浴室乾燥機とエコキュート連携の費用相場|ガス温水式からオール電化へ切替える際の本当の値段
この記事を読むと分かること
- 浴室乾燥機「ガス温水式」と「電気ヒーター式」の違いとコスト比較
- オール電化化と同時に浴室乾燥機を切替える際の工事費相場
- エコキュート化で後悔しないための「選択肢の見極め方」
ガス温水式の浴室乾燥機がオール電化により「判断の分かれ道」に立つとき
「エコキュートへの交換を考えているけれど、浴室乾燥機がガス温水式だと、乾燥機も同時に切替えることになるの?」「エコキュートと連携した浴室乾燥機はあるの?」とタイミングを見計らっている方は多いはずです。
そうは言っても、オール電化に関する費用計算は一見複雑で、何から見ていいか迷いますよね。
まず原則を伺えておきます。現在ほとんどの住宅で採用されている浴室乾燥機は、「ガス温水式」と「電気ヒーター式」のいずれかです。ガス温水式は屋外の「給湯暖房用熱源機」で作った温水を浴室乾燥機へ送り、それを熱源にして乾燥・暖房を行う仕組みです。電気ヒーター式は浴室乾燥機本体に搭載された電気ヒーターで空気を暖めて乾燥します。
ガス給湯器をエコキュートに切り替えると、浴室乾燥機の熱源も同時に見直さなければならないことになります。選択肢は大きく3つあります。ガス温水式の浴室乾燥機を取り外し、電気ヒーター式に交換する方法。エコキュート連携型の温水式浴室乾燥機を選ぶ方法。浴室乾燥機をやめ、ドラム式洗濯乾燥機や除湿機など他の手段で代替する方法。これぞれのコスト・メリット・デメリットを本記事で順番に見ていきましょう。
ガス温水式と電気ヒーター式の違い — ランニングコストと3倍近い差
乾燥機を評価する上で重要なのは、初期費用だけでなく「ランニングコスト」も一緒に見ることです。両者を比較してみましょう。
初期費用の面では、電気ヒーター式が圧倒的に安いとされています。本体のみを設置するだけでよく、独立した温水配管が不要だからです。街中の一般的な交換で、工事込み9万円〜11万円程度が一つの目安です。一方、ガス温水式は「浴室暖房用の専用回路を持った熱源機」が屋外に必要になり、配管工事も伴うため、新規導入で最低で有20万台〜となります。古い温水式から同じ温水式への交換だと、設置スペースはあるためコストは下がります。
ランニングコストは逆転します。1回あたりの运転コストはガス温水式が約「55円〜68円」、電気ヒーター式が約「114円」と言われており、ガス温水式が約半額です。同じ時間使っても、ガス温水式のほうが電気ヒーター式の半分程度の运転コストで乾燥できるということです。
10年使ったときのトータルコストを計算してみると、初期費用の差とランニングコストの差が拮抗して、使用頻度によっては「どちらを選んでも似たような金額」になることもあります。とくに「雨や冬の梅雨時期だけ乾燥を使う」という世帯なら、電気ヒーター式でもコストパフォーマンス上は十分という評価もできます。
逆に、年中頻繁に使う、家族人数が多い、大量の洗濯物を乾燥する、という世帯なら、ガス温水式のランニングコストメリットは年間数万円単位で効いてきます。
エコキュート連携型の浴室乾燥機の現実
「エコキュート連携型の浴室乾燥機はあるのか」という疑問にお答えします。結論から言うと、エコキュートと連携した「エコキュート付帯型の浴室暖房乾燥機」は市販されています。ノーリツ・ダイキンといった大手メーカーから、エコキュートに暖房機能を付帯し、その温水を浴室乾燥機へ送るシステムが提案されています。
ただし、これにはいくつかの「現実」があります。まず、価格が高めです。暖房機能付きエコキュートは通常のエコキュートより本体10万円以上高くなることが多く、手軽に採用できるシステムではありません。
次に、採用メーカー・型番に制限があります。エコキュートの型番と浴室乾燥機の型番を「連携させる」ためには、メーカーが推奨する組み合わせに限ります。今使っている浴室乾燥機をそのまま使いつつ、エコキュートだけ交換するというやり方は、型番が連携しないと不可能です。
さらに、エコキュートの湯沸かしは夜間に一括して行うため、浴室乾燥機で長時間温水を使うと、エコキュートタンクのお湯を使い切る可能性があります。とくに大量の洗濯を長時間乾す世帯だと、「夜中にエコキュートが意外に追入れ作動し、夜間電力ではない時間帯の高い電気代でお湯を点けてしまう」というケースも起きます。
よって、「エコキュート連携型の浴室乾燥機はもともと広く採用されているシステムで、エコキュートだけ交換するケース」以外では、電気ヒーター式の交換に切り替えるほうが現実的というケースが多いです。
ガス温水式から電気式へ切替える際の工事費用相場
オール電化に伴う浴室乾燥機の切替工事の費用相場を整理してみましょう。ケースによって上下しますが、一つのモデルケースとして参考にしてください。
