パロマの給湯暖房熱源機がモデルチェンジ|後からハイブリッド給湯器にできる新型、9月15日発売で何が変わった?

この記事を読むと分かること
  • パロマの給湯暖房熱源機が2026年9月15日にモデルチェンジし、後からヒートポンプタンクユニットを追加してハイブリッド給湯器にできる仕組みに変わったこと
  • 新シリーズ(EH型番)12機種の号数・オート/フルオート・熱動弁の選び方
  • 給湯省エネ2026事業の補助金条件と、交換費用・型落ち品で損しないための注意点
そうは言っても、「熱源機のモデルチェンジ」と言われても、何がどう変わったのか、今すぐ自分の家に関係あるのかピンとこない方がほとんどだと思います。給湯暖房熱源機は、お風呂の給湯だけでなく床暖房や浴室暖房まで担う機器なので、コンロや単純な給湯専用機に比べて交換費用も選び方の情報も少なく、ネットで調べても専門用語ばかりで迷いやすい分野です。
株式会社パロマは2026年8月24日、給湯暖房熱源機をモデルチェンジし、2026年9月15日に新モデルを発売すると発表しました。今回の新型は、単なる性能向上ではなく「設置後にヒートポンプタンクユニットを追加すれば、ガスと電気のハイブリッド給湯器へ発展させられる」という、これまでの熱源機にはなかった発想の製品です。
この記事では、パロマ公式のニュースリリースを一次情報として、新型と旧型で何が変わったのか、12機種のラインナップの選び方、補助金の条件、そして交換を検討するときに気をつけたいポイントを整理します。

パロマが給湯暖房熱源機をモデルチェンジ|何が変わったのか

パロマの公式発表(2026年8月24日付ニュースリリース)によると、今回のモデルチェンジの核心は次の一文に集約されています。
「本製品は、従来どおり給湯暖房用熱源機として導入できることに加え、設置後にヒートポンプタンクユニットを追加することで、ハイブリッド給湯器へアップグレードできるようになりました」
— 株式会社パロマ ニュースリリース(2026年8月24日付)より
つまり、新型は「熱源機として今すぐ導入できる」のはもちろん、将来的に子どもの誕生や成長で家族構成が変わったり、光熱費への意識が高まったりしたタイミングで、あとからヒートポンプタンクユニットだけを追加して、ガスと電気を併用する「ハイブリッド給湯器」に発展させられる設計になっています。今までの熱源機は「買った時点の仕様で使い続ける」のが前提でしたが、新型は「今の暮らしに合わせて導入し、将来必要になったら拡張する」という考え方に変わったのが最大のポイントです。
発売日は2026年9月15日。価格帯は代表機種(屋外壁掛型)で488,400円〜581,680円(税込)とされています(2026年8月24日付パロマ公式ニュースリリースより)。

新旧モデルの違いを整理する|型番の見方

「後継機は何ですか」という質問にストレートに答えたいところですが、正直に書くと、パロマは今回のニュースリリースで「新型番○○は旧型番△△の後継です」という1対1の対応表を公表していません(2026年9月時点でパロマ公式サイト・ニュースリリースを確認した限り)。そのため、ここでは公式サイトに掲載されている旧シリーズの代表機種と、新シリーズの型番の違いを並べて整理します。
型番の系統ヒートポンプタンク接続確認できた代表機種・価格(税込)
旧シリーズDH-E/DH-CEで始まる型番非対応DH-E2416SAWL 585,640円/DH-CE2416SAWL 521,840円/DH-CE2016SAWL 508,420円(パロマ公式サイト掲載)
新シリーズDH-EHで始まる型番対応(将来ヒートポンプタンクユニットを追加可能)DH-EH1612SAWL 488,400円〜DH-EH2422FAWL2-6 581,680円(2026年9月15日発売・全12機種)
型番に「EH」の文字が入っているかどうかが、旧シリーズと新シリーズを見分ける一番わかりやすい目印です。「E」だけ、あるいは「CE」で始まる型番は旧シリーズ、「EH」で始まる型番が今回の新シリーズと考えて差し支えありません。
なお型番中の4桁の数字(例:2422、1612)は号数を表す部分で、数字が大きいほど給湯・暖房の能力が高いことを示しています。ただし号数の組み合わせ方はシリーズによって差があるため、「今使っている機種と同じ号数だから同じ性能」と単純比較しないほうが安全です。実際に交換を検討する際は、現在使用中の型番を業者に伝えたうえで、適合する新型番を提案してもらう流れになります。

