【コンロ】リンナイ ビルトインガスコンロおすすめ機種3選:デリシア、リッセ、センス
リンナイのビルトインガスコンロの中から、おすすめの3機種を詳しくご紹介します。リンナイは国内シェアNo.1のメーカーで、長年の技術力と信頼性を誇ります。本記事では、フラッグシップモデルの「デリシア」、人気の高級機種「リッセ」、そしてコストパフォーマンスに優れた「センス」について、それぞれの特徴や機能、価格帯を分かりやすく解説していきます。コンロ選びのポイントも交えながら、あなたに最適な機種が見つかるようにお手伝いします。
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はじめに
こんにちは、しなちくです。
メーカーごとのおすすめのビルトインガスコンロを紹介していきます。今回は、リンナイ編です。3口ビルトインガスコンロの中から、おすすめ商品ベスト3を紹介します。
まず、リンナイのビルトインガスコンロの主なラインナップに触れます。次に、リンナイのコンロの特徴について簡単に紹介します。そして、3つのおすすめ機種を解説します。最後に、今回取り上げなかったコンロについても簡単に触れます。
それでは、いってみましょう。
リンナイのコンロの特徴
ここでは、リンナイのコンロの特徴に触れておきます。
シェアNo.1の実績と信頼
1つ目、リンナイはビルトインコンロシェア第1位のメーカーである点です。2013年時点で、リンナイのメーカーシェアは53%と、過半数を占めています。

1980年、日本で初めて、グリル付きのビルトインガスコンロを作ったのがリンナイです。ちなみに、グリルなしのビルトインガスコンロを初めて作ったのは1978年、ノーリツと業務提携することになる、ハーマンでした。

リンナイは、3大メーカーの中でもビルトインコンロの歴史があり、実績が豊富です。
定番機能の先駆者
2つ目、リンナイ製品の機能はどれも洗練されている点です。リンナイは昔から「技術のリンナイ」と呼ばれてきました。
リンナイの創業者は、「林 兼吉」と「内藤 秀次郎」の2人です。頭文字を取って、「リンナイ」と名付けられたのは有名な話ですね。この2人、林氏は営業を、内藤氏は商品開発と製造を担当しました。

この2人体制は、ソニーの創業者である、「盛田 昭夫」と「井深 大」の関係によく似ています。ソニーの黎明期において、盛田氏が営業を、井深氏は技術を担当しました。

内藤秀次郎の三男である「内藤 明人」氏も、またリンナイの技術を担当しました。彼は、戦後に、ドイツのシュバンク社から特許の使用権を得て、シュバンクバーナーを利用したガス機器を世に出しました。

シュバンクバーナーは表面燃焼と呼ばれる燃焼方式で、安定的に赤外線加熱を実現しました。このシュバンクバーナーは、現在のガスコンロのグリルにも採用され続けています。


また、火加減を自動で調節するコンロオートメニューを提案したのも、リンナイが初です。このように、現在では、各社が当たり前に搭載している機能も、リンナイが開発してきたものが多いです。

ちなみに、リンナイと対比されるのがパロマで、「営業のパロマ」と呼ばれてきた歴史があります。パロマについては別の機会で紹介します。
リンナイのラインナップ
リンナイの主な3口コンロのラインナップを見ていきます。
リンナイは、メーカーの中でも商品バリエーションに富んでいます。
3口コンロとしては、計7つのモデルが存在します。
フラッグシップモデルである「デリシア」、2024年12月にモデルチェンジした「グリレ」、ハイグレードで人気がある「リッセ」、スタイリッシュで機能を抑えた「ベイズ」、ミドルグレードでカラーバリエーションが豊富な「マイトーン」、シンプルな機能に絞った「センス」、そして「メタルトップ」です。

リンナイ コンロ おすすめ3選
リンナイのコンロは分かりやすいラインナップです。基本的には、上位モデルから徐々に機能がそぎ落とされていきます。
今回は、リンナイのコンロの中から、リンナイのおすすめコンロ3選として、デリシア、リッセ、センスを取り上げます。それぞれについて、主な機能とお勧めする理由を紹介します。
上位グレードから紹介していきますので、「欲しい」と思ったらそのコンロがお勧めです。逆に、「これは要らない」と思ったら、次のコンロに注目してみてください。
No.1 デリシア

1つ目は、デリシアです。デリシアは、リンナイのビルトインガスコンロにおけるフラッグシップモデルです。メーカー希望小売価格で約40万円以上する高級品です。
同じグレードの他メーカーの商品として、ノーリツのプログレ、パロマのクレアがあります。リフォーム産業新聞が調査している、プロが選ぶガスコンロにおいても、デリシアは圧倒的な人気があります。プレミアムグレードの比較で、過半数のプロがデリシアを推薦しています。


