山王病院アイセンターのICLは実際どう?清水公也医師の指名・費用・待ち時間を調べました

この記事を読むと分かること
  • 山王病院アイセンターのICL手術の特徴と、清水公也医師の実績
  • 費用が他院より高い理由と、その差額に見合うかの判断軸
  • 実際の口コミから見えるメリットと、気になる点
山王病院アイセンターのICLは、乱視なし両眼で770,000円(税込)です(2026年8月31日・公式サイトで確認)。先進会眼科の427,000円〜と比べると1.8倍で、他院よりはっきり高い設定です。
それでも選ばれるのは、ホールICL(穴あきICL)の普及に関わり、ICLシニアエキスパートインストラクターの資格を持つ清水公也医師を指名できるからです。この記事では、その差額に見合うかを費用と体制の両面から整理します。
この記事では、山王病院アイセンターのICL手術の実態を公開情報と口コミから整理します。あわせて、筆者が2020年に先進会眼科を選んだ理由もお伝えします。

山王病院アイセンターとは

山王病院アイセンターは、東京都港区赤坂にある山王病院内に2016年に設置された眼科部門です。ホテルのようなエントランスやグランドピアノのある院内など、一般的な病院とは異なる環境が特徴です。
主な特徴
  • ICLシニアエキスパートインストラクター資格を持つ清水公也医師が在籍
  • 2016年の開設以来、累計手術件数9,633件以上
  • ホテルのような院内環境と丁寧なサービス

清水公也医師の実績が最大の強み

山王病院アイセンターのセンター長・清水公也医師は、ICLの権威として知られる人物です。現在主流となっている「穴あきタイプ(Hole ICL)」の普及に関わった医師で、その専門性は国内外で評価されています。
山王病院の公式サイトによると、清水医師は1997年にICLの国内初執刀を行い、以来28年以上の実績を重ねています(2026年9月6日確認)。
「国内で最初に執刀した医師」という事実が、指名の動機になっています。
ICLシニアエキスパートインストラクターは国内でも保有者が極めて少ない上位資格です。「この医師に執刀してほしい」という指名の動機で選ばれるのが、山王病院の最大の特徴です。

山王病院ICLの費用

項目費用(税込)
乱視なし・両眼770,000円
乱視あり・両眼803,000円
術前検査時の予約料50,000円(手術代金に充当)
※ 2026年8月31日に公式サイトで確認した金額です。料金は改定されることがあるので、最新額は必ず公式サイトでご確認ください。
他院と比べると、山王病院の費用は明確に高い設定です。先進会眼科のホールICL(-3D未満)が両眼427,000円(税込)からであるのに対し、山王病院は77万〜80万円という水準になります。
この差は「清水医師の専門性」「院内環境とサービス」に対するプレミアムと考えるのが自然です。技術料というより、指名料と環境料が乗っていると理解しておくと判断しやすくなります。

受診から術後検診までの流れ

費用だけでなく、どう進むのかも先に見ておくと判断しやすくなります。山王病院の公式サイトの記載を整理します(2026年9月6日確認)。

1. 初診(電話予約)

初診の予約は電話で取ります。ネット完結のクリニックとはここが違います。
初診時に検査と診察を行い、適応するかどうかを確認したうえで、治療法とこの先のスケジュールの説明があります。
初診時の検査は健康保険で受けられます。マイナンバーカード(マイナ保険証)または資格確認書を持参します。
あわせて予約料として50,000円(税込)を支払います。これは手術代金に充当されます。

2. レンズの発注

ここが見落とされやすい点です。
山王病院は「レンズの種類によってはオーダーメードとなり、納期が2か月程度かかる場合があります」と説明しています。
「来月には見えるようになる」と思っていると、予定が大きくずれます。
結婚式や進学、転勤などで期日がある方は、逆算して初診の時期を決めてください。

3. 手術当日

手術は両眼で約20分です。
終了後は個室で昼食をとって2時間程度休み、最後に診察を受けて帰宅します。
手術自体は短いですが、拘束時間は半日見ておいてください。個室で休めるのは総合病院ならではの道具立てです。

4. 術後検診

手術翌日の午前中に必ず診察を受けます。その後は1週間後、1ヵ月後、3ヵ月後、1年後に受診します。
通院先は東京・赤坂の1ヵ所だけです。遠方の方は、翌日の受診とその後4回の通院を含めて検討してください。
交通費と時間を加えると、費用の差は表示価格以上に広がることがあります。

