トイレのクッションフロアはサンゲツと東リどちらがいい?後悔しない選び方を徹底比較
この記事を読むと分かること
- サンゲツと東リのクッションフロアの特徴・価格・機能の違いが分かる
- トイレのクッションフロアで後悔しがちな失敗パターンと選び方のコツが分かる
- DIYと業者依頼のコスト相場と、失敗しない業者の見極め方が分かる
トイレのクッションフロアにサンゲツか東リか迷う理由
トイレのクッションフロアを貼り替えようと思って調べると、必ず出てくるのが「サンゲツ」と「東リ」という2つのブランド名です。どちらも国内の住宅用床材市場を長年にわたってリードしてきたメーカーで、品質・デザイン・機能のいずれにおいても高い評価を受けています。
そのため、「どっちにすればいいんだろう?」と迷う方が非常に多いのです。ネットで口コミを調べても、サンゲツを推す声があれば東リを推す声もあり、なかなか結論が出ない。そうは言っても、床材は一度貼ったら数年間は使い続けることになりますから、なるべく後悔のない選択をしたいですよね。
この記事では、サンゲツと東リのクッションフロアを機能・価格・デザインの観点から徹底的に比較した上で、「トイレに向いているのはどちらか」「後悔しない選び方のポイント」を具体的にお伝えします。
クッションフロアは素材・品番・施工の3つすべてが揃って初めて「満足のいく仕上がり」になります。この記事を最後まで読んで、後悔のない選択の助けにしていただければ幸いです。
サンゲツのクッションフロアの特徴と強み
サンゲツ(株式会社サンゲツ)は東証プライム上場の内装材メーカーで、クッションフロア(CF)だけでなく壁紙・カーテン・床タイルなど幅広いインテリア製品を扱っています。住宅展示場やリフォーム会社でよく目にするブランドで、デザイン性の高さと品番の豊富さが最大の特徴です。
デザインの豊富さが圧倒的
サンゲツのCFカタログには、ナチュラルウッド調・石目調・テキスタイル調・モルタル調など多様なデザインが揃っており、毎年新柄が追加されています。特に木目調のバリエーションは他社に比べて抜きん出て多く、「インテリアにこだわりたい」という方に選ばれやすいブランドです。
壁紙やカーテンもサンゲツ製品で統一することで、トータルコーディネートが完成しやすいという点も大きな強みです。リフォーム業者に「コーディネートまとめてお願いしたい」と伝えると、サンゲツ製品を提案されることが多いのはこのためです。
「他の部屋の床やクロスと統一感を持たせたい」「生活感のないおしゃれなトイレにしたい」という要望には、サンゲツのラインナップから探すと希望に近い品番が見つかりやすいでしょう。
機能性も充実
サンゲツのCFには、次亜塩素酸水などの塩素系洗剤への耐性を高めた「耐次亜塩素酸機能」が搭載された品番があります。コロナ禍以降、除菌・消毒を意識した清掃を日常的に行う家庭が増えたことを受け、こうした機能の需要が高まっています。
また、抗菌・防カビ性能についても多くの品番に標準搭載されており、トイレのような高湿度環境にも対応しています。ただし、全品番にすべての機能が備わっているわけではなく、品番ごとに搭載機能が異なるため、購入時にカタログや品番仕様表を確認することをおすすめします。
価格帯の目安
定価ベースでの参考価格は2,850円/m²(税抜)程度(品番・グレードによって異なります)。リフォーム業者経由では仕入れ値が変わるため、実際の施工費用は材料費と工賃を合わせた総額で見積もりを取ることをおすすめします。
東リのクッションフロアの特徴と強み
東リ(東リ株式会社)は1919年創業の老舗インテリア・床材メーカーです。日本で初めてビニール床材を製品化したパイオニアとして知られており、クッションフロア分野では40年以上の実績を持つブランドです。
抗ウイルス・抗菌性能がトップクラス
