LIXILフロートトイレは壁の強度が必要?設置条件と工事費の相場を徹底解説

この記事を読むと分かること
  • LIXILフロートトイレの設置に必要な壁の条件(壁内150mm以上のスペースと専用フレーム固定が必須)
  • フロートトイレのリフォーム工事費の相場(総額50〜70万円前後、補強工事費15〜20万円の詳細内訳)
  • 後悔しないための業者選びのポイント(資格確認・保証の実態・信頼できる業者の見分け方)

LIXILのフロートトイレ(浮いてるトイレ)とは

近年、住宅設備のデザイン性への関心が高まる中、「フロートトイレ」という言葉を耳にする機会が増えてきました。フロートトイレとは、便器が床から浮いているように見えるデザインのトイレのことです。LIXILでは「フロートトイレ」という製品名で展開しており、「浮いてるトイレ」「壁掛けトイレ」とも呼ばれます。
一般的なトイレは床面にしっかりと設置されますが、フロートトイレは壁面に固定されているため、便器の下が空間になっています。その見た目は、まるでホテルやショールームのような高級感があります。
フロートトイレが人気を集める理由のひとつは、その圧倒的なデザイン性です。スタイリッシュなフォルムは空間全体をスッキリと演出し、床面が見えることで部屋が広く感じられる視覚的な効果もあります。
LIXILのフロートトイレは、タンクが壁の内部に組み込まれる「壁埋め込み式タンク」を採用しており、壁面がすっきりとした印象になるのが特徴です。
ただし、フロートトイレの導入を検討する上で必ず立ちはだかる課題があります。それが「壁の強度と設置条件」と「工事費の高さ」という2つのポイントです。
あなたも「フロートトイレは素敵だけど、うちの壁で大丈夫なのかな?工事費はどれくらいかかるんだろう?」と感じたことはありませんか?
この記事では、LIXILのフロートトイレを設置するために必要な壁の条件と、具体的な工事費の相場について詳しく解説します。後悔のないリフォームのために、ぜひ最後まで読んでみてください。

フロートトイレの設置に必要な壁の強度・条件

「フロートトイレを設置したいけれど、今の壁で大丈夫なのか?」という不安は、多くの方が抱える疑問です。
結論から言えば、フロートトイレの設置には壁の特別な対応が必要であり、すべての住宅にそのまま設置できるわけではありません。設置可能かどうかは、以下の条件によって判断されます。

壁の内部スペース(壁厚150mm以上)

フロートトイレは、タンクを壁の内部に埋め込む構造です。そのため、壁の断面(壁厚)に十分なスペースが必要になります。一般的に、壁内に150mm以上のスペースが確保されている必要があります。
既存の住宅のトイレスペースでは、壁厚が100〜120mm程度のことが多く、そのままではタンクを収められないケースがあります。その場合は、壁を前面に出して壁厚を増やす「ふかし壁」の工事が必要です。

専用フレームによる固定

フロートトイレは、人が座った際の体重(通常100〜150kg以上の荷重)を壁面で受け止める必要があります。一般的な石膏ボードの壁では耐えられないため、専用の支持フレーム(キャリアフレーム)を壁内に設置して固定する工事が必要です。
LIXILのフロートトイレでは、専用のキャリアフレームを壁内の構造材(柱・下地材)にしっかりと固定してから便器を取り付けます。このフレームがなければ、使用中にトイレが落下・破損する危険がありますので、絶対に省略できない工程です。

木造住宅への設置は可能か

「木造住宅にはフロートトイレを設置できない」という声を耳にすることがありますが、これは必ずしも正確ではありません。適切な補強工事(柱・土台の補強、専用フレームの設置)を行えば、木造住宅でもフロートトイレの設置は可能です。
ただし、木造住宅への設置は補強工事の内容が複雑になりやすく、鉄筋コンクリート造・鉄骨造の建物と比べて施工難易度が上がります。対応できる施工業者が限られてくる点も覚えておきましょう。

排水方式の確認(見落とし厳禁)

フロートトイレを選ぶ際に見落としがちなのが、排水方式の確認です。
日本の住宅には「床排水」と「壁排水」の2種類があります。一般的な戸建て住宅では床排水が多く、マンションでは壁排水が多い傾向にあります。
LIXILのフロートトイレは床排水のみに対応しています。壁排水のマンションには設置できません。マンション住まいの方は特に注意が必要で、リフォームを検討する前にまず現在のトイレの排水方式を確認しましょう。

手洗い場は別途必要

一般的なトイレのタンクには上部に手洗い器が付いていることが多いです。しかしフロートトイレはタンクが壁内に埋め込まれるため、手洗い場が付きません。
洗面所が隣接している場合は問題ありませんが、独立したトイレに手洗い器がない場合は、新たに手洗い器を設置するコストも考慮に入れる必要があります。