天板は光沢のあるガラストップ天板、ごとくはステンレスとホーローから選べます。電源は、3V乾電池タイプと100V電源タイプがあります。100V電源タイプは、天板に液晶があり、視認性が良く、直感的な操作が可能です。



付属品として、ザ・ココット、ココットプレート、トースト・ピザプレートが付いてきます。ココットプレートはワイドタイプで、サンマが4尾入り、庫内が汚れにくいため、お手入れの手間が省けます。



ザ・ココットは、コンロ上でもグリル内でも使用可能な万能鍋です。オーブン調理、パン作り、炊飯、解凍調理、リベイク調理、無水調理、80℃低温調理、蒸し・煮物調理など、本当に万能鍋として活躍します。

また、専用のプラスアールレシピアプリによるアプリ調理も、完全に使いこなすことができます。アプリ調理によって、ボタン一つで調理ができるため、時短が捗ります。

お手入れ機能も優れており、天板が焦げ付きにくくなる「イージークリーン」機能や、グリル内で発生する煙や臭いを焼き切って室内に臭いが付くのを防ぐ「スモークオフ」機能も付いています。また、コンロを着火すると自動的にレンジフードの電源が入る、レンジフード連動機能ももちろん付いています。


このように、デリシアは一通りの先進機能を備えています。充実の機能で非常にお勧めできる一品です。
デリシアを検討する際にネックとなるのは価格だと思います。定価で約40万円もするデリシアは、割引・工事費込みで25万円から30万円ほどするかと思います。安価なビルトインコンロであれば、10万円以内で購入できますので、10万円以上高い買い物になります。
毎日、料理で使うコンロだし、20万円台で購入できるなら迷わず買い、と思える人にはお勧めです。ひと月に20日間コンロを使う人であれば、耐用年数である10年間で約2,500回コンロを使用します。
デリシアが25万円で購入できたとして、後から紹介するセンスは10万円で購入できるとします。デリシアの方が、1日あたり約60円多くかかるイメージです。差額である60円分の価値を感じられるなら、買いの商品だと思います。
デリシアの工事費を含めた価格比較した記事もぜひご覧くださいね!
No.2 リッセ

2つ目は、リッセです。リッセは、リンナイのビルトインガスコンロにおけるハイグレードコンロです。メーカー希望小売価格で約26万円の商品です。
同じグレードの他メーカーの商品として、ノーリツのオルシェ、パロマのフェイシスがあります。リフォーム産業新聞が調査している、プロが選ぶガスコンロにおいて、リッセも圧倒的な人気があります。ハイグレードの比較で、過半数のプロがリッセを推薦しています。


デリシアからの差分を中心に、リッセの性能を見てみましょう。天板はガラストップ天板とデリシアと同じですが、ごとくはホーローのみのラインナップです。電源は、3V乾電池タイプのみです。

付属品は、ココットプレート、トースト・ピザプレートの2つが付いています。デリシアで付属してきた「ザ・ココット」は付属しておらず、オプションで購入しても使うことができません。

ココットプレートはデリシアと同じワイドタイプで、サンマが4尾入り、庫内が汚れにくいため、お手入れの手間が省けます。


また、専用のプラスアールレシピアプリによるアプリ調理にも対応しています。しかしながら、「ザ・ココット」に対応していないため、調理できないメニューが度々発生してしまいます。とはいえ、グリル調理は大体できますので、アプリ調理によって、ボタン一つで調理ができるため、時短が捗ると思います。

お手入れ機能は、デリシアと同等に優れており、天板が焦げ付きにくくなる「イージークリーン」機能や、グリル内で発生する煙や臭いを焼き切って室内に臭いが付くのを防ぐ「スモークオフ」機能も付いています。また、コンロを着火すると自動的にレンジフードの電源が入る、レンジフード連動機能ももちろん付いています。


このように、リッセとデリシアの一番の違いは「ザ・ココット」の対応可否にあります。それ以外にも、細かい点で言うと、デザイン面でも、デリシアはシャープで洗練されていますが、リッセのデザインは丸みを帯びていて、かわいらしいものになっています。

定価で約26万円のリッセは、デリシアに比べて手を出しやすい価格です。割引・工事費込みで約15万円で購入できると思います。リッセは、デリシアとの価格差は5万円以上ありますから、予算を重視したい人にはお勧めのコンロです。
リッセの工事費を含めた価格比較した記事もぜひご覧くださいね!
No.3 センス