新ラインナップ12機種の選び方

今回発売される新シリーズは、代表機種(屋外壁掛型)だけで12機種というボリュームです。数が多くて迷いやすいので、選び方のポイントを3つに整理します。

① 号数で選ぶ:16号か24号か

新シリーズの代表機種は16号タイプと24号タイプの2系統です。一般的な家庭用の主流は16〜24号とされており、家族の人数や同時にお湯を使う場面の多さで選びます。マンションなど設置スペースが限られる住まいでは、既存の熱源機と同じ号数系統を選ぶのが工事の面でも無難です。

② オートかフルオートか

「オート」はお湯はり・保温・足し湯を自動化したタイプ、「フルオート」はそれに加えて自動追い焚き・自動足し湯までカバーする上位グレードです。新シリーズでは同じ号数でもオートとフルオートで価格差が数万円ついています(例:DH-EH1612SAWL 488,400円に対し、フルオート相当のDH-EH1612FAWL2-3は535,700円)。

③ 熱動弁の内蔵有無・排気バリエーション対応

型番末尾に「2-6」「2-3」「2-1」という枝番がついた機種は、床暖房などの熱動弁(バルブ)を機器本体に内蔵しているタイプで、内蔵する弁の数(6P・3P)によって対応できる暖房系統の数が変わります。枝番のない機種(熱動弁を内蔵しない「高温のみ」タイプ)は本体価格が抑えられている一方、床暖房の系統を増やしたい場合は外付けの熱動弁ユニットが別途必要になります。「排気バリエーション対応」の記載がある機種は、設置環境に応じた排気トップの選択肢が広いという意味で、狭小地や特殊な設置条件がある住宅では選択の幅が実質的な決め手になることがあります。
以下は代表機種(屋外壁掛型)12機種の価格一覧です(2026年8月24日付パロマ公式ニュースリリースより、税込価格)。
型式仕様排気バリエーション希望小売価格(税込)
DH-EH2422FAWL2-624号フルオート・熱動弁6P内蔵対応581,680円
DH-EH2422SAWL2-624号オート・熱動弁6P内蔵対応541,860円
DH-EH2422FAWL2-324号フルオート・熱動弁3P内蔵対応574,200円
DH-EH1612FAWL2-316号フルオート・熱動弁3P内蔵対応535,700円
DH-EH2422SAWL2-324号オート・熱動弁3P内蔵対応534,380円
DH-EH1612SAWL2-316号オート・熱動弁3P内蔵対応495,880円
DH-EH2422FAWL2-124号フルオート・熱動弁外付け566,720円
DH-EH2422SAWL2-124号オート・熱動弁外付け526,900円
DH-EH2422FAWL24号フルオート・高温のみ対応566,720円
DH-EH1612FAWL16号フルオート・高温のみ対応528,220円
DH-EH2422SAWL24号オート・高温のみ対応526,900円
DH-EH1612SAWL16号オート・高温のみ対応488,400円
外観寸法は高さ750×幅480×奥行240mm(パロマ公式ニュースリリースより)。なお公式資料には「代表機種(屋外壁掛型)のみ掲載」との注記があり、PS設置タイプなど他の設置形態を含めた全機種の一覧ではない点に注意してください。

