【値上げ】リンナイの給湯器・コンロ・浴室乾燥機・乾太くん・食洗機が価格改定(2025年)

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リンナイの2025年の値上げ情報をお届けします。給湯器、コンロ、浴室乾燥機、乾太くん、食洗機など、リンナイの主力製品が2025年5月に価格改定されます。本記事では、各製品カテゴリーの具体的な値上げ率や、これまでの値上げの推移、そして実際の購入金額にどの程度影響があるのかを詳しく解説していきます。値上げ前の購入を検討されている方は、ぜひ最後までご覧ください。

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はじめに

リンナイは、2025年5月に各商品の価格改定することを発表しました。複数のカテゴリーにおいて値上げが予定されており、実施時期や具体的な改定率について解説していきます。
本記事では、この価格改定の詳細と、具体的な購入金額への影響について解説します。この値上げが家計に与える影響に参考にしてみてくださいね。
それでは、いってみましょう。

価格改定まとめ

リンナイは、2年ぶり、2025年5月1日に各商品の価格改定を実施します。
各カテゴリーの改定内容は次の通りです。
  • 給湯機器(給湯暖房機、ふろ給湯器、給湯専用機、ハイブリッド給湯・暖房システム等)の改定率は1~12%、平均4%値上げします。
  • 厨房機器(ビルトインガスコンロ、ガステーブルコンロ、食器洗い乾燥機、ガス炊飯器等)の改定率は1~11%、平均2%値上げします。
  • 空調機器(ガスファンヒーター、ガスFF暖房機、ガス赤外線ストーブ等)の改定率は2~7%、平均3%値上げします。
  • ガス衣類乾燥機(乾太くん)の改定率は2%の値上げです。
また、以下の部品・付属品についても価格改定されます。
  • 給湯機器オプション品の改定率は3~67%、平均5%値上げします。
  • 補修用部品の改定率は4%~、平均6%値上げします。
リンナイのプレスリリース
リンナイのプレスリリース
販売店は、工事前に事前にリンナイから仕入れます。
そのため、消費者の皆さんにとっては4月後半頃から販売価格が値上がりする可能性が高いと考えておくと良いでしょう。

機種別改定幅

ここでは、機種別の価格改定幅について触れます。
リンナイでは、2022年2月(全機器)、2023年1月(厨房機器・空調機器)と3月(給湯機器)に価格改定されました。2022年以降、機種別にどの程度価格改定されてきたかを紹介します。

給湯器の価格改定率

まずは、給湯器の価格改定率です。
代表的な機種を取り上げて価格改定率を見てみます。給湯・追い炊きが可能なふろ給湯器は、2022年7%、2023年6%、そして2025年3%の値上げになります。給湯・追い炊き・暖房が可能な熱源機(TES、暖房付きふろ給湯器とも呼ばれます。)も、2022年7%、2023年6%、そして2025年3%の値上げになります。そして、近年、高額な補助金による助成が行われているハイブリッド給湯器「エコワン」は、2022年7%、2023年4%、そして2025年2%の値上げになります。
いずれも、2022年と2023年の改定率に比べると、2025年は控えめな改定率となりました。
給湯器の価格改定率
給湯器の価格改定率
給湯器は、ここ最近の値上げラッシュが起こる前、2022年以前からどの程度の価格上昇になったでしょうか。
2022年以前の価格を100%とした場合、ふろ給湯器と熱源機はここ数年で17%の価格上昇、エコワンはここ数年で14%の価格上昇です。
このように、給湯器の価格は2022年以降、大きく値上がりしており、買い替えを検討している方は早めの購入を検討した方が良いでしょう。
給湯器における2022年からの価格上昇率
給湯器における2022年からの価格上昇率

コンロ・オーブンの価格改定率

次に、ビルトインガスコンロとガスオーブンの価格改定率です。
代表的な機種を取り上げて価格改定率を見てみます。プレミアムグレードのデリシアは、2022年5%、2023年4%、そして2025年2%の値上げになります。ハイグレードのリッセは、2022年2%、2023年6%、そして2025年2%の値上げになります。ミドルグレードのセンスは、2022年5%、2023年8%、そして2025年2%の値上げになります。そして、ガスオーブンのコンベックは、2022年5%、2023年7%、そして2025年5%の値上げになります。
コンロに関しても、2022年と2023年の改定率に比べると、2025年は控えめな改定率となりました。
コンロ・オーブンの価格改定率
コンロ・オーブンの価格改定率
コンロとオーブンについても、ここ最近の値上げラッシュが起こる前、2022年以前からどの程度の価格上昇になったか、見てみましょう。
2022年以前の価格を100%とした場合、ここ数年で、デリシアは11%、リッセは10%、センスは16%、ガスオーブンであるコンベックは18%の価格上昇です。
このように、コンロとオーブンの価格も2022年以降、大きく値上がりしており、買い替えを検討している方は早めの購入をお勧めします。
コンロ・オーブンにおける2022年からの価格上昇率
コンロ・オーブンにおける2022年からの価格上昇率

