浴室乾燥機と洗濯機の乾燥機能、電気代が安いのはどっち?実際の使い分けと節約術を徹底解説

この記事を読むと分かること
  • 浴室乾燥機と洗濯機の乾燥機能(ヒーター式・ヒートポンプ式)の電気代を具体的な数字で比較する方法
  • 電気代だけで選ぶべきでない理由と、2つの乾燥方法を上手に使い分けるためのポイント
  • 古い浴室乾燥機が電気代を押し上げている可能性と、交換で節約につながるケース

浴室乾燥機と洗濯機の乾燥機能、電気代が安いのはどっちか?結論から伝えます

「浴室乾燥機と洗濯機の乾燥機能、どちらで乾かすのが得なの?」と気になったことはありませんか?特に電気代が気になる今、毎日使う家電の費用を少しでも抑えたいと考えるのは自然なことです。
結論から申し上げると、電気代が安いのは洗濯機の乾燥機能です。特にヒートポンプ式のドラム洗濯乾燥機を使った場合、浴室乾燥機と比べて電気代が4分の1以下になることもあります。
ただし、「だから洗濯乾燥機だけ使えばいい」という単純な結論にはなりません。それぞれの機器には電気代以外の役割があり、生活スタイルや衣類の素材、住まいの状況によって最適な使い方は変わってきます。この記事では、具体的な数字で電気代を比較しながら、上手な使い分けの考え方をお伝えします。

浴室乾燥機の電気代はいくらかかる?計算方法と1ヶ月の目安

浴室乾燥機を使って衣類を乾燥させるとき、どれくらいの電気代がかかるのでしょうか。電気代は次の計算式で求めることができます。
電気代 = 消費電力(kW)× 使用時間(h)× 電気単価(円/kWh)
一般的な電気式浴室乾燥機の消費電力は約1,250〜1,300W(1.25〜1.3kW)です。衣類を乾かす目安時間は、洗濯量や季節にもよりますが、おおむね3時間程度とされています。電気単価を31円/kWhとして計算すると、1回(3時間)の電気代は1.3kW×3時間×31円=約120円となります。毎日使った場合の月間電気代は約3,600円です。
雨が続く梅雨の時期や花粉・PM2.5が飛ぶ春に毎日使うと、月々3,000〜4,000円以上の電気代になることは珍しくありません。「電気代が高い月に思い当たる節がある…」という方は、浴室乾燥機の使用頻度が高くなっていた可能性があります。
なお、ガス温水式の浴室乾燥機の場合は消費電力が小さく(電気ファンを動かすだけなので約100〜200W程度)、その代わりガス代がかかります。ガス式はパワーが強く、乾燥時間が2時間程度に短縮できることも多く、トータルコストが電気式よりも抑えられるケースがあります。お住まいの地域でガスをご利用の方は、ガス式浴室乾燥機への交換も節約の選択肢として検討する価値があります。

洗濯機の乾燥機能の電気代――ヒーター式とヒートポンプ式で大きな差がある

洗濯機の乾燥機能には大きく2つの方式があります。電気代に関しては、この2つの差が非常に大きいため、まずここを理解しておくことが重要です。
ヒーター式(縦型洗濯乾燥機・ドラム型ヒーター式)
ドライヤーのような熱風で衣類を乾かす方法です。消費電力が高く、1回(洗濯〜乾燥)の電気代は50〜55円程度が目安です。乾燥時間は機種によりますが、洗濯物6kgで2〜3時間程度かかることが多いです。浴室乾燥機と比べると安いものの、後述するヒートポンプ式と比べると倍程度の電気代になります。また、乾燥温度が100度近くまで上がるため、衣類が縮んだりシワになりやすいというデメリットもあります。
ヒートポンプ式(ドラム型洗濯乾燥機の上位機種)
空気中の熱エネルギーを活用してコンプレッサーで圧縮し、除湿しながら65度前後の温風で乾燥させる方式です。エアコンと同じ原理を使っているため、電気の使い方が非常に効率的です。1回(洗濯〜乾燥)の電気代は20〜30円程度が目安で、浴室乾燥機の4〜6倍安くなります。低温乾燥のため衣類へのダメージも小さく、縮みやシワが少ないのも特徴です。
3つの方式の電気代を整理すると次のようになります。
乾燥方式1回あたりの電気代の目安
浴室乾燥機(電気ヒーター式)約120円(3時間)
縦型洗濯乾燥機(ヒーター式)約50〜55円
ドラム式洗濯乾燥機(ヒートポンプ式)約20〜30円
電気代の観点だけで見ると、ヒートポンプ式の洗濯乾燥機が圧倒的に経済的です。毎日使った場合の年間コストで比べると、浴室乾燥機とヒートポンプ式ドラム洗濯機の差は4万円以上になることもあります。
ただし注意点があります。ヒートポンプ式のドラム洗濯乾燥機は本体価格が15〜30万円以上するものが多く、初期投資が高くなります。電気代で元を取るためには何年もかかる計算になることも多いため、「電気代だけで判断して今すぐヒートポンプ式に買い替える」というのは必ずしも正しい判断ではありません。現在お使いの機器の状態や生活スタイルを踏まえて総合的に考えることが大切です。

