浮いてるトイレ(レストパルF・フロートトイレ)の費用と比較|後悔しない選び方を徹底解説

この記事を読むと分かること
  • TOTOレストパルFとLIXILフロートトイレの機能・価格の違い
  • 浮いてるトイレの総費用(壁補強費込み)のリアルな相場
  • 後悔しないために知っておくべきデメリットと業者選びのポイント

浮いてるトイレとは?基礎知識を押さえよう

「床から便器が浮いているトイレがあると聞いて、一度は自分の家にも導入してみたい」と思ったことはないでしょうか。ホテルや高級レストランで見かけるような、壁に固定されて床から浮いているトイレ——これが「フロートトイレ」あるいは「浮いてるトイレ」と呼ばれる製品です。
日本では現在、このタイプのトイレを製造・販売しているメーカーはTOTO株式会社の「レストパルF」と、LIXIL(株式会社LIXIL)の「フロートトイレ」の2社のみです。選択肢は限られているものの、その美しいデザイン性と圧倒的な掃除のしやすさから、リフォーム需要が年々高まっています。
この記事では、レストパルFとフロートトイレを徹底比較しながら、費用の実態・デメリット・業者選びの注意点まで、後悔しないための情報を詳しくお伝えします。

浮いてるトイレの費用:本体代だけじゃない「壁補強費」の落とし穴

浮いてるトイレを検討している方がまず直面するのが、費用の高さです。「本体価格はいくら?」と調べてみると、カタログ価格だけ見れば30万円台〜と記載されているケースもあります。しかし、実際にかかるトータル費用は50万円〜80万円以上になることがほとんどです。
なぜこれほどの差が生まれるのでしょうか。その主な理由は「壁補強工事」にあります。
通常のトイレは便器が床に固定されているため、床で荷重を支えます。一方、浮いてるトイレは人の体重をすべて壁面で受け止める構造です。そのため、一般的な住宅の壁(石膏ボード)では強度が足りず、鉄骨や補強材を追加する大規模な下地補強工事が必要になります。この費用だけで15万〜20万円程度の追加コストが発生します。
さらに、排水管を壁の内部に通す配管工事や電気配線工事も必要になるため、工事費全体は20万〜30万円以上になることも珍しくありません。
費用の内訳を整理すると次のようになります。本体価格(定価の30〜45%OFF後)で20万〜35万円、壁補強工事で15万〜20万円、配管・電気工事で5万〜10万円、内装工事(壁紙・床材等)で5万〜15万円、合計で50万〜80万円以上が目安です。
「軽自動車が買えてしまうほどの金額」と表現するリフォーム業者もいるほどです。この費用感を正確に把握したうえで、「それでも導入したい」と思える方には、掃除のしやすさとデザイン性という他のトイレにはない価値を提供してくれます。

TOTOレストパルF vs LIXILフロートトイレ:機能・デザイン比較

現在選択できる浮いてるトイレはTOTO「レストパルF」とLIXIL「フロートトイレ」の2択です。どちらを選ぶかは、機能の優先順位と予算によって変わります。主要な比較ポイントを見ていきましょう。

本体価格の違い

TOTOレストパルFのメーカー希望小売価格は386,850円(税別)〜で、通常期35%OFF・キャンペーン時45%OFFの割引が適用されます。LIXILフロートトイレはメーカー希望小売価格348,400円(税別)〜で、通常期30%OFF・キャンペーン時40%OFFが目安です。カタログ価格ではLIXILの方が若干安め。ただし、いずれも割引率や販売店によって実際の購入価格は大きく変動するため、複数の業者に見積もりを取ることが重要です。

洗浄機能の違い

TOTOレストパルFはトルネード洗浄(水が渦巻き状に流れる)を採用しており、少ない水量でも汚れを効率的に洗い流せるのが特徴です。一方、LIXILフロートトイレはアクアセラミックを採用しており、便器の表面に汚れが付きにくい素材コーティングが施されています。また、自動洗浄機能も豊富に搭載されています。

耐荷重(体重制限)の違い

TOTOレストパルFの最大耐荷重は200kg、LIXILフロートトイレは220kgです。LIXILの方が20kgほど高い耐荷重を誇ります。いずれも一般的な使用では問題ありませんが、体格が大きい方にはLIXILが安心です。

電気代(年間消費電力)の違い

TOTOレストパルFの年間消費電力は約118kWh、LIXILフロートトイレは約104kWhです。年間消費電力はLIXILの方が約15%低く、ランニングコスト面で優位です。長期使用を前提にすると、このランニングコスト差も無視できません。

デザイン・収納の違い

TOTOレストパルFは収納キャビネットとの一体感が際立ち、トイレットペーパーを最大12ロール収納できるモデルもあります。LIXILフロートトイレはシンプルでミニマルなデザインが特徴で、スリムな空間に自然に溶け込みます。デザイン重視でTOTO、省エネ重視でLIXILという選び方もひとつの指針になります。

