内窓の補助金で東京都と国から「トリプル受給」する方法【2026年版】具体的な金額シミュレーション付き

この記事を読むと分かること
  • 先進的窓リノベ2026と東京都補助金の「トリプル受給」の条件と具体的な金額シミュレーション
  • 2026年からAグレードが除外された変更点とトリプルガラス内窓の補助対象性能
  • 申請前に必ず知るべき「事前申請の落とし穴」と信頼できる業者の選び方
「内窓を設置すると補助金がもらえると聞いたが、国と東京都で両方もらえるんだろうか?」「トリプルガラスの内窓は補助対象になるの?」「申請の手順が複雑そうで腰が上がらない」
こうした疑問を持つ方は少なくありません。内窓リフォームは、適切に活用すれば「国+東京都+区市町村」の3種の補助を重複受給できる補助金制度が存在し、工事費の半額以上の補助を受けた事例もあります。
ただし、補助金には当然条件があります。特に2026年度は補助対象となる内窓の性能要件が引き上げられ、2025年度まで対象だった内窓のグレードが一部対象外になりました。
この記事では、具体的な補助金額のシミュレーションを交えながら、内窓設置で補助金を最大限に活用する方法を分かりやすく解説します。

2026年の内窓補助金、国と東京都から「ダブル受給」できる

結論からお伝えします。内窓リフォームに対して、以下の3つの補助金を重複して受給できる可能性があります。
  1. 国の補助金:先進的窓リノベ2026事業(最大100万円)
  1. 東京都の補助金:既存住宅における省エネ改修促進事業(最大200万円)
  1. 区市町村の補助金:程度は地域によるが、東京23区では実施している区が多い
これらは同一工事への重複申請は原則可能ですが、補助対象の計算方法や工事内容によっては異なる場合があります。工事前に登録業者に確認することをおすすめします。

先進的窓リノベ2026とは?2025年からの大きな変更点

先進的窓リノベ2026事業は、既存住宅の窓やドアを高断熱仕様にリフォームする際に、国から補助金が受けられる制度です。

2026年度の概要

  • 上限補助額:1戸あたり最大100万円
  • 工事期間:2025年11月28日以降に着工し、2026年12月31日までに完了
  • 申請期間:2026年3月から受付開始予定、2026年12月31日まで(予算が尽き次第終了)
  • 申請方法:登録業者(施工業者)が事務局に代理申請する

2026年度の最大の変更点:Aグレード内窓が対象外に

これがもっとも重要な変更点です。2025年度までは「Aグレード」(Uw1.9以下)も補助対象だった内窓が、2026年度からは対象外になりました。
2026年度に内窓設置で補助を受けるには、必ずUw1.5以下(SまたはSSグレード)の内窓を選ばなければなりません。一般的な安価帯のペアガラス内窓ではこの基準を満たせないことがあるため、購入前に対象グレードを確認する必要があります。

補助金額の目安(内窓設置)

補助金額は窓のサイズ・グレードによって異なります。一般的な中サイズの窓でSグレードを選んだ場合、4万4千円程度の補助を受けられる事例があります。補助金の合算は工事に含まれる全窓の補助額の合計となり、複数枚の内窓を設置するほど補助効果が高まります。

東京都の補助金(クールネット東京)の概要

東京都では「既存住宅における省エネ改修促進事業(高断熱窓・ドア)」という補助金があり、内窓を含む窓リフォームに対して高額の補助を受けられます。

主な要件と概要

  • 対象:東京都内の既存住宅(戸建・共同住宅不問)を所有し自ら居住する個人、または管理組合・賃貸オーナー等
  • 補助上限:1戸当たり200万円(断熱防犯窓の場合は300万円)
  • 補助対象:先進的窓リノベ2026の対象設備と同等もしくはそれ以上の性能を持つ製品
  • 事前申請が必須:工事後の申請は不可。工事前に必ずクールネット東京へ事前申請を行い、交付決定後に工事を開始する必要があります
  • 申請窓口:クールネット東京公式サイトからオンライン申請

