三菱UFJ銀行に不動産投資ローン・アパートローンはありません|個人向け8商品の資金使途と、代わりに当たる窓口

この記事を読むと分かること
  • 三菱UFJ銀行の個人向けローンは2026年9月20日時点で8商品あり、不動産投資ローンもアパートローンも含まれていないこと
  • 住宅ローン関連の3商品は資金使途が居住用に限定され、うち2商品は賃貸目的を除外する一文が公式サイトに書かれていること
  • 家族が住む住宅ならセカンド住宅ローンが使えるが、事務手数料が借入金額の2.2%という定率で、定額110,000円のアパートローンとは費用の出方が違うこと

三菱UFJ銀行に不動産投資ローンやアパートローンはありますか

三菱UFJ銀行の個人向けローンは2026年9月20日時点で8商品あり、その中に不動産投資ローンもアパートローンもありません。公式サイトの「お金をかりる」に並んでいるのは、カードローン2本・住宅ローン関連3本・目的別ローン3本です。
区分商品名公式が書いている使いみち
カードローン三菱UFJ銀行カードローン「バンクイック」使い道自由、急な出費に対応
カードローンカードローン「マイカード プラス」口座の残高不足を自動的にお立て替え
住宅ローン関連住宅ローンご自宅の購入・建築、お借り換えに
住宅ローン関連セカンド住宅ローンセカンドハウス・別荘やご家族の住宅に
住宅ローン関連リバース・モーゲージ型 住宅関連ローン60歳以上のお客さまに
目的別ローンネットDEマイカーローン見積書の諸費用やオプション費用にも
目的別ローンネットDEリフォームローンご自宅のリフォームに
目的別ローンネットDE教育ローンお子さまの教育費に
※ 出典は三菱UFJ銀行 公式サイト「お金をかりる」(2026年9月20日取得)。表の使いみちは同ページの各商品の説明文をそのまま写しています。
一覧ページ1枚で判断すると取りこぼすことがあるため、同じ日にサイトマップも取得して照合しました。サイトマップに載っているリンク393件のうち、アパート・賃貸・不動産担保・投資用といった語を含む個人向けローンは1件もありません。ローン関連で出てくるのは、上の8商品と、法人向けの中小企業向け融資・シンジケートローン・不動産ファイナンスです。
※ 出典は三菱UFJ銀行 公式サイト「サイトマップ」(2026年9月20日取得・リンク393件を機械で抽出)。

「専用商品が無い」と「借りられない」は同じ意味ではありません

公式に商品が並んでいないことは、その銀行がその資金を一切扱わないことを意味しません。ただし、商品として公表されていない以上、金利・期間・手数料といった条件は事前に確かめようがありません。他行のアパートローンのように商品説明書を読んでから相談に行く、という進め方ができない点が実務上の違いです。

住宅ローンやセカンド住宅ローンを賃貸用の物件に使えますか

使えません。住宅ローン関連の3商品はいずれも資金使途が居住用に限定されており、うち2商品は賃貸目的を除外する一文が公式サイトに書かれています。
賃貸を目的とする物件にはご利用できません
これはセカンド住宅ローンのページにある一文です。リバース・モーゲージ型 住宅関連ローンのページにも、ほぼ同じ形で次の一文があります。
生活資金や、賃貸を目的とする物件にはご利用できません
住宅ローンには賃貸を名指しで除外する一文がありませんが、商品説明書の資金使途が「ご自身がお住まいになる住宅の建築・購入・増改築資金」と書かれているため、他人に貸す物件は最初から対象外です。
商品公式が書いている資金使途賃貸用に使えるか
住宅ローンご自身がお住まいになる住宅の建築・購入・増改築資金ほか対象外(資金使途が居住用に限定)
セカンド住宅ローンご自身が使うセカンドハウス・別荘、ご家族がお住まいになる住宅の建築・購入・増改築資金ほか対象外(賃貸目的を除外する一文あり)
リバース・モーゲージ型 住宅関連ローンご自宅の建設・購入資金、住宅のリフォーム資金、サービス付き高齢者向け住宅の入居一時金対象外(賃貸目的を除外する一文あり)
※ 出典は三菱UFJ銀行 公式サイトの各商品ページおよび「住宅ローン」商品説明書(表示は2026年6月17日現在・2026年9月20日取得)。

資金使途を守らないとどうなるかは、契約書で決まります

住宅ローンで買った家を賃貸に回す行為は、資金使途違反にあたります。どのような取り扱いになるかは金銭消費貸借契約の条項で決まるため、一般論として「必ず一括返済になる」と書くことはできません。ただし、上の3商品はいずれも公式サイトの時点で使いみちが居住用に限定されていることは確認できます。転勤などで一時的に貸す場合の取り扱いは商品ページに記載がないため、契約中の銀行に直接確認してください。

