【コンロ】リンナイ ココットプレートの後悔ポイント7選を紹介。メリット4選も解説

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この記事では、リンナイのココットプレートについて詳しく解説します。ココットプレートの4つの主要な特長を紹介した後、実際に使用して分かった7つの後悔ポイントを説明します。グリル庫内を汚さない便利さや直火で調理できる利点がある一方で、取り出しにくさや食卓での使いづらさなどのデメリットもあります。また、ココットプレートに対応している商品シリーズについても紹介し、選び方のポイントを解説します。ココットプレートの特徴を十分に理解し、適切な選択ができるよう情報を提供します。

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はじめに

こんにちは、しなちくです。
最近のビルトインガスコンロには、グリル調理器具が付属することがあります。リンナイの「ココットプレート」は、グリルを汚さない非常に便利な調理器具です。
私も愛用していますが、完璧というわけではありません。今回は、ココットプレートの4つのメリットを紹介した後、実際の使用経験と他メーカーの器具との比較から見えてきた7つの後悔ポイントをお伝えします。
それでは、始めましょう!

ココットプレートの特長4選

まずは、ココットプレートの主な特長を簡単に紹介します。

1. グリル庫内が汚れにくい

ココットプレートの蓋にはスリットがありますが、焼き網を使用した場合と比べて、99.9%の汚れを防ぐことができます。例えば、サンマ2尾を調理した場合、焼き網使用時の油の飛び散り量は約14,570mgなのに対し、ココットプレート使用時はわずか1mgです。
グリル庫内は広く凹凸があるため、これが汚れないことがココットプレート最大のメリットといえるでしょう。
ココットプレート最大の魅力は油汚れの防止
ココットプレート最大の魅力は油汚れの防止

2. 直火が届き、熱が伝わりやすい

ココットプレートはバーナーと同じサイズのスリットが開いているため、油の飛び散りを抑えつつ直火で調理できます。
リンナイのグリルには、セラミックバーナーが搭載されています。
このセラミックバーナーは、赤外線の輻射熱で加熱します。
スリットのおかげで、熱が具材に直接伝わるのも大きな利点です。
さらに、ココットプレートは熱伝導性の高いアルミ製なので、具材全体に均一に火が通ります。
油を焼き切りながらも直火が届く構造
油を焼き切りながらも直火が届く構造

3. 大型で具材をたっぷり入れられる

ココットプレートは、ビルトインコンロにぴったりフィットするよう設計されているため、スペースを無駄なく使える大型サイズです。
ワイドタイプなら、サンマが4尾入り、頭から尻尾まではみ出さずに調理できます。
ココットプレートは長さも幅も大きく使いやすい
ココットプレートは長さも幅も大きく使いやすい
純正品でないグリルプレートでは、具材が入りきらないことが多いのです。
純正品でないプレートは幅が小さいので使いづらい
純正品でないプレートは幅が小さいので使いづらい

4. 余分な油を落とす設計

ココットプレートの底面はウェーブ形状になっており、食材から出た余分な油を溝に落とします。これにより、食材はカリッとサクッとした食感に仕上がります—健康的でおいしい調理が可能になるのです。
 
ウェーブ形状で油が落ちる
ウェーブ形状で油が落ちる

ココットプレートの後悔ポイント7選

1. 取り出しにミトンが必要

ココットプレートの最大のデメリットは、専用の取っ手がないことです。加熱後、蓋は非常に高温になるため、ミトンを使って取り出す必要があります。2023年のモデルチェンジで蓋に溝ができ、やや取り出しやすくなりましたが、やけどには十分注意しましょう。一方、パロマの「ラ・クックグラン」には取っ手が付属しており、簡単に取り出せます。
 
リンナイのココットプレートは取出しにミトンが必要
リンナイのココットプレートは取出しにミトンが必要
パロマのラ・クックグランには専用取っ手が付いている
パロマのラ・クックグランには専用取っ手が付いている

2. 食卓での直接使用が難しい

ココットプレートは調理器具として優れていますが、そのまま食卓に出すことは想定されていません。対照的に、パロマのラ・クックグランには、ぴったりと収まる木製プレートが付属しています。これにより、調理後そのまま食卓に並べられるため、より使い勝手が良いでしょう。
パロマのラ・クックグランは食卓に並べられる
パロマのラ・クックグランは食卓に並べられる

3. 食洗機で洗えない

ココットプレート本体はフッ素加工が施されているため、焦げ付きにくくなっています。しかし、このフッ素加工のため、食洗機での洗浄は推奨されていません。とはいえ、私(しなちく)は面倒くさがりなので、つい食洗機で洗ってしまっています。ちなみに、食洗機で洗えないのは他メーカーの類似製品も同様です。
 