実際の声――「どっちを使っているか」ユーザーの本音

電気代に悩んでいる方、実際に両方を使っている方の生の声を紹介します。Yahoo!知恵袋に寄せられた体験談から、参考になる投稿をピックアップしました。
まず「浴室乾燥機と洗濯乾燥機のどちらが安いか」というテーマで、カテゴリマスターの方からこんな回答がありました。
「電気代はドラム式の方が節電になります。浴室乾燥機は3時間で100円くらい。洗濯物1kgにつき1時間が目安なので、洗濯物6kgだった場合は6時間かかって電気代は200円くらい。ドラム式の乾燥で洗濯物6kgを乾かした場合、ヒーターが一回50円くらい、ヒートポンプが一回25円くらい。ただ、衣類によってはタンブル乾燥NGなものがあるので、ドラム式と浴室乾燥を併用するのがより良い方法だと思います。」
— Yahoo!知恵袋より(2024年11月3日)
洗濯物の量が多い場合、浴室乾燥機の時間は「1kgにつき1時間」という目安がわかりやすい指摘です。6kgの洗濯物なら6時間で200円——これは見過ごせない金額ですね。一方でドラム式との併用を勧めているのも、現実的なアドバイスといえます。
一方、浴室乾燥機と洗濯乾燥機の両方を実際に使っている方の声もあります。
「今年6月に新築し、浴室暖房乾燥機(約20万円)と、シャープの洗濯乾燥機(約23万円)を購入・設置しました。ヒートポンプ式の洗濯乾燥機は、高温にならないので、乾燥機能に掛けるものと掛けないものを仕訳する必要が無く、洗濯から乾燥まで一気に出来るのが便利です。それに対して浴室暖房乾燥機は、干す手間はあるものの、乾燥に要する時間が短いのが利点です。また、浴室をスッキリと乾燥できるのも利点です。何方も電気代は気に成らない程度です。音も気になりません。」
— Yahoo!知恵袋より(2024年11月5日)
両方を使っているユーザーの視点は参考になります。「ヒートポンプ式は衣類を仕訳せずそのまま入れられる」「浴室乾燥機は乾燥時間が短く浴室も乾かせる」という、それぞれの長所を活かした自然な使い分けが伝わってきます。「電気代は気にならない程度」というのは、ヒートポンプ式の省エネ性能の高さを実感している声といえるでしょう。
また、洗濯乾燥機だけを使うという方からの声もあります。
「両方ありますが、ウチではドラム洗濯機の乾燥しか使用していません。洗濯乾燥は洗濯から乾燥までセットでやってくれますが、浴室乾燥では1度、人が介入して【干す動作】が追加になるのが面倒で…苦笑 最近のドラム洗濯機は音もそこまでうるさくないですし、乾燥の電気代も浴室乾燥の方が掛かるかもしれません。」
— Yahoo!知恵袋より(2024年11月3日)
「干す手間が増える」という浴室乾燥機のデメリットは、実際に毎日乾燥機を使う家庭にとってはかなり大きなポイントです。洗濯から乾燥まで全自動でできるドラム式洗濯乾燥機の手間のなさは、電気代の差以上の価値を感じる方も多いことがわかります。
さらに、浴室乾燥機を経由してガス式に行き着いたという方の体験談も興味深いです。
「以前、ドラム式乾燥機を縦型の上に設置して使ってましたが、かなり高温になるので乾燥できない衣類もあり、量も制限されていました。その後、縦型の乾燥機能付き洗濯機を買いましたが、乾かず、洗濯槽の汚れから臭いが衣類についてしまい、乾燥機能を使うのは止めました。それからはコインランドリーを2年利用して、お風呂のリフォームをする際に浴室暖房乾燥機を導入して今に至ります。熱源はパワーがあり、電気より安いガスにしました。一回分の乾燥が2時間程度で乾いて、浴室もカビが生えないので浴室乾燥は一機に干せるし助かってます。」
— Yahoo!知恵袋より(2024年11月4日)
ヒーター式の洗濯乾燥機で起こりがちな「衣類に合わない」「洗濯槽の臭いが移る」という問題は、実際にある落とし穴です。電気代が安いと言っても、使い勝手や衣類への影響を含めて総合的に判断する必要があることがよく伝わります。ガス式浴室乾燥機に行き着いたというのも、一つの合理的な選択です。

