ビルトイン食洗機は浅型・深型どっちを選ぶべき?後悔しないための徹底比較ガイド

この記事を読むと分かること
  • 浅型(ミドル)と深型(ディープ)の具体的な違いと、選び間違えたときに後悔する理由がわかる
  • 家族構成・生活スタイル・キッチン環境別に、どちらを選ぶべきかの判断基準がわかる
  • 浅型から深型への交換費用と、業者選びで確認すべき資格・ポイントがわかる

ビルトイン食洗機の「浅型」と「深型」の基本的な違い

「浅型や深型ってどう違うの?」「『深型にしておけば良かった』って聞くけど、選ぶ基準がわからない」——ビルトイン食洗機の機種選びは、実は調べるほど迷う方が多いポイントです。まずは基本的な違いを整理しましょう。

浅型(ミドルタイプ)とは

浅型は正式には「ミドルタイプ」と呼ばれ、食洗機本体の高さが低めに設計されています。その分、食洗機の下部にキャビネット(収納スペース)を確保できるのが特徴です。
一般的なスペックは以下のとおりです。
  • 庫内容量:約40リットル前後
  • 食器点数の目安:37〜40点程度
  • 設置場所:シンク横(シンク下は排水管のため設置不可)
  • 下部収納:確保できる
1〜3人家族の方に向いているサイズです。

深型(ディープタイプ)とは

深型は「ディープタイプ」とも呼ばれ、浅型より庫内が深く設計されています。パナソニックの場合、浅型より約9.5cm深くなっており、鍋やフライパンなどの調理器具も一度に洗いやすい容量があります。
一般的なスペックは以下のとおりです。
  • 庫内容量:約60リットル前後(浅型の約1.5倍)
  • 食器点数の目安:47〜48点程度
  • 設置場所:シンク横(深型もシンク下は配管スペースのため設置不可)
  • 下部収納:本体が大きいため確保が難しいケースが多い
3〜6人家族、または鍋・フライパンも食洗機で洗いたい方に向いています。

開口サイズについて

ビルトイン食洗機の設置にはキャビネットの開口幅が必要で、最もポピュラーなのが「45cm幅」です。浅型・深型ともに同じ幅のキャビネットに設置できますが、深型は本体が縦に大きいため、設置場所の高さと配管位置の確認が必要です。
既存のキャビネット開口幅が45cmであれば、浅型から深型への交換が可能な場合が多いですが、必ず事前の現地調査で確認しましょう。

浅型を選んで後悔した理由:よくある失敗パターン

「浅型で後悔した」という声は、ネット上でも非常に多く見かけます。どのような場面で後悔が生まれるのか、具体的なパターンを見ていきましょう。

「鍋・フライパンが入らない」問題

浅型を選んだ方から最も多く聞かれる後悔の声が、「調理器具が入らない」という問題です。浅型は庫内容量が約40リットルと限られており、茶碗や皿など平たい食器は問題なく収まりますが、鍋・フライパン・大きなボウル・深皿などは庫内の高さが足りず、入らないことがあります。
「お茶碗やお皿は入るけれど、カレーを作ったときの鍋が入らない」「菜箸やまな板が引っかかってドアが閉まらない」という状況は、浅型ユーザーの多くが経験しています。
「我が家の浅型だと大きな鍋まで洗えないので、オプションで深型に変えればよかったな〜って思ってます。」
— くらしのマーケットの口コミより

「一度に洗える食器が足りない」問題

浅型の食器点数は37〜40点程度です。3人以上の家族では、一日分の食器をまとめて洗おうとすると1回では全部入りきらず、2回に分けて洗う状況が生まれやすくなります。
「食洗機を一日に2回まわす」という非効率が発生すると、「深型にしておけばよかった」という後悔につながります。食洗機は1回まわすごとに電気代・水道代・洗剤代が発生するため、2回まわせばそのコストも増えます。

「コスト差が少ないのに浅型を選んだ」という後悔

新築やリフォーム時に複数のオプションを同時に検討する場面では、「まあ浅型で十分かな」と価格差の少ない浅型を選んでしまい、使い始めてから「やっぱり深型にすればよかった」と気づくパターンが多くあります。
浅型と深型の価格差は、本体のみでおおよそ1〜3万円程度のケースが多いです。食洗機を10年使うことを考えると、この差は1日あたり数円から数十円にすぎません。最初から深型を選んでおくことで、毎日の使い勝手が大きく向上します。

口コミに見る「迷ったら深型」の声

「こんなに使うならもっとメーカーとか検討したらよかったかな。ビルトインなら絶対に深型を選ぼうな。」
— くらしのマーケットの口コミより
実際の利用者の声を見ると、「浅型を選んで良かった」より「深型にしておけばよかった」という声の方が多い傾向があります。

深型を選んで後悔するケースもある?