「ヒートポンプタンクユニット接続対応」とは何か

そもそも、いきなり「ヒートポンプタンクユニット」と言われてもピンとこない方が多いと思います。簡単に言うと、エコキュートなどに使われている「電気で空気の熱を汲み上げてお湯を作る」ヒートポンプ技術のユニットを、既存のガス熱源機に組み合わせる仕組みです。
パロマの公式発表では、ハイブリッド給湯器化するメリットとして次の2点が挙げられています。
「ハイブリッド給湯器は、高い省エネ性能を発揮し、光熱費の削減効果が期待できます。ガスと電気、それぞれの特長を活かした効率的な給湯により、CO₂排出量の抑制にも貢献し、環境負荷の低減を目指します」
「さらに、ガス給湯器とヒートポンプユニットの二つの熱源を備えているため、万一どちらか一方が停止した場合でも、もう一方で給湯を継続できる高いレジリエンスを備えています」
— 株式会社パロマ ニュースリリース(2026年8月24日付)より
あなたも、災害時にガスが止まって長期間お湯が使えなくなったニュースを見たことがあるかもしれません。熱源が2系統あれば、片方が止まってももう片方でお湯を確保できるというのは、光熱費の話以上に「もしもの時の安心材料」として気になる方も多いはずです。
ただし、注意しておきたいのは、今回発売される新型はあくまで「将来ヒートポンプタンクユニットを追加できる土台」であって、標準でハイブリッド給湯器になっているわけではないという点です。ヒートポンプタンクユニット自体は別売りで、追加するタイミングで別途費用がかかります。「今すぐハイブリッド化したいわけではないが、将来の選択肢は残しておきたい」という方に向いている設計だと理解しておくとよいでしょう。

給湯省エネ2026事業の補助金は使えるか

新型のもう一つのポイントが補助金です。パロマの公式発表では次のように説明されています。
「本製品をハイブリッド給湯器として設置する場合に加え、後からヒートポンプタンクユニットを追加してハイブリッド化する場合でも、国の補助制度『給湯省エネ2026事業』の補助対象となります。条件を満たした場合は、1台あたり10万円(※)の補助を受けることができます」
※補助額および適用条件は、国の補助制度「給湯省エネ2026事業」の制度内容に基づきます。
— 株式会社パロマ ニュースリリース(2026年8月24日付)より
給湯省エネ事業の基本的な補助額は、エコキュートなどの基本額7万円+性能加算3万円が土台で、さらに古い機器からの撤去加算が上乗せされる仕組みです。要件は容量の大きさそのものよりも、電気料金の安い夜間に沸き上げをシフトできる機能の有無で判定される点に注意が必要です(過去の制度実測に基づく整理。最新の要件・受付状況は必ず国の公式サイトで確認してください)。
注意したいのは、「今回のパロマ新型を熱源機だけで導入した場合」に、この10万円がそのまま使えるわけではないという点です。公式発表を読む限り、補助対象になるのは「ハイブリッド給湯器として設置する場合」または「後からヒートポンプタンクユニットを追加してハイブリッド化する場合」であり、熱源機単体(ヒートポンプタンクユニットを追加しない通常の使い方)での導入が対象になるかどうかは、この発表だけでは明言されていません。補助金をあてにして導入を決める場合は、必ず施工業者または国の制度窓口に、自分の導入形態が対象になるかを個別に確認してください。

交換費用の相場と、気をつけたいこと

給湯暖房熱源機は、追い焚き機能だけのオート・フルオート給湯器よりも交換費用が高くなる傾向があります。本体価格だけで15万〜20万円台からが目安で、標準工事費に5万〜10万円程度が上乗せされるのが一般的です。今回のパロマ新型も税込48万円台〜58万円台という価格帯で、本体価格だけを見ても決して安い買い物ではありません。
実際、パロマの熱源機交換に関する相談を見ると、こんな声があります。
「マンションの給湯器の調子が悪く、交換することになりました。現在パロマ27号→パロマ24号への交換です。本体、リモコン、TC-13、工賃(5万)、値引きが入って税込39万円の見積もりでした」
— Yahoo!知恵袋より(2024年12月11日の質問)
この質問に対しては「その給湯器の機種は高額です。マンションだからです。(中略)製品・部材費計31万657円 これはネットの最安値ですから、工事費も入れて39万円は妥当です」というベストアンサーが寄せられていました(2024年12月12日の回答)。熱源機は号数やタイプによって本体価格の幅が大きく、見積もりが高いと感じても、内訳を確認すると相場の範囲内ということが少なくありません。「高いかどうか」を自分だけで判断せず、本体価格・リモコン代・工事費の内訳を業者に確認する姿勢が大切です。
もう一つ気をつけたいのが、型落ち品の勧誘です。今回のようにモデルチェンジが発表されると、販売店によっては「旧型を今なら安くできます」という案内をしてくることがあります。ですが、給湯器・熱源機は製造終了後およそ10年で部品供給が終了するのが一般的です。部品保有期間は「モデルチェンジした日」ではなく「製造が完全に打ち切られた日」から起算されるため、型落ち品を選ぶと、新型よりも先に部品切れのリスクを迎えることになります。今まさに壊れて即日交換が必要という緊急時を除けば、基本的には新しいモデルを選ぶほうが長い目で見て安心です。