温水式浴室乾燥機の価格改定率

続いて、温水式浴室乾燥機の価格改定率です。温水式はガス式とも呼ばれます。
代表的な機種を取り上げて価格改定率を見てみます。温水式浴室乾燥機は、換気・暖房・浴室乾燥・衣類乾燥ができるスタンダードモデルと、スタンダードモデルの機能にミストサウナ機能が付いたミストモデルが存在します。いずれものモデルも、2022年7%、2023年6%、そして2025年3%の値上げになります。
2022年と2023年の改定率に比べると、2025年は控えめな改定率となりました。
温水式浴室乾燥機の価格改定率
温水式浴室乾燥機の価格改定率
温水式浴室乾燥機についても、ここ最近の値上げラッシュが起こる前、2022年以前からどの程度の価格上昇になったか、見てみましょう。
2022年以前の価格を100%とした場合、ここ数年で、17%の価格上昇です。
このように、温水式浴室乾燥機の価格も2022年以降、大きく値上がりしており、買い替えを検討されている方は、早めの決断がお得になりそうです。リンナイの浴室乾燥機は、2024年10月に、ピンクカビを抑える製品にモデルチェンジされていますので、このタイミングでの買い替えは良いと思います。
温水式浴室乾燥機における2022年からの価格上昇率
温水式浴室乾燥機における2022年からの価格上昇率

ビルトイン食洗機の価格改定率

そして、ビルトイン食洗機の価格改定率です。
代表的な機種を取り上げて価格改定率を見てみます。スライドオープンは、2022年5%、2023年4%、そして2025年2%の値上げになります。一般的な45cm幅の食洗機としてはリンナイのみが生産しているフロントオープンは、2022年5%、2023年5%、そして2025年2%の値上げになります。
2022年と2023年の改定率に比べると、2025年は控えめな改定率となっており、この傾向は他の製品カテゴリーと同様です。
ビルトイン食洗機の価格改定率
ビルトイン食洗機の価格改定率
ビルトイン食洗機についても、ここ最近の値上げラッシュが起こる前、2022年以前からどの程度の価格上昇になったか、見てみましょう。
2022年以前の価格を100%とした場合、ここ数年で、スライドオープンは11%、フロントオープンは12%の価格上昇です。
ビルトイン食洗機における2022年からの価格上昇率
ビルトイン食洗機における2022年からの価格上昇率

乾太くんの価格改定率

リンナイの専売特許であるガス式の衣類乾燥機、乾太くんの価格改定率も見ていきましょう。
代表的な機種を取り上げて価格改定率を見てみます。スタンダードモデルも、デラックスモデルも、2022年5%、2023年6%、そして2025年2%の値上げになります。
2022年と2023年の改定率に比べると、2025年は控えめな改定率となりました。
乾太くんの価格改定率
乾太くんの価格改定率
乾太くんについても、ここ最近の値上げラッシュが起こる前、2022年以前からどの程度の価格上昇になったか、見てみましょう。
2022年以前の価格を100%とした場合、ここ数年で、14%の価格上昇です。
乾太くんは2023年にモデルチェンジをして、デザイン面も使い勝手も向上していますので、新築で戸建てを建てている人、旧モデルを長く使っている人は買い替えするのがお勧めです。
乾太くんにおける2022年からの価格上昇率
乾太くんにおける2022年からの価格上昇率

その他の価格改定率

最後に、その他の設備機器についても簡単に触れます。
宅内のガス栓が減っているのに加えて、建物の断熱性能が向上してきているため、ガスファンヒーターもFF暖房機も、使用者は減っているかもしれません。ガスファンヒーターは、2022年5%、2023年6%、そして2025年4%の値上げになります。FF暖房機は、2022年5%、2023年4%、そして2025年5%の値上げになります。
その他機器の価格改定率
その他機器の価格改定率
これらの設備機器も、2022年以前から、ファンヒーターは16%、FF暖房機は15%の値上げになっています。
その他機器における2022年からの価格上昇率
その他機器における2022年からの価格上昇率

年平均値上げ率

ここ数年は、毎年のように各メーカーが値上げしていますね。
毎年の価格改定率はバラツキはありますが、年平均値上げ率を計算してみると、2.5%から4.0%の範囲でした。
平均すると、約3.5%、毎年値上げしていることになります。結構大きいですね。
日本のインフレ率は、2023年で3.27%、2024年で2%台の見通しです。一方で、賃上げ率は、2023年実績で3.58%、2024年見通しで5%超とのことです。近年のリンナイの価格改定率は、インフレや賃上げの傾向と同程度と言えるでしょう。
リンナイ主要製品の年平均値上げ率
リンナイ主要製品の年平均値上げ率
 

