ジェントルマックスプロの痛みは、ヤグレーザーと熱破壊式の組み合わせから来ます|メンズリゼ・ゴリラクリニックの機種の使い分けを公式で確かめた
この記事を読むと分かること
- ジェントルマックスプロの痛みが「ヤグレーザー×熱破壊式」から来ていること
- レーザー3種類で、痛み・得意な毛・肌色の相性が変わること
- メンズリゼとゴリラクリニックが、どの部位にどの機種を使うと公式に書いているか
医療脱毛の機種選びは、痛みと効果の両方に効きます。この記事では、メンズリゼとゴリラクリニックの公式ページに書いてある内容だけを使って、ジェントルマックスプロがどういう脱毛機で、なぜ痛いと言われるのかを整理します。
※ 仕様・料金はすべて2026年9月8日に各社の公式ページで確認したものです。表示はすべて税込。
ジェントルマックスプロとはどんな脱毛機ですか
ジェントルマックスプロは、シネロン・キャンデラ社の医療用レーザー脱毛機で、アレキサンドライトレーザー(755nm)とヤグレーザー(1064nm)の2種類を1台に搭載した熱破壊式の機種です。
メンズリゼの脱毛ガイドは、日本では長期的な減毛を目的とした医療機器として厚生労働省に承認されている、と書いています。レーザーの熱で毛を生やす組織を破壊する仕組みです。
同じキャンデラ社のジェントルシリーズには、搭載レーザーと照射範囲の違う機種が並びます。
| 機種 | 搭載レーザー | 最大照射サイズ |
|---|---|---|
| GentleMax Pro(ジェントルマックスプロ) | アレキサンドライト755nm+ヤグ1064nm | 最大24mm径 |
| GentleLase Pro(ジェントルレーズプロ) | アレキサンドライト755nm | 最大24mm径 |
| GentleYag Pro(ジェントルヤグプロ) | ヤグ1064nm | 最大24mm径 |
| GentleMax Pro Plus(ジェントルマックスプロプラス) | アレキサンドライト755nm+ヤグ1064nm | 最大26mm径 |
シリーズ共通で、照射直前に肌へ冷却ガスを吹きつけるダイナミッククーリングデバイス(DCD)が付いています。
なぜジェントルマックスプロは痛いと言われるのですか
痛みの強さは、一般にヤグレーザー、アレキサンドライトレーザー、ダイオードレーザーの順に弱くなります。ジェントルマックスプロで痛いと言われるのは、この中でいちばん強いヤグレーザーを使う場面があるからです。
| 項目 | ヤグレーザー | アレキサンドライトレーザー | ダイオードレーザー |
|---|---|---|---|
| 波長 | 1,064nm | 755nm | 800〜940nm |
| メラニンへの反応 | 穏やか | 反応しやすい | 中程度 |
| 相性の良い肌色 | 色黒肌・日焼け肌にも対応しやすい | 色白肌〜普通肌向け | 普通肌〜やや色黒肌まで |
| 向いている毛質 | 頑固な根深い剛毛(ヒゲ・VIO) | 黒々とした太い毛(ワキ・腕・脚) | 産毛〜中間程度の毛(顔・背中・お腹) |
| 痛みの程度 | 強め | 比較的弱め | 弱め |
理由は波長です。波長が長いほど皮膚の奥まで熱が届き、深いところにある発毛組織に作用しますが、そのぶん深部に熱の刺激が加わります。ヒゲやVIOのように毛根が深く太い毛が密集する部位で、ヤグレーザーが選ばれるのはこのためです。
もうひとつは照射方式です。熱破壊式は高出力のレーザーを1ショットずつ当てるので、低出力を繰り返して熱をためる蓄熱式より、瞬間的な刺激が強く出ます。
| 項目 | 熱破壊式 | 蓄熱式 |
|---|---|---|
| レーザーの出力 | 高出力の熱を1ショットずつ照射 | 低出力の熱を繰り返し照射 |
| 壊す場所 | 皮膚の奥にある発毛組織 | 比較的浅い位置にある発毛組織 |
| 痛みのイメージ | ゴムで弾かれるような感覚 | 痛みよりも熱さを感じることが多い |
