内窓リフォームは本当に1日で終わる?複数箇所の施工時間と業者選びの全て

この記事を読むと分かること
  • 内窓リフォームは1窓あたり約1時間で完了する理由
  • 家中の複数箇所をスピード仕上げする業者選びのコツ
  • 補助金を活用して費用を抑えるための準備
⚠️
【重要】東京ガスの内窓は、見積もり依頼の受付が2026年9月30日までです 10月1日以降は新規の依頼を受け付けていません。正式な見積もりには現場調査が必要で、立ち会いの目安は10月15日までとされています。 10月1日以降に検討を始める方へ。他社で進める場合も、国の補助金「先進的窓リノベ2026事業」には2026年12月31日までの工事完了と申請手続きが必要です。まずその日程に間に合うかを業者に確かめてください。間に合わないなら、補助金なしで急ぐより、次年度の補助金の発表を待ってから動くほうが得になりやすいです。 (2026年9月27日に東京ガス公式で確認。想定を上回る申し込みがあった場合はこの目安より早く締め切られる可能性があり、次年度の補助金や受付の予定は同日時点で公表されていません。)

内窓リフォームは1窓あたり約1時間で完了する

「冬の寒さを何とかしたいけど、リフォーム工事は何日もかかるのではと懸念している」という方は多いのではないでしょうか。そうは言っても、仕事や家事の合間を縫って業者を入れるのは負担ですよね。
ところが内窓リフォームは、他の住宅リフォームと比べると工事がとても短いのが特徴です。LIXILは、内窓インプラスの取付時間を1窓あたり約60分(現場の状況による)としています(2026年9月20日・LIXIL公式で確認)。

1窓あたりの作業時間の目安

メーカーの公式値は1窓あたり約60分です。大きな窓や、窓枠の奥行きが足りずにふかし枠が要る窓は、これより時間がかかることがあります。住みながら工事できるのも内窓の特徴です。
スピードだけでなく、工事中も普段どおり暮らせる点もメリットです。既存の窓を外さないので、工事中に窓がなくなって家が開けっ放しになることもありません。

家中の窓をまとめて頼むと、日数は窓の数と職人の人数で決まります

窓の数が多い場合でも、1窓あたり約60分を目安に、職人の人数と窓の数で工事日数が決まります。何窓なら1日で終わるかは、現地調査のときに業者に確かめてください。
キッチンや浴室のリフォーム、外窓ごと交換する工事と比べると、既存の窓に手を付けない内窓は工事が短く済みます。

なぜ内窓は短時間で済むのか

内窓リフォームが1窓あたり30分〜1時間という短時間で完了するのには、明確な理由があります。この仕組みを理解すると、「なぜ費用も他の窓リフォームより抑えられるのか」も見えてきます。

既存の窓はそのまま、内側に「足し算」するだけ

内窓リフォームの本質は、「既存の窓はそのまま残し、その内側にもう一枚窓を足す」というシンプルな仕組みにあります。外サッシを取り外したり、壁をはつったりする必要がありません。
外窓を交換する場合は、既存のサッシ枠を外すはつり工法のほか、既存の枠に新しい枠をかぶせるカバー工法もありますが、どちらも外窓そのものに手を入れます。内窓は既存の窓枠の内側に枠と障子(ガラスの入った窓)を取り付けるだけなので、外窓には手を付けません。

作業は「採寸」と「窓枠取り付け」のシンプルな二工程

内窓設置の作業手順は、大きく「現地採寸」と「枠・レールの取り付け」の二工程だけで成り立ちます。製品自体は採寸後にオーダー製造されるため、現場では「取り付けるだけ」という状態で携行されます。
このシンプルさのため、作業中の騒音や粉塵も最小限に抑えられます。リフォーム中も普段通りの生活を送りやすいのも内窓リフォームの魅力です。

メーカー・業者の工法がよく磨かれている

LIXIL(インプラス)、YKK AP(ウチリモ 内窓。プラマードUの現行の呼び名)、三協アルミ(プラメイクEⅡ)など、主要メーカーがいずれも内窓を製品として出しているため、採寸と取り付けの手順が確立されていることも、工事の短さを支えています。

複数箇所をまとめて施工するメリット

「とりあえずリビングの窓だけやろう」と考えている方も多いと思います。たしかに頭を悩ませている部屋から始めるのは賢明ですが、一度に複数箇所をまとめて施工すると大きなメリットがあります。

メリット1: 1窓あたりの費用が下がる

リフォーム費用には、設置作業にかかる「人件費」と、職人さんの「出張費」が含まれます。トラックで職人さんが住宅に来て、設置をして、帰るまでが1つのユニットです。
たとえば1窓だけ依頼しても、複数窓を一括で依頼しても1回の出張費しかかかりません。つまり、1窓あたりの費用を計算すると、複数まとめて依頼したほうが割安になりやすい、というのが基本です。

