【プレゼント】男性の就職祝いには本物のレザーが至高。年代を問わず馴染む一生モノ。
大切な人への就職祝いに、どんなプレゼントを選べばよいのでしょうか。本記事では、長く使えて年齢を問わず馴染む本物のレザーアイテムをご紹介します。特に注目は革製品ブランド「R4U」。時間とともに味わいが増す高品質な本革は、贈る側の想いを形にする最適な選択です。プレゼントに込める「物語」と「理由」を大切にしたい方におすすめの記事です。
おすすめの一品“R4U”
大切な人にプレゼントを渡すなら、それを選んだ”理由”が欲しいですよね。また、渡す側からそれをベラベラと喋るのではなく、さり気なくストーリーを感じとってもらいたいものです。
そんな「プレゼントに込める想い」が強く表現できるブランドとして、今回は革製品ブランド「R4U」をご紹介します。特に男性への就職祝いに相応しい、時間とともに味わいが増す本物のレザーアイテムは、贈る側の想いを形にする最適な選択です。
贈り物の相場
三越伊勢丹の調査によると、相手や性別、関係性によってプレゼントの相場は変わります。
知人・友人 | 3,000円~5,000円程度 |
同僚・取引先 | 3,000円~10,000円程度 |
兄弟・姉妹 | 5,000円~10,000円程度 |
彼氏・彼女 | 10,000円~30,000円程度 |
夫・妻 | 20,000円~50,000円程度 |
当然に親密な関係になるほど高額なプレゼントになりますよね。
わたしの場合、お世話になった同僚にはカンパを募って約1万円、親友や恩師や家族に対しては約3万円のプレゼントになることが多いです。金額の目安を決めているわけではないですが、その人に「出してもいいな」と思える金額を設定しています。
特に、大切な人の旅立ちや別れに対しては、大切な想いを贈り物に込めて贈ることが多いです。
自分自身、今、使っている財布は10年以上前に大切な人から頂いたもので、HIROFU(ヒロフ)と言う高級革ブランドのものです。今はワールドという会社に買収されてしまいましたが…。この財布、流石にくたびれてきていますが、味があるし、自分が大人になるのを一緒に経験してくれた相棒なので、他の財布に浮気したいと思ったことがありません。また、本革なので、くたびれることはあっても、早々ダメにならないんですよね。よく頑張ってくれています。
贈り物としての本革の魅力
本革の魅力は使い込むほどに増していく経年変化にあります。使い始めは硬く感じることもありますが、時間とともに手になじみ、色合いも深みを増していきます。これは合成素材では決して得られない、本物の革だけが持つ特別な魅力です。また、適切なお手入れをすることで何十年も使い続けることができ、思い出とともに育つアイテムになります。
本革か?合皮か?
結論、プレゼントは本革にしましょう。合皮は安価ですが、経年劣化が早く、何よりも本物感に欠けます。大切な人への贈り物としては適していません。
本革と合皮の違い
本革は動物の皮を原料とした天然素材で、合皮は布に合成樹脂を塗った人工素材です。見た目は似ていますが、性質や耐久性に大きな違いがあります。
【価格差の理由】
- 本革は天然素材で、加工に時間とコストがかかるため、製品の価格も高くなります
- 本革は動物の皮を使用しており、生産量にも限りがあるため、合皮製品よりも高価になる傾向があります
- 希少な動物やランクの高い部位を使用した本革は、特に値段が高くなります
【耐久性の違い】
- 本革は経年による風合いの変化や高級感、耐久性の高さが特徴で、適切なケアを行えば10年以上使用できます
- 合皮は価格が安い分、耐久性が本革に比べ劣ります。経年変化が早く進んでしまうため、長期間の使用には向きません
【素材の特徴】
- 本革は重厚感があり、使うほどに味わいが増す経年変化を楽しむことができます
- 合皮は軽くて柔らかく、水に強いという特徴があります
- 本革は耐久性が高く、適切なお手入れをすれば長く使えますが、合皮は摩耗に弱く、擦れやすい箇所は剥がれてきます
- 本革は水に弱いため、雨の日は使用を避けるか防水スプレーなどで対策が必要です。一方、合皮は基本的にメンテナンスの必要性が低いです
【見分け方】
- 革の表面・断面を見る:本革には毛穴や血筋、しわ、キズなどが確認できます。合皮にはこれらの自然な跡が見られません
- 匂いをかぐ:本革にはどんな動物の革でも独特の香りがあります。合皮はビニールのような匂いがするか、無臭であることが多いです