ガス温水式を取り外し、電気ヒーター式に交換する場合の費用は、本体価格5万円〜10万円、取り外し・取り付け工事費3万円〜8万円が一つの目安です。さらに、ガス給湯暖房用熱源機の取り外しで概ね3万円〜5万円、屋外配管の調整で概ね2万円〜4万円、電気ヒーター式に必要な専用回路追加で概ね2万円〜5万円が乗ってきます。これらを合計すると、15万円〜32万円程度が一つの目安となります。
ここにエコキュート本体の導入費用2、30万円〜50万円が加わります。エコキュートは本体価格10万円〜35万円、工事費用10万円〜20万円と言われており、合計して「ガス温水式乾燥機からオール電化へ切替える」トータルとしては、50万円〜80万円程度を見ておくのが現実的です。
逆に、「ガス給湯器だけ交換する」「同じガス温水式乾燥機を後継機に交換する」という選択だと、合計で、20万円〜30万円程度で収まることが多いです。
両者を比較すると、オール電化は「初期投入コストが上げる代わりに、以降の深夜電力・オール電化割を活用してランニングコストを下げる」仕掛けです。オール電化のメリットを生かすには、昼間在宅頻度や消費学タイミングとライフスタイルとの適合性を見た上で判断することが重要です。
オール電化に切替える際の後悔・失敗パターン
オール電化とエコキュートを導入した人たちの中には、さまざまな「後悔体験」をしている人もいます。奇しくも同じパターンを踏まないためにも、よく言われる後悔パターンを見ておきましょう。
一つ目は「夜間の動作音」に関する後悔です。エコキュートは夜間にお湯を沸かしますが、ジーーという低周波の音が気になるケースがあります。設置位置が寝室や際接の部屋に近いと、夜中に眼を覚ましてしまうという体験談が咣されています。
二つ目は「タンクのお湯不足」による計画外の電気代です。エコキュートは夜間に作ったお湯を使う並みで、タンクを使い切ると昼間に追加で沸かすことになります。昼間電力の単価が高いオール電化向けプランだと、この時の電気代が大きな負担になります。
三つ目は「昼間仕事に切り替えたときの電気代」です。オール電化向けプランは「夜間の電気が安く、昼間の電気が高い」という仕掛けです。コロナ禍で昼間在宅勤務に切り替わると、エアコンやデスクトップなどの電気代が意外に上がってしまい、オール電化のメリットが消えるケースがあります。
四つ目は「シャワーの水圧の弱さ」です。エコキュートは仕組み上、一般的なガス給湯器より水圧が弱くなる傾向があります。「シャワーが豊富に出る状態が好き」という世帯には、高水圧型エコキュートを選ぶことをおすすめします。
これらのデメリットを事前に知り、「それでもオール電化めるメリットが大きい」と判断できる人には、エコキュート・電気ヒーター式浴室乾燥機の組み合わせは適合性が高いと言えます。逆に、「ランニングコストの低さを他より重視したい」という世帯は、ガス温水式のまま機器を後継機に交換するほうが長期で見てコストパフォーマンスが良いケースもあります。
同時交換のメリット — 出張費・諸経費の押さえ
ガス温水式乾燥機とエコキュートを同時に交換しようとしている方にとって、「同時交換」には大きなメリットがあります。
第一に「出張費・諸経費の押さえ」です。電気工事士、ガス資格保有者、給水装置事業者など、この交換に関わる人員は複数です。別日に交換すると、その都度出張費と諸経費が必要になります。同時交換にすればこれを一本化でき、複数項目を動いてもらうため、業者によってはセット割引を提示してくれるケースもあります。
第二に「住人の生活負担の押さえ」です。別日に交換すると、その都度在宅して立会う必要があり、平日勤務の方には負担が大きくなります。同時交換なら、日中の一日だけ在宅すればよいため、体験としてもスッキリします。
第三に「設備同士の連携品質の保ちやすさ」です。ガス給湯器をエコキュートに切り替える際には、浴室乾燥機との配管接続も見直しが必要です。別日に作業すると「乾燥機の接続口とエコキュートの誤接合」が起きやすくなり、交換後にトラブルになる可能性もあります。同一業者が同日に施工すれば、こうしたリスクを低減できます。
「エコキュートだけより、浴室乾燥機も交換するほうが、10年の安心としては合理的な選択」という考え方は、住宅設備業界では一般的に推奨されるケースです。
業者選び — 複数設備を一括で見てくれる会社を選ぶ
エコキュート・浴室乾燥機・ガス設備の取り外しなど、複数設備にまたがる工事だからこそ、業者選びは圧倒的に重要です。
第一に「ガス・電気・給水と複数の資格に対応している会社」かを見るべきです。小規模のネット業者だと、一部の作業だけを受け負い、他の部分は下請け業者に任せるケースもあり、品質・コスト両面で不利です。