ゴリラクリニックも公式のヤグレーザー解説で、輪ゴムで強く弾かれたような痛みを伴い、とくにヒゲが濃い初期段階は痛みを感じやすいと書いています。
痛みは何で減らせますか
公式に書かれている対策は、冷却機能・麻酔・毛が薄くなること、の3つです。
1つ目は機械側の冷却です。DCDが照射直前に冷却ガスを吹きつけて皮膚の温度を下げ、熱によるダメージを抑えます。ゴリラクリニックも、照射と同時に肌を冷やす冷却機能を備えたマシンを導入していると書いています。
2つ目は麻酔です。メンズリゼは3種類を公表しています。
| 種類 | 形 | 料金 | 使えるもの |
|---|---|---|---|
| 麻酔クリーム | 皮膚の表面に塗る | 1本 3,300円 | レーザー脱毛 |
| 笑気麻酔 | 笑気ガスを吸入する | 30分 3,300円 | レーザー脱毛 |
| 麻酔テープ | 皮膚の表面に貼る | 1枚 550円 | ニードル脱毛(1日最大6枚) |
麻酔クリームは塗ってから30分ほどで効き始め、1回の使用量は最大10gまでと定められているため、主にヒゲやVIOなど照射範囲の狭い部位に使います。笑気麻酔は嘔吐や誤嚥のリスクがあるため、6時間前からの食事と2時間前からの水分補給が制限されます。車やバイクで来院した場合は、施術後15分ほど様子を見てから運転するよう案内されています。
ゴリラクリニックは、初めて契約する人に初回の麻酔クリーム1回を無料で提供する、とスタートプランの条件に明記しています。
3つ目は回数です。ゴリラクリニックは、レーザーは黒いメラニン色素に反応するため、ある程度毛を薄くしておくことで痛みが緩和されると書いています。つまり痛みのピークは最初の数回で、通うほど下がっていく前提の話です。
※ 提携院では麻酔クリームのみの提供で、笑気麻酔と麻酔テープは使えません(メンズリゼ公式)。
産毛や白髪にも効きますか
効きにくいです。レーザー脱毛は毛の黒いメラニン色素に反応させて熱を出す仕組みなので、色素が薄い毛では十分な熱が発生しません。
メンズリゼの脱毛ガイドは、色素が薄い毛に対して出力を上げるのはやけどのリスクがあり熱破壊式とは相性がよくないとして、産毛には蓄熱式の機種のほうが向くと書いています。メラニン色素がほとんどない白い毛については、針を1本ずつ挿入して電流を流すニードル脱毛が選択肢になる、としています。産毛や白髪が主な悩みなら、機種選びの前に、そもそもレーザーで届く毛なのかを確認してください。
メンズリゼとゴリラクリニックは、どの部位にどの機種を使いますか
2社とも、部位で機種を使い分けると公式に書いています。ヒゲとVIOには熱破壊式のヤグ、腕や脚など広い範囲には蓄熱式のダイオード、という分け方が共通しています。
| 項目 | メンズリゼ | ゴリラクリニック |
|---|---|---|
| 熱破壊式ヤグの機種 | ジェントルマックスプロ/ジェントルヤグPro-U | ジェントルヤグ |
| 蓄熱式ダイオードの機種 | メディオスターネクストプロ/ラシャ | メディオスター NeXT PRO |
| ヒゲ・VIO | 原則として熱破壊式ヤグを使う方針 | メディオスターを使い、経過を見てヤグへの切り替えを提案することがある |
| 腕・脚など広い範囲 | 蓄熱式ダイオード | 広い背中には別のレーザーと説明 |
メンズリゼは、ジェントルマックスプロとジェントルヤグPro-Uを熱破壊式ヤグレーザーとして、ヒゲ・眉・鼻毛・耳毛・VIOに使う方針を公表しています。腕や脚、ワキにはメディオスターネクストプロとラシャを使います。
ゴリラクリニックは、蓄熱式のメディオスターで効果を感じにくい場合に、医師の判断でヤグレーザーへ切り替える提案をすることがある、と書いています。同社はヤグについて、すべての部位に使うわけではなく、ヒゲやVIOにはヤグ、広い背中には別のレーザーというように使い分けると説明しています。
機種を自分で指定できますか
