リンナイの給湯器マイクロバブルを後付けで導入する全知識|ユニット後付けvs内蔵型の選び方と費用の実態
この記事を読むと分かること
- リンナイの後付けユニット(UF-MBU3)と内蔵型マイクロバブル給湯器の費用と違い
- 設置条件・対応機種の確認方法と工事の流れ
- マイクロバブルの費用対効果と正直なデメリット評価
マイクロバブルとは——お湯に混じる超微細な気泡が生み出す入浴体験
「マイクロバブル」という言葉を聞いて、「お風呂でジャクジーみたいに泡が出るのかな」とイメージされる方は多いかもしれません。実際のマイクロバブルはそれとはまったく異なります。
マイクロバブルとは、直径が1/100mm(10マイクロメートル)以下の超微細な気泡のことです。一般的なジャクジーの気泡(数ミリ〜数センチ)と比較すると、その細かさは桁違いです。
これほど細かい気泡には、通常の泡にはない特性があります。気泡が非常に小さいため、お湯の中で長時間浮遊し続けることができます。この浮遊する気泡が肌の毛穴(平均0.02〜0.05mm)と同等以下のサイズであるため、毛穴に入り込んで皮脂汚れを浮かせるとされています。また、気泡が水中で収縮・崩壊する際に生まれる圧力波が、血行促進効果をもたらすともいわれています。
ただし、これらの効果は科学的研究が進んでいる段階であり、個人差があります。「温泉に入ったようにポカポカする」という感想から「あまり違いがわからない」という声まで、体感には幅があります。期待しすぎず、入浴体験の向上という観点で検討することをおすすめします。
リンナイは国内のガス給湯器メーカーとして先駆けてマイクロバブル機能を給湯システムに組み込み、現在では大きく2つの導入方法を提供しています。
リンナイのマイクロバブルには「内蔵型」と「後付けユニット型」の2種類がある
リンナイのマイクロバブルを家庭に導入する方法は、大きく分けて2つあります。
方法1:後付けユニット型(UF-MBU3)
既存の給湯器と浴槽の間に「マイクロバブルバスユニット」を設置する方法です。現在お使いのリンナイ製給湯器がUF-MBU3に対応している場合は、給湯器本体を交換せずにマイクロバブル機能を追加できます。
方法2:内蔵型マイクロバブル給湯器への交換
マイクロバブル発生機能を内蔵したリンナイ製給湯器に丸ごと交換する方法です。現在の給湯器がリンナイ製であっても、マイクロバブルユニット非対応の機種の場合や、他社製給湯器をお使いの場合は、この方法が必要になります。
どちらの方法を選ぶべきかは、現在の給湯器の型式・設置状況・予算によって異なります。まず現在の給湯器の型式を確認し、UF-MBU3の対応機種リストと照合することが最初のステップです。
後付けユニット(UF-MBU3)の費用・設置条件・工事の流れ
リンナイの後付けマイクロバブルバスユニット「UF-MBU3」を導入する場合の詳細を説明します。
費用の目安
UF-MBU3本体のメーカー希望小売価格は146,300円(税込)です。これに加えて以下の費用が発生します。専用循環金具(浴槽側の金具交換)が10,000円前後、専用リモコンが30,000円前後、設置工事費が30,000〜50,000円程度です。トータルで20〜25万円程度の予算を見ておく必要があります。
「後付け」とはいえ、本体価格だけでかなりの金額になることを事前に把握しておきましょう。
設置条件の確認(これが最重要)
UF-MBU3はリンナイ製給湯器専用の機器です。以下の条件をすべて満たす必要があります。現在お使いの給湯器がリンナイ製のRUFシリーズ(ふろ給湯器)であること、型式がUF-MBU3の対応機種リストに記載されていること、給湯器の設置スペースにユニットを追加できること、浴槽の循環金具が専用のものに交換できること、これらが条件です。
他社製給湯器(ノーリツ、パロマ等)をお使いの場合は、UF-MBU3の後付けは対応していません。その場合は内蔵型への給湯器交換が必要になります。
工事の流れ
まず業者に現地調査を依頼し、設置可否を確認します。続いて、既存の循環金具を専用金具に交換します。次に、給湯器と浴槽の循環配管の間にUF-MBU3本体を設置します。最後に専用リモコンへの交換と動作確認を行います。所要時間は半日〜1日程度です。
内蔵型マイクロバブル給湯器への交換——費用と選択基準
現在の給湯器がリンナイ製でもUF-MBU3非対応の場合、または他社製給湯器からの乗り換えの場合は、マイクロバブル機能内蔵型の給湯器への交換が必要です。
内蔵型の費用目安
フルオート型(全自動):本体価格200,000円程度〜+工事費30,000〜70,000円程度
オート型(セミオート):本体価格170,000円程度〜+工事費30,000〜70,000円程度
工事費は設置環境(屋外壁掛け・PSの有無・配管状況など)によって大きく変わります。必ず複数の業者から見積もりを取ることをおすすめします。
フルオートとオートの違い
フルオート型は湯はり・追い焚き・保温をすべて自動で行い、ふろ配管を自動で洗浄する「自動洗浄機能」も搭載されています。マイクロバブルを最大限活用したい方はフルオートが適しています。
オート型は湯はりと追い焚きは自動ですが、保温は手動となります。価格はフルオートより抑えられます。
内蔵型のメリット
内蔵型の最大のメリットは、後付けユニットと専用部品(循環金具・リモコン)の費用が発生しない点です。また、外付けユニットによる配管の延長がないため、システムがシンプルで故障リスクが低い傾向があります。給湯器の寿命(一般的に10〜15年)に合わせてシステム全体が一体化しているため、メンテナンスもしやすいです。