国との併用について

先進的窓リノベ2026(国)と東京都の両方から補助を受けることは可能です。ただし、同一工事に対して国と都の補助が完全に重複するわけではなく、設備費と工事費の計算方法を整理して上手に併用する形になります。登録業者に手続きを依頼するのが最も確実です。

国+都+区「トリプル受給」の具体的シミュレーション

最も節約効果が高い事例として、東京都戸建てで内窓工事を行った実際のケースをご紹介します。
戸建て(内窓工事)のトリプル受給事例
内訳金額
工事見積もり722,480円
東京都補助金−242,000円
国(先進的窓リノベ)補助金−192,000円
区補助金−164,000円
実質自己負担額58,800円
この事例では、約72万円の工事が補助合計約59万円で、実質自己負担は約6万円強にまで抑制できています。
マンション(カバー工法)ではさらに大きな節約効果を得た事例もあります。
マンション(カバー工法)のトリプル受給事例
内訳金額
工事見積もり1,610,840円
東京都補助金−713,000円
国補助金−340,000円
区補助金−200,000円
実質自己負担額211,400円
約161万円の工事に対して実質負担が約21万円強と、驚くほどの補助を受けられています。
こうした成果は、「国の制度を知っている登録業者」を利用して初めて実現できます。自分で全ての申請を行う必要はなく、業者が代理で申請手続きを進めてくれます。

トリプルガラス内窓は補助対象になるのか?

内窓でトリプルガラスを希望する方にとって気になる点です。結論を先にお伝えします。
内窓でトリプルガラスを使い、Uw1.5以下(Sグレード)を満たせれば先進的窓リノベ2026の対象になります。
トリプルガラスはUw値が非常に低く、一般的なアルゴンガス入りLow-Eペアガラスの内窓と比べてさらに高い断熱性能を発揮します。特に北側の部屋や結露が気になる居室、騒音対策が求められる窓などに特に有効です。

ペアガラス内窓とトリプルガラス内窓の選び方

内窓設置において最も主流のオプションは、LIXILのインプラスやYKK APのプラマードなどのアルゴンガス入りLow-Eペアガラス仕様を選ぶことです。アルゴンガス入りLow-Eペアガラス仕様の内窓は多くがUw1.5以下を満たしており、Sグレード対応となっています。
トリプルガラス仕様はペアガラス仕様より高価になりますが、その分補助金額が大きくなるわけではありません(補助額は設備グレードとサイズによるため)。断熱性能を重視する方には有力な選択肢ですが、コスト対効果を重視する方にはアルゴンガス入りLow-Eペアガラス内窓で十分な効果が得られます。

実際の申請体験者の口コミ

実際に内窓補助金を申請し受給を受けた方の声をご紹介します。

良かった点の声

「窓を変えただけなのに、こんなに快適になるなんて思っていなかった。冬の寒さが全然違い、結露も大幅に減りました」 — レビューサイトより
「車の音や外の雑音が気にならなくなりました。内窓設置は最小限の工事で最大限の効果が得られる方法だと実感しています」 — Yahoo!知恵袋より
「補助金のおかげで実質負担が5万円強で済みました。業者が申請を全部代理してくれたので、自分でやったのは工事の立ち合いだけでした」 — レビューサイトより
「エアコンの効きが明らかによくなりました。内窓を付けた部屋とそうでない部屋では温度差が10度以上あると感じます」 — レビューサイトより

気になった点の声

「東京都の補助金は工事前に事前申請しないといけないと工事後に知り、最初の工事は国の補助しか入らなかった。必ず事前に確認することをおすすめします」 — ブログより
「申請書類の写真・書類準備が何度か返却されたりと、補助金の受け取りまでかなり時間がかかりました。7月に取り付け、入金は11月でした」 — ブログより
「登録業者でない業者に最初に見積もりをもらったが、同じ内容で登録業者を使ってやり直した」 — Yahoo!知恵袋より