電気代だけで選ぶのは早計:それぞれの「本当の役割」を理解する

電気代だけで比較すると洗濯乾燥機(特にヒートポンプ式)が有利ですが、浴室乾燥機と洗濯乾燥機にはそれぞれの「本来の役割」があります。この点を理解しておくと、どちらを優先するかの判断が自然とできるようになります。
浴室乾燥機が得意なこと
浴室乾燥機の最大の強みは「大量の衣類をシワなく乾かせる」ことです。ハンガーに掛けたまま乾燥させるため、シャツやブラウスなどもシワになりにくく、アイロン不要で着られることも多いです。洗濯乾燥機の乾燥槽に入らないような大きな布団カバーや、デリケートな素材の衣類も、浴室乾燥機なら問題なく乾かせます。
また、入浴後の浴室の湿気を飛ばしてカビの発生を抑える役割も、浴室乾燥機の重要な機能です。浴室を乾燥させることで、掃除の手間が減り浴室の寿命も延びます。さらに冬場の入浴前に浴室を暖めることで、急激な寒暖差によるヒートショックのリスクを下げる効果もあります。これらの機能は、洗濯乾燥機では代替できません。
洗濯乾燥機が得意なこと
洗濯乾燥機(特にヒートポンプ式のドラム式)の最大の強みは「手間がかからないこと」です。洗濯機のスイッチを入れてしまえば、取り込み・畳む作業だけで乾燥まで完結します。共働き世帯や育児が忙しい時期には、この「一度セットしたら終わり」の便利さは何物にも代えられません。
電気代も前述のとおり圧倒的に安く、特にヒートポンプ式は衣類へのダメージが少なく、縮みやシワが起きにくいのも特徴です。毎日洗濯する量が多く、生活の効率化を最優先したい方には、ヒートポンプ式ドラム洗濯乾燥機が最も適した選択肢といえます。
結局のところ、どう使い分ければいい?
最も理にかなった使い方は「両方を状況に応じて使い分ける」ことです。日常的な衣類はドラム式洗濯乾燥機に任せ、シワを作りたくない服や乾燥機NGの衣類は浴室乾燥機で乾かす。また花粉・梅雨の季節に加え、浴室のカビ防止として乾燥機能を活用する——こうした使い分けが、電気代を抑えながら洗濯の質も高める現実的な答えです。どちらか一方に絞るのではなく、それぞれの得意分野を活かすことが賢い選択です。

