トイレリフォームは本当に1日で完了する?工事の流れ・仮設トイレの必要性・業者比較を徹底解説
この記事を読むと分かること
- 工事内容によって「1日完了」が実現可能かどうかの判断基準がわかる
- 工事中のトイレ問題(仮設トイレの必要性)への賢い対処法がわかる
- 資格・実績のある信頼できる業者の見極め方と選び方がわかる
トイレリフォームは本当に1日で終わる?工事内容別の目安時間
リフォーム業者の営業担当に「トイレリフォームは1日で終わります」と言われると、「本当にそんなに早く終わるの?」と半信半疑になる方も多いのではないでしょうか。結論から言えば、工事内容によって1日で完了するかどうかは大きく異なります。まずは工事の種類別に目安時間を整理しましょう。
便座交換のみ:約1〜2時間
温水洗浄便座を新しいものに交換するだけであれば、便器はそのまま使い、止水栓からの給水の分岐とコンセントへの接続で完了します。便器を外す工事に比べて短時間で終わることが多い工事です。
洋式便器→洋式便器の交換:半日〜1日
最も一般的なパターンです。古い洋式便器を取り外し、新しい便器を同じ位置に設置する工事です。給水管・排水管の接続が入りますが、排水位置を変えない限り大規模な配管工事は不要なため、熟練した業者であれば午前中に工事を開始し、夕方前には完了するケースがほとんどです。
ただし、便器の品番や設置状況によって、フランジ(排水接続部品)の交換や、床との接続調整に時間がかかることがあります。「半日で終わると聞いていたのに1日かかった」という声が出るのはこのためです。
便器交換+内装工事(壁紙・床材の張り替え)も同時に行う場合:1〜2日
便器の交換に加えて、クロス(壁紙)やクッションフロア(床材)の張り替えも同時に行う場合は、工事日数が増えます。壁紙の乾燥時間や床材の施工手順の都合上、1日ですべてが完了しないケースもあります。内装工事まで含めるなら、余裕を持って「1〜2日」と見積もっておくことをおすすめします。
和式から洋式への改造:2〜5日
これが最も時間のかかるパターンです。排水位置の変更、床の構造変更(段差の解消)、給水配管の引き直しなど、大規模な工事が伴います。また、工事の規模によっては複数の職人が必要になることもあります。「1日完了」を謳う業者でも、このケースには対応できないことがほとんどです。
「1日完了」の宣伝文句に注意
多くの業者が「最短1日で完了」とアピールしていますが、これが適用されるのは原則として「洋式→洋式の便器交換のみ、かつ既存の配管に問題がない場合」に限られます。事前調査なしに「1日で絶対終わります」と断言する業者には、注意が必要です。当日に「予想外の配管の状態でした」と追加工事・追加費用を求めてくるケースがあるからです。
工事中にトイレが使えない!仮設トイレは必要?
トイレリフォームを依頼する際、多くの方が最初に気になるのが「工事中、家のトイレが使えない時間をどうするか」という問題です。特に高齢者のいる家庭や、家族全員が同じトイレしか使えない場合は、事前の対策が重要です。
仮設トイレが必要かどうかの判断基準
工事時間が半日〜1日の場合(便座・便器交換のみ)
多くの場合、仮設トイレの手配は不要です。業者側も「半日〜1日で終わる工事に仮設トイレは用意しません」というスタンスが一般的です。現実的な対策としては以下が有効です。
- 工事開始前に必ずトイレを済ませておく
- 近隣のコンビニ・スーパー・公園等のトイレの場所を把握しておく
- 工事中は外出を計画して、不在時間を作る
- どうしても心配であれば、工事担当者に「途中でトイレを使える状態にしてもらえる時間を作ってほしい」と事前に相談する
工事時間が2日以上かかる場合
和式→洋式への改造や、大規模な内装工事が伴う場合は、仮設トイレの設置を検討する必要があります。戸建ての場合はレンタルの仮設トイレを業者に手配してもらうか、工事期間中は一時的に別の住まいへの移動を検討します。レンタルの料金や契約の単位は業者によって違うので、工事の見積もりと一緒に確認しましょう。
マンションの場合
共用トイレがある物件では工事期間中に管理会社・管理組合に相談することで、共用部のトイレを利用できることがあります。事前に確認しておくと安心です。
「工事中にトイレを我慢する時間」を短くする業者選びのポイント
「できる限り工事時間を短くしてほしい」と考えるなら、以下のポイントを業者に確認しましょう。