「迷ったら深型」とはよく言われますが、深型を選んで後悔したケースも存在します。主に以下のような状況です。

キッチンの収納が減る問題

深型の最大のデメリットは、食洗機の下部に収納スペースが確保しにくい点です。浅型であれば食洗機の下に引き出しやキャビネットを設けられますが、深型はその分スペースを占有してしまいます。
もともとキッチンの収納が少ない間取りでは、深型を入れたことで「調理器具の置き場所が減った」という問題が発生することがあります。ただし、深型導入による「食器洗いの大幅な手間削減」という恩恵は、収納スペースの減少というデメリットを上回ることがほとんどです。

「少人数なのに深型を選んだ」ケース

1〜2人暮らしの方が「将来のため」に深型を選んだものの、実際の洗い物の量が浅型で十分だったというケースもあります。庫内が大きすぎて半分しか使わない状態になることもありますが、容量が大きすぎることによる実害(洗浄力の低下や電気代の増加)はほとんどなく、「深型にして損した」と感じる人の絶対数は、「浅型にして損した」と感じる人より大幅に少ないのが実態です。

家族構成・生活スタイル別:どちらを選ぶべきか

浅型(ミドル)が向いている人

以下に当てはまる場合、浅型が合理的な選択です。
1〜2人暮らしで毎日の洗い物の量が少ない方、鍋やフライパンは基本的に手洗いする習慣がある方、収納スペースを確保したい方、予算を抑えたい方です。
ただし、現在は2人暮らしでも将来的に子どもが増える可能性がある場合は、深型を選んでおく方が長期的に満足度が高くなります。

深型(ディープ)が向いている人

以下に当てはまる方には深型を強くおすすめします。
3人以上の家族(特に子どもがいる家庭)、料理好きで鍋やフライパンも食洗機で洗いたい方、来客が多いまたは食事の回数が多い方、そして「浅型か深型か迷っている」方です。
迷っているということは、将来深型が必要になる可能性があるということです。後悔して交換するコスト(15万円以上)を考えれば、最初から深型を選んでおく方が賢明です。

パナソニック・リンナイ・リクシルの機種比較

国内で主流のビルトイン食洗機メーカーは主にパナソニック、リンナイ、リクシル(LIXIL)の3社です。各社の特徴を把握することで、後悔のない機種選びができます。

パナソニック

パナソニックはビルトイン食洗機の国内最大手とされており、ラインナップが豊富です。すべてスライドオープン式(扉を手前に引いて下げ、上から食器をセットするタイプ)のみを展開しており、操作のシンプルさが支持されています。
深型モデルでは浅型より庫内が約9.5cm深く、大容量の洗浄が可能です。上から食器を出し入れするスライドオープン式は腰への負担が少ないとも言われており、家族全員が使いやすい設計です。
なお、パナソニックの食洗機はすべてスライドオープン式で、フロントオープン式の取り扱いはありません。

リンナイ

リンナイは「フロントオープン式」(扉が手前に倒れ、引き出しのように食器をセットするタイプ)のビルトイン食洗機を国内で唯一扱うメーカーです。フロントオープン式はヨーロッパで広く普及している方式で、特に高さのあるグラスやボトルを入れやすいのが特徴です。
スライドオープン式のモデルも展開しており、設置環境や好みに合わせて選択できます。食器の出し入れにこだわる方や、欧州スタイルの食洗機に慣れている方にはリンナイのフロントオープンモデルが人気です。

リクシル(LIXIL)

リクシルのビルトイン食洗機は、同社のシステムキッチンとのデザイン統一感が高く、リクシルのキッチンを採用している家庭で人気があります。リクシルのシステムキッチンを導入する場合、食洗機もリクシルでそろえることでコーディネートがまとまりやすくなります。

費用の目安(工事費込み)

タイプ費用の目安(工事費込み)
浅型(45cm幅・標準グレード)10〜17万円程度
深型(45cm幅・標準グレード)13〜22万円程度
※メーカー・グレード・施工条件・地域によって大きく変動します。あくまで目安としてください。

浅型から深型への交換は可能?費用相場

新築時に浅型を選んだものの、後から深型に交換したいというケースは少なくありません。

交換できるかどうかは「開口サイズ」と「設置スペース」次第

浅型から深型への交換が可能かどうかは、まずキャビネットの開口幅が一致しているかで判断されます。現在の食洗機が45cm幅の浅型であれば、同じ45cm幅の深型への交換が基本となります。
ただし、深型は本体が縦に大きいため、設置するキャビネットの高さと配管の位置が深型の設置条件を満たしているかを、事前の現地調査で確認する必要があります。場合によってはキャビネットの加工が必要になることもあります。