浴室乾燥機の電気代を下げる7つの節約術

「浴室乾燥機は便利だけれど電気代が心配」という方に向けて、電気代を抑えながら使い続けるための節約術を7つご紹介します。
1. 浴室内の水滴をあらかじめ拭き取る
浴室内に水滴や湿気が多いまま乾燥を開始すると、衣類を乾かす前に浴室そのものを乾燥させるエネルギーが消費されます。使用前にバスタオルやスクイジーで水滴を拭き取るだけで、乾燥時間が30分〜1時間程度短縮できることがあります。わずかな一手間ですが、習慣にするとかなりの節約になります。
2. 湯船のフタを必ず閉める
お湯を張っている状態でフタを開けたまま乾燥運転をすると、湯船の水蒸気が浴室内に充満して乾燥効率が著しく低下します。必ずフタを閉めてから乾燥機を稼働させましょう。「乾かすのに時間がかかる」と感じる原因のひとつがこれであることも多いです。
3. 洗濯物と洗濯物の間隔を開ける
洗濯物を詰め込みすぎると温風が均一に当たらず、乾きにくい部分が生じて運転時間が延びてしまいます。洗濯物の間に手が入るくらいのスペースを確保することが、効率的な乾燥の基本です。量が多い場合は2回に分けることも検討しましょう。
4. 吹出口に近い位置に厚手のものを干す
タオルや厚手のパンツなど乾きにくいものを吹出口の近くに配置し、シャツや薄手のものを遠い位置に配置すると、全体的にムラなく乾くスピードが速まります。乾燥が早く終わるということはそのまま電気代の節約につながります。
5. フィルターを定期的に清掃する
フィルターにほこりが詰まると温風の流量が落ちて乾燥効率が大幅に低下します。3〜6ヶ月に1回の定期清掃が推奨されていますが、毎日使うご家庭では月1回の清掃でもよいでしょう。フィルター清掃は誰でもできる最も簡単な省エネ対策のひとつです。「最近乾きが悪い」と感じたら、まずフィルターの状態を確認してみてください。
6. 設定時間を少し短くして様子を見る
タイマーを3時間で設定していた場合、2時間半に変更して途中で確認してみましょう。薄手の衣類は2〜2.5時間で十分乾くことも多く、「なんとなく3時間」という習慣を見直すだけで月数百円の節約になります。季節や洗濯量に合わせて時間設定を柔軟に変えることも大切です。
7. 電気代の安い時間帯を選ぶ
電力プランによっては夜間の単価が日中より安い「オフピーク割引」が設定されているものがあります。夜に洗濯を終わらせて浴室乾燥機を深夜〜翌朝にタイマー稼働させることで、同じ使い方でも電気代を10〜20%抑えられることがあります。ご自身の電力プランを確認してみることをおすすめします。
そうは言っても、「節約術を試してもあまり変わらない」という場合は、機器そのものの劣化が原因かもしれません。次のセクションで詳しく解説します。

「電気代が高すぎる」と感じたら浴室乾燥機の交換を検討するタイミング

節約術を実践してもなお「電気代が高い」「以前より乾きが悪くなった気がする」と感じる場合は、浴室乾燥機本体の劣化が原因になっている可能性があります。
浴室乾燥機の平均的な寿命は10〜15年とされています。しかし、使用頻度や設置環境によっては10年未満で効率が大幅に低下することもあります。劣化が進むと、同じ時間運転しても衣類が乾きにくくなり、結果として運転時間が延び、電気代がさらに上がるという悪循環に陥ります。
「寿命を過ぎた浴室乾燥機を使い続けることで、新品と比べて電気代が20〜30%高くなっている」というケースは決して珍しくありません。新しい機器に交換することで電気代の節約につながるケースもあるのです。
交換を検討すべきサイン:
  • 設置から10年以上が経過している
  • 最近、洗濯物が乾くまでの時間が明らかに長くなった
  • 乾燥中の騒音が以前より大きくなった
  • エラーが出るようになった、または修理を繰り返している
  • 温風が出にくくなったと感じる
こうした症状がある場合は、修理よりも交換の方がコストパフォーマンスが良い場合がほとんどです。浴室乾燥機の交換は電気工事・設置工事が必要なため、資格保有者のいる信頼できる業者に依頼することが重要です。
「業者選びで失敗したくない」というお気持ちはよくわかります。実際、浴室乾燥機の設置には電気工事士などの資格が必要で、無資格業者に依頼すると安全上のリスクが生じます。長期間安心して使うためには、施工品質が組織として担保されている業者を選ぶことが最善の判断です。
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まとめ:結局、どっちを使えばいい?

浴室乾燥機と洗濯機の乾燥機能の電気代を比較すると、洗濯機の乾燥機能(特にヒートポンプ式のドラム型)が最も電気代が安いということが明確です。浴室乾燥機との電気代の差は1回あたり70〜100円、毎日使えば月2,000〜3,000円、年間では2〜4万円の差に積み上がります。
ただし、浴室乾燥機には「シワなく大量に乾かせる」「浴室のカビを防ぐ」「冬の入浴前に暖める」という電気代以外の価値があります。どちらか一方に絞るのではなく、日常的な衣類はドラム式洗濯乾燥機に任せ、デリケートな素材や大量の洗濯物は浴室乾燥機で補う——この組み合わせが最も合理的です。
そして、長年使い続けている浴室乾燥機に乾燥効率の低下を感じているなら、交換を検討することも節約への近道です。交換を依頼するなら、施工資格の有無と業者の長期存続性を必ず確認するようにしてください。
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