フロートトイレの工事費相場と費用の内訳

フロートトイレへのリフォームを検討する際、最も気になるのが工事費の相場ではないでしょうか。フロートトイレは一般的なトイレと比べて、本体価格・工事費ともに高額になる傾向があります。
ここでは、工事費の詳細な内訳と総額の目安を解説します。

本体価格の目安

LIXILのフロートトイレの本体価格は、348,400円〜(定価、グレードによって異なる)が目安です。キャリアフレームや壁内埋め込みタンク、便器、シャワートイレ機能などが含まれたセット価格です。
実際の工事では定価ではなく、施工業者の仕入れ値に利益を乗せた価格が請求されます。見積もりを取る際は、製品の価格と工事費を分けて確認することをおすすめします。

工事費の詳細内訳

フロートトイレのリフォーム工事費は、以下の項目で構成されます。
① 解体・撤去費用
既存のトイレ(便器・タンク・配管)を撤去する費用です。3〜5万円程度が目安です。
② 壁補強・下地工事費
専用フレームを固定するための壁補強工事です。既存の壁を解体し、構造材を補強してキャリアフレームを取り付けます。費用の目安は15〜20万円程度です。この補強工事が全体の費用を押し上げる大きな要因になっています。
木造住宅では、さらに柱や土台の補強が必要になることがあり、20〜30万円以上になる場合もあります。
③ ふかし壁工事費
タンクを埋め込むために壁厚を確保する「ふかし壁」を作る工事です。壁面の仕上げ材(タイル・クロスなど)の施工費も含まれます。費用の目安は10〜15万円程度です。
④ 給排水工事費
配管を壁内に隠す工事や、排水位置の変更工事です。費用の目安は5〜10万円程度です。
⑤ 手洗い器設置費
独立した手洗い器を新設する場合は、別途工事費が発生します。簡単なカウンター型手洗い器であれば5〜10万円程度、デザイン性の高いものであればそれ以上になります。

工事費の総額目安

上記を踏まえると、フロートトイレへのリフォームにかかる総額は50〜70万円前後が目安です。場合によっては80万円を超えることもあります。
一般的なトイレリフォーム(ウォシュレット一体型の交換)であれば平均20〜30万円程度であることを考えると、フロートトイレへのリフォームは2〜3倍以上のコストがかかる計算になります。
「それでもフロートトイレにしたい」と思う方は、まず信頼できる施工業者に現地調査と見積もりを依頼し、あなたの住宅の状況に合わせた正確な金額を確認することをおすすめします。

フロートトイレのデメリット・後悔しないためのポイント

フロートトイレの魅力は疑いようがありませんが、導入前に必ず把握しておきたいデメリットがあります。設置してから「思っていたのと違った」という後悔を避けるために、以下のポイントを確認しておきましょう。

デメリット1:費用が非常に高い

前述のとおり、フロートトイレへのリフォームは50〜70万円以上の費用がかかります。一般的なトイレリフォームの2〜3倍以上の出費です。
「憧れていたからフロートトイレにした」という場合でも、実際に見積もりを見て予算オーバーになるケースは少なくありません。導入を決める前に、必ず複数の業者から見積もりを取り、予算との兼ね合いを確認しましょう。

デメリット2:マンションや壁排水住宅には設置できない

LIXILのフロートトイレは床排水専用です。多くのマンションで採用されている壁排水には対応していないため、マンションへの設置は基本的にできません。
マンションにお住まいの方でフロートトイレに興味がある場合は、まず管理組合への確認と排水方式の確認が必須です。

デメリット3:便器裏の掃除が難しい

フロートトイレは便器が壁に固定されているため、便器と壁の間のわずかなすき間に汚れが蓄積することがあります。見た目には分かりにくいものの、長期間放置すると清潔を保つのが難しい場合があります。
フロートトイレの「床が掃除しやすい」というメリットは確かですが、便器後部の掃除については一般的なトイレよりも手間がかかることを覚えておきましょう。

デメリット4:手洗い場が別途必要

タンクがないため手洗い場が付きません。洗面所が隣接している場合は問題ありませんが、独立したトイレの場合は手洗い器の新設コストが追加でかかります。

デメリット5:修理・メンテナンスが複雑

タンクが壁内に埋め込まれているため、修理やメンテナンスが発生した際に作業が複雑になります。壁の一部を開口してタンクにアクセスする必要が生じる場合があり、修理費用が通常より高くなる可能性があります。

実際の口コミ・評判

LIXILのフロートトイレを実際に設置した方や検討した方の声をご紹介します。

ポジティブな口コミ

「フロートトイレにしてから、本当に床掃除が楽になりました。モップが便器の下まで入るので、以前より格段に清潔を保てています。デザインも気に入っていて、友人が来ると必ずトイレを褒められます。」
— Yahoo!知恵袋より
「工事費は高かったですが、ホテルのような空間が自宅に作れて大満足です。便器の下が見えることで、狭かったトイレが驚くほど開放的になりました。」
— 住宅設備レビューサイトより
実際に設置した方の満足度は高く、「デザインへの満足感」「床掃除の楽さ」が繰り返し語られています。毎日使うトイレだからこそ、気に入った空間で過ごすことへの満足感は大きいようです。