浅型→深型交換の費用相場

交換工事にかかる費用の目安は以下のとおりです。
  • 本体(深型)代金:7〜15万円程度(メーカー・グレードによる)
  • 工事費:2〜5万円程度
  • キャビネット加工費:0〜3万円程度(不要な場合もあり)
  • 廃材処分費:5,000〜1万円程度
合計で15〜25万円程度が目安です。既存の配管状態やキャビネットの構造によって費用は変動するため、必ず事前の現地調査で見積もりを取ることをおすすめします。

交換できないケースに注意

既存の開口が浅型に合わせた設計で、深型が物理的に収まらない場合もあります。その際はキャビネットの大規模改造か、同じ浅型の最新機種への交換を検討することになります。
深型に替えたいと思ってから動くよりも、最初から深型を選んでおく方が圧倒的にコストと手間がかかりません。

業者選びで絶対に確認すべき資格と注意点

食洗機の設置・交換工事には給排水工事が伴うため、施工業者には資格が必要です。信頼できる業者を選ぶための具体的なポイントを解説します。

指定給水装置工事事業者の認定確認

水道工事を行う業者は、各自治体(市区町村)から指定給水装置工事事業者の認定を受けている必要があります。この認定を受けていない業者が水道工事を行うことは法律違反となります。
工事後に水漏れや排水不良が発生しても、無認定業者への依頼では適切な補償を受けられないリスクがあります。業者に依頼する際は必ず「指定給水装置工事事業者の認定を受けていますか?」と確認しましょう。正規の業者であれば認定番号を明示してくれます。

「比較サイト1位」「顧客満足度No.1」に注意

リフォーム業者を探す際にインターネットの比較サイトやランキングを参考にする方は多いですが、これらのランキングが広告費・掲載料によって左右されることがあります。業者が多くの広告費を支払えば、実力以上の順位に表示されることがある点には注意が必要です。
また、一括見積もりサービスに申し込むと、入力した個人情報(氏名・住所・電話番号・メールアドレス)が複数の業者に同時に共有されます。その後、複数の業者から矢継ぎ早に連絡が来るという経験をお持ちの方も多いでしょう。個人情報管理の観点からも注意が必要です。

「10年保証」に過度な期待をしない

多くの業者が「10年保証」をアピールしていますが、実態として以下の点を理解しておく必要があります。
食洗機の部品供給は製造終了から約10年で打ち切られることが多く、保証期間内であっても「部品がなく修理不能」となることがあります。また、小規模業者が10年後も同じ場所で営業しているとは限らず、廃業・倒産すれば保証も消滅します。「10年保証だから安心」と鵜呑みにせず、長期的に存続できる信頼性の高い業者を選ぶことが重要です。

東京ガスの機器交換が第一推薦の理由

関東圏(東京ガスのガス供給エリア内)にお住まいの方には、東京ガスの機器交換が最有力の選択肢です。
① 東証プライム上場の信頼性
東京ガス株式会社は東証プライム(旧東証一部)上場の大手インフラ企業です。廃業・倒産のリスクをほとんど考える必要がなく、10年後・20年後も確実に存続する可能性が最も高い業者の一つです。
② 厳格な認定施工会社制度
東京ガスが審査した認定施工会社が施工を担当します。施工資格(指定給水装置工事事業者等)の保有が組織レベルで標準要件として定められており、無資格者による施工が構造的に起きにくい仕組みになっています。
③ 事前の現地調査で的確な機種選定
浅型・深型のどちらが設置できるかを含む事前調査を行った上で、最適な機種選定と工事計画を立ててもらえます。「交換後に深型が入らなかった」というトラブルを防ぐことができます。
④ ウェブ特化による価格競争力
ウェブ専用サービスに特化しているため、大手ならではの信頼性を持ちながらネット専門業者に近い価格水準で依頼できます。

まとめ:浅型・深型どちらを選ぶべきか

ビルトイン食洗機の浅型と深型の選択は、後悔しないために慎重に考えたいポイントです。
浅型(ミドルタイプ)は1〜2人家族で洗い物が少なく、収納スペースを確保したい方に向いています。一方、深型(ディープタイプ)は3人以上の家族や調理器具も食洗機で洗いたい方、そして「迷っている」方に向いています。
「浅型で後悔した」という声は多く、「深型で後悔した」という声は相対的に少ない傾向があります。どちらにすべきか迷っているなら、最初から深型を選んでおく方が長期的な満足度が高くなります。
業者選びでは、指定給水装置工事事業者の認定確認と長期的な信頼性の確認が必須です。関東圏にお住まいの方には、施工品質・信頼性・価格競争力を兼ね備えた東京ガスの機器交換を強くおすすめします。

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