口コミのまとめ

内窓リフォームに実際に取り組んだ方の満足度は高い傾向があります。一方で、「事前申請の必要性を知らず失敗した」「補助金の受け取りまで数ヶ月かかった」という声もあります。
満足するための準備として、「工事前の申請情報の整理」と「登録業者の選択」が重要です。

申請で失敗しないためのポイント

補助金をうっかり逃したり、想定外のトラブルに巻き込まれたりしないために、必ず知っておくべきポイントを整理します。

落とし穴①:東京都補助金は「事前申請」が必須

東京都の内窓補助金は、工事前にクールネット東京に事前申請し、交付決定を得てから工事を開始する必要があります。工事後に申請しても一切補助されません。
意外なことに、この必要条件を知らないまま工事を開始してしまった方が少なくありません。必ず工事前に登録業者に確認するか、クールネット東京の公式サイトで最新情報を確認してください。

落とし穴②:登録業者でない業者は先進的窓リノベ2026の申請を代理できない

先進的窓リノベ2026事業の申請は、国に登録された「登録業者」が代理で行います。登録業者でないリフォーム業者に工事を依頼してしまうと、補助金の申請自体を進められないまま工事だけ完了する事態になります。
これが「最初に安い見積もりをもらったが、登録業者でないと気づいてやり直した」という口コミが発生する原因の一つです。

落とし穴③:補助金の受け取りまで数ヶ月かかる

補助金の受け取りは、工事完了後に完了報告を提出し、事務局が審査してから口座に振り込まれます。工事完了から補助金の受け取りまで、通常数ヶ月かかると考えてください。
工事代金は補助金が振り込まれる前に工事業者に支払う必要がある場合がほとんどです。資金計画を事前に確認しておくことをおすすめします。

落とし穴④:アルミサッシの既存窓に内窓を追加しても補助が受けられるか

内窓設置において、既存窓のサッシの種類は対象要件ではありません(内窓自体の性能が基準です)。既存窓がアルミサッシであっても、内窓そのものがUw1.5以下であれば先進的窓リノベ2026の対象になります。
ただし「ガラス交換工事」(既存サッシはそのままでガラスのみ交換する工事)においては、既存サッシがアルミ製の場合、性能基準を満たすことが非常に難しいため、内窓追加が最も確実な方法です。

信頼できる施工業者の選び方

内窓リフォームで補助金を受けるには、先進的窓リノベ2026の登録業者であることが大前提条件です。登録業者でない業者に依頼すると国の補助申請そのものができません。
また、東京都の補助金についても、都の申請手続きを円滑に進められる実績のある業者を選ぶことで、滞りなくスムーズに補助申請が完了します。
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まとめ:内窓補助金を最大限に活用するための5ステップ

この記事でお伝えした内容を整理します。
2026年度に内窓補助金を最大限に活用するために必要な5ステップをご紹介します。
1ステップ目は登録業者に相談することです。先進的窓リノベ2026の登録業者に連絡し、国・都・区の3種補助の並行申請が可能か詳細に確認してもらいましょう。
2ステップ目は東京都補助金の事前申請を工事前に行うことです。交付決定を得る前に工事を始めてはいけません。
3ステップ目はUw1.5以下(SまたはSSグレード)の内窓を選ぶことです。Uw1.9以下のAグレードは2026年度から対象外のため、購入前に対象グレードを確認しましょう。
4ステップ目は区補助金の有無を確認することです。東京23区の多くは独自補助を実施しています。自分の区のホームページで確認するか、登録業者に問い合わせましょう。
5ステップ目は予算が尽きないうちに動くことです。先進的窓リノベ2026は年度予算が尽き次第終了となります。計画がある方は早めに登録業者に相談することをおすすめします。

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