浮いてるトイレのメリット:掃除のしやすさとデザイン性の魅力

「なぜこれほど費用をかけてまで浮いてるトイレを選ぶのか」。その答えは明確で、2つの圧倒的なメリットにあります。

① 掃除が圧倒的にラクになる

通常のトイレは便器の根元と床の接合部分に汚れが溜まりやすく、掃除が難しい部分のひとつです。浮いてるトイレは床に何も接触していないため、床一面をモップで拭くことができます。トイレ掃除の手間が大幅に削減され、衛生的に保つことが格段に楽になります。実際に導入した方からも「掃除のしやすさが想像以上だった」という声が多く聞かれます。
清潔感を保ちやすいというのは、日々の生活における大きなアドバンテージです。特に小さなお子さんがいるご家庭や、高齢の家族がいる方にとって、衛生的で掃除しやすいトイレは健康面でも非常に有益です。

② ホテルライクな上質なデザイン

「家の中で一番おしゃれな空間にしたい」という方にとって、浮いてるトイレは理想の選択肢です。スタイリッシュな外観は国内の一般的なトイレでは実現できない高級感を演出します。空間全体のインテリアと合わせることで、ワンランク上のトイレ空間が完成します。来客があったときに「このトイレ、すごくおしゃれですね」と言われることも少なくありません。

③ 充実した収納スペース(特にTOTOレストパルF)

特にTOTOレストパルFは収納キャビネットが一体化しており、トイレットペーパーや掃除用品などをすっきりと収納できます。普段は見えないところに生活感をしまい込めるため、トイレ空間の美しさを長期間にわたって維持できます。

正直に伝えます:浮いてるトイレの7つのデメリット

費用と魅力を理解したうえで、後悔しないために知っておくべきデメリットをお伝えします。「これを知っていれば最初から選択肢から外せた」という方も少なくありません。

デメリット① 費用が高い

前述の通り、トータル50万〜80万円以上になるケースがほとんどです。通常の床置きトイレのリフォームが20〜30万円程度で済むことを考えると、コスト差は2倍以上になることも珍しくありません。「予算50万円で収まると思っていたら、壁補強費込みで80万円近くになってしまった」という事例は決して珍しくありません。

デメリット② 選択肢がTOTO・LIXILの2社のみ

現時点で浮いてるトイレを製造・販売しているのはTOTOとLIXILのみです。普通のタンクレストイレや一般トイレに比べると、選択肢が格段に少なくなります。「このメーカーの浮いてるトイレが欲しい」という希望には応えられません。

デメリット③ 詰まりやすい構造リスク

一般的な床排水トイレでは排水管が垂直に落ちる構造ですが、浮いてるトイレは排水管が壁内を横方向に通ります。配管の勾配が適切に施工されていれば問題ありませんが、施工が不十分な場合は詰まりのリスクが上がります。誤って異物を流してしまった場合、壁の中の配管を分解する必要があり、修理費用が非常に高額になることがあります。

デメリット④ 修理費が高額になりやすい

ウォシュレット部品の故障などで修理が必要になった場合、壁内に配管・配線が収められているため、アクセスが難しく修理費用が割高になりがちです。最悪の場合、便器ごと交換が必要になるケースもあります。これは浮いてるトイレの最大のリスクのひとつです。

デメリット⑤ 停電時に水が流せない

浮いてるトイレは電気を動力源とする部分が多く、停電時に水が流せなくなる可能性があります。一般的なトイレであれば手動でバケツの水を流すなどの対処ができますが、浮いてるトイレではその手段が限られます。大規模な自然災害が増えている昨今、停電対策の観点は軽視できません。

デメリット⑥ 設置できない住宅がある

壁補強が大規模になるため、住宅の構造によっては設置自体が難しいケースがあります。特にマンションの場合、管理組合の許可が必要になることも。事前に施工業者とともに現地調査を行うことが不可欠です。「施工業者に依頼してから設置不可と判明した」というケースを防ぐためにも、初期段階での確認が重要です。

デメリット⑦ タンクや収納機構が目立つことがある

一部モデルでは配管を収めるキャビネットの上部に機器が見えるデザインもあります。スタイリッシュな見た目を期待していた方には意外な落とし穴になることも。購入前にショールームで実物を確認することをお勧めします。