一般的には難しい、というのが公式の回答です。メンズリゼはよくある質問で、照射部位・肌色・毛質を踏まえて医師や施術者が方針を決めることが多く、使い分けの指定は難しいと答えています。
ただし、プランの条件で明示されている場合があります。ゴリラクリニックのスタートプラン(ヒゲ脱毛3部位・3回16,800円・初めて契約する人限定)は、条件欄に機械選択はできかねますと書かれています。
機種を重視して選ぶなら、契約前に確認するのは次の3つです。
- 希望する部位でその機種を使ってもらえるか
- ヒゲやVIOではどのレーザーを使う方針か
- 別の脱毛機になる場合があるか
2社とも、クリニックによって取り扱い機械が異なる場合がある、まれに状況に応じて使用部位・脱毛機が記載と異なる場合がある、と注記しています。公式サイトに導入と書いてあることは、自分の部位で必ず使われることを意味しません。
効果が見えるまでの時間は機種で変わりますか
熱破壊式のほうが早く見えます。ただし2社で説明している日数に幅があります。
| 出どころ | 熱破壊式 | 蓄熱式 |
|---|---|---|
| メンズリゼ | 2〜3週間ほどかけて毛が自然に抜け落ちる | 抜け落ちるまでに3〜4週間ほどかかる |
| ゴリラクリニック | ヤグで10日〜3週間ほどで毛がポロポロと落ちてくる | すぐには抜けず、徐々に薄くなっていく |
どちらも同じ方向を向いていますが、日数の幅は10日から4週間まであります。メンズリゼは、脱毛にかかる期間の目安を約8〜10か月とし、照射間隔をヒゲで6〜8週間以上、体で8〜10週間以上あけることをすすめています。5回コースを契約する人が全体の8割以上、とも書いています。
なお、抜け落ちが早いことと、最終的に減る量が多いことは別の話です。蓄熱式は毛を再生させる力を徐々に弱めていくため、見た目の変化がゆっくりだと、ゴリラクリニックは説明しています。
よくある質問
Q. ジェントルマックスプロだと料金は高くなりますか。
メンズリゼは、機種によって費用が変わることはないと回答しています。一般に費用は照射部位と回数で決まりますが、クリニックによってはレーザーの種類や方式で料金が違う場合があるため、契約前に金額表を確認してください。
Q. 日焼けした肌や色黒の肌でも受けられますか。
ヤグレーザーは表面のメラニンに吸収されにくく、色黒肌や色素沈着のある部位にも対応しやすいレーザーです。ただし色素沈着やほくろの状態によっては照射できないことがあり、日焼け直後で赤みや炎症がある肌には照射できません。判断はカウンセリングで受けてください。
Q. 鼻毛や耳毛のような狭い部位にも使えますか。
使えます。ジェントルマックスプロの照射口は最大24mm径ですが、6mm・8mm・10mmといった小さいサイズもあり、メンズリゼはヒゲやVIOのほか鼻毛や耳毛にも使っています。
Q. 打ち漏れが起きたらどうなりますか。
メンズリゼは、打ち漏れ部分のみ無料で再照射し、その再照射はコース回数にカウントしないと公式に書いています。肌トラブルが起きた場合は医師が診察し、診察代と薬代は無料です。
Q. ニキビやアトピーがあっても照射できますか。
メンズリゼは、症状がひどくなければ施術は可能としています。炎症がある場合は刺激に敏感になっているため、可否はクリニックに相談してください。
まとめ
- ジェントルマックスプロは、アレキサンドライト(755nm)とヤグ(1064nm)を1台に積んだ熱破壊式の脱毛機です
- 痛みが強めなのは、波長の長いヤグと、高出力を1ショットずつ当てる熱破壊式の組み合わせだからです
- 対策は冷却・麻酔・回数の3つ。毛が薄くなるほど痛みは下がると公式が説明しています
- 産毛には蓄熱式、白い毛にはニードルと、受け皿が分かれています
- ヒゲとVIOにヤグ、腕や脚に蓄熱式という使い分けは2社に共通しますが、機種の指定は原則できません
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