メリット2: 断熱の弱い窓が残りにくい

内窓の断熱効果は、付けた窓のある部屋に効きます。一部の窓だけ内窓にしても、ほかの窓から熱が出入りするので、家全体で見ると効果は限られます。

メリット3: リフォーム中のストレスを一回で済ませられる

見積もり、家事との調整、マンションなら管理組合の許可の取得など、リフォームには心理的負担がつきまといます。何度も業者を入れたり、見積もりを取ったりするのは面倒ですよね。
一回で家中の窓をまとめてリフォームすれば、このストレスが1回で済みます。「他の部屋もやりたいなぁ」と思いながら、年単位で先延ばしになるよりも、一気にリフォームするほうが精神的にも楽です。

「現地調査〜完工」までのスケジュール全体像

「実際の作業は1日で済む」といっても、問い合わせから完工まではもう少し長いスケジュールになります。全体像を把握しておくと、予定も立てやすくなります。

ステップ1: 問い合わせ・見積もり依頼(1〜3日)

業者への問い合わせから始まり、オンラインや電話で現地調査の日程を調整します。ここは一般的に1〜3日で済むフェーズです。

ステップ2: 現地調査・採寸(1日)

業者が住宅を訪れ、採寸と設置位置の確認を行います。作業時間は1窓につき10〜20分程度で、住宅全体の窓を採寸しても1〜2時間で完了します。
この採寸の精度が仕上がりを左右します。築年数が経った住宅の窓枠は上下左右で数ミリずつ違うことがあるため、採寸が雑だと「すき間ができて断熱性が落ちる」「内窓が閉まりにくい」といったトラブルにつながります。

ステップ3: 見積もり提示・契約(3〜7日)

採寸をもとに見積もりが提示され、内容に合意したら契約します。ここで補助金申請の実施計画も出てきます。

ステップ4: 製品製造・調達(2〜4週間)

注文を受けてからメーカーで製品を製造し、職人さんの手元に届くまでが、一番長い期間です。シーズン中でここが1ヶ月以上に伸びるケースもあります。

ステップ5: 現地施工(1日)

製品が揃ったら、いよいよ設置作業です。本稿で繰り返し述べてきた通り、1日で完了します。

ステップ6: 完工、補助金申請(1週間程度)

完工後、補助金を使う場合は登録事業者が申請手続きを行います。補助金は事業者が受け取って施主に還元する仕組みで、交付までに時間がかかる点も覚えておきましょう。
全体としては、「問い合わせから1ヶ月〜2ヶ月で完工」というのが一般的なスケジュールです。シーズンや補助金申請タイミングによってさらに長期になることもあるため、使いたい時期の2ヶ月前には動き始めると余裕をもって進められます。

1日施工でも品質を落とさない業者選びのコツ

「1日で終わる」というスピードの裏には、「雑にやっても見た目は同じ」という落とし穴もあります。同じ「所要時間1日」でも、業者を選ぶところで仕上がりに大きな差が出ます。

コツ1: 「採寸」を丁寧にやる業者を選ぶ

採寸の精度が、内窓リフォームの仕上がりを決める最大のポイントです。プロは、同じ窓でも上下左右の4辺、さらに中央も含めて多点で採寸し、最も小さい数値に合わせてオーダーします。
スピードを優先する一部の業者は「上下の1点ずつ」「上下だけ、左右は同じと見なす」などの手抜きをします。こうした業者だと、完成後に「すき間があいて断熱性が低い」「ガタツきが出る」という不具合が出やすくなります。

コツ2: レールの下地処理を丁寧にする業者を選ぶ

内窓のレールは、既存の窓枠の内側にビスで固定します。この下地の状態やビスうち位置を誤ると、完成後にレールが揺れたり、コーキングが不十分で隙間から寒気が侵入したりします。
丁寧な業者は、ビスを打つ位置の下地を事前に確認し、必要に応じて下地補強を行ってから取り付けます。見積もり時に「下地の状態に応じて補強対応してもらえますか」と聞いてみると、業者の経験値が見えてきます。

コツ3: 余裕を持ったスケジュールを提案してくれる業者を選ぶ

「1日でやる」にこだわるあまり、「1人で朝から夜まで 10数窓」という業者はやめておきましょう。こういうスケジュールでは、疲労から作業精度が下がるリスクがあります。
複数窓を一括で依頼する場合は、「2名で作業」「2日間にわたって作業」という余裕を含んだスケジュールを提案してくる業者のほうが、品質重視の姿勢が見えて安心です。

よくある後悔・失敗パターンと対策

一方で、内窓リフォームにも「もっと事前に知っておけば」と思う失敗パターンがいくつかあります。以下の3つを押さえておくと、設置後の後悔を未然に防げます。

失敗1: 「窓を開けるのが面倒」と感じてしまう

内窓を設置すると、換気の際に「外窓と内窓、両方を開ける」手間が生まれます。この点を「面倒」と感じる方は一定数いるのが事実です。
対策としては、よく換気する部屋には24時間換気システムがある住宅であればそれを活用し、手動換気が必要なのは料理時やタバコを吸う部屋などに限る、という認識を持つことです。「頻繁に開け閉めする部屋」と「あまり開けない部屋」を区別して設置すると、面倒さを最小限にできます。

