マンションの壁排水トイレは120mm?155mm?違いと確認方法を徹底解説
この記事を読むと分かること
- 壁排水の120mmと155mmの違いと、お住まいのマンションのタイプを自分で確認する3つの方法
- 排水芯を間違えて購入するとトイレ本体が取り付けできなくなる理由と対処法
- 壁排水マンションのトイレ交換で信頼できる業者の選び方と注意点
マンションのトイレ交換で「壁排水」に気づいたあなたへ
「そろそろトイレを交換しようとカタログを見ていたら、壁排水という言葉が出てきた。自分のマンションはどっちなんだろう?」——そんな疑問を抱えて検索した方に、この記事はお役に立てるはずです。
マンションのトイレ交換は一見シンプルに思えますが、実は「排水方式」と「排水高さ(排水芯)」の確認が非常に重要です。特に壁排水タイプのマンションでは、120mmと155mmという2種類の規格が存在しており、どちらかを間違えると、購入したトイレが取り付けできないという事態になりかねません。
しかも壁排水対応の便器は床排水対応と比べて選択肢が限られており、対応機種を事前に把握しておくことが購入前の必須ステップです。
この記事では、壁排水の基本知識から、120mmと155mmの違い、確認方法、業者選びの注意点まで、トイレ交換前に知っておくべきことを全て解説します。
壁排水とは何か?床排水との違いから理解する
トイレの排水方式には大きく「床排水(床下排水)」と「壁排水(壁面排水)」の2種類があります。
床排水は、便器の底面から排水管が床下に向かって伸びているタイプです。一戸建て住宅や、床下に排水スペースがある建物に多く採用されています。床下の配管ルートを使うため、設置の自由度が高く対応便器の種類も豊富です。
壁排水は、便器の後ろ側(壁面側)に排水口があり、壁を貫通して横方向に排水管が伸びているタイプです。マンションや公団住宅など、床下に排水スペースがとりにくい集合住宅で多く採用されています。壁排水は排水管が壁内を通るため、床がフラットになりスッキリした見た目になりますが、対応できる便器の種類が床排水より限られます。
お住まいが壁排水かどうかの確認方法
まずは自分のトイレが壁排水かどうかを確認しましょう。以下のいずれかで判断できます。
- 便器の後ろ側の下部(壁との接続部)に配管が見える → 壁排水
- 便器の底面(床との接続部)に配管が見える → 床排水
- マンションの管理組合や管理会社に確認する
壁排水の120mmと155mmの違い
壁排水のトイレには、「排水高さ(排水芯)」という重要な寸法があります。これは床面から排水管の中心(芯)までの高さのことで、単位はmmで表されます。
現在の壁排水便器では主に2つの規格が存在します。
120mmタイプ
床面から排水管の中心まで120mmの規格です。現在の新築マンションで標準採用されています。2000年代以降に建てられたマンションの多くは120mmタイプです。対応する便器の種類が豊富で、最新の節水・高機能モデルも充実しています。
155mmタイプ
床面から排水管の中心まで155mmの規格です。古い公団住宅や1990年代以前に建てられたマンションに多く見られます。155mmタイプは現在の主流ではないため、対応している便器の種類が120mmより少ない傾向があります。一部のLIXIL製品では148〜155mmの範囲に対応できる排水アジャスターが用意されています。
なぜ2種類あるのか
かつての公団住宅では、床コンクリートの厚みや配管スペースの設計上、排水位置が高い位置(155mm)に設けられていました。その後、設計の標準化が進む中で120mmが現在の主流規格となりましたが、既存のストック住宅(中古マンション)には今も155mmタイプが多数残っています。
中古マンションを購入してトイレを交換する際は、必ずどちらのタイプかを確認してから便器を選ぶことが重要です。
排水芯(排水高さ)の確認方法3選
では実際にどうやって確認するのか。3つの方法を順に解説します。
方法①:メジャーで実測する
最も確実な方法です。現在のトイレを取り外さなくても、以下の手順で確認できます。
- 便器と壁の間の配管が見えている部分を確認する
- 床面から、排水管の中心(パイプの上下の中間点)までの高さをメジャーで垂直に測る
- この数値が「排水高さ(排水芯)」
測る際の注意点として、化粧パネルや配管カバーが取り付けられている場合は、そのパネルの上から測ると実際の配管位置と誤差が生じます。可能であればパネルを外してから測定するか、パネルの厚みを差し引いて計算してください。
また、メジャーが斜めにならないよう、床面に対して垂直に当てることが正確な測定のポイントです。
方法②:便器の品番(型番)で確認する
便器本体の側面または底部付近に、メーカーのシールや印字で品番(型番)が記載されています。この品番をメーカーのウェブサイトや問い合わせ窓口で確認することで、排水高さを調べられます。
手順:
- 便器側面の床近くを探し、シールや印字を見つける
- 品番を記録する(例:TOTO CS○○○、LIXIL BC-○○○など)
- メーカーの公式サイトで品番を検索し、仕様書の「排水高さ」を確認する
品番での確認は特に正確で、リフォーム業者や量販店のスタッフに伝えるときにも役立ちます。
方法③:マンションの管理組合・施工業者に確認する
管理組合や管理会社には、建物の設計図書(竣工図)が保管されていることがほとんどです。竣工図には排水配管の仕様が記載されているため、問い合わせることで確実に分かります。
また、マンションの原施工業者や管理会社に依頼すれば、専門の技術者が排水方式と排水高さを確認してくれます。トイレ交換の工事も依頼する場合は、最初から業者に現地確認を依頼するのが最もスムーズです。
排水芯を間違えると取り付けできない!よくある失敗と注意点
残念ながら、排水芯の確認を怠ったために購入したトイレが取り付けできないというトラブルは実際に起きています。Yahoo!知恵袋には次のような声があります。