東リのCFで特に評価されているのが、SIAA(抗菌製品技術協議会)の認証を取得した抗ウイルス・抗菌・防カビ機能です。SIAA認証は第三者機関による試験で効果が確認された製品にのみ与えられるものであり、「カタログ上の謳い文句」ではなく客観的な裏付けのある機能と言えます。
トイレは家の中でも特に衛生管理が重要な場所です。家族の健康を守りたい、小さなお子さんやご高齢の方がいるご家庭には、この抗ウイルス性能が選ぶ決め手になることも多いです。
「菌やウイルスへの対策を床材にも施したい」という方には、SIAA認証取得品を展開している東リのラインナップが特に響くでしょう。
全品番で床暖房・ペット対応が標準仕様
東リはもともと商業施設向けの床材を得意としており、その技術を住宅用CFにも応用しています。全商品ラインナップにわたってペット対応・床暖房対応が標準仕様となっており、特別なオプションなしに多様な用途に対応できます。
「犬や猫がいるからCFが滑らないか心配」「床暖房を入れているのでCFが使えるか分からない」という方にも安心しておすすめできるのが東リの強みです。トイレに床暖房を入れているご家庭でも、品番を選ぶ際に余計な確認作業が不要な点は実用的なメリットです。
価格帯の目安
定価ベースの参考価格は2,750円/m²(税抜)程度。サンゲツとほぼ同等の価格帯ですが、品番や機能の組み合わせによって差が出ます。こちらも見積もりを取った上で比較することをおすすめします。
サンゲツと東リを徹底比較
ここでは両社のクッションフロアを主要な観点から並べて比較します。
デザインバリエーション
サンゲツは「デザインの豊富さ」で一歩リードしています。木目・石目・タイル調などのバリエーションが非常に多く、インテリアにこだわりたい方にとって選択肢の幅が広い点は大きな魅力です。
東リはデザイン数そのものも多いものの、「探していたデザインがなかった」という声が出ることもあります。ただし、シンプルで機能重視の品番については東リが充実しており、用途に合わせた選択がしやすいとも言えます。
機能性の比較
| 機能 | サンゲツ | 東リ |
|---|---|---|
| 抗菌・防カビ | ○(多くの品番に搭載) | ○(SIAA認証あり) |
| 抗ウイルス | 一部品番 | ○(SIAA認証あり) |
| 耐次亜塩素酸 | ○(一部品番) | 品番により異なる |
| ペット対応 | 一部品番 | 全品番標準 |
| 床暖房対応 | 一部品番 | 全品番標準 |
衛生面・機能面を重視するなら東リが優位と言えます。一方、内装コーディネートや選べるデザインの幅を優先するならサンゲツが有利です。どちらが「絶対に優れている」というわけではなく、あなたが何を重視するかで選ぶブランドが変わってきます。
価格面
どちらも定価ベースでの差は小さく(100円/m²程度)、実際の施工費用は材工一式の見積もりで比較するほうが現実的です。価格だけで判断するのは難しく、最終的には「機能」と「デザイン」のどちらを優先するかで選ぶブランドが変わってきます。
トイレのクッションフロアで後悔した人の声と失敗パターン
実際にリフォームした方の口コミを見ると、素材選びよりも「色・柄の選び方」「施工方法」での後悔が目立ちます。あなたも「そういえばこんなことが心配だった」と感じる内容があるかもしれません。
実際にCFを選んだ方からこんな声があります。
「25年前の便器だと漏水が多く、板材だと黒いシミ。トイレや洗面はクッションフロアがお勧め。汚れ目立つのが嫌なら少し色が入る品番が気にならないかも」
— Yahoo!知恵袋より(2024年5月4日、keiさん)
この口コミは、白に近い単色系のCFを選ぶと汚れや毛が目立ちやすいというトイレならではの注意点を示しています。少しトーンを落とした色や、細かい模様の入ったデザインを選ぶことで、日常の汚れが気になりにくくなります。
また、CFの耐久性についてはこんな声もあります。
「CFはフローリングほどは持ちません。ビニールマットを敷いているだけ。CFは短期で張り替える前提と考えるべき」