失敗2: 結露が外窓側に集中してカビの原因になる

内窓を設置すると、外窓と内窓の間のスペース(空気層)に湿気がこもりやすくなります。温度差が大きい冬は、この湿気が外窓側で結露し、放置しているとカビの原因になることがあります。
対策としては、ときどき内窓を開けて空気層を換気し、結露が見られたら拭き取ることです。

失敗3: カーテンレールと干渉して使えなくなる

内窓を設置すると、腰高窓では窓枠が部屋側に数センチ出っ張ります。これと干渉する位置にカーテンレールやブラインドボックスがあると、レールごと移設する必要が出るケースがあります。
見積もり時に現状を見てもらい、カーテンレール移設が必要になる可能性とその費用を予め推定してもらうと、計画上も予算上も予期せぬ事態を避けられます。

補助金(先進的窓リノベ事業等)を活用して費用を抑える

内窓リフォームを検討するなら、国の補助金を使えるかを先に確かめてください。

代表的な補助金:先進的窓リノベ事業

環境省の「先進的窓リノベ2026事業」は、断熱性の高い窓へのリフォームに補助金を出す制度で、内窓の設置も対象です。補助額は性能区分(P(SS)・S)と窓の大きさで決まる1製品ごとの定額で、戸建住宅ならS区分の小サイズ22,000円からP(SS)区分の特大サイズ140,000円までです。申請する補助額の合計が5万円以上であることが条件です(2026年9月・環境省の事業サイトで確認)。
予算の上限に達した時点で受付が終わり、工事の完了と申請は2026年12月31日までに済ませる必要があります。

補助金申請は業者が代行する

補助金の申請手続きは、業者が代行するのが一般的です。補助金手続きの実績が豊富な業者を選ぶと、手続きミスやスケジュール遅延のリスクを低減できます。
「先進的窓リノベ2026事業の窓リノベ事業者として登録していますか」と聞いて、はっきり答えられる業者を選んでください。一般の消費者は直接申請できず、登録した事業者が申請・受領して施主に還元する仕組みだからです。

大手の安心感で頼むなら「東京ガスの機器交換」

内窓リフォームの業者選びで「価格より信頼性を重視したい」と考える関東圏の方には、「東京ガスの機器交換」が選択肢です。東京ガス株式会社(東証プライム上場)が運営する住宅設備の交換サービスです。ただし、内窓の見積もり依頼の受付は2026年9月30日までです(記事冒頭の案内のとおり)。

なぜ東京ガスを推薦するのか

東京ガスの機器交換は、申し込みから工事まで一社で完結します。Web専用のオンライン販売に絞って価格を抑えており、工事は東京ガスが委託する施工パートナーが担当します(2026年9月20日時点・東京ガス公式より)。
内窓は長く使う設備なので、保証の中身(誰が出す保証で、何年・どこまでか)も契約の前に確かめてください。

内窓に付随する住宅設備リフォームもワンストップで

「内窓と一緒に、給湯器やエアコンもリフォームしたい」「老朽化した設備の交換をまとめてやりたい」という方にも、東京ガスの機器交換は便利です。複数業者に分けて発注するより一本化することで、日程調整の手間も、トータルコストも抑えやすくなります。
住宅設備リフォームのお申し込みはこちら

まとめ

内窓リフォームは、1窓あたり30分〜1時間で設置が完了し、家中の複数箇所をまとめて依頼しても1〜2日で全てが終わる、いわゆる「スピード型リフォーム」です。既存の窓はそのまま、内側に足し算するだけというシンプルな仕組みが、このスピードを可能にしています。
複数箇所をまとめてリフォームすると、「1窓あたりの費用が下がる」「断熱の弱い窓が残りにくい」「リフォーム中のストレスを一回で済ませられる」という三重のメリットがあります。補助金制度と組み合わせれば、費用を抑えられます。
ただし、「スピード」だけを謳う業者を選ぶと、「採寸が雑」「下地処理が不十分」という手抜きリスクがあります。もともと余裕のあるスケジュールを提案してくる業者、採寸を多点で丁寧に行う業者を選ぶことで、スピードと品質を両立したリフォームが可能になります。
関東圏にお住まいで安心して長く任せられる業者をお探しなら、「東京ガスの機器交換」をぜひ候補に入れてみてください。

住宅設備リフォームおすすめサービス一覧

東京ガスの機器交換

首都圏に都市ガスを供給する東京ガスのサービスで、申し込みから工事まで一社で完結します。Web専用のオンライン販売に絞って価格を抑えており、工事は東京ガスが委託する施工パートナーが担当します(2026年9月20日時点・東京ガス公式より)。
機器交換のお申し込みはこちら