給湯器の2つ穴から1つ穴への変更費用は?浴槽の穴埋め工事の全体像を解説

この記事を読むと分かること
  • 2つ穴から1つ穴への変更工事の費用相場(東京ガス基準で変更工事費22,000円+部材費)
  • 穴埋め作業の具体的な工事手順と安全性の根拠
  • 「2穴のままOK」のケースと悪質業者を見抜くポイント

「2穴から1穴への変更が必要です」と言われたら、まず読んでほしい

給湯器を交換しようと業者に連絡したところ、「お宅のお風呂は2穴タイプなので、1穴への変更工事が必要です」と言われた経験はありませんか?
初めて聞く話で戸惑う方も多いですが、これは珍しいケースではありません。古い住宅では2つ穴式の浴槽が使われていることが多く、現代の給湯器(追い焚き機能付き)に交換する際に変更工事が発生することがあります。
給湯器の交換は数十万円規模の出費です。「言われるがまま工事してもらったら、思ったより高くついた」「あとから聞いていない費用を請求された」という声はSNSでも後を絶ちません。この記事では、2穴→1穴変更工事の費用・内容・注意点をすべて正直にお伝えします。

2つ穴式と1つ穴式、何が違うの?仕組みをやさしく解説

まず、2つ穴と1つ穴がそれぞれどんな仕組みなのかを理解しておきましょう。

2つ穴式(ふろ循環式)とは

2つ穴式とは、浴槽の壁に2つの孔が開いており、上の穴から冷えたお湯を給湯器に戻し、下の穴から温めたお湯を浴槽へ送り込む仕組みです。
お湯を循環させながら温め直す方式で、1980〜90年代の住宅に多く設置されていました。この頃の給湯器は「ふろ釜」や「バランス釜」と呼ばれるタイプが主流で、浴槽との接続に2つの穴を必要としていました。
2つの穴の役割はシンプルです。上の穴(高い位置にある方)はお湯を給湯器側へ送る「送り管」として、下の穴(低い位置にある方)は温めたお湯を浴槽へ戻す「戻り管」として機能します。浴槽のお湯を給湯器本体に引き込んで直接加熱するシンプルな構造です。

1つ穴式(強制循環式)とは

現在の主流は1つ穴式です。浴槽の壁に1つの穴(循環口)を設けて、そこから給湯器とお湯をやりとりします。給湯器内部の熱交換器でお湯を温める仕組みで、追い焚きや自動湯はりが可能です。
現代のガス給湯器(エコジョーズを含む)はほぼすべてが1穴式対応です。1つの穴に専用の循環アダプターを取り付け、そこから送り・戻りの両方を行います。
1穴式の主なメリットは次のとおりです。自動湯はり機能が使えること、追い焚き機能が充実していること(フルオート・オートタイプ等)、現行機種の選択肢が豊富なこと、という点が挙げられます。

なぜ1つ穴への変更が必要になるのか

2つ穴式の給湯器は、現在ほぼすべてのメーカーが製造を終了しています。2穴式の給湯器が故障した場合、同じ2穴式に交換することは基本的に難しい状況です。
このため、1穴式の新しい給湯器に交換する際に、浴槽側にも工事(1つの穴を埋める作業)が必要になることがあります。

2つ穴から1つ穴への変更工事の具体的な内容

「穴を1つ埋める」と聞くと大掛かりな工事に思えるかもしれませんが、実際の作業は比較的シンプルです。

① 給湯器本体の交換

まず、既存の給湯器を撤去し、新しい追い焚き機能付き給湯器(ふろ給湯器)を設置します。ガス管・給水管・給湯管の接続を切り替える作業も含まれます。

② ふろ循環アダプターの設置

1穴式にするために、浴槽に「ふろ循環アダプター」を取り付けます。既存の2穴のうち1つを利用して設置します。このアダプターが給湯器と浴槽をつなぐ接続口になります。

③ 不要になった穴の埋め栓処理

もう1つの穴(不要となった方)には、「穴埋め栓(めくら栓)」と呼ばれる専用パーツを取り付けて塞ぎます。この作業を「穴埋め工事」と呼びます。コーキング材(防水シール)も併用して水漏れが起こらないよう処置します。
浴槽に穴が残ることを不安に思われる方もいますが、適切な埋め栓処理を施せば強度・防水性ともに問題ありません。多くの業者が日常的に行う標準的な工事です。

