【値上げ】リンナイ・ノーリツ・パロマが2023年4~5月に価格改定!値上げ幅を解説

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リンナイ、ノーリツ、パロマの主要3社が2023年4~5月に実施したガス機器の値上げについて、詳しく解説しています。2022年に続く値上げで、ガス給湯器は最大15%、ガスコンロは最大20%の値上げとなりました。本記事では、実際の購入価格にどの程度影響があるのかを具体的な機種を例に計算していますので、ガス機器の交換をご検討中の方は、ぜひ参考にしてください。値上げ前の購入をお考えの方は、お早めの行動をおすすめします。

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はじめに

2022年に引き続き2023年も住宅設備の値上げが止まりません。
本日はリンナイ株式会社、株式会社ノーリツ、株式会社パロマが相次いで発表したガス機器の値上げについて解説していきます。
ガス給湯器、ガスコンロの交換を検討している方はお早めに!

値上げの概要

2022年はほぼすべての住宅設備メーカーが値上げを実施しました。材料を輸入しておりエネルギー価格も高騰しているので仕方ないでしょう。
これまで価格は据え置きにされてきたので、この値上げは一度上がったら下がらないと思った方がよいと思います。
値上げはガス機器メーカーでも同じです。主要3メーカーであるリンナイ、ノーリツ、パロマは2022年にも値上げをしています。
メーカー時期値上げ幅
リンナイ2022年4月1日ガスコンロ:約5%ガス給湯器:約7%
ノーリツ2022年7月1日ガスコンロ:約5%ガス給湯器:約7%レンジフード:約10%
パロマ2022年7月1日ガスコンロ:約5%ガス給湯器:約7%

2022年のガス機器メーカーの値上げ

2023年に入り、さらなる値上げが示されています。
メーカー時期値上げ幅
リンナイ2023年5月1日ガスコンロ:約4~12%ガス給湯器:未定食洗機:約4~10%レンジフード:約5%
ノーリツ2023年5月1日ガスコンロ:約4~10%ガス給湯器:約5~15%レンジフード:約5~16%
パロマ2023年4月3日ガスコンロ:約5~20%ガス給湯器:約10~15%
2023年の値上げ幅は2022年よりも大きくなっています。2022年の値上げ前に比べると10~20%の値上げになっています。
よく見るとリンナイのガス給湯器は値上げされないことがわかります。しかし、リンナイの給湯器は納期遅延を起こしているため、実質的に購入が難しい状況です。おそらく納期遅延が解消したタイミングで値上げに踏み切るでしょう。
次の章では実際の購入価格にどのくらい影響があるのか調べてみます。

実際の販売価格の影響(給湯器編)

今回値上げとなるノーリツとパロマから1機種ずつ選定して計算してみましょう。一般的に普及している24号・フルオートの高効率型のふろ給湯器を取り上げてみます。
メーカー型番値上げ前定価(税込)値上げ後定価(税込)値上げ幅
ノーリツGT-C2462AWX-2BL460,240円487,960円6%
パロマFH-E2422FAWL454,500円499,950円10%
業者にもよりますが定価の約60%オフで購入できることも多いですから、実際の購入価格としては次のようになります。
メーカー型番値上げ前購入価格(税込)値上げ後購入価格(税込)値上げ幅
ノーリツGT-C2462AWX-2BL184,096円195,142円11,046円
パロマFH-E2422FAWL181,800円199,998円18,180円
購入価格で見ると、ノーリツは今回6%の値上げのため1万円強の値上げ、パロマは10%の値上げのため2万円弱の値上げとなります。この金額差は大きいですね。
次にコンロも見てみましょう。

実際の販売価格の影響(コンロ編)

コンロでもリンナイとパロマから1機種ずつ選定して計算してみましょう。人気の高いプレミアム機種・ハイグレード機種・スタンダード機種を取り上げてみます。
メーカー型番値上げ前定価(税込)値上げ後定価(税込)値上げ幅
リンナイデリシアRHB71W31E16RCSTW417,010円442,090円6%
リンナイリッセRHB71W32L25RSTW297,990円321,860円8%
リンナイセンスRHB71W36T1DVW240,240円266,750円11%
パロマクレアPD-962WT-U75GG353,430円371,140円5%
パロマフェイシスPD-872WT-U75GH257,620円275,660円7%
パロマブリリオPD-732WS-75GH190,630円209,770円10%

リンナイ・パロマのガスコンロの値上げ一覧

比較すると分かりますが、今回は低価格商品ほど値上げ幅が大きくなっています。プレミアム機種は5~6%ですが、スタンダード機種は10~11%の値上げとなっています。
コンロについては、業者にもよりますが定価の約40%オフで購入できることも多いですから、実際の購入価格としては次のようになります。
メーカー型番値上げ前購入価格(税込)値上げ後購入価格(税込)値上げ幅
リンナイデリシアRHB71W31E16RCSTW250,206円265,218円15,012円
リンナイリッセRHB71W32L25RSTW178,794円193,116円14,322円
リンナイセンスRHB71W36T1DVW144,144円160,050円15,906円
パロマクレアPD-962WT-U75GG212,058円222,661円10,603円
パロマフェイシスPD-872WT-U75GH154,572円165,396円10,824円
パロマブリリオPD-732WS-75GH114,378円125,862円11,484円
購入価格で見ると、グレードによらず大体1.0~1.5万円の値上げとなりそうです。これも大きな影響といえるでしょう。

まとめ

本記事では、リンナイ、ノーリツ、パロマの主要3社が2023年4~5月に実施したガス機器の値上げについて解説しました。値上げの概要として、ガス給湯器は最大15%、ガスコンロは最大20%の値上げとなりました。
実際の販売価格への影響を具体的な機種で検証しました。給湯器については、ノーリツは1万円強、パロマは2万円弱の値上げとなりました。コンロについては、プレミアム機種からスタンダード機種まで、グレードによらず1.0~1.5万円程度の値上げとなりました。特に、低価格商品ほど値上げ幅が大きくなる傾向が見られました。
このように、実際の購入価格に大きな影響が出ることが分かりました。機器の交換をご検討中の方は、複数の業者から見積もりを取ることをお勧めします。次の章では、信頼できる業者をご紹介していますので、ぜひご確認ください。

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