【給湯器】湯沸かし器が冬に壊れやすい簡単な理由と、いつ購入するべきか
この記事では、冬季に給湯器が故障しやすい理由と、適切な購入時期について解説しています。水温の低下により給湯器への負荷が増大し、故障のリスクが高まることを説明しています。給湯器の耐用年数は約10年であり、それを超えると交換を検討する必要があることを強調しています。また、販売業者の繁忙期である冬季を避け、夏季に購入することでお得に交換できる可能性があることを紹介しています。10年以上使用している方には、早めの交換を検討することをおすすめしています。給湯器の寿命や交換のタイミングについて、詳細な情報を提供しています。
給湯器が冬に壊れやすいのは、水温が下がって熱負荷が約1.4倍になるためです。販売のピークも冬に来るため、10年前後使っているなら繁忙期を避けた夏の交換が有利になる理由を解説します。
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はじめに
こんにちは、しなちくです。11月も半ばを過ぎ、急に寒くなりましたね。寒さが増すにつれ、温かいお風呂が恋しくなる季節です。給湯器の販売台数は12月頃にピークを迎えます。その主な理由の一つは、給湯器が冬に故障しやすいことです。しかし、実は給湯器をお得に交換するなら夏のほうがおすすめだったりするんです。今回は、給湯器が冬に壊れやすい理由と、夏が購入に適している理由を詳しく解説します。
それでは、さっそく見ていきましょう!
給湯器が冬に壊れやすい理由
給湯器が冬に壊れやすい理由は水温にあります。東京都の水道水の水温は季節によって変化し、8月頃に約25℃だった水温は低下していき、11月には15℃以下に、12月には10℃を下回る日も出てきます。この水温の低下が給湯器の故障の主な原因です。

給湯器は、ガスを燃やした熱を使って、水道水を約60℃に温めています。40℃のお湯を使いたい場合は、60℃のお湯にバイパスサーボという部品で水道水を混ぜることで適温にしています。夏の場合、水温25℃の水を60℃のお湯にするために、35℃上げなければなりません。一方、冬の場合、水温10℃の水を60℃のお湯にするために、50℃上げなければなりません。

同じ湯量を使用する場合、冬場の方が1.4倍の熱負荷が掛かってしまいます。水温が低いときに、高温で大量のお湯を作ろうとすると、それだけ給湯器には負荷が掛かるのです。耐用年数を経過して劣化しているところに高負荷が掛かると突然壊れてしまうことがあります。
販売業者の冬は繁忙期
給湯器が冬に壊れやすいことで、給湯器業界には繁閑の変動が生じています。「ガス給湯器 交換」の検索数推移を見ると、夏に下がり冬に上がる傾向が顕著です。最繁忙期は12月から1月で、季節による差は約3倍にも及びます。そのため、給湯器の販売業者は冬場が繁忙期となります。

10年以上使用している場合は早めの交換を
10年という区切りは、メーカーの側も持っています。リンナイは、使用期間が10年相当になるとリモコンに88または888を表示して、保守点検の時期を知らせています(後述)。10年を過ぎると、部品の在庫がなくなったり修理代がかさんだりして、修理より交換が現実的になる場面が増えます。冬場は工事の依頼が集中するため、すぐに工事日が取れないこともあります。そのため、給湯器を10年以上使用している人は早めの交換をお勧めします。

買い替えに適したタイミング
お得に給湯器を交換するなら、実は夏がベストタイミングです。販売業者は労働集約的な業種のため、繁忙期・閑散期による受注数の変動が経営を圧迫します。夏は需要が少ないため、多くの案件を受注しようと割引キャンペーンを実施する業者もあります。キャンペーンの有無と条件は業者ごと・時期ごとに変わるので、申し込む前に各社の公式サイトで確かめてください。