④ 動作確認・試運転

全工事完了後、お湯はり・追い焚きの動作確認を行います。漏水がないか、ガス接続に問題がないかも確認して引き渡しとなります。

工事時間の目安

給湯器の交換工事全体で2〜4時間程度が目安です。穴埋め処理は工事の一部として行われるため、大きく工事時間が延びることはありません。ただし、既存配管の状況によっては追加作業が生じる場合があります。

費用相場:2つ穴から1つ穴への変更はいくらかかる?

費用を把握する上で、最も信頼性が高い参考情報は公式サービスの明示価格です。ここでは東京ガスの機器交換サービスが公表している価格を基準に解説します。

東京ガスの工事費用(公式情報)

東京ガスの機器交換サービスでは、工事内容ごとに明確な価格を公示しています。
工事内容価格(税込)
2穴→1穴変更工事費22,000円
ふろ給湯器基本工事費(従来型)49,500円
ふろ給湯器基本工事費(エコジョーズ)53,900円
※ 上記に加え、部材費(穴埋め栓・循環アダプター等)が別途発生します。
たとえば、エコジョーズ(24号・オートタイプ)への交換で2穴→1穴変更が必要な場合、おおまかな費用構成は次のとおりです。機器本体代が120,000〜180,000円程度(機種により異なる)、基本工事費が53,900円、2穴→1穴変更工事費が22,000円、部材費が数千円〜となり、合計は本体込みで20万円前後が目安です。

相場感:ネット業者との比較

ネット系の給湯器交換業者では、工事費込みで10〜15万円程度を打ち出しているケースも見受けられます。ただし、2穴→1穴変更工事が「オプション工事」として別途請求されるケースが多く、見積もり時には必ず確認が必要です。
また「安すぎる業者」には注意が必要です。詳しくは後述します。

「2穴のまま」で給湯器交換できる場合もある

ここで多くの方が知らない重要な事実をお伝えします。
「2穴から1穴への変更は必ずしも必要ではない」場合があります。
現代の給湯器の多くは1穴式対応ですが、2穴対応の循環アダプターを使用することで、浴槽の穴を塞がずにそのまま接続できる機種があります。この方法では、穴埋め工事を行わずに済むことがあります。
なぜこの情報が広まっていないかというと、2穴対応のアダプターに対応する機種が限られること、また浴槽の状態や給湯器の設置条件によっても変わるためです。
実際にこんな声もあります。
「業者から2穴のまま取り付けできると言われて、穴埋め工事なしで交換できました。費用も安く済んで助かりました。」
— Yahoo!知恵袋より
業者から「変更工事が必要」と言われたら、「2穴のまま接続する選択肢はありませんか?」と確認してみましょう。
2穴→1穴変更工事は決して悪いものではありませんが、費用がかかる工事ですので、必要性をしっかり確認することが大切です。

悪質業者に注意!「知らない間に変更されていた」というトラブル

残念ながら、給湯器交換の現場では以下のようなトラブルが起きることがあります。

よくあるトラブルのパターン

パターン①:説明なしに変更工事を実施
「見積もりには書いてなかったのに、工事後に追加費用を請求された」というケースです。事前の説明なしに変更工事を行い、後から追加請求するのは問題のある対応です。
パターン②:必要のない工事を勧める
2穴のまま接続できる状況なのに、「変更が必要」と説明して工事を行うことで追加費用を取ろうとするケースもあります。
パターン③:資格を持たない業者による施工
ガス給湯器の接続工事には資格が必要です(都市ガスの場合は「ガス可とう管接続工事監督者」等)。資格のない業者による工事は、安全上の問題にもつながります。
実際にこのような声もあります。
「給湯器交換を頼んだら、見積もりにない工事代を後から請求された。事前に説明がなかったのにおかしいと思い、業者と揉めました。」
— Yahoo!知恵袋より
「安い業者に頼んだら、施工資格のことを聞いたら曖昧な答えだった。後で調べたら問題のある施工だった可能性が気になって心配になりました。」
— Yahoo!知恵袋より
こういった問題を避けるためにも、業者選びは慎重に行う必要があります。