実際の口コミ:後悔した人と満足した人の声

浮いてるトイレに関する実際のユーザーの声を集めました。ポジティブ・ネガティブの両面を公平にお伝えします。
実際に利用した方からこんな声があります。
「便器が床から浮いているので、床一面をモップで拭けます。毎日使っていますが、トイレ掃除の手間が圧倒的に減りました。価格は高かったけれど、大満足です。」
— 各種リフォームレビューサイトより
「収納キャビネットにトイレットペーパーをたくさん収められるのが助かっています。見た目もホテルみたいでおしゃれ。来客のたびに褒められます。」
— 各種リフォームレビューサイトより
「手洗い器が別についているので清潔感があります。以前のタンク式とは比べ物にならないくらい快適です。」
— 各種リフォームレビューサイトより
一方で、こういった声も見られます。
「誤って異物を流してしまい詰まりました。壁の中の配管を分解する羽目になり、修理費が非常に高額でした。日ごろから異物を流さないよう徹底することが重要だと実感しています。」
— 各種リフォームレビューサイトより
「工事費込みの総額を最初に教えてもらえなかった。壁補強費用が別途発生することを後から知り、予算オーバーになってしまいました。見積もりはすべて込みで出してもらうことが大切です。」
— 各種リフォームレビューサイトより
「ウォシュレットが故障したとき、修理業者に来てもらったら通常よりも修理費が高かった。壁内の配管へのアクセスが難しいからと説明されました。」
— 各種リフォームレビューサイトより
口コミを見ると、満足している方の多くは「掃除のしやすさ」「デザイン性」を高く評価しています。一方、後悔している方の声は「費用の予想外の高さ」「詰まり・修理時のトラブル」に集中しています。これらを事前に把握しておくことで、後悔のない選択ができます。

「業者選び」が命運を分ける:壁補強工事の品質リスク

浮いてるトイレの失敗事例の多くは、「工事の品質」に起因しています。そうは言っても、施工業者の技術力を外から判断するのは難しいですよね。
ここで重要になるのが、資格の有無と会社の信頼性です。

必要な資格を確認する

浮いてるトイレの設置には、給排水工事の資格として指定給水装置工事事業者(自治体の指定を受けた業者)であることが必要です。これは水道法で定められた要件であり、無資格業者による工事は違法になります。「安いから」という理由だけで無資格業者に依頼すると、施工後に問題が発生しても保証が受けられないリスクがあります。

「10年保証」の実態を見極める

多くの施工業者が「10年保証」を売りにしていますが、その実態には注意が必要です。配管の詰まりや施工不良は設置後数週間〜数ヶ月以内に発覚することがほとんどであり、10年後に証明することは現実的に困難です。また、小規模業者が10年後も存続している保証はどこにもありません。10年後に業者が廃業してしまえば、いくら「10年保証」を謳っていても、事実上その保証は消えてしまいます。

一括見積もりサービスのリスク

インターネット上には一括見積もりサービスが多数ありますが、これらに申し込むと個人情報(氏名・住所・電話番号)が複数の業者に一斉に提供されます。その後、複数社からの営業電話が続くことも少なくありません。比較検討は重要ですが、個人情報の取り扱いには十分な注意が必要です。比較サイトのランキングが広告費によって左右されているケースもあるため、情報の中立性にも疑問符がつくことがあります。

長期的に安心できる業者を選ぶ

浮いてるトイレは施工後10年以上にわたって使い続けるものです。「長期的に存続できる、信頼性の高い大手企業に依頼する」という視点が、実質的な保証の担保につながります。

東京ガスの機器交換:トイレ交換を安心して任せられる理由

浮いてるトイレを含むトイレ交換で最も安心できる選択肢のひとつが、東京ガスの機器交換です。東京ガス株式会社は東証プライム上場の大手インフラ企業であり、10年後・20年後も存続し続ける可能性が最も高い事業者のひとつです。
認定施工会社制度で施工品質を担保しているため、東京ガスが設けた厳しい審査をパスした認定プロが施工を担当します。資格保有が組織的に要件として定められているため、「無資格業者に当たってしまう」というリスクが極めて低くなります。
また、東証プライム上場企業として個人情報の取り扱いに厳格な基準が適用されており、一括見積もりサービスのように複数業者に情報が拡散するリスクがありません。
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まとめ:こんな人に浮いてるトイレはおすすめ

浮いてるトイレ(レストパルF・フロートトイレ)を選ぶべき人と、そうでない人を整理してお伝えします。
浮いてるトイレが向いているのは、トイレ空間のデザインを最優先したい方、掃除の手間を徹底的に減らしたい方、予算50万〜80万円以上を確保できる方、信頼できる施工業者選びに時間をかけられる方です。
一方、向いていない方もいます。トータルコストを抑えたい方、選択肢の多さを重視する方、賃貸・マンションで壁補強の許可が下りにくい方、停電時のリスクを避けたい方には、同じく掃除性に優れたタンクレストイレという選択肢も検討してみてください。
「デザインと機能性に投資する価値がある」と感じるなら、浮いてるトイレは後悔のない選択になります。最も大切なのは信頼できる業者に施工を依頼することです。東京ガスの機器交換では、安心の施工体制でトイレ交換をサポートしています。ぜひ一度、公式サイトで詳細を確認してみてください。

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