ちょうど10年を経過したばかりの人や、現在不具合を感じていない人は、この冬は交換せずに来年の夏に交換するのもお勧めです。その場合は、無事にこの冬を乗り越えられることを願いましょう。
「冬にお湯が出ない」は、給湯器が壊れたとは限りません
冬に急にお湯が出なくなっても、原因が機器の故障とは限りません。リンナイは修理の申し込みページで、次のように案内しています。
水道から蛇口(水栓)までの配管で凍結が発生すると、給湯器が故障していなくてもお湯や水が出なくなります。
(リンナイ「修理のお申し込み」より引用・2026年9月16日確認)
配管の中の水が凍っているだけなら、気温が上がって解ければ元どおり使えます。ここで慌てて交換を決めてしまうと、まだ使える機器を、いちばん高く付く時期に買い替えることになります。冷え込んだ朝にお湯が出なくなったら、まず水は出るか、他の蛇口ではどうかを確かめてください。すべての蛇口で水も出ないなら、機器ではなく給水側が凍っています。
「10年」という数字は、機器の側が持っています
この記事で「10年」と書いてきた数字には、根拠があります。リンナイは公式に、こう説明しています。
商品の使用期間が10年相当になると、緑色ランプの点滅や、リモコンに88または888のエラーコードを表示して保守点検の対象期間をお知らせしています。
(リンナイ「修理のお申し込み」より引用・2026年9月16日確認)
つまり「10年」は使い手の体感ではなく、機器の側があらかじめ持っている区切りです。リモコンに88や888が出ても、それは故障の表示ではありません。10年が来たことのお知らせです。この表示が出た年の冬をそのまま越すのか、来年の夏に交換するのか。そこがこの記事の分かれ目になります。
台所の「湯沸かし器」は、給湯器より早く部品が切れます
同じ「湯沸かし器」でも、台所で使う小型のものと、お風呂までまかなう給湯器では、修理できる期間が違います。リンナイが公表している補修用部品の保有期間は次のとおりです(2026年9月16日確認)。
- ガス瞬間湯沸器 … 6年
- ガス給湯器 … 7年
- ガス給湯器(BL認定品)… 10年
- ガスふろがま … 7年(一部6年)
注意したいのは起算日です。この年数は「買った日」からではなく、メーカーがその機種を作るのをやめた日から数えます。モデルの終わりごろに買った機種なら、使い始めて数年で部品が切れることもあります。しかもリンナイは「保有期間内でも、経年劣化に起因する事故を防止するため修理できない場合があります」と注記しています。部品があることと、直してもらえることは別です。
夏に決めるなら、先に確かめておく3つ
- リモコンに88・888が出ていないか。出ていれば、機器の側が10年を知らせています
- 保証は切れている前提で考える。リンナイの保証期間はお買い上げから1年間、BL認定品は2年間です。数年目の不調でも、原因によっては有償になります
- 修理で粘るときの金額が変わっています。リンナイは物価上昇などを理由に、修理料金を2026年6月1日より改定しました
この3つを夏のうちに見ておけば、冬に慌てる理由がなくなります。壊れてから探すと、選べるのは「その日に来られる業者」だけです。
まとめ
給湯器が冬に壊れやすい理由と、買い替えに適したタイミングについて解説しました。冬は水温が下がるため給湯器への負荷が高まり、故障のリスクが増します。給湯器の寿命は約10年ですので、10年を経過している人は早めの交換を検討しましょう。お得に交換するなら夏がお勧めで、業者によっては値引きやキャンペーンを実施していることもあります。
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※ 「東京ガスの機器交換」には当ブログ運営者も関わっています。
東京ガスの機器交換は、東京ガスが提供する、ガス給湯器・ガスコンロといったガス設備、トイレ・お風呂といった水回り設備に加えて、エアコンなどの空調設備までを取り扱っているオンライン販売サービスです。東京ガスグループの住宅設備機器の工事実績は年間17万件以上です(※)。工事は東京ガスが委託する施工パートナーが担当し、公式は「委託にあたっては、技術・資格だけでなく、マナーやお客さまへの対応品質についても基準を設けています」と明記しています(2026年9月29日確認)。見積もりは最短当日に届きます(日曜・祝日や平日17時以降の問い合わせなどを除く)。ただし、オンラインでのやり取りがメインなので、「家に来てもらってじっくり相談したい」という人には不向きなサービスです。
※ 東京ガスグループ(東京ガス、東京ガスライフバル、エネスタ)の2024年4月から2025年3月までの住宅設備機器の工事実績(東京ガス公式サイトより)
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