信頼できる業者の選び方:3つの確認ポイント

① 見積もりの内訳が明確か

工事前に書面(または電子書面)で「本体代」「基本工事費」「追加工事費の内訳」を明確に提示できる業者を選びましょう。口頭説明だけで「詳細は後で」という業者は要注意です。
特に、2穴→1穴変更工事費・部材費が見積もりに含まれているか、明記されているかを必ず確認してください。

② ガス工事の資格を持っているか

ガス給湯器の設置には以下の資格が必要です。都市ガスの場合は「ガス可とう管接続工事監督者」、プロパンガスの場合は「液化石油ガス設備士」が必要となります。
また、給湯器には水道接続が伴うため、工事業者(または提携業者)が自治体の指定給水装置工事事業者であることも確認ポイントです。
「資格はありますか?」と聞いて、曖昧な回答や証明書を見せられない業者は避けるのが賢明です。

③ 10年後も存続する業者か

業者選びで見落とされがちなのが「会社の継続性」です。
給湯器の寿命は一般的に10〜15年とされています。よく「10年保証」を売りにしている業者がありますが、給湯器が実際に壊れやすくなるのは設置後12〜13年以降です。つまり、保証が切れる頃に寿命を迎えることが多いのです。
さらに、小規模業者が10年後も存続しているかどうかは保証できません。会社が消えてしまえば、保証書があっても何の意味もなくなります。この点において、大手インフラ企業の方が長期的な安心感は圧倒的に高いといえます。

東京ガスの機器交換がおすすめな理由

関東圏(東京ガスのガス供給エリア内)にお住まいの方には、東京ガスの機器交換を第一の選択肢としておすすめします。

理由① 施工の安全性が組織的に担保されている

東京ガスの機器交換サービスでは、施工を行う協力会社に対して厳格な認定制度を設けています。資格保有・施工品質・安全管理のすべてが審査対象であり、個人任せではなく組織として品質を担保しています。

理由② 工事費用の透明性

先述のとおり、東京ガスは2穴→1穴変更工事費(22,000円)を含め、工事費用を公式サイトで明示しています。見積もり後に「追加費用が発生した」というトラブルが起きにくい体制です。

理由③ 東証プライム上場企業の安心感

東京ガス株式会社は東証プライム上場の大手インフラ企業です。10年保証の実効性という観点からも、10年後に会社が存続している可能性が最も高い業者の一つです。個人情報の管理も上場企業基準で厳格に行われています。

理由④ ネット注文で価格競争力も高い

Web専用サービスに特化することで中間コストを削減し、大手インフラ企業でありながら競争力のある価格での提供を実現しています。
関東圏以外にお住まいの方には、東証グロース上場の株式会社交換できるくんが次点としておすすめです。見積もり後の追加費用が発生しない明朗会計が評判のサービスです。

まとめ:2穴→1穴変更工事のポイントを整理

この記事で解説した内容をまとめます。
費用については、東京ガス基準で2穴→1穴変更工事費は22,000円(税込)+部材費です。ふろ給湯器の基本工事費(49,500〜53,900円)に加算され、本体代込みで合計20万円前後が目安となります。
工事内容については、不要な穴に埋め栓を取り付けるシンプルな作業です。ふろ循環アダプターを設置して1穴式に切り替え、給湯器交換全体の所要時間は2〜4時間程度となります。
知っておくべき重要ポイントとして、「2穴のまま交換できる」機種もあるため事前に確認すること、説明なく変更工事を行う業者には要注意であること、施工資格と会社の継続性を必ず確認すること、関東圏なら東京ガスの機器交換が安心の第一選択であることを覚えておいてください。
給湯器の交換は人生で何度も経験するものではありません。費用・安全性・信頼性のすべてを考慮した上で、後悔のない選択をしてください。

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