「我が家のトイレはマンション壁排水(左側)で現在排水芯120mmのTOTOトイレが付いています。節水型に交換しようと検討したところ、業者に壁排水120mmに対応しているか確認が必要と言われた」 — Yahoo!知恵袋より
このように、同じ壁排水でも120mmに対応しているかどうかを便器ごとに確認する必要があります。
よくある失敗パターン
失敗例①:床排水用の便器を購入してしまう
「トイレ本体だけ量販店で購入して後から工事を依頼したら、壁排水に対応していないと言われた」というケースです。壁排水対応と床排水対応は全く別の製品で、取り付け不可能です。必ず事前に確認してから購入してください。
失敗例②:120mmと155mmを間違える
「古いマンションの155mmタイプに120mm対応品を購入してしまい、取り付けできなかった」という事例です。特にネット通販で購入する際は、排水芯の記載を見落としやすいため注意が必要です。
失敗例③:壁排水に対応していない業者に依頼する
「量販店でトイレを購入したら、設置工事の担当業者が壁排水に対応できないと現地で判明した」という声もあります。壁排水工事は床排水より専門的な知識が必要なため、対応できない業者も存在します。
壁排水の注意点:選べる機種が少ない
壁排水対応の便器は、床排水対応と比べて製品ラインナップが少ないのが現状です。最新の高機能モデルが全て壁排水に対応しているわけではなく、「このモデルが欲しい」と思っても壁排水対応バージョンがないケースがあります。
リフォームを検討する前に、まず「壁排水対応品の中から選ぶ」という前提で商品を絞り込むことが重要です。
壁排水対応のトイレ主要機種
参考として、主要メーカーの壁排水対応製品を紹介します。ただし、型番や仕様は年次改定されるため、購入前に必ずメーカーまたは販売店で最新情報を確認してください。
TOTOの壁排水対応製品
TOTOはウォシュレット一体型・組み合わせ型ともに壁排水対応品をラインナップしています。代表的な機種はZJ、GJ、CS(コーナータイプ)などがあります。120mmタイプと155mmタイプで型番が異なるため、排水芯を確認してから型番を選ぶことが必須です。
TOTOの公式サイトでは品番から適合する排水芯を確認できます。既存の便器品番から「何mm対応品か」を調べてから後継機を選ぶ手順が最もスムーズです。
LIXILの壁排水対応製品
LIXILはINAXブランドで壁排水対応品を展開しています。アメージュシリーズに壁排水対応品があり、LIXIL独自の「排水アジャスター」を使うことで148〜155mmの範囲に対応できる場合があります。これにより、古い公団住宅の155mm配管に対して柔軟に対応できる点が特徴です。
既存の配管が155mmで「120mmの製品しか見つからない」という場合は、LIXILのアジャスター対応品を検討すると選択肢が広がります。
壁排水マンションのトイレ交換で信頼できる業者の選び方
壁排水のトイレ交換は、床排水よりも専門的な知識と経験が必要です。業者選びで以下の3点を必ず確認してください。
①壁排水の施工実績があるか確認する
「壁排水の工事に対応できるか」を業者に直接確認しましょう。一般的な床排水工事しか経験のない業者が、壁排水の工事を引き受けてトラブルになるケースがあります。ウェブサイトに壁排水の施工事例が掲載されていると信頼度が上がります。
②現地確認を行ってから見積もりを出す業者を選ぶ
壁排水の工事では、既存の配管状態や壁内の配管ルートを実際に見てから工事内容と費用を確定させる必要があります。現地確認なしで「一律○○円」と提示する業者は、実際に工事が始まってから追加費用が発生するリスクがあります。
③水道工事の資格・許可を持っているか確認する
トイレの交換は給排水設備工事を伴うため、施工業者が自治体の「指定給水装置工事事業者」であることが必要です。この指定がない業者による工事は法令違反になる場合があります。業者のウェブサイトや工事説明書に資格・許可の記載があるか確認しましょう。
④東京ガスの機器交換が最初の選択肢
江戸川区・墨田区・江東区など東京ガスのガス供給エリア内のマンションにお住まいの方には、東京ガスの機器交換が安心して任せられる第一推薦です。
東京ガス株式会社(東証プライム上場)が運営する機器交換サービスは、トイレ交換にも対応しており、以下の点で信頼性が高いです。
- 認定施工会社:東京ガスの審査をパスした業者のみが工事を担当。資格保有と技術力が組織として担保されている
- 指定給水装置工事事業者:水道工事の法令要件をクリアした事業者体制
- オンライン完結の明朗会計:写真送付による見積もりで、追加費用が生じにくい
- 大手インフラ企業の安心感:東証プライム上場企業として個人情報管理が厳格。10年後も存続している可能性が高い
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まとめ|壁排水トイレの交換は「排水芯の確認」から始める
マンションの壁排水トイレ交換は、以下の手順で進めることが失敗を防ぐポイントです。
まず、壁排水か床排水かを確認し、壁排水であれば排水高さ(排水芯)が120mmか155mmかを確認します。確認方法はメジャーによる実測・品番での確認・管理組合への問い合わせの3通りがあります。排水芯が確認できたら、その規格に対応した便器を選び、壁排水の施工実績がある業者に工事を依頼します。
排水芯の確認を怠ると、購入した便器が取り付けできないというトラブルが現実に起きています。「安いから」という理由だけで業者を選ぶと、壁排水に対応できない業者だったというケースも少なくありません。
東京ガスのガス供給エリア内にお住まいの方には、東京ガス株式会社(東証プライム上場)が運営する「東京ガスの機器交換」が最も安心できる選択肢です。壁排水への対応実績と、認定施工会社による確実な工事で、マンションのトイレ交換をトラブルなく完了できます。
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