実際のユーザーの声——「温泉みたい」から「効果わからない」まで
マイクロバブル給湯器のリアルな評判をご紹介します。
「マイクロバブルって、どうですか?給湯器の交換を考えてますが、どうかな〜と。良かった点、後悔した点を教えてください。」
— Yahoo!知恵袋より(この投稿には「温まりやすい」「肌がスベスベになった」というポジティブな回答と、「費用が高くて効果がよくわからない」というネガティブな意見の両方が寄せられていました)
「入浴後30分経った後も体が芯からポカポカし、入浴後も温泉に入った後のように体がポカポカして湯冷めしにくいです。」
— 各種レビューサイトより
「肌がなめらかになり、皮脂汚れがよくとれているのを実感しています。」
— 各種レビューサイトより
一方で、否定的な声もあります。
「皮脂汚れがたくさん取れるため、後にお風呂に入る人が白濁したお湯の中に入ることになって気になりました。」
— 各種口コミサイトより
「水圧が少し弱くなった気がする。効果は正直よくわからないけど、お湯がなめらかに感じるのは確かです。」
— 各種口コミサイトより
ユーザーの評価を見ると、体感できる効果には明らかな個人差があります。温浴効果・肌への影響を強く感じる方がいる一方で、「あまり違いがわからない」という方もいます。体の状態・皮膚の状態・入浴習慣によって感じ方が変わるため、「高額な投資が確実に報われる」と考えるのは過大期待になる可能性があります。
マイクロバブル給湯器のデメリット——費用・水圧・設置条件の制約
マイクロバブル導入を検討する前に、デメリットも正直に把握しておきましょう。
デメリット1:初期費用が高い
最も多くの方が指摘するデメリットが費用です。後付けユニットで20〜25万円、内蔵型への給湯器交換で25〜30万円以上(工事費込み)の出費になります。仮にマイクロバブルなしの標準的な給湯器に交換した場合(10〜20万円程度)と比較すると、マイクロバブル対応にすることで10〜15万円以上の追加費用が発生することになります。
デメリット2:水圧が弱くなる場合がある
マイクロバブル発生のための気泡混合プロセスが水圧に影響する場合があります。特に元の水圧が低い地域や戸建て住宅では、浴槽への湯はりに時間がかかるケースがあるとされています。
デメリット3:設置条件の制約が多い
後付けユニットはリンナイ製給湯器の一部対応機種にのみ使用可能です。現在他社製給湯器をお使いの方や、リンナイ製でも対応していない機種の場合は、後付けユニットでは対応できません。
デメリット4:効果の個人差が大きい
医学的・科学的に効果が確立されているとはいえず、体感は個人差が大きいです。「投資額に見合う効果を実感できるか」は実際に使ってみないとわからない面があります。
デメリット5:給湯器設置場所の騒音
マイクロバブル機能付きの給湯器の動作音は48dB程度とされています。給湯器設置場所が浴室やリビングに近い場合、動作音が気になることがあります。
これらのデメリットを踏まえたうえで、「温浴体験の向上に10〜15万円の追加コストを支払う価値があるか」を冷静に判断することが大切です。
業者選びで失敗しないために——施工資格と信頼性を確認する理由
マイクロバブル対応給湯器の交換・後付けユニットの設置を依頼する業者を選ぶ際は、価格だけで判断しないことが重要です。
給湯器の交換には、都市ガスの場合「ガス可とう管接続工事監督者」、プロパンガスの場合「液化石油ガス設備士」などの資格が必要です。また、水道配管への接続を伴う工事では、業者が自治体の「指定給水装置工事事業者」として指定されている必要があります。
UF-MBU3の後付けも含め、マイクロバブル関連の工事はリンナイ製品の専門知識が必要な作業です。対応経験が少ない業者に依頼すると、設置不良やリンナイ保証の問題が発生する可能性があります。
また、「10年保証」を前面に出している業者も多くあります。給湯器が実際に故障するのは使用開始後12〜15年以降が多く、部品供給もメーカーが製造終了から約10年で終了する傾向があります。保証期間と実際の給湯器寿命のミスマッチを理解したうえで、保証内容より業者の実績・資格・存続性を重視した選択をおすすめします。
施工資格を組織的に管理している大手・上場企業系のサービスは、資格面での安心感が最も高い選択肢です。
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まとめ:マイクロバブル給湯器を後付けで導入する前に確認すべき3つのこと
この記事のポイントをまとめます。
リンナイのマイクロバブル導入方法は「後付けユニット(UF-MBU3)」と「内蔵型給湯器への交換」の2通りです。後付けユニットは現在の給湯器がリンナイ製の対応機種であれば給湯器交換なしで導入でき、総費用の目安は20〜25万円です。内蔵型への交換は対応機種外の場合や他社製給湯器からの乗り換えが必要なケースで、工事費込み25〜30万円以上が目安です。
マイクロバブルの効果には個人差があります。温浴効果・肌への影響を強く感じる方がいる一方、あまり違いがわからないという方もいます。高額な投資が確実に効果として返ってくるという保証はないため、費用対効果を冷静に検討することが大切です。
業者選びでは価格だけでなく、施工資格・実績・組織の信頼性を重視してください。マイクロバブル関連の工事はリンナイ専門の知識が必要であり、資格を持つ信頼できる業者への依頼が欠かせません。
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