セカンド住宅ローンの条件はどうなっていますか

セカンド住宅ローンは、自分が使う別荘か、家族が住む住宅にだけ使えるローンです。家族が住む住宅であれば使えるため、賃貸ではないが自宅でもない物件を買うときの選択肢になります。
項目公表されている内容(2026年6月17日現在)
ご利用いただける方借入時に18歳以上70歳の誕生日まで、完済時に80歳の誕生日まで。団体信用生命保険に加入が認められる方。日本国籍の方、または永住許可を受けている外国籍の方
資金使途自身が使うセカンドハウス・別荘の建築・購入・増改築資金、家族が住む住宅の建築・購入・増改築資金、これらに伴う諸費用
借入金額500万円以上1億円以内(10万円単位)
借入期間2年以上40年以内(1年単位)。中古物件の場合等は一部制限あり
金利タイプ変動金利と固定金利の2つ。固定金利の適用期間は1年・2年・3年・5年・7年・10年・15年・20年から選択
変動金利の基準短期プライムレート連動長期貸出金利を基準に毎月見直し
金利の上乗せセカンドハウス・別荘は住宅ローンのコース別金利に0.8%上乗せ。家族が居住する住宅はコース別金利と同じ
借入時手数料事務手数料は借入金額の2.2%(税込)。保証料は不要
団体信用生命保険加入が必要。保険料は銀行が負担
申込方法ネットでの申し込みは不可。ローン窓口設置店での取り扱い
※ 出典は三菱UFJ銀行「セカンド住宅ローン商品説明書」1ページから2ページ(表示は2026年6月17日現在・2026年9月20日取得)。数値はPDFを画像として開いて読み取っています。

手数料は定率なので、借入額が大きいほど金額が増えます

事務手数料が借入金額の2.2%という定率である点は、金額で効いてきます。3,000万円を借りれば66万円、5,000万円なら110万円です。定額の事務手数料を採る商品と比べるときは、率と額のどちらで決まるかを先に確かめてください。
借入後の手数料も公表されています。金利タイプの変更はインターネットなら無料で窓口は11,000円、一部繰上返済はインターネットなら無料で窓口は16,500円、期限前完済はインターネット16,500円・窓口33,000円です(いずれも消費税込・2026年6月17日現在)。

賃貸用の不動産を買う融資は、三菱UFJ銀行のどこが窓口になりますか

賃貸用不動産を扱う商品は法人のお客さま向けの「不動産ファイナンス」ですが、想定されているのは特別目的会社や不動産投資法人であり、個人が区分マンションを1戸買う話とは規模が違います。公式サイトの説明は次のとおりです。
不動産(事業用不動産・賃貸用不動産等)の生み出すキャッシュフローを主たる返済原資としてノンリコースファイナンスなどの不動産ファイナンス手法により、不動産の流動化・取得・開発における資金調達や投資法人の資金調達をご支援いたします。
ページに並んでいるのは、特別目的会社向けローンと上場不動産投資信託向けローンの2つです。いずれも「本商品の取り組みには当行所定の審査が必要です。くわしくはお取引店までお問い合わせください」とされており、条件は公表されていません。
法人であれば中小企業向け融資という窓口もありますが、オンライン融資サービスの対象は「日本の法律に基づいて設立された株式会社、合名会社、合資会社、合同会社、有限会社」に限られると明記されています。個人事業主として賃貸業を営んでいる場合、この窓口も使えません。
※ 出典は三菱UFJ銀行 公式サイト「不動産ファイナンス」および「お借り入れ」(いずれも2026年9月20日取得)。

三菱UFJ信託銀行にもアパートローンはありません

三菱UFJ信託銀行の個人向けローンのページにあるのは住宅ローンだけです。しかもその住宅ローンは、同社が銀行代理業として三菱UFJ銀行の商品を媒介するもので、契約相手は三菱UFJ銀行になります。信託銀行だから不動産の融資に強い、という想定でグループ内を探しても、個人向けのアパートローンは出てきません。
※ 出典は三菱UFJ信託銀行 公式サイト「住宅ローン」(2026年9月20日取得)。

アパートローンを公表している銀行とは、何が違いますか

いちばん大きな違いは、条件を事前に読めるかどうかです。アパートローンを商品として持つ銀行は、年齢・金額・期間・手数料・団信の扱いを商品説明書で公表しています。
項目三菱UFJ銀行三井住友銀行 直担アパートローン
個人向けの賃貸用商品無し(2026年9月20日時点)有り
利用できる方該当なし借入時 満18歳以上の個人
融資金額該当なし200万円以上(上限額の記載なし)
融資期間該当なし1年以上最長35年以内。固定金利特約型は2年以上最長35年以内
金利該当なし非公表。窓口に問い合わせる形
保証料該当なし不要
新規融資時の手数料該当なし110,000円(税込)。固定金利特約型はさらに11,000円(税込)
団体信用生命保険該当なし任意。加入すると融資利率が年0.3%上乗せ
※ 三井住友銀行の欄は同行 公式サイト「アパートローン」商品内容(表示は2022年4月1日現在・2026年9月6日取得)。三菱UFJ銀行の欄に数値が無いのは、個人向けの賃貸用商品そのものが公表されていないためです。
手数料の形が違う点は具体的に効きます。三井住友銀行のアパートローンは新規融資時110,000円の定額です。三菱UFJ銀行のセカンド住宅ローンは借入金額の2.2%なので、3,000万円なら66万円。同じ「手数料」という言葉でも、借入額によって差が6倍近くつきます。三井住友銀行の融資条件は 不動産投資の三井住友銀行融資条件を徹底解説|審査基準・金利・運用のリアルを公開 で整理しています。
融資期間の決まり方も銀行によって公表の仕方が違います。横浜銀行は新築の借入期間を建物の構造と劣化対策等級の表で公表しており、木造で劣化対策等級が無ければ20年、等級3なら35年としています(2026年9月20日取得)。年収や勤務先ではなく建物の仕様で上限が決まると公表している例です。横浜銀行の条件の全体は 横浜銀行の不動産投資ローン(アパートローン)融資条件を徹底解説|積算評価・金利・審査のポイント にまとめています。