家族構成別に見る、号数・機能の選び方の目安

12機種もあると「結局うちはどれを選べばいいのか」が一番知りたいところだと思います。あくまで一般的な目安ですが、家族構成別に整理すると次のようになります。
  • 単身〜2人暮らし、浴室暖房のみ利用:16号・オートタイプ(DH-EH1612SAWL系列)で足りることが多い。熱動弁の系統数も1〜2で収まるケースが中心
  • 3〜4人家族、床暖房1〜2系統+浴室暖房:16号または24号のフルオートタイプに、熱動弁3P内蔵(型番末尾「2-3」)が候補になる
  • 床暖房を複数部屋(3系統以上)に導入している家:熱動弁6P内蔵(型番末尾「2-6」)でないと系統数が足りない場合がある。事前に現在の暖房系統数を業者に伝えることが重要
  • 将来的に電気代の安い時間帯にお湯を沸かす生活に切り替えたい家:ヒートポンプタンクユニットの後付けを見据えて、今回の新シリーズ(EHシリーズ)を選んでおくと選択肢が広がる
ここで一つ注意したいのは、「今使っている熱源機と同じ号数・同じ熱動弁数を選べば安心」とは限らない点です。新築時よりも家族が増えて浴室暖房を毎日使うようになった、床暖房の使用部屋を増やしたい、といった生活の変化があるなら、この機会に号数や熱動弁の系統数を見直すことをおすすめします。号数を上げずに使用機器を増やすと、同時使用時にお湯の温度が下がる、暖房の立ち上がりが遅くなるといった不満につながりやすいためです。

エコジョーズ・排気バリエーションと設置環境の関係

給湯暖房熱源機は、屋外壁掛型のほかにPS(パイプシャフト)設置型など、住宅の構造によって設置形態が変わります。今回の一覧表で紹介した12機種は「代表機種(屋外壁掛型)」であり、集合住宅のパイプシャフト内に設置するタイプなど、他の設置形態を含めた全ラインナップではない点は改めて注意してください。マンションにお住まいで、現在の熱源機がPS設置型の場合は、屋外壁掛型の価格をそのまま参考にせず、施工業者にPS設置型の型番・価格を確認する必要があります。
また、価格表に記載されている「排気バリエーション対応」は、住宅の設置環境(隣家との距離、排気トップの向きなど)によって排気の取り出し方を選べる機種であることを示しています。マンションの共用廊下側に設置する場合や、隣家との距離が近い狭小地では、排気バリエーションに対応した機種のほうが設置条件をクリアしやすいケースがあります。逆に戸建てで設置スペースに余裕がある場合は、排気バリエーション非対応(熱動弁外付けタイプ)でも問題なく設置できることが多く、そのぶん本体価格を抑えられる場合があります。

今の熱源機、交換のサインを見逃していませんか

「モデルチェンジしたのは分かったけど、うちはまだ壊れていないから関係ない」と思う方もいるかもしれません。ですが、熱源機は壊れてから慌てて選ぶと、型番や号数をじっくり比較する余裕がなく、営業に勧められるまま契約してしまいがちです。次のようなサインが出ていたら、壊れる前に検討を始めるタイミングです。
  • お湯の温度が安定しない、設定より低いお湯しか出ない
  • 追い焚き・床暖房・浴室暖房のいずれかの立ち上がりが遅くなった
  • リモコンにエラーコードが繰り返し表示される
  • 設置から13〜15年以上が経過している
  • 異音・異臭(焦げたようなにおい)がする
一般的に、給湯器・熱源機の設計標準使用期間は10年前後とされており、実際に故障が増えてくるのは使用開始から12〜13年目以降が多いというのが実感値です。パロマに限らずどのメーカーも、製造終了からおよそ10年で補修用部品の供給を終了する運用をとっています。「まだ動いているから」と使い続けた結果、真冬にお湯も暖房も同時に止まり、しかも部品切れで即日修理ができない、という事態が一番困ります。設置年数が10年を超えているなら、故障してからではなく、今回のような新型登場のタイミングで一度見積もりを取っておくことをおすすめします。