山王病院ICLを選ぶ判断材料

口コミを並べる代わりに、公式サイトと初診で確かめられることを良し悪しで並べます。
良い点
  • 執刀医を指名できる。清水公也医師はICLシニアエキスパートインストラクターで、1997年に国内で初めてICLを執刀しています(山王病院公式・2026年9月6日確認)
  • 総合病院の設備。手術後は個室で昼食をとり、2時間ほど休んでから帰宅します
  • 通院先が1か所にまとまっている。術後は翌日・1週間後・1ヵ月後・3ヵ月後・1年後の5回です
気になる点
  • 乱視なし両眼770,000円(税込)。先進会眼科の427,000円〜と比べて1.8倍です
  • 初診の予約は電話。ネットで完結しません
  • レンズがオーダーメードになると、納期が2か月程度かかることがあります
  • 拠点は東京・赤坂の1か所だけ。遠方だと、通院5回分の交通費と時間が上乗せされます
判断が分かれるのは手術の質ではなく、この価格差に見合うかどうかの一点です。

山王病院と大手クリニックの比較

項目山王病院先進会眼科品川近視クリニック
乱視なし・両眼770,000円427,000円〜407,000円〜(-4D未満)
ICL手術実績9,600件以上35,000症例以上(ICL・レーシック計)全国展開で多数
強み執刀医の指名と院内環境医療従事者の利用率が高い全国に拠点があり通いやすい
拠点東京・赤坂のみ東京・大阪・名古屋・神戸・福岡(5都市7院)全国
※ 料金は改定されるため、比較する際は必ず各院の公式サイトで最新額をご確認ください。度数や乱視の有無で加算があります。
山王病院が向いている人は、清水医師に執刀してもらうこと自体に価値を感じる方、費用より環境とサービスを優先する方です。
大手が向いている人は、実績数と保証、通いやすさ、費用のバランスで選びたい方です。

筆者が山王病院ではなく先進会眼科を選んだ理由

私は2020年に先進会眼科でICL手術を受けました。山王病院アイセンターも検討はしましたが、最終的に先進会眼科を選んだ理由は医療従事者の利用率が高いという点でした。
山王病院の清水医師の技術力を疑ったわけではありません。ただ、個人の医師の技術に依存する体制より、組織として基準が担保されている体制のほうが、自分には安心できたというだけのことです。先進会眼科にはICL認定医の最上位資格であるエキスパートインストラクターが在籍しており、複数の医師で品質を保つ体制が取られています。
術前視力0.07(-5D)から術後1.0に回復し、2026年現在も何の不自由もなく生活できています。
先進会眼科の評判・料金・デメリットの詳細は実際に受けた筆者による全解説記事にまとめています。
先進会眼科を検討されている方へ。筆者経由のお友達紹介を利用すると手術代が2万円割引になります(2026年5月に3万円から改定)。順番は「先に無料診察を予約 → 診察日までに紹介を申し込む」で間に合います。紹介の際に個人情報(氏名等)をお伝えいただく必要があるため、信頼いただける方のみご活用ください。
適応検査は無料で、受けたからといって手術を決める必要はありません。先に下のリンクから無料診察を予約し、診察日までにお友達紹介を申し込めば2万円割引が間に合います。
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費用で迷っているなら、まず総額を把握する

ICLは決して安い手術ではありません。ただし、コンタクトレンズを使い続ける費用と比べると見え方が変わります。たとえば、1日使い捨てのコンタクトレンズに定期検査を含めて月に8,000円かかっているなら、10年で約96万円です(編集部の試算。使う本数と高度で変わります)。自分の領収書で実額を一度足してみてください。
また、ICL手術費用は確定申告で医療費控除の対象になります。ただし医療費控除は所得控除なので、戻ってくる額は「控除額×自分の所得税率」で決まります。率は一律ではなく、課税所得の帯で変わります。
費用の内訳と安くする方法はICLの値段を解説した記事で詳しく整理しています。

まとめ:山王病院を選ぶ理由は「価格以外」にある

山王病院アイセンターは、清水公也医師という指名の動機と、病院とは思えない環境が魅力です。一方で費用は、先進会眼科の427,000円〜に対して770,000円(1.8倍)です。
「清水医師に執刀してほしい」という明確な理由があるなら、その差額は納得できるものです。逆にそこにこだわりがないのであれば、実績数・保証・通いやすさで選んだほうが満足度は高くなります。
どちらを選ぶにしても、適応検査は無料で受けられ、その場で手術を決める必要はありません。まず自分の目がICLに適応するかを確認するところから始めてください。
※ 本記事は情報提供を目的としたもので、特定の医療機関や施術を推奨するものではありません。効果や経過には個人差があります。ICLは外科手術であり、ハロー・グレア、感染症、追加処置が必要になる可能性などのリスクがあります。料金・適応・リスクは必ず各医療機関の公式サイトおよび適応検査で医師にご確認ください。