— Yahoo!知恵袋より(2024年5月4日、cd2d366c3さん)
CFはフローリングに比べて耐久性が低い素材です。トイレ環境(高湿度・アンモニア・洗剤)は特に過酷で、一般的に3〜5年で劣化が始まり、10年を超えると黒ずみや剥がれが顕著になります。「長持ちさせよう」というより「数年おきに張り替える消耗品」と割り切って選ぶことが、後悔しないための心構えです。
フロアタイルとの比較についてはこんな声もあります。
「フロアタイルは継ぎ目だらけなのでクッションフロアの方が断然良いと思います」
— Yahoo!知恵袋より(2023年9月2日、水道屋パパさん)
「CF一枚つなぎ目無しなら拭き掃除は楽。タイルは目地があるためゴミや汚物がつまることもあり匂いの原因にも」
— Yahoo!知恵袋より(2023年9月2日、5101さん)
現場経験のある方の意見として、CFは継ぎ目なしで施工できるため衛生的で掃除が楽という点が評価されています。特にトイレではこのメリットが大きく、フロアタイルの目地に汚れが入り込んで匂いの原因になるリスクを避けられます。
よくある失敗パターン
CFのリフォームでよく聞く失敗をまとめると以下のようになります。
①白すぎる色を選んでしまった
白や薄いグレーは清潔感があって一見理想的ですが、実際には細かい汚れや髪の毛、水垢が目立ちやすいです。少しトーンを落とした暖色系や、細かい柄のあるデザインが実用的です。清潔に見えるかどうかと、汚れが目立ちにくいかどうかは別の話なのです。
②凹凸のあるエンボスタイプを選んだ
デザイン的にリアルな仕上がりになる凹凸タイプは、その溝に汚れが入り込みやすいというデメリットがあります。トイレには掃除のしやすい表面がフラットなタイプが向いています。見た目のリアルさより、実際のお手入れのしやすさを優先したほうが満足度が高くなりがちです。
③重ね張りをした
既存のCFの上から新しいCFを重ねて貼る「重ね張り」は、費用を抑えられますが、段差や湿気トラブルの原因になりやすいです。剥がして下地を確認してから張り替えるほうが、仕上がりも長持ちします。
④DIYで施工したが端の処理が甘かった
便器の周りや壁際のカットが甘いと、そこから水分が入り込んでカビや黒ずみの原因になります。DIYに挑戦する場合は、端の処理を丁寧に行うことが最重要ポイントです。これが失敗すると、せっかく張り替えたのに数か月でカビが生えてくるという悲しいことになります。
DIYと業者依頼どちらがいい?費用相場と判断基準
クッションフロアの張り替えは、DIYでも可能な部類のリフォームです。ただし「可能かどうか」と「やるべきかどうか」は別の話です。
DIYの場合の費用感
トイレは一般的に1畳(約1.65m²)程度のスペースです。DIYで行う場合は、材料費だけで済むためコストを大幅に抑えられます。
- CF材料費:1,500〜3,000円程度(1畳分)
- 両面テープ・接着剤:500〜1,000円程度
- ソフト巾木:500〜1,500円程度
- 合計目安:1万円以下が多い
ただし、道具の準備(カッター・定規・ローラーなど)や、既存CFの剥がし作業、下地処理などが必要な場合は追加費用・手間が発生します。
業者依頼の場合の費用感
業者に依頼する場合は、材工一式(材料費+施工費)での見積もりになります。
- 1畳のトイレCF張り替え:1.5万〜4万円程度
- 標準的なトイレ(1畳・既存CF剥がし・ソフト巾木交換含む)の場合:4.5万〜5.5万円が目安
業者によって価格は大きく異なるため、複数社から見積もりを取ることが重要です。
DIYに向いているケースと業者に頼むべきケース
DIYに向いているのは、下地が良好で既存CFが簡単に剥がせる状態の場合、またはDIY経験があり道具が揃っている場合です。
一方、以下のような場合は業者に依頼することをおすすめします。
- 既存のCFに黒カビが発生している、またはめくってみると下地が傷んでいる可能性がある
- 便器の取り外し・再設置が必要な施工(便器下まで綺麗に仕上げたい場合)