交換工事の流れと工期の目安

熱源機の交換は、給湯専用機やふろ給湯器の交換に比べて配管・配線の系統が多いため、工事の流れも少し複雑になります。一般的な流れは次の通りです。
  1. 現地調査・見積もり:現在の機種・号数・暖房系統(床暖房の枚数、浴室暖房の有無)を確認してもらう
  1. 機種の選定:新シリーズの中から号数・オート/フルオート・熱動弁の内蔵有無を、現状の暖房系統に合わせて選ぶ
  1. 既存機の撤去・新機の設置:ガス・水道・電気配線の接続替えを行う
  1. 試運転・動作確認:給湯・追い焚き・床暖房・浴室暖房のすべての系統が正常に動くか確認する
工期は既存の配管をそのまま使える「同一箇所への交換」であれば、日帰り〜1日で完了することが多いのが実情です。一方で、熱動弁の内蔵タイプから外付けタイプへ変更する場合や、設置位置そのものを変える場合は、配管工事が追加で発生し、日数も費用も増える点に注意してください。今回の新シリーズは熱動弁の内蔵有無で型番が分かれているため、「今と同じ暖房系統の数を維持したいなら、熱動弁の内蔵タイプ(枝番2-6/2-3付き)を選ぶ」というのが工事をシンプルに済ませるコツです。

よくある疑問に答えます

Q. 今使っている熱源機がまだ壊れていないのに、新型に交換するメリットはありますか。
新型に切り替える最大のメリットは、将来ヒートポンプタンクユニットを追加できる余地を残せる点と、補助金の対象になり得る点です。逆に、まだ数年しか使っていない機種を無理に交換する必要はありません。目安としては、設置から10年前後が近づいている、または床暖房・浴室暖房のいずれかで不調のサインが出ている場合に検討するとよいでしょう。
Q. ヒートポンプタンクユニットは今すぐ一緒に導入しないといけませんか。
いいえ。今回のニュースリリースにあるとおり、新型は「従来どおり給湯暖房用熱源機として導入」することもできます。ヒートポンプタンクユニットは別売りで、必要になったタイミングで後付けする設計です。初期費用を抑えたい場合は、まず熱源機だけを導入し、将来的にハイブリッド化を検討する進め方でも問題ありません。
Q. 賃貸マンションでも同じように交換できますか。
賃貸の場合、熱源機の交換は基本的に貸主(オーナー)や管理会社の判断・費用負担で行われます。入居者が個人の判断で機種を選んで交換することはできないケースがほとんどなので、まずは管理会社に不調の状況を伝えるのが先決です。持ち家やマンション所有者の方が、この記事の機種選びの情報をそのまま活用できます。

どこで交換を依頼すればいいか

熱源機は号数・オートタイプ・熱動弁の有無など選ぶポイントが多く、しかも設置には水道の指定給水装置工事事業者としての資格が必要な専門工事です。「安いから」という理由だけで業者を選ぶと、後々のトラブルにつながりかねません。
業者選びで意外と見落とされがちなのが「10年保証」という言葉の実態です。給湯暖房熱源機が実際に壊れるのは使用開始からおよそ12〜13年後というケースが多く、つまり保証期間が切れた頃にちょうど寿命を迎える計算になります。しかも施工不良は設置後数週間〜数ヶ月以内に発覚することがほとんどで、10年後に「あの時の施工が原因だ」と証明するのはほぼ不可能です。さらに、10年後にその業者自体が存続しているとは限りません。会社がなくなれば、保証もそこで消えてしまいます。
こうしたリスクを考えると、価格の安さだけでなく「10年後も会社として存続していて、施工の質が組織的に担保されているか」という視点で業者を選ぶことが重要です。関東圏にお住まいの方であれば、東証プライム上場の東京ガスが運営する「東京ガスの機器交換」が、認定施工会社制度によって資格保有が標準要件として担保されている点で有力な選択肢になります。エリア外の方には、東証グロース上場の株式会社交換できるくんが運営する「交換できるくん」も選択肢になります。

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