- 事前現地調査を行うか: 現地調査なしに「1日完了」と言う業者より、事前に配管状況・設置環境を確認したうえで工事時間を見積もる業者のほうが信頼できます
- 工事当日の開始時刻: 早朝から工事を開始できる業者であれば、午前中に完了することも可能です
- 職人の人数: 1人より2人体制で来てもらうと、工事がスムーズに進むことがあります(ただし工事費が変わる場合もあります)
「1日完了」業者の落とし穴:資格・技術を見極めるポイント
「1日完了!格安!」をうたうトイレリフォーム業者に飛びつく前に、ちょっと立ち止まって考えてみてください。住宅設備の工事は、安さだけで選ぶと後で大きな代償を払うことになりかねないからです。
水道工事に必要な「指定給水装置工事事業者」の認定
トイレ交換には給水管につなぐ工事が伴います。給水装置の工事は、各自治体(水道事業者)が指定した指定給水装置工事事業者が行うことになっています。
指定を受けていない業者に工事を依頼すると、自治体の水道の基準に沿った施工かどうかの確認が受けられず、工事後に水漏れなどが起きたときの対応で揉める原因になります。
業者のウェブサイトで「指定給水装置工事事業者」の指定を受けているか、お住まいの自治体の指定事業者の一覧に載っているかを確認しましょう。
「比較サイト1位」「顧客満足度No.1」は鵜呑みにしない
リフォーム業者を探すとき、インターネットの比較サイトやランキングを参考にする方が多いですが、これらのランキングが広告費・掲載料によって左右されることをご存知でしょうか。業者が多くの広告費を支払えば、実力以上の順位に表示されることがあるのが比較サイトの実態です。
また、一括見積もりサービスに申し込むと、登録情報(名前・住所・電話番号・メールアドレス)が複数の業者に同時に共有されます。その後、複数の業者から矢継ぎ早に電話やメールが届き、圧迫感を感じたという経験をお持ちの方も少なくないはずです。個人情報の管理という観点でも、一括見積もりサービスの利用には注意が必要です。
「格安」の裏に潜む追加費用の罠
「トイレ交換:工事費込み××万円~」という広告を見て問い合わせると、実際には以下のような追加費用が発生するケースがあります。
- 廃材処分費(古い便器の撤去・廃材処分)
- フランジ(排水接続部品)の交換費用
- 壁・床の補修費用
- 養生費・清掃費
見積もりの際には「この金額に含まれない費用はありますか?」と必ず確認し、追加費用の項目が明確になっていない業者は候補から外すことをおすすめします。
信頼できる業者の選び方:上場企業と中小業者の違い
トイレリフォームの業者選びで、最終的に重要になるのが「10年後・20年後もその会社が存続しているか」という視点です。
「10年保証」の実態を知っておこう
多くのリフォーム業者が「10年保証」を謳っていますが、この保証には以下のような現実的な制約があります。
製品の部品供給問題: 補修用の部品は、買った日ではなく、その製品の製造が打ち切られた日から数えて一定期間だけ保有されます。保証期間内であっても、修理に必要な部品が入手できないために「交換となります」と言われることがあります。
施工不良の発覚時期: 施工に問題があった場合、多くのケースで工事から数週間〜数ヶ月内に症状が現れます。10年後に「施工不良が原因」と証明することは現実的に難しく、保証が実質機能しないことがあります。
業者の存続リスク: 10年保証を謳っていても、その業者が10年後に存続しているとは限りません。特に小規模な業者や個人事業主の場合、廃業・倒産のリスクがあります。会社がなくなれば保証も消えます。
東京ガスの機器交換で頼む場合
対応エリアでトイレ交換を検討している方には、東京ガスの機器交換が選択肢のひとつです。トイレ交換の対応エリアは、東京都23区と多摩の一部、神奈川県・埼玉県の一部の市町、千葉県は市川市・船橋市・浦安市です(商品ごとにエリアが違います)。
① 東京ガスのサービス
首都圏に都市ガスを供給する東京ガスのサービスで、申し込みから工事まで一社で完結します。
② 工事は東京ガスが委託する施工パートナー
工事は東京ガスが委託する施工パートナーが担当します。委託にあたっては技術・資格だけでなく、マナーや対応品質についても基準を設けていると公式に記載があります。
③ Web専用の価格