- 表示を確認する:小さな文字で「PVC」や「PU」といった表記があれば、それは合皮を意味します
愛用の名刺入れ
わたしは、R4U(後述)の名刺入れを使っています。わたしは服飾にほとんど興味がありません。そのため、毎日、グレーやブラックのTシャツにジャケットで生活していることが多いです。時計なんかも必要に感じないため持っていません。ですが、名刺入れはビジネスシーン、最初の挨拶の場面でさり気なく見せることになるアイテムです。非常にシンプルな、ブラック系・グレー系・ネイビー系の格好ですから、くすんだ黄赤(タン、TAN)の名刺入れが映えるのです。
このR4Uの名刺入れは、フランスのアノネイ社のグレインカーフレザーを使用した逸品です。
グレインとは、動物の表皮のことを言い、自然なシボやシワがそのまま感じられる本革素材です。グレインレザーは値段は張りますが、耐久性に優れており、手入れを行いながら大切に使うと10年以上長く使用することができます。また、艶も良く、触り心地も非常に柔らかく、手で触れて使うことが多い名刺入れに最良の素材と言えます。
また、カーフとは牛革の一種で生後6か月以内の子牛の革を指します。非常に若い牛の生地ですから、肌の繊維はとてもきめ細かく、毛穴も小さいので、すべすべとした質感を有しています。カーフレザーは牛革の中で最高級とされる素材なのです。
就職祝い。一生に一度か、多くても数回のイベントです。そして、新しい門出の時です。若くきめ細かいカーフレザー、そして、永く育てていくと10年以上使っていくことができるグレインレザーのR4Uの名刺入れは、就職祝いでプレゼントするのに最適な選択とは思いませんか。
お値段は記事作成時点では、28,600円と安い買い物ではありませんが、大切な人に贈るプレゼントにはちょうどいい価格だと思います。ぜひ手に取ってみてください。

アノネイ社
この名刺入れの素材は、フランス中南部の街ANNONAY(アノネイ)のものです。アノネイは、熱気球レースが有名な街で、毎年8月に開催されています。
1984年に最高級レザーブランド「デュプイ」から独立する形で設立され、アノネイ社のレザーは世界中にファンを持ち、エルメスの傘下、エルメスキュイールプレシューの子会社としても多くのトップメゾンへ革を供給しています。
最高級カーフ製造タンナーとして名高いデュプイ社のノウハウや経験を活かして、現在ではデュプイ社にも引けを取らない品質の高さを誇っています。
高品質な革を提供し続けられる要因は製造環境にあります。工場は山間部に構えており、良質な水を確保でき、放牧できる広大な土地も確保しています。放牧で育った健康な牛とミネラル豊富な水から製造されるからこその最高級のクオリティが出せるのです。
アノネイ社は、基本的に、斬新なデザインや個性的な染色より革本来の良さを伝える皮革加工に重点を置いています。天然皮革(本革)の魅力をありのまま味わえる質実剛健的な革が多く、世界が太鼓判を押す名門タンナーです。

R4Uとは
R4U(アール・フォー・ユー)は、Return For Youの略した日本のブランドです。「愛情を注いだ物はあなたのもとに戻ってくる」という意味が込められているそうです。創業者である田島雄志氏の「大切にしていた物はなくしても不思議と自分のもとに返ってくることが多かった」という素敵な経験をもとに、長く愛用していただける素材・製法にこだわったアイテムを製造・販売しています。
田島雄志氏は、THE CREAM OF THE CROP AND COMPANYという会社を運営しています。「最良のもの、最上のもの」を探して世界を旅する、というコンセプトの会社です。

田島氏は、エドワード・グリーン、ジョン・ロブ、デルヴォー、セルジオ・ロッシ、ピエール・マルコリーニなど、海外の名門ブランド・シェフを日本で広めてきました。東京の清澄白河には、THE CREAM OF THE CROP COFFEEというコーヒーショップもあります。
R4Uの創業者が広めた世界的ブランド
R4Uの創業者である田島雄志氏は、THE CREAM OF THE CROP AND COMPANYを通じて、世界各国の名門ブランドを日本に紹介してきました。ここでは、その一部をご紹介します。
エドワード・グリーン(Edward Green)