三菱UFJ銀行に給与振込口座があると審査で有利になりますか

公表されている利用条件に、取引実績で条件が変わるという記載はありません。住宅ローンとセカンド住宅ローンの商品説明書に書かれている利用条件は、年齢・団信の加入・国籍の3つだけです。
情報サイトでよく見る「年収1,000万円以上」「上場企業の勤務」「医師や士業なら通る」といった基準も、公式サイトには書かれていません。そうした目安を条件のように受け取って準備すると、実際に提示された条件とずれます。確かめられるのは、公表されている年齢・手数料・期間・団信の扱いまでです。
※ 2026年9月20日時点で、三菱UFJ銀行の個人向けローンの商品説明書に年収要件・勤務先要件の記載は見当たりませんでした。

よくある質問

三菱UFJ銀行のアパートローン金利は何パーセントですか

2026年9月20日時点で、三菱UFJ銀行はアパートローンを個人向け商品として公表していないため、金利という数字自体が存在しません。他のサイトに金利が書かれている場合は、何を出典にしているかを確かめてください。

三菱UFJ信託銀行ならアパートローンを扱っていますか

扱っていません。個人向けローンのページにあるのは住宅ローンだけで、その住宅ローンも三菱UFJ銀行との契約になります(2026年9月20日取得)。

住宅ローンで買ったマンションを人に貸すことはできますか

住宅ローンの資金使途は「ご自身がお住まいになる住宅」と公表されているため、購入時点から賃貸を予定しているなら対象外です。転勤などで後から貸す場合の取り扱いは商品ページに記載がないので、契約している銀行に直接確認してください。

セカンド住宅ローンで親が住む家を買い、親から家賃をもらってもよいですか

公式サイトは資金使途を「ご家族がお住まいになる住宅」とし、同じページに「賃貸を目的とする物件にはご利用できません」と書いています。家賃を受け取る形が賃貸にあたるかどうかは契約の解釈になるため、申し込み前に銀行に確認してください。

三菱UFJ銀行で借りられないなら、どこに相談すればよいですか

アパートローンを商品として公表している銀行から当たるのが先です。三井住友銀行のように商品説明書を公開している銀行なら、年齢・期間・手数料・団信の扱いを相談前に読めます。金利は非公表でも、比べられる項目は残ります。同じ問いを楽天銀行について調べた記事は 楽天銀行に不動産投資ローンはある?不動産担保ローンの金利・審査・活用法を徹底解説 です。

まとめ

三菱UFJ銀行の個人向けローンは2026年9月20日時点で8商品あり、賃貸用の不動産を買うための商品はその中にありません。住宅ローン関連の3商品は資金使途が居住用に限定され、うち2商品は賃貸目的を除外する一文が公式サイトに書かれています。
賃貸用不動産を扱う「不動産ファイナンス」は法人向けで、想定されているのは特別目的会社や不動産投資法人です。中小企業向けのオンライン融資も対象が法人に限られており、個人事業主の賃貸業は入りません。
家族が住む住宅を買うのであればセカンド住宅ローンが使えます。ただし事務手数料が借入金額の2.2%という定率なので、借入額が大きいほど金額が増えます。定額110,000円のアパートローンと比べるときは、率と額のどちらで決まるかを先に見てください。
どこから当たるか迷ったら、商品説明書を公表している銀行から順に読むことをおすすめします。条件が公表されていれば、相談に行く前に自分が対象かどうかを判断できます。

不動産投資を考えている人向け

わたしも日々学びながら不動産投資に取り組んでいます。ちゃんと勉強せずにいきなり物件探しをしてしまう人が意外と多いのですが、何千万円・何億円というお金を動かす投資方法です。誤った方法で取り組むと、ご自身の貴重な属性を消耗して拡大できなくなるだけでなく、多額の負債を背負ってしまう可能性もあります。まずは落ち着いて基礎的な知識から習得してみてください。 Financial Academyが開催している不動産投資スクールはその候補の一つです。これまでに累計80万人超(2025年時点)が受講していて実績も豊富で安心できる講座です。 体験セミナーは無料ですので、迷ったらまず受講してみてくださいね。早く行動した人が成功しています。