Web専用のオンライン販売に絞って価格を抑えています(2026年9月20日時点・東京ガス公式より)。
トイレリフォームの費用相場と見積もりで見逃してはいけない項目
実際に業者に依頼する前に、費用の全体像を把握しておくことで、「思ったより高かった」「追加費用を請求された」というトラブルを防ぎましょう。
工事内容別の費用相場
| 工事内容 | 費用相場の目安 |
|---|---|
| 便座(ウォシュレット)交換のみ | 2~5万円程度 |
| 便器(本体)交換(洋式→洋式) | 15~30万円程度 |
| 便器交換+壁紙・床材張り替え | 25~45万円程度 |
| 和式から洋式への改造 | 35~80万円程度 |
※メーカー・グレード・配管状況・施工会社によって大幅に変動します。上記はあくまで目安です。
見積もりで必ず確認すべき項目
廃材処分費: 古い便器の撤去・廃材の処分にかかる費用です。見積もりに含まれていない業者もいるため、「廃材処分費は含まれますか?」と明示的に確認しましょう。
既存配管の状況確認: 古い建物の場合、配管が老朽化していて追加の配管工事が必要になることがあります。事前実地調査で「配管に問題が見つかった場合の追加費用の目安」を確認しておくと安心です。
クロス・床材の補修費: 便器を取り外した後、壁や床に痕跡が残ることがあります。この補修費が含まれているかどうか、また含まれていない場合の費用感を確認しましょう。
養生・清掃費: 工事中の床や廊下の養生費用、工事後の清掃費用が含まれているかどうかを確認します。見積もりに含まれている業者は「丁寧な施工をする業者」の指標の一つになります。
補助金・助成金の活用
トイレリフォームに関連して、以下の補助金・助成金が活用できる場合があります。条件や申請方法は自治体によって異なりますので、事前に確認してください。
- 介護保険の住宅改修: 要介護・要支援の認定を受けている場合、手すり設置や段差解消、洋式便器への取り替えなどの改修費用について、支給限度基準額20万円までの費用の7〜9割(自己負担1割なら最大18万円)が支給されます。工事の前に申請が必要です
- 各自治体の省エネ・節水リフォーム補助: 省エネ型・節水型トイレへの交換に補助金を設けている自治体があります
トイレリフォームで満足と後悔が分かれるところ
工事のあとに満足と後悔が分かれるのは、多くの場合、業者の技術よりも見積もりと事前の確認の段階です。
満足につながりやすいのは、見積もりの内訳が明確で当日の追加費用が出ないこと、作業中と完了後の説明があること、工事後の清掃まで含まれていることです。
後悔につながりやすいのは、見積もりの内訳を確認しないまま安さで決めた場合と、便器を自分で買って工事だけを頼む「施主支給」で、対応できる業者が限られたり部品の不足が当日に分かったりする場合です。施主支給にするなら、工事を頼む業者に事前に品番を伝えて、対応できるかと必要な部品を確認しておきましょう。
まとめ:スムーズな1日完了リフォームのための準備チェックリスト
トイレリフォームをスムーズに進めるためのポイントをまとめます。
工事前の準備
- 業者に工事時間の見込みを明確に確認する(「半日で終わりますか?」「1日かかりますか?」)
- 工事開始直前にトイレを済ませておく
- 近隣のコンビニ・スーパーなどのトイレの場所を把握しておく
- 水回りの周辺を片付けて、作業スペースを確保しておく
- 和式→洋式や内装工事を伴う場合は仮設トイレを検討する
業者選びのチェックポイント
- 指定給水装置工事事業者の認定を受けているか確認する
- 見積もりが項目別に明示されているか確認する(廃材処分費・補修費の有無)
- 事前の現地調査を行うか確認する
- 施工実績・口コミが公開されているか確認する
- 保証の内容と、工事後の問い合わせ窓口を確認する
対応エリアにお住まいの方は、東京ガスの機器交換も選択肢のひとつです。まずは公式サイトで対応エリアと料金を確認してみてください。
トイレ交換おすすめサービス一覧
東京ガスの機器交換
首都圏に都市ガスを供給する東京ガスのサービスで、申し込みから工事まで一社で完結します。Web専用のオンライン販売に絞って価格を抑えており、工事は東京ガスが委託する施工パートナーが担当します(2026年9月20日時点・東京ガス公式より)。
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