エアコンクリーニングのやり直しは無料でできる?クレーム交渉術と保証制度を業者別に比較【2026年最新】
この記事を読むと分かること
- エアコンクリーニング後に臭いや不具合が残った場合、保証期間内なら無料での再施工を求める権利がある
- クレームを言いやすくする具体的な交渉術と、業者ごとの保証ポリシーの違い
- 最初からトラブルゼロにする「失敗しない業者の選び方」と古いエアコンの交換判断基準
エアコンクリーニングが終わったのに臭いが残る。そんな経験はありませんか?
夏前の大事な時期に、お金と時間をかけてエアコンクリーニングを依頼したのに、スイッチを入れたら相変わらずカビの臭いが漂ってくる——。
「これって、ちゃんと掃除してもらえたの?」「もう一度やり直してもらえるの?」「でも、クレームを言ったら気まずくならないかな……」
そう感じたことはありませんか?
実は、エアコンクリーニングの利用者のうち約16.4%がトラブルや不満を経験しているというデータがあります(くらしのマーケット調査)。最も多いのは「周囲の家具が汚れた」「対応が遅かった」、そして「エアコンが壊れた」といったケースです。
でも、安心してください。業者に「やり直してほしい」と伝えることは、クレームでも難癖でもありません。これはれっきとした消費者としての正当な権利なのです。
この記事では、エアコンクリーニング後に問題が起きたとき、どうすれば無料でやり直してもらえるか、どの業者の保証が手厚いか、そして万が一対応を断られたときの対処法まで、徹底的に解説します。
エアコンクリーニングの「やり直し」はあなたの正当な権利です
まず、はっきりお伝えしたいことがあります。
エアコンクリーニング後に臭いが残ったり、エアコンの調子がおかしくなったりした場合、業者に再施工(やり直し)を求めることは「クレーマー的な行為」ではありません。それは対価を支払ったサービスに対する、正当な権利の行使です。
多くの方が「せっかくやってもらったのに文句を言いにくい」「業者に嫌われるのが怖い」という心理から、問題を感じつつも黙ってしまいます。これが悪質業者にとっての「逃げ道」になっています。
やり直しを求める前に確認すること
再施工を依頼する前に、以下を確認しておきましょう。
- 保証期間内かどうか:業者によって3日〜7日以内と異なります。この期間を過ぎると無料対応を断られる場合があります
- 問題の内容を記録する:エラーコード、臭いの状況、水漏れの箇所など、写真や動画で記録しておきましょう
- 作業日時・業者名・金額の記録:後のトラブル時に証拠になります
やり直し交渉の具体的な言い方
「クレームを言う」という意識ではなく、「サービスの確認をお願いする」という姿勢で連絡しましょう。以下のような言い方が効果的です。
「先日エアコンクリーニングをお願いしたのですが、作業後も臭いが続いており気になっています。保証期間内とのことで、無料での再施工をお願いすることはできますか?」
感情的にならず、冷静に、具体的な問題内容と日時を伝えるのがポイントです。
エアコンクリーニング後に臭いや不具合が起きる主な原因
やり直しを依頼する前に、「なぜ問題が起きたのか」を把握しておくと、業者との交渉がスムーズになります。
臭いが残る主な原因
エアコンクリーニング後に臭いが残る最大の原因は「洗浄不足」です。具体的には以下のケースが多く見られます。
ドレンパンの洗浄漏れ
エアコンの底にある「ドレンパン」は、結露水が溜まりカビが繁殖しやすい部分です。この部分を洗浄せずに終わらせる業者が多く、クリーニング後もそこからカビ臭が発生し続けます。
内部の水分の残留
洗浄後に十分な乾燥をしないままカバーを閉めると、残った水分がカビの温床になります。作業後に「試運転(送風)」を数分行わない業者は要注意です。
熱交換器(フィン)の洗浄不足
熱交換器の奥深くまで洗浄液が届いていないと、表面的にはきれいになったように見えても、内部にカビが残り臭いが続きます。上から洗浄液を吹きかけるだけの「簡易洗浄」では不十分なケースがあります。
故障・水漏れの主な原因
不適切な分解・組み立て
エアコンの部品を元通りに組み立てられない業者による作業後に、ルーバー(風向板)が開きっぱなしになる、モーターが動かなくなるなどのトラブルが報告されています。
ドレンホースの接続不良
洗浄時に取り外したドレンホース(排水管)を正しく接続しないと、水漏れが発生します。内部の電装部分に水がかかると、動作不良や異音の原因にもなります。
基板への水かかり
高圧洗浄の際に、電気系統(基板)に水がかかってしまうと、起動不良や異常停止が起きることがあります。こうした故障は施工直後に発覚しないことも多く、数日後に症状が出てから「保証期間が切れた」と言われるケースもあります。
実際に起きた口コミ・体験談
実際にエアコンクリーニングでトラブルが発生した方の声を集めました。
ネガティブな体験
「初めてエアコンクリーニングをしたけど、業者選びに失敗した。高圧洗浄と記載があったが、洗濯機の水道から直結して水を出すだけ。洗浄液はスプレーでシュッ、当然カビは水圧では落ちず、棒に布を巻いてゴシゴシ。これじゃ見えないところのカビは落ちていないに決まってる。金のムダだった。」