購入金額に与える影響

では、2025年の価格改定が購入金額に与える影響を見てみましょう。
それぞれの商品について、代表的な型番を対象にして、一般的に販売されている割引率を考慮して、実際に購入できる金額の上昇額を見てみます。割引率は、販売店や購入時期によって変化していきますのでご参考まで。
まずは、給湯器です。ふろ給湯器は、メーカー希望小売価格の60%オフで購入できたとして、約6,000円の値上げです。熱源機は、40%オフで購入できたとして約11,000円の値上げ、エコワンは、40%オフで購入できたとして約13,000円の値上げです。東京都に在住の人は、東京ゼロエミッションポイントを使うと12,000円割引きも受けられます。寒さが続く1月頃は販売業者も混雑しているかもしれませんので、2月以降に購入するのが良いかと思います。
次に、コンロ・オーブンです。デリシアは、メーカー希望小売価格の40%オフで購入できたとして、約5,000円の値上げです。リッセは、40%オフで購入できたとして約4,000円の値上げ、センスは、50%オフで購入できたとして約1,000円の値上げです。オーブンのコンベックは、30%オフで購入できたとして約15,000円の値上げです。オーブンは、どのお店も割引率が低いことが多いです。そして、メーカー希望小売価格自体も高いので、値上げの影響は大きくなりやすいですね。
続いて、温水式浴室乾燥機です。メーカー希望小売価格の30%オフで購入できたとして、スタンダードタイプは約6,000円の値上げ、ミストタイプは約7,000円の値上げです。給水の都合上、スタンダードタイプからミストタイプへの変更は追加料金がかかります。ミストタイプからスタンダードタイプへの変更は簡単ですので、費用を抑えたい人はスタンダードタイプにするのもアリです。
そして、食洗機です。メーカー希望小売価格の30%オフで購入できたとして、スライドオープンもフロントオープンも約4,000円の値上げです。
次に、乾太くんです。乾太くんは、販売しているお店が限られると思いますが、30%オフで購入できたとして、約3,000円の値上げです。
最後に、ファンヒーターやFF暖房機も見てみると、30%オフで購入できたとして、ファンヒーターは約3,000円の値上げ、FF暖房機は約10,000円の値上げですね。
給湯器や乾太くんは、リモコンや架台など取り付けに必要なオプション部材が存在しますので、実際には、ここで紹介した値上げ幅よりも少し大きな影響があると思いますのでご注意ください。
カテゴリー型番改定前定価改定後定価OFF値上げ額
給湯器 (ふろ給湯器)RUF-E240EAW489,500504,90060%¥6,160
給湯器 (熱源機)RUFH-E2408AW2-6(A)605,550624,80040%¥11,550
給湯器 (エコワン)ダブル暖房14.0kW1,134,4301,156,10040%¥13,002
コンロ (デリシア)RHS31W38M13RCSTW396,440404,80040%¥5,016
コンロ (リッセ)RHS31W42J3RSTW264,440270,60040%¥3,696
コンロ (センス)RS31W36P49RVW171,050173,80050%¥1,375
オーブン (コンベック)RSR-S52E-ST412,280433,40030%¥14,784
浴室乾燥機 (スタンダード)RBH-C3301WK3P267,300276,10030%¥6,160
浴室乾燥機 (ミスト)RBHM-C3302K3P326,590336,60030%¥7,007
食洗機 (スライドオープン)RSW-SD401LPA245,080250,80030%¥4,004
食洗機 (フロントオープン)RSW-F402C-SV240,130245,30030%¥3,619
乾太くん (スタンダード)RDT-54S(A)-SV156,750160,60030%¥2,695
乾太くん (デラックス)RDT-63206,690211,20030%¥3,157
ファンヒーターRC-A4401NP-MB100,650104,50030%¥2,695
FF暖房機RHF-1006FT261,910276,10030%¥9,933

まとめ

リンナイの住宅設備機器の値上げ情報について詳しく見てきました。給湯器は、ふろ給湯器が約6,000円、熱源機が約11,000円、エコワンが約13,000円の値上げとなりました。コンロは、デリシアが約5,000円、リッセが約4,000円、センスが約1,000円の値上げでした。浴室乾燥機は、スタンダードタイプが約6,000円、ミストタイプが約7,000円の値上げとなりました。
食洗機はスライドオープン、フロントオープンともに約4,000円の値上げでした。乾太くんは約3,000円の値上げとなり、暖房機器では、ファンヒーターが約3,000円、FF暖房機が約10,000円の値上げとなりました。
これらの金額は、一般的な割引率を考慮した実質的な値上げ額でした。
値上げ幅は製品によって異なりましたが、オプション部材も含めると、実際の値上げ額はさらに大きくなる可能性があることも覚えておいてくださいね。
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