イギリス・ノーザンプトンを拠点とする靴メーカーで、1890年創業。少量生産・品質重視の経営方針を貫き、洗練されたブリティッシュテイストと妥協なき品質で知られています。最高級のカーフスキンを使用し、独自開発したブラウンのアンティーク加工が特徴的です。
ジョン・ロブ(John Lobb)
1849年創業のイギリスの高級靴ブランド。ビスポークシューズと既製靴の両方を展開しています。
- 創業者の名を冠したブランドで、1866年にロンドンのリージェントストリートに初のブティックをオープン
- 1976年にエルメスグループの傘下となり、1982年に既製靴コレクションを発表
- 世界最高峰の技術と品質で、上流階級や政財界のエリートから支持を得ています
- 既製靴は、ノーサンプトンで190段階にも及ぶ複雑な製造工程を経て生産
- 現在は「ジョンロブ・ロンドン」(ビスポーク専門)と「ジョン・ロブ・パリ」(エルメス傘下)の2つに分かれて展開
デルヴォー(Delvaux)
1829年にブリュッセルで創業した、世界最古のファインレザーグッズブランド。ベルギー王室御用達としても知られています。
- 伝統的な手作りにこだわり、素材の良さと品質の高さを徹底
- ベルギーの芸術や文学、シュルレアリスムの精神を反映したデザイン
- 職人養成のための専門学校を設立し、「職人尊重」の精神を大切にしています
- 代表モデルは「ブリヨン(Brillant)」と「タンペート(Tempete)」
- 2013年にはベルギーの文化遺産として認定され、国宝「マヌカン・ピス」の衣装も手がけています
セルジオ・ロッシ(Sergio Rossi)
イタリアの高級シューズブランドで、世界三大シューズブランドの一つに数えられています。
- エレガントで官能的なシルエット、クリーンな美しいラインが特徴
- 1951年にイタリアのサン・マウロ・パスコリで創業
- 創業者のセルジオ・ロッシ氏は靴職人の父から技術を学び、1966年に自身のブランドを設立
- 1990年代にアメリカや日本にも進出し、世界的な人気を獲得
- 代表的なモデルには「Godiva」や「sr1」シリーズがあります
ピエール・マルコリーニ(Pierre Marcolini)
ベルギーを代表する高級ショコラティエ。カカオへのこだわりが最大の特徴で、20年以上にわたり自らの手でカカオ豆からチョコレートを作り続けています。最高品質を追求するため、毎年世界中から希少なカカオを厳選しています。
- ベルギーを拠点に、ロンドン、パリ、ニューヨークなど世界各地に展開
- 2003年からは高級アイスクリームも提供し、業界の先駆けとなりました
- 日本では銀座や東京駅など7店舗を展開、オンライン販売も実施
- 創始者のピエール・マルコリーニ氏は4つの職人資格を持ち、1995年の菓子職人世界大会でチーム優勝の経歴も
- 2023年4月にゴディバを所有するMBKパートナーズ傘下に入りました
まとめ
本記事では、大切な方への就職祝いに相応しいレザーアイテムとして「R4U」ブランドをご紹介しました。R4UはReturn For Youの略で、「愛情を注いだ物はあなたのもとに戻ってくる」という素敵な意味が込められていることがわかりました。
創業者の田島雄志氏は、THE CREAM OF THE CROP AND COMPANYを通じて、エドワード・グリーン、ジョン・ロブ、デルヴォー、セルジオ・ロッシ、ピエール・マルコリーニなど、世界各国の名門ブランドを日本に広めてきた実績を持つ方でした。
R4Uの名刺入れは、イタリアの名門タンナー「アノネイ社」の高品質なレザーを使用し、使い込むほどに味わいが増す本物の革製品であることも特徴として挙げられました。
就職祝いは人生の大きな節目に贈るものです。長く愛用できる本物のレザーアイテムは、贈る側の想いをしっかりと表現できる最適な選択と言えるでしょう。この記事でご紹介したR4Uの製品は、年代を問わず馴染む一生モノとして、ぜひ検討してみてください。
おすすめの一品“R4U”
大切な人にプレゼントを渡すなら、それを選んだ”理由”が欲しいですよね。また、渡す側からそれをベラベラと喋るのではなく、さり気なくストーリーを感じとってもらいたいものです。
そんな「プレゼントに込める想い」が強く表現できるブランドとして、今回は革製品ブランド「R4U」をご紹介します。特に男性への就職祝いに相応しい、時間とともに味わいが増す本物のレザーアイテムは、贈る側の想いを形にする最適な選択です。