— Xより(@ochacan 氏)
「ほんまに、ユアマイスターでエアコンクリーニングは二度としない。ハズレ引いたにしては代償がデカすぎる。床に洗浄液が漏れるのは以ての外やけど、せめてエアコンだけは綺麗にして欲しかったのに全然洗浄できてなかったやん。1年持たない。カビクサイ。ほんと変な業者紹介してくれちゃったよ。」
— Xより(@h0a0r0a0p0e0c0o 氏)
「やばいやばい!!!!東京ガスなのに……ハウスクリーニング、エアコンやってもらっておかしくなったから連絡したら実施より7日過ぎたから、受け付けられないってさ。2台やってもらって1台目はすぐ変で、やり直してもらって。もう一台は掃除から始めて使ったら異変。まじか…壊された #東京ガス」
— Xより(@YgBOgHBqBmqhK7z 氏)
この最後の体験談は重要な教訓を含んでいます。1台目は保証期間内に連絡して対応してもらえたものの、2台目は保証期間(7日)を過ぎてから異変に気づき、対応を断られてしまったケースです。「いつから問題が起きているか」を都度記録し、早めに連絡することが何より重要です。
なお、この事例で登場するのは「東京ガスのハウスクリーニング(清掃)」サービスです。後ほど紹介する「東京ガスの機器交換(買い替え)」とは別のサービスである点をご留意ください。
ポジティブな体験
「東京ガスのハウスクリーニングでエアコンのクリーニングをお願いした。うちのエアコンがそこまで酷い汚れではなかったってことで2人で3台1.5時間ほどで終わった。早いし丁寧だし綺麗になって満足満足 エアコンを使わなくてもいいこの時期にやってもらうのがいいと思う」
— Xより(@glit_0727 氏)
同じ業者でも利用者によって評価が大きく分かれているのがエアコンクリーニングの難しさです。「どの業者に依頼するか」だけでなく、「どの担当スタッフが来るか」によって品質が左右される側面もあります。だからこそ、保証制度の有無が重要な選択基準になります。
「保証期間3日」の落とし穴:これでは短すぎる
エアコンクリーニングの保証期間は、業者によって3日〜7日が標準的です。しかしここに大きな落とし穴があります。
クリーニング直後は問題に気づきにくいことが多いのです。
たとえば、クリーニング翌日は「なんとなく臭いが残ってる気がするけど、乾燥途中かな」と様子を見てしまうことがあります。実際に毎日エアコンを使わない場合は、問題に気づくのが数日後になることもあります。また梅雨や夏場ではなく、秋〜冬に備えてクリーニングをした場合、実際に暖房を使い始めるのは数週間後ということもあります。
こうしたケースで保証期間が3日であれば、問題に気づいたときには期限が切れている——という事態が十分に起こりえます。
業者を選ぶ際は、保証期間が最低7日以上、できれば2週間〜1ヶ月ある業者を優先して検討することをおすすめします。
また、「保証期間内」であっても、再施工を渋ったり、「それは通常の汚れです」などと言い訳をして誠実に対応しない業者も存在します。こうした場合の対処法は後述します。
業者別:やり直し・保証制度の実態比較
主要なエアコンクリーニング業者の保証制度を比較します。
大手フランチャイズ(おそうじ本舗など)
おそうじ本舗は、作業後に問題が発生した場合の無料再施工保証を設けており、損害賠償保険にも全店舗が加入しています。フランチャイズ形式のため店舗によって対応の質にばらつきが出ることがありますが、保証の「仕組み」が組織として存在する点は安心材料です。
プラットフォーム経由の個人業者(くらしのマーケット・ユアマイスターなど)
くらしのマーケットやユアマイスターなど、プラットフォーム経由で個人業者に依頼する場合、保証はあくまでも各業者の任意対応になります。口コミ評価が高い業者を選ぶことは重要ですが、「口コミが良かったのに実際はひどかった」という声も少なくありません。
プラットフォームが補償してくれる場合もあります(ユアマイスターの「あんしん保証」、くらしのマーケットの「くらしのマーケット保証」等)ので、依頼前に規約を確認しておきましょう。ただし、補償の適用条件や金額には上限があります。
個人・一人親方業者
個人業者は価格が安い反面、クレーム時の対応が属人的になりがちです。その場では丁寧な対応でも、後日連絡が取れなくなるケースがあります。また、損害賠償保険に加入していない業者も多く、エアコンが壊れた際の補償が受けられないリスクがあります。
エアコンクリーニングを依頼する前に「損害賠償保険への加入有無」と「再施工保証の期間」を必ず書面または明文化されたウェブページで確認することをおすすめします。口頭での「大丈夫です」は後で証明ができません。
やり直しを断られたときの対処法
保証期間内に問い合わせたにもかかわらず、業者が再施工を拒否したり、誠実に対応しないケースがあります。そのような場合は、以下のステップで対処しましょう。
ステップ1:記録を残す
業者との会話はすべてテキスト(チャット・メール)で残すようにしましょう。電話の場合も、内容をメモに残しておきましょう。「対応できない」という返答をもらったら、その内容も記録してください。感情的にならず、冷静に事実のみを伝えることが大切です。
