リンナイ マイトーンが2026年8月にモデルチェンジ|新旧の違いと、旧型の不満はどこまで解消されたか

この記事で分かること
  • 2026年8月3日発売の新型マイトーンで具体的に何が変わったのか
  • 831名のアンケートで挙がっていた旧型の不満が、新型でどこまで潰れたか
  • 値下がりした旧型を今買うのか、新型にするのかの判断軸
リンナイのビルトインガスコンロ「MYTONE(マイトーン)」が、2026年8月3日にモデルチェンジしました。
この記事のポイントは、単に新機能を並べることではありません。当ブログでは2025年11月に、過去3年以内にビルトインガスコンロを交換した人1,000名(有効831名)にアンケートを実施しており、旧型マイトーンに対してどんな不満が出ていたかを数字で把握しています。その不満リストと今回の変更点を突き合わせて、「気になっていたところは直ったのか」を検証します。

新型マイトーンの変更点は大きく3つ

変更点内容
デザイン・清掃性トッププレート・フロントパネル・グリルを改良し、フラットな形状に。新開発のトッププレート「プレミアムガラスコート」を採用
調理機能ココットプレートの調理面積が従来比約40%アップ。炊飯モード「早炊き」を追加。トースト・ピザプレート(別売)に対応
安全機能鍋上げ検知機能を追加。調理中に鍋を持ち上げると自動で弱火に調整
以下、リンナイのニュースリリース(2026年7月3日)の内容をもとに順に見ていきます。

変更点①:天板とフロントパネルがフラットになった

今回の目玉は、新開発のトッププレート「プレミアムガラスコート」です。表面の質感を向上させ、ガラスに近い光沢感を実現したとされています。
さらに、天板の端部をベベルエッジ(斜めに面取りした形状)にして、キッチンワークトップとの一体感を高めたとあります。トッププレートだけでなくフロントパネルとグリルもフラット化されています。
後述しますが、ここは旧型で最も賛否が分かれていた部分です。

変更点②:ココットプレートが広くなり、炊飯「早炊き」が付いた

専用調理器具「ココットプレート」の調理面積が従来比約40%アップしました。ココットプレートは「魚を焼くときに庫内が汚れない」ことが最大の利点なので、一度に載せられる量が増えるのは実用面で大きい変化です。
調理機能では炊飯モードの「早炊き」(1合約13分)が追加され、別売のトースト・ピザプレートにも対応しました。
ココットプレート自体の使い勝手と注意点はココットプレートのデメリットをまとめた記事で解説しています。

変更点③:鍋上げ検知機能が追加された

調理中に鍋を持ち上げると、コンロが自動で弱火に火力を調整する機能です。リンナイはこれによって着衣着火ややけどのリスクを軽減できるとしています。
鍋を上げた瞬間に炎がむき出しになる場面が減るので、袖口の広い服で調理する方や、キッチンに立つ機会が多い高齢のご家族がいる家庭にとっては意味のある追加です。旧型のアンケートでも安全性は4.0点と全項目中最高だったので、元々強い部分をさらに伸ばした形になります。

【本題】831名の不満は、新型でどこまで解消されたか

ここがこの記事の本題です。当ブログのアンケートで旧型マイトーンに出ていた不満と、今回の変更点を突き合わせます。
旧型での不満旧型評価新型での対応判定
天板の厚ぼったさ、前面パネルが昔ながらデザイン性 3.0トップ・フロント・グリルをフラット化。ベベルエッジで天板との一体感を向上正面から対応
拭き掃除は楽だが細部が手間清掃性 3.1フラット形状とプレミアムガラスコートでお手入れ性を改善改善見込み
自動調理が少ない(麺ゆでなど)調理性 2.8炊飯「早炊き」追加、ココット面積40%アップ。ただし麺ゆでについては公式発表に記載なし部分的
レンジフード連動がモデルによってない公式発表に記載なし。型番単位での確認が必要未解決
ステンレスごとくが選べない公式発表に記載なし要確認
価格の割に見た目が安っぽいコスパ 2.8質感向上だが、希望小売価格は21万円台から実売価格次第
整理すると、旧型で一番不満が出ていた「見た目と清掃性」に対しては、メーカーが正面から手を入れています。一方で、購入後に一番後悔しやすい「レンジフード連動の有無」は公式発表で触れられていないため、依然として型番単位での確認が必要です。ここを見落とすと新型でも同じ失敗をします。
旧型の評価の詳細はマイトーンの評判・口コミ記事にまとめています。

新型マイトーンの価格・カラー・品番

希望小売価格(税込)は次のとおりです。
サイズ希望小売価格(税込)
幅60cm216,920円〜231,220円
幅75cm222,420円〜236,720円
カラーはシルキーシルバー、フラットブラック、ミストホワイト、ローズトープ、スムースシルバーの5色展開です。品番は75cmがRS72W44C39DBW、60cmがRS32W44C39DBWなど複数型式があります。
なおこれは希望小売価格であり、実売価格はこれより大幅に下がるのが通例です。実際にいくらで交換できるかは、工事費・古いコンロの処分費込みの総額で見積もりを取らないと分かりません。

旧型を今買うのはアリか

モデルチェンジ直後は、旧型の在庫が値下がりしやすいタイミングです。判断軸はシンプルです。
旧型で十分な人
  • 天板の見た目やキッチンとの一体感にこだわらない
  • グリルをほとんど使わない(ココットの面積拡大が効かない)
  • とにかく安く直したい
新型を選ぶ価値がある人
  • キッチンをリフォームしたばかりで、天板の見た目を揃えたい
  • 魚やトーストをグリルでよく焼く
  • 小さな子供や高齢の家族がキッチンに立つ(鍋上げ検知が生きる)
コンロは一度交換すると10年前後使う機器です。数万円の差額を惜しんで毎日見るものに不満を残すのか、機能を使わないのに上位機を買うのか、という判断になります。
上位機種のリッセと迷っている場合はリッセとマイトーンの比較記事もあわせてご覧ください。

購入前に必ず確認したいこと

公式ニュースリリースには書かれていない項目があります。この3点は見積もり段階で業者に確認してください。
  1. レンジフード連動の有無(旧型で最も多かった後悔。型番で違う)
  1. ごとくの素材とカラー(天板カラーとの組み合わせ)
  1. 工事費・古いコンロの処分費を含む総額
とくに3番目は、本体価格だけを見て安いと思ったら総額で逆転した、ということが起きやすい部分です。同じ機種・同じ条件で複数社の総額を並べるのが確実です。

まとめ

リンナイマイトーンは2026年8月3日にモデルチェンジし、天板・フロントパネル・グリルのフラット化、ココットプレートの40%拡大、鍋上げ検知機能の追加が行われました。
旧型ユーザー831名の不満と突き合わせると、「見た目が厚ぼったい」「前面パネルが昔ながら」という一番多かった声には正面から対応されています。一方で、レンジフード連動の有無やごとくの素材は公式発表で触れられておらず、購入前の確認が必要なままです。
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※ 本記事の仕様・価格はリンナイのニュースリリース(2026年7月3日発表)に基づきます。掲載の価格は希望小売価格であり、実売価格とは異なります。仕様は変更されることがあるため、最新情報はリンナイ公式サイトでご確認ください。