わっている場合は最終製造日つきで表示されます。整備用部品の保有期間は、製造打ち切り後10年です(リンナイ公式)。

交換を頼むときの注意点

機種ではなく、どの業者に頼むかから決めたい人は ガスコンロ交換業者おすすめ3選|料金・口コミで選ぶ失敗しない選び方 に評価軸ごとの比較があります。
ガスコンロの交換は、工事の内容によって求められる資格が変わります。同じ位置のガス栓につなぎ替えるだけなのか、ガス栓そのものを動かすのか。まず「今回の工事で何をするのか」を聞き、そのうえで対応できる体制かを確かめてください。
東京ガスの機器交換の対応エリア内であれば、ビルトインコンロの交換も同じ窓口から依頼できます。対応エリアはガスの供給エリアとは別で、商品ごとに市区町村単位で決まります。公式サイトの商品ページで住所を入れて確かめてください。

まとめ

  • リンナイの現行ビルトインコンロは13シリーズ。デリシア・リッセ・マイトーンはそのうちの3つです
  • 希望小売価格は デリシア350,900円〜/リッセ270,600円〜/マイトーン216,920円〜(税込・2026年9月10日取得)
  • リッセもアプリ対応、マイトーンもココットプレート標準搭載。上位だけの機能と思われがちな2点です
  • 機能はシリーズ名ではなく型番で決まります。最後は仕様表で確かめてください

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※ ガス給湯器・トイレ・ルームエアコンの交換も同じ窓口から依頼できます。

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お住まいの地域のガス会社と、地元のリフォーム店の2社以上から見積もりを取ってください。交換できるくん・キンライサー・ミズテック・チカラもちといったネット業者もありますが、いずれもガス給湯器やエコキュートが主力です。ビルトインコンロだけの交換を受けられるかは、各社に確認してください。