取扱説明書でも食洗機を使わないように注意喚起されている
取扱説明書でも食洗機を使わないように注意喚起されている

4. 浅い深さ

ココットプレートの深さはわずか約1cmです。パロマやノーリツの類似製品と比べると、かなり浅いと言えます。このため、液体を多く使う料理や食材量の多い料理では、内容物が溢れ出してしまう可能性があります。
ココットプレートは深さが浅い
ココットプレートは深さが浅い

5. 限られた料理の幅

ココットプレートは主にグリル調理用の器具です。魚焼き、トースト、ノンフライ調理、ピザ、あたため、冷凍食品の調理などに適しています。しかし、浅い深さとスリット付きの蓋のため、グラタン、お好み焼き、ケーキやプリンなどの調理には向いていません。
対照的に、密閉式のラ・クックグランではこれらの料理も可能です。リンナイの場合、最上位機種のデリシアに付属する「ザ・ココット」を使えば、より幅広い料理に対応できます。
魚焼きトーストノンフライピザあたため冷凍品調理グラタンお好み焼きケーキ・プリン
ココットプレート×××
ラ・クックグラン
プレートパン×××

6. 標準タイプは幅が小さい

ココットプレートには、ワイドタイプと標準タイプの2種類があります。搭載されるタイプは商品シリーズによって異なります。
ワイドタイプの横幅は24.3cm、標準タイプは22.8cmで、その差はわずか1.5cmです。
しかし、この小さな差が大きな違いを生みます。ワイドタイプではサンマを4尾載せられるのに対し、標準タイプでは3尾までしか載せられません。
一度により多くの食材を調理したい場合は、ワイドタイプを選ぶことをお勧めします。
ワイドタイプであればサンマがまるまる4尾入る
ワイドタイプであればサンマがまるまる4尾入る

7. 比較的高価

最後に、ココットプレートのメーカー希望小売価格は10,890円と、やや高めです。使用していくうちにフッ素加工が劣化し、使い勝手が悪くなるため、交換が必要になるでしょう。使用頻度や方法によっては、コンロの10年の使用期間中に2回ほど交換することになるかもしれません。
公式ショップだとメーカー希望小売価格10,890円で販売されている
公式ショップだとメーカー希望小売価格10,890円で販売されている

ココットプレート対応商品

ココットプレートに対応している商品をご紹介します。
前述の通り、ココットプレートにはワイドタイプと標準タイプの2種類があります。
ワイドタイプは3口コンロの上位機種にのみ付属しており、デリシア、グリレ、リッセ、ベイズの4機種が該当します。
ベイズはリッセの下位モデルで、あえて選ぶ人は少ないでしょう。
ココットプレートの利点を最大限に活かすなら、リッセ以上のモデルがおすすめです。
標準タイプに対応している3口コンロは、マイトーンとセンスです。ただし、マイトーンには付属モデルと別売モデルがありますので注意が必要です。
2口コンロでは、ユーディア・エフ、セイフルプラス、セイフルが対応しています。セイフルもマイトーンと同様、別売モデルがあるので気をつけましょう。
商品シリーズココットプレート(ワイド)ココットプレート(標準)
デリシア○ (付属)-
グリレ○ (付属)-
リッセ○ (付属)-
ベイズ○ (付属)-
マイトーン-○ (一部オプション)
センス-○ (オプション)
ユーディア・エフ-○ (付属)
セイフルプラス-○ (付属)
セイフル-○ (一部オプション)
メタルトップ--
「なぜ上位と下位でココットプレートの横幅が違うんだろう?」と疑問に思う方も多いでしょう。
その理由はグリル横幅の違いにあります。リッセなどの上位機種は、センスなどの下位機種と比べてグリルサイズが大きく設計されています。
したがって、ココットプレートの違いだけでなく、グリル調理を存分に楽しみたい方は、リッセ以上の商品を選ぶことをおすすめします。
リッセっとセンスではグリルの横幅が異なる。これがココットプレートの幅に関係している
リッセっとセンスではグリルの横幅が異なる。これがココットプレートの幅に関係している

まとめ

本記事では、ココットプレートの7つのデメリットを紹介しました。
ココットプレートには多くのメリットがあります:
グリル庫内を汚さない、直火で美味しく調理できる、大型である、ヘルシーな調理が可能。
しかし、以下のデメリットも知っておくべきでしょう:
  1. 取っ手がなく取り出しにくい
  1. 食卓に直接出せない
  1. 食洗機で洗えない
  1. 深さが浅い
  1. 意外と料理の幅が限られている
  1. 標準タイプは小さめ
  1. 価格が比較的高い
最後に、ココットプレートにはワイドタイプと標準タイプがあることを忘れずに。コンロを選ぶ際は、この点に十分注意しましょう。

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