ステップ2:プラットフォームに申告する
くらしのマーケットやユアマイスターなどプラットフォーム経由で依頼した場合は、プラットフォームの問い合わせ窓口に状況を申告しましょう。プラットフォームが間に入ることで、業者が誠実な対応をとるようになるケースがあります。
ステップ3:消費者センターに相談する
業者との交渉が行き詰まった場合は、消費者ホットライン「188(いやや)」に電話して相談できます。国民生活センターも「ハウスクリーニング後に壊された」「クレームに対応してくれない」という相談を受け付けており、具体的なアドバイスをもらえます。
ステップ4:損害賠償を検討する
業者が保険に加入している場合は、損害賠償の請求が可能です。エアコンの修理費用や交換費用の全部または一部を請求できるケースがあります。請求金額が60万円以下であれば、少額訴訟制度を活用することもできます。
最初から失敗しない業者の選び方
やり直し交渉はできますが、正直なところ、最初から問題が起きない業者を選ぶのがベストです。業者選びの際に確認すべきポイントを整理します。
① 損害賠償保険への加入を確認する
業者が損害賠償保険(施設賠償責任保険等)に加入しているかどうかを、依頼前に必ず確認しましょう。保険未加入の業者は、万が一エアコンが壊れても「対応できません」で終わる可能性があります。
② 保証期間・再施工ポリシーの明文化を確認する
「問題があれば無料でやり直します」という口頭の約束ではなく、ウェブサイトや見積書に保証内容が明記されているかを確認しましょう。保証期間が3日未満の業者は要注意です。
③ 極端に安い料金には注意する
壁掛けスタンダードタイプの相場は1台8,000〜12,000円、お掃除機能付きは14,000〜20,000円程度です。この相場より極端に安い(3,000〜5,000円など)業者は、追加料金を後から請求したり、ずさんな作業をするリスクがあります。
④ 作業の「手順」を事前に確認する
「ドレンパンは洗浄しますか?」「作業後に試運転はしますか?」と事前に聞くだけで、業者の実力がある程度わかります。丁寧に答えられない業者は要注意です。
⑤ 口コミの「悪い評価」もしっかり読む
口コミは良いものだけでなく、悪い評価にも必ず目を通しましょう。「対応が遅い」「約束を守らない」「追加料金を請求された」などの声が複数あれば、その業者は避けた方が賢明です。
古いエアコンなら「交換」も真剣に検討を
ここまでエアコンクリーニングのやり直し・クレーム対応について解説してきましたが、使用年数が10年を超えたエアコンの場合、クリーニングを繰り返すより買い替えを検討する方が賢明なケースもあります。
というのも、古いエアコンは以下のような問題を抱えていることが多いからです。
省エネ性能が大幅に低下している
10年以上前のエアコンは、最新機種と比較して電気代が大幅に高くなっている場合があります。APF(通年エネルギー消費効率)の向上により、最新機種に買い替えることで電気代が年間数千円〜数万円の節約になるケースもあります。
クリーニングの効果が出にくい
長年使用したエアコンは、汚れが内部深くまで浸透し、通常の高圧洗浄では完全除去が困難になります。何度クリーニングしても臭いが消えない場合、それはエアコン内部の素材自体が劣化しているサインかもしれません。
修理部品が入手できなくなる可能性
メーカーは製造終了から一定期間後に補修部品の供給を終了します。部品が入手できなくなると、修理自体ができなくなり、その時点で買い替えを余儀なくされます。
「何度クリーニングしても臭いが消えない」「毎年何かしらトラブルが続く」という場合は、交換のタイミングかもしれません。関東圏にお住まいの方であれば、東京ガスの機器交換が信頼できる選択肢のひとつです。東証プライム上場の大手インフラ企業として、施工品質・アフターフォロー・個人情報管理のすべてで高水準を維持しています。
まとめ:エアコンクリーニングのやり直し・クレーム対応のポイント
この記事で解説した内容を整理します。
エアコンクリーニング後に問題が起きた場合、保証期間内に業者に連絡することで無料での再施工を求める権利があります。「クレームを言う」ではなく「確認をお願いする」という姿勢で冷静に交渉することが大切で、問題の内容・日時・作業業者は必ず記録しておきましょう。
保証期間については、業者によって3日〜7日が一般的ですが、問題に気づくのが遅れることも多いです。最低でも7日以上、できれば2週間〜1ヶ月の保証期間がある業者を選ぶことを推奨します。やり直しを断られた場合は、プラットフォームへの申告→消費者ホットライン「188」への相談という手順で対処しましょう。
10年以上のエアコンでクリーニング効果が出にくい場合は交換を検討しましょう。関東圏なら東京ガスの機器交換(東証プライム上場・認定プロによる施工)が安心の第一選択肢です。やり直しをお願いすることに遠慮は不要です。それは正当な対価を支払ったサービスに対する、あなたの権利です。
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