暖房便座・温水洗浄便座の電気代はいくら?つけっぱなしと節約の差を例示、年間5,000円以上安くする方法
この記事を読むと分かること
- 暖房便座・温水洗浄便座の電気代のリアルな金額(つけっぱなしと節電の差)
- 貯湯式と瞬間式の電気代の違いと、今すぐできる5つの節電方法
- 古い便座を使い続けると年間5,000円以上損しているという事実
「使うのは一日数分なのに一体いくらしているの?」暖房便座の電気代は意外と見えないコスト
電気代の見直しをしているとき、エアコンや冷蔵庫は意識しても、トイレの暖房便座のことを考える人は意外と少ないものです。「たかが便座、そんなに電力を使うわけがない」と思っていたりしませんか。
しかし実際に計算してみると、暖房便座・温水洗浄便座は1日中電源が入りっぱなしのため、年間で見ると意外と大きな電気代を消費しています。しかも、古い機種と最新の省エネ機種では、同じ使い方をしても年間5,000円以上の差が出ることもあるのです。
この記事では、暖房便座・温水洗浄便座の電気代のリアルな金額、つけっぱなしと節電の差、今すぐできる5つの節約方法、そして「古い便座を使い続けることの隠れたコスト」を順番に見ていきます。
温水洗浄便座の電気代の実態
まずは、一般的な温水洗浄便座の電気代の相場を見てみましょう。主要メーカーや電力会社のシミュレーションでは、以下のような金額が提示されています。
一般的な使い方(4人家族、夜間の標準設定使用)の場合、温水洗浄便座の1ヶ月の電気代はおおよそ150〜570円、年間1,800〜7,000円程度とされています。「幅が広すぎてよく分からない」と思われたかもしれませんが、この差は「貯湯式か瞬間式か」「古い機種か最新機種か」「節電機能を使っているか」という要因によって生まれています。
実は、使い方を見直すだけで、もしくは機種を買い替えるだけで、年間4,000〜5,000円もの差が出ることがあるのです。
貯湯式と瞬間式、電気代はどれくらい違う?
温水洗浄便座には、お湯をあらかじめタンクに貯めておく「貯湯式」と、使う瞬間に加熱する「瞬間式」の2タイプがあります。この2つを比較すると、電気代に明らかな差が出ます。
貯湯式の電気代
貯湯式のタンクは常に一定温度に保たれているため、使わない時間も電力を消費し続けます。1ヶ月あたりの電気代はおおよそ411〜571円(1日あたり約14〜19円)、年間では5,000円を超えることもあります。
一方で、本体の価格は璞間式より安いため、初期費用を抑えたい方に選ばれています。
瞬間式の電気代
瞬間式は使うときだけシーズヒーターで水を加熱する仕組みのため、待機電力が少なく済みます。1ヶ月あたりの電気代はおおよそ202〜253円(1日あたり約7〜8円)、年間でも節電モードを使えば約3,000円台に収まることもあります。
貯湯式と比べると、1年で約2,500〜3,000円の差が生まれるため、長期的に見れば瞬間式の方がコストパフォーマンスは高くなります。
つけっぱなしと節電、電気代はどれくらい違う?