ネガティブ・後悔の口コミ

「見積もりを取ったら補強工事だけで20万円以上と言われて断念しました。見た目は最高なんですが、予算的に厳しかったです。」
— Yahoo!知恵袋より
「マンションに住んでいるのでフロートトイレにしたいと思って調べたら、うちは壁排水だと分かりました。設置できないと知って残念です。最初から調べておけばよかった。」
— Xより
ネガティブな声を見ると、費用面での断念と、設置条件を事前に確認していなかったことへの後悔が目立ちます。「補強工事費がこんなに高いとは思わなかった」という声は非常に多く、事前に相場を把握しておくことの重要性が分かります。

業者選びで失敗しないために

フロートトイレのリフォームは高額な工事です。業者選びを誤ると、施工不良・追加費用・アフターフォロー不足といったトラブルが発生するリスクがあります。ここでは、業者選びで絶対に押さえておくべきポイントをお伝えします。

必ず確認すべき資格・認定

トイレの交換工事では水道接続が伴います。そのため、施工業者が自治体の指定給水装置工事事業者であることが必要です。この指定を受けるには、原則として給水装置工事主任技術者の配置が求められています。
指定給水装置工事事業者でない業者に施工を依頼すると、工事が違法になるだけでなく、水漏れや設備不良が発生した際の保証が受けられない場合があります。「安ければどこでもいい」という考えは、フロートトイレのように高額で複雑な工事では特に危険です。
業者に「指定給水装置工事事業者ですか?」と確認し、回答を濁す業者には依頼しないことをおすすめします。

「10年保証」だけで業者を選んではいけない理由

住宅設備の業者を調べると、「10年保証」を売りにしているところをよく見かけます。しかしこの保証には注意が必要です。
まず、トイレ設備の耐用年数は一般的に10〜15年程度です。多くの不具合は保証期間が終わる頃(またはその後)に発生します。また、施工不良は通常、設置後数週間〜数ヶ月以内に水漏れや動作不良として現れます。「10年後に施工不良を保証で対応してもらう」という状況は現実的にほとんどありません。
さらに深刻なのは、小規模の業者が10年後も存続しているとは限らないという現実です。業者が廃業してしまえば、どんなに立派な保証書があっても意味をなしません。フロートトイレのような高額リフォームだからこそ、「保証の年数」ではなく「業者の信頼性・存続可能性」を重視して選ぶことが重要です。

東京ガスの機器交換が第一の選択肢となる理由

首都圏(東京ガスのガス供給エリア内)にお住まいの方には、東京ガスの機器交換が第一の選択肢としておすすめです。
東京ガスは東証プライム上場の大手インフラ企業です。10年後・20年後も確実に存続しているであろう安心感は、中小の専門業者とは比較になりません。また、東京ガスの機器交換では厳しい審査をパスした認定施工会社のみが工事を担当します。施工資格(指定給水装置工事事業者など)の保有は当然のこと、施工品質も担保されています。
さらに、Web専用サービスに特化することでコストを抑えており、大手ならではの安心感とリーズナブルな価格の両立を実現しています。
フロートトイレのリフォームは50〜70万円以上の大きな買い物です。だからこそ、信頼できる業者に任せることで長期的な安心を手に入れましょう。

まとめ:LIXILフロートトイレ導入前に確認すべきこと

LIXILのフロートトイレは、その圧倒的なデザイン性と床掃除のしやすさで多くの方を魅了する製品です。しかし、導入にはいくつかの重要な確認事項があります。
フロートトイレを設置するためには、壁内に150mm以上のスペースが必要で、専用のキャリアフレームで壁に固定する補強工事が必須です。木造住宅にも設置は可能ですが、補強工事の内容が複雑になり費用が増える場合があります。また、LIXILのフロートトイレは床排水専用であるため、壁排水のマンションには設置できません。
工事費の総額は50〜70万円前後が目安で、補強・壁工事費(15〜20万円)が費用を押し上げる大きな要因になっています。手洗い場が別途必要な場合はさらに追加費用がかかります。
業者選びでは、指定給水装置工事事業者であることの確認が最低限必要です。また、「10年保証」のみで判断するのではなく、業者の信頼性・存続可能性を見極めることが大切です。首都圏にお住まいであれば、東証プライム上場の東京ガスの機器交換が最も安心できる選択肢です。
憧れのフロートトイレへのリフォームを成功させるために、まずは信頼できる業者に現地調査と見積もりを依頼することから始めてみましょう。

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