- 「失敗したくない」「仕上がりの質を重視したい」という場合
- 建物が古く、下地の状態が読めない
特に重要なのは、便器の取り外しを伴う施工は給排水に関する専門知識と資格が必要な場合があるという点です。素人が誤った方法で着脱した場合、水漏れやシール不良を招くリスクがあります。
信頼できる業者の選び方と注意点
「業者に頼もう」と決めた場合、次に問題になるのが「どこに頼めばいいか分からない」という点です。ネットで検索すると数多くのリフォーム業者が出てきますが、その品質はピンからキリまで差があります。
一括見積もりサービスのリスク
「一括見積もりサービスを使えば楽に比較できる」と思って利用すると、個人情報が複数の業者に同時に提供されます。その後、複数業者から営業の電話やメールが来て「もう止められない」という状態になることがあります。
実際のところ、一括見積もりサービスはビジネスモデル上、登録業者から掲載料や成約手数料を受け取って運営されており、「中立な比較」とは言えない側面もあります。また、ランキングサイトの上位表示が広告費によって決まっているケースも少なくありません。検索上位に出てきた業者が必ずしも施工品質が高いわけではない、という点は念頭に置いておきましょう。
資格と登録を確認する
トイレ周りのリフォームで給排水工事が伴う場合、その業者が自治体の指定給水装置工事事業者であることが必要です。指定を受けるには、原則として給水装置工事主任技術者の配置が求められます。
「ただのCF張り替えだから関係ない」と思うかもしれませんが、便器の脱着を伴う施工ではこの資格が必要になるケースがあります。依頼前に「給排水工事も対応できる資格はありますか?」と確認しておくことをおすすめします。資格の有無を確認するだけで、悪質業者を相当数ふるい落とすことができます。
大手・上場企業系のサービスを選ぶメリット
ここで多くの方が見落としがちな視点をお伝えします。それは「10年後もその業者が存在しているか」という観点です。
中小リフォーム業者に依頼した場合、数年後に会社が存在しているかどうかは保証がありません。「10年保証」を謳っていても、倒産してしまえばその保証は紙くも同然です。給湯器・トイレなどの住宅設備は設置から10年以上使い続けるものですから、アフターフォローの実効性は非常に重要な選択基準になります。
東京ガスの機器交換サービスのような上場企業・大手インフラ企業の系列サービスを選ぶことで、施工後のアフターフォロー・保証の実効性が格段に高まります。東証プライム上場企業が10年後も消えているというリスクは、小規模業者とは比べものにならないほど低いのです。
まとめ:トイレのクッションフロアはこう選べば失敗しない
サンゲツと東リのクッションフロアを比較すると、それぞれに明確な強みがあることが分かります。
デザインの豊富さ・インテリアコーディネート重視ならサンゲツ、抗ウイルス・抗菌機能の確かさやペット対応・床暖房対応を重視するなら東リが選択肢に上がりやすいでしょう。どちらも品質面では十分であり、「どちらが圧倒的に優れている」というわけではありません。用途・ライフスタイル・優先順位に応じて選ぶことが大切です。
それよりもはるかに重要なのが施工の質と業者選びです。どんなに良いCFを選んでも、端の処理が甘かったり下地処理をいい加減にされたりすると、数年以内にカビや剥がれが生じてしまいます。
色選びについては、白すぎる単色は汚れが目立ちやすいため、やや暗めのトーンや細かい柄入りを選ぶこと、また表面のエンボス(凹凸)が少ないフラットタイプが掃除しやすい。この2点を押さえておくだけで後悔のリスクが大幅に下がります。
施工の信頼性という観点では、資格を持つ職人が在籍し、長期的な実績のある業者を選ぶことが重要です。以下に、信頼できるサービスをご紹介します。
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