「使わない時間に電源を切ったら電気代はどれくらい安くなるのか」「そもそもつけっぱなしとタイマー節電、どちらがお得か」ーこれは多くの方が気になるテーマです。
代表的な試算例によれば、タイマー節電を使わない年間消費電力量は約112kWh(年間電気代約3,470円)、タイマー節電を使うと約83kWh(年間約2,570円)となり、その差は年間1,000円以上になります(1kWhあたり31円で計算)。
さらに、夜間はタイマーで電源をオフにして、多くの人が外出している平日の昼間もオフにすると、さらに電気代を抑えられます。
ただ、ここで気をつけたいのは「完全に電源を切る」ことと「タイマーや節電モードを使う」ことは、必ずしも同じだけの効果があるわけではないということです。電源を完全に切ってしまうと、使うときの冷たさが辛いだけでなく、再加熱に逆に電力をたくさん使うケースもあるので、メーカー推奨のタイマー・節電モードを活用するのが一番現実的です。
今すぐできる5つの節電方法
買い替えを検討する前に、まずは今の便座でできる節電方法を見ていきましょう。これらはすべて、費用ゼロで今すぐ始められる対策です。
1. 使わないときはフタを閉める
もっとも簡単で、もっとも効果が見えやすい節電方法が、使わないときに便座のフタを閉めることです。
使った後にフタを開けっぱなしにしていると、便座の熱がそのまま逃げてしまい、ヒーターが余計に作動してしまいます。ひとつひとつはささやかな量でも、積み重ねると年間1,000円近い電気代の差になります。貯湯式でフタを閉めた場合と閉めない場合の年間電力使用量の差は約34.9kWh、金額にして約1,082円とされています(1kWhあたり31円で計算)。
2. 便座の温度を一段階下げる
便座の温度を「高」から「中」、あるいは「中」から「低」に一段階下げるだけで、電気代を抑えられます。使ってみると意外に「低」でも十分暖かいと感じることが多いので、まずは試してみることをおすすめします。
3. 洗浄水の温度も一段階下げる
洗浄水の温度設定も同様です。「高」設定にしている方は「中」へ、「中」設定の方は「低」へ見直してみてください。とくに夏場は「低」でも十分気持ち良く使えるという声が多く、暑い時期だけでも下げておくと多少の節電効果が出ます。
4. タイマー節電・省エネ機能をオンにする
多くの温水洗浄便座には、夜間や使わない時間帯に自動で電源をオフにする「タイマー節電」や、使用パターンを学習して自動でオンオフする「学習節電」機能が搭載されています。
これらの機能を使っていない方は意外と多く、設定しただけで年間1,000円以上の節約効果が見込めます。取扱説明書を見るのが面倒な方は、メーカー公式サイトで型番を検索すればオンラインで説明を見られます。
5. 便座カバーを装着する
意外と見落とされがちですが、便座カバーを装着すると便座から逃げる熱が減り、ヒーターの作動頻度が下がります。とくに冬場に効果が高いとされており、温もりもアップして一石二鳥です。
利用者の口コミ・体験談
実際に便座の電気代を意識している方の声を集めてみました。
「使い終わったらフタを閉じることでエネルギーロスの防止になり、フタを常に開けっぱなしにした場合と、使うたびに閉じた場合を比較すると、後者のほうが年間の電気料金が約1,080円おとくになります。」
— 温水洗浄便座のコラム(oikura.jp)より
「タイマー節電を使用しない場合、年間約112kWh程度の消費電力になり、年間で3,000円近い電気代がかかる。タイマー節電を使用する場合は年間約83kWh、電気代では約2,570円となる」
— エネチェンジ「電気便座の電気代はいくら?」より
「10〜20年前のウォシュレットは年間約6,900円の電気代がかかっていたのに対し、最新の省エネモデルのウォシュレットであれば年間の電気代は約1,600円しかかかりません。年間約5,300円も節約になります。」
— 生活堂「温水洗浄便座の電気代を節約する方法」より
「冬は暖房便座をつけっぱなしにしています。使わない時間帯は電源を切ったほうが節約できるでしょうか?具体的にいくら節約できますか?」という質問に対し、ファイナンシャルフィールドは「タイマーや節電モードだけでも年間1,000円以上の差は出る」と解説しています。
— Yahoo!ニュース記事より
これらの体験談・試算を見ると、「使うたびにフタを閉める」「タイマー節電を使う」「設定温度を一段階下げる」というシンプルな3つを組み合わせるだけで、年間2,000円以上の節電効果が期待できることがわかります。
古い便座は「電気代のブラックホール」になっている可能性
ここまで今の便座でできる節電を見てきました。しかし、そもそも論より証拠で、「10年以上使っている古い便座」を使い続けていることそのものが、電気代を重くしている原因になっている可能性があります。
出典付きの試算では、10〜20年前のモデルと最新の省エネモデルでは、年間電気代に約5,300円もの差が生じるとされています。これは10年で計算すると約53,000円、つまり本体代を超える金額が無駄になっていることになります。