第二に「見積もりの透明性」を確保した会社かどうかです。ガス給湯器の取り外し・エコキュートの取り付け・浴室乾燥機の交換など、項目ごとの費用が分かりやすい見積もりを出してくれると、あなたが費用を検討しやすくなります。一括で「一式、」と書かれた見積もりは警戒したほうが賢明です。
第三に「オール電化のメリット・デメリットを公平に記してくれる」業者を選んでください。「オール電化にして軽減される電気代だけ」を強調して、デメリットを詳しく説明しない業者は、「以うりを优先している」可能性があります。長期的な信頼関係を作る業者は、デメリットも含めて誠実に説明してくれるはずです。
第四に「上場企業・中規模以上の会社」かどうかも見るべきです。オール電化のコストは大きいため、作業中・作業後に何かトラブルがあったとき、会社として誠実に収拾してくれる規模感が重要です。
「東京ガスの機器交換」がオール電化検討時にも選ばれる理由
「オール電化を検討しているのに、なぜガス会社に頼むの?」と思う方もいるかもしれません。しかし、ここには明確なメリットがあります。
東京ガスでは「ガス・電気・住宅設備をトータルで見るサービス」を提供しています。東京ガスの機器交換では、ガス給湯器をエコキュートに切り替えるケースも、エコキュート連携型の浴室乾燥機を検討するケースも、複数設備の交換を取り扱っています。
さらに、東京ガスは「オール電化とガス使用の両方の長・短を公平に説明してくれる」点が魅力です。オール電化専門業者だと、オール電化のメリットだけを強調される可能性がある一方、エネルギー供給全般を事業としている会社だと、「オール電化があなたに適しているか」を公平に診断してくれる期待ができます。
上場企業基準で個人情報を管理しているため、一括見積もりサイトのように個人情報が複数業者に流れる心配もありません。Web専用サービスとして価格もネット並みに設定されており、「丁寧に検討・検査してもらいながら、価格も軽め」というバランスがとれています。
利用者の口コミと体験談
オール電化とエコキュート・浴室乾燥機の切替を検討した人たちの声を見てみましょう。
「ガス代と電気代を両方払う二重払いをやめたいと思ってオール電化にしたが、コロナによるテレワークで昼間電気代が増え、思ったほど安くならなかった」
— 住宅設備系ブログより
ライフスタイルの変化によって、オール電化のメリットが薄れるケースがあります。「夜間中心の生活」から「昼間在宅中心」に変わる可能性を考慮しておくと安心です。
「浴室乾燥機のガス温水式を電気ヒーター式に切り替えたら、乾燥にかかる時間が増えた気がする。電気代も思ったより増えてしまった」
— クチコミサイトより
電気ヒーター式の乾燥パワーは、ガス温水式に比べて控えめに設定されているため、乾燥時間が延びるとともに電気代も上がります。「乾燥機だけではランニングコストを逆転した」という例もあります。
「エコキュートを設置したところ、夜間のジーーという低周波が隣接部屋に少し鬲う。設置位置をもう少し考えておけばよかった」
— Yahoo!知恵袋より
エコキュートは設置位置によって低周波の関係トラブルが起きることがあります。寝室や隣接住民の部屋から少し離した位置に設置してもらうよう、事前に業者と相談しておくと良いでしょう。
「ガス給湯器と浴室乾燥機を同時に交換したら、見積もりでセット割引をしてもらえて、合計で1割近く押さえることができた」
— 住宅設備系口コミより
同時交換のメリットを示す例です。見積もりの段階で「複数設備を同時交換する場合の割引」を請んで見るとよいでしょう。
まとめ — キメは「交換費」と「ランニングコスト」をセットで見ること
ここまで、浴室乾燥機とエコキュート連携の費用相場、ガス温水式と電気ヒーター式のコスト比較、オール電化のデメリット、同時交換のメリット、さらに業者選びの視点を解説してきました。
要点を改めて整理しましょう。ガス温水式は初期コストが高いがランニングコストが低い、電気ヒーター式はその逆という関係です。エコキュート連携型の乾燥機は存在しますが、型番・採用メーカーに制限があり、費用も高めです。ガス温水式から電気ヒーター式への切り替えは15万円〜32万円、エコキュート本体設置コストは30万円〜50万円が一つの目安です。
とくに重要なのは、「交換費」だけではなく「ライフスタイルとランニングコスト」をセットで見ることです。昼間在宅が多い世帯はオール電化のメリットが薄くなりがちで、逆に夜間中心の生活スケジュールならメリットが大きいでしょう。
複数設備にわたる交換だからこそ、ガス・電気・住宅設備をトータルで見てくれる業者を選ぶことが重要です。上場企業基準で認定・資格・規模をすべて備えた会社に頼めば、オール電化のメリットもデメリットも公平に検討した上で、あなたにとって最適な選択を提示してくれるはずです。
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