3つ目は、センスです。センスは、リンナイのビルトインガスコンロにおけるミドルグレードコンロです。メーカー希望小売価格で約18万円の商品です。
同じグレードの他メーカーの商品として、ノーリツのファミ、パロマのリプラがあります。センスについては特集動画もありますので、興味がある人は是非ご覧ください。

センスは、機能をできる限り絞ったシンプルなコンロです。天板は、ガラストップ天板も選べますが、基本はパールクリスタルトップです。パールクリスタルトップは、ホーロー鋼板に、色を付けたカラーホーローを載せ、さらにクリアガラスコートが施されている天板です。
ごとくはホーローのみのラインナップです。電源は、3V乾電池タイプのみです。付属品は焼き網しかついてきません。グリルは、デリシアやリッセに比べて、幅が小さく、別売りのココットプレートのサイズも小さいです。また、専用のプラスアールレシピアプリによるアプリ調理にも対応していません。

ハイグレード以上のコンロについてくるお手入れ機能である、天板が焦げ付きにくくなる「イージークリーン」機能や、グリル内で発生する煙や臭いを焼き切って室内に臭いが付くのを防ぐ「スモークオフ」機能も付いていません。レンジフード連動機能も付いていません。
このように、デリシアやリッセと比較すると、付いていない機能が多く存在するコンロです。ですが、新築時に装備されているコンロは安いグレードの場合が多いため、センスを選んでも天板のお手入れのしやすさなど、不便は感じにくい人も多いでしょう。
センスを選ぶ最大の理由はお手頃な価格帯にあると思います。販売店を選べば、割引・工事費込みで約10万円で購入できると思います。予算を重視して、できるだけシンプルなコンロを手に入れたい人におすすめのコンロですね。
センスの工事費を含めた価格比較した記事もぜひご覧くださいね!
おすすめしなかった商品たち
最後に、今回取り上げなかったコンロたちについて一言ずつ触れたいと思います。
グリレ

グリレは、デリシアととてもよく似たプレミアムグレードのコンロです。
最大火力が通常のコンロの1.25倍出すことができることが最大の特長です。
また、中華料理などでの鍋振りにも適した重量感のあるごとく、アルミ製の天板も特徴的です。
価格はデリシアよりも高いです。
コアなファンが存在するグリレですが、多くの人にとってはデリシアの方がマッチする商品です。
ベイズ

ベイズは、2024年に正式にラインナップされたハイグレードのコンロです。
同じハイグレードコンロのリッセから、いくつかの機能が削られています。アプリ調理、お手入れ機能である「イージークリーン」や「スモークオフ」、音声ガイドなどです。
定価はリッセよりも安いのですが、ニッチな商品のため、割引率が大きくないことが多いです。そのため、結果として、機能が豊富なリッセと価格が変わらないことが多いため、選択肢になりづらいです。
マイトーン

マイトーンは、ミドルグレードのコンロです。センスよりも1つ上位に位置するコンロです。
マイトーン最大の特長は、天板のカラーバリエーションの豊富さで、全6種類から選ぶことができます。そして、センスに搭載されていないココットプレートが標準で付いてきます。

ただし、マイトーンと同グレードに位置する、パロマのブリリオの方が機能に優れています。さらに、ブリリオの方が低価格で販売されていることが多いため、機能で選ぶ場合には選択肢になりづらい商品です。
メタルトップ

メタルトップは、スタンダードコンロです。賃貸住宅や建売住宅でよく採用されているコンロです。
多機能が特長であるビルトインコンロでありながら、ほとんどの機能を有していません。調理性とお手入れ性のどちらを考えても、持ち家にお住まいの人にとって選択肢になりづらい商品です。
まとめ
本記事では、リンナイのビルトインガスコンロの中から、3つのおすすめ機種をご紹介しました。リンナイは国内トップシェアを誇るメーカーで、高い信頼性と洗練された機能性を備えていることをお伝えしました。
フラッグシップモデルの「デリシア」は、充実した機能を搭載し、調理好きな方や時短を重視される方に最適な選択肢でした。「リッセ」は、デリシアの主要機能を継承しながら、より手の届きやすい価格帯を実現したハイグレードモデルとしてご紹介しました。そして「センス」は、必要最小限の機能に絞ることで、よりお求めやすい価格を実現したミドルグレードモデルとしてお伝えしました。
各機種の特徴や価格帯を詳しくご説明してきましたが、実際の購入をご検討の際は、下記でご紹介している信頼できるサービスもぜひご活用ください。お客様に最適な機種選びのお手伝いをさせていただきます。
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