古いモデルで電気代が高くなる主な原因は3つあります。
ひとつめは、断熱材の劣化です。長年使った便座は内部の断熱材が劣化し、同じ温度を保つためにより多くの電力を必要とします。
ふたつめは、省エネ技術の差です。最新モデルは「ふたセンサー」「学習節電」「人体センサー」など、ユーザーが動いたときだけ作動する仕組みが高度に進化しています。
みつめは、コントロール部の経年劣化による電源ロスです。コントロール部が劣化すると本来の制御がうまくいかず、必要以上の電力を使ってしまうケースもあります。
買い替えを検討すべきタイミング
「さすがに買い替えは難しそうだろう」と思う方に、買い替えを前向きに検討すべきサインをまとめます。
使用年数が10年を超えている
温水洗浄便座の耐用年数は7〜10年とされています。使用年数が10年を超えている場合、電気代だけでなく水漏れや故障リスクも高まっており、買い替えのコストパフォーマンスが高くなります。
以前よりはっきり電気代が上がっている
同じ使い方をしているのに電気代が以前より明らかに上がっていると感じる場合、便座内部の断熱材やコントロール部の劣化が進んでいる可能性が高いです。
フタが閉まりにくい、水漏れ、異音などの不具合が出ている
動作上の不具合が出るようになってきたら、本体の劣化がそろそろ限界だというサインです。こういう状態で使い続けるよりは、新しい省エネモデルに交換したほうが長期的にお得です。
交換業者を選ぶときのポイント
温水洗浄便座の交換を業者に依頼する際には、以下のポイントを押さえておいてください。
指定給水装置工事事業者であること
温水洗浄便座の交換には、給水管との接続工事が伴います。この工事は自治体から「指定給水装置工事事業者」として認定された業者だけが行えるため、必ず確認しましょう。
「10年保証」の言葉だけで選ばない
住宅設備の交換業者では「10年保証」をアピールポイントにしているところが多くあります。しかし、そもそも便座自体の寿命が7〜10年です。保証期間が切れる頃には本体の寿命も尽きているため、「10年保証だから安心」という言葉は現実的な意味を持たないことが多いのです。
また、業者が10年後も存続している保証はどこにもありません。特に中小業者の場合、廃業や事業停止があれば保証はその時点で無効になります。「存続性の高い会社の10年保証」でなければ意味がないということを覚えておいてください。
一括見積もりサイトのリスクを理解する
便座交換も一括見積もりサイトで依頼すると、個人情報が複数業者に一斉に流れ、その後しつこい営業電話や訪問を受けるケースが多くあります。便利に見える仕組みにもデメリットがあることを知っておきましょう。
関東圏なら「東京ガスの機器交換」が安心の選択肢
年間5,000円以上の電気代ロスをとめるために便座を交換しようとしたのに、業者選びで失敗して余分な費用を背負うようでは本末転倒です。それを避けるため、関東圏にお住まいの方には「東京ガスの機器交換」をオススメしたいと思います。
東京ガスは東証プライム上場の大手インフラ企業で、首都圏のガス供給を長い間支えてきた会社です。10年後も会社が存続しているという安心感は、住宅設備の長期メンテナンスを考えるうえで決定的なメリットと言えます。
施工は東京ガスの厳しい審査をパスした認定施工会社が担当し、資格を持つプロが作業にあたります。東京ガスのブランドとしての品質保証があり、個人情報の管理も上場企業基準で厳格に行われています。
Web申し込み専用サービスに特化しているため、ネット業者並みの価格競争力があるのも魅力です。
トイレ・便座の交換だけでなく、ガス給湯器・ガスコンロ・エアコンなど住宅設備全般を扱っているため、将来的に他の機器交換が必要になったときにも同じ会社で一貫してお願いできるメリットもあります。
まとめ:今すぐできる節電と、長期的な買い替え、どちらも考える価値がある
暖房便座・温水洗浄便座の電気代を抑えるために、この記事で見てきたポイントを最後に整理しましょう。
まず今すぐできることとして、使い終わったらフタを閉める、便座と洗浄水の温度を一段階下げる、タイマー節電・省エネ機能をオンにする、便座カバーを装着するーこれだけで年間2,000円以上の節電効果が期待できます。
そして、使用年数が10年を超えている場合は、買い替えを検討する価値が十分にあります。古いモデルを使い続けると、10年で計算して本体代を超える電気代を無駄に払い続けることになりかねません。
業者を選ぶ際は「価格」と「10年保証」だけではなく、「指定給水装置工事事業者であるか」「会社の存続性」「個人情報管理」を重視してください。関東圏にお住まいなら、東京ガスの機器交換が安心と価格のバランスで有力な選択肢になります。
毎日使うトイレだからこそ、快適さを落とさずに電気代を抑える工夫をしていきたいものですね。あなたのお家の便座も、少し見直してみると意外な節約ポイントが見つかるかもしれません。
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