賃貸マンションにマイクロバブルユニットは設置できる?条件・手順・代替案を徹底解説
この記事を読むと分かること
- 賃貸マンションにマイクロバブルユニットを設置できるケースと、できないケースの違い
- 大家・管理会社への交渉で設置許可をもらうための具体的な手順とコツ
- 設置が難しい場合に検討すべき代替手段(シャワーヘッド型など)と選び方
マイクロバブルユニットとは?仕組みとお風呂でのメリットを知る
「エステに行くお金を、超微細気泡のお風呂で補えたらいいな」「自宅でも温泉みたいなお風呂を楽しみたい」——そんな希望を叶えるのがマイクロバブルバスユニットです。近年、リンナイが先駆けて普及させた「マイクロバブルバス」は、お風呂の新しい楽しみ方として注目されました。
マイクロバブルバスユニットは、追い焚き用の循環口から細かい気泡(マイクロバブル:1〜100μm未満)を大量に浴槽内に発生させる装置です。気泡が崩壊するときに生じる微小な衝撃が、毛穴の汚れや皮脂汚れをかき出す効果があるといわれています。お湯が白濁して「温泉みたい」と感じる方が多いのが特徴です。
具体的には、次のような効果が期待できます。入浴後の温まりが長持ちする(温浴効果)、毛穴の汚れが落ちやすくなる(洗浄効果)、肌のうるおい感が高まる(美容効果)といったものです。また、マイクロバブルではなく「ウルトラファインバブル(1μm未満)」が発生する機種も登場しており、水が白濁しない代わりに、入浴中も気泡感が目立ちにくいという違いがあります。
設置タイプには大きく2種類あります。一つ目は「マイクロバブルバスユニット内蔵型給湯器」で、給湯器本体に気泡発生装置が組み込まれたタイプ。二つ目は「分離型マイクロバブルバスユニット(後付け型)」で、現在使用中の給湯器に外付けで追加するタイプです。賃貸にお住まいの方にとって特に重要なのがこの分離型ですが、後述するように設置箇所の確保が必要となります。
賃貸マンションへの設置は原則「大家の許可」が必要
これを読んでいる方はおそらく、「賃貸だから無理かな」と諦めているかもしれません。でも、結論を先にお伝えすると、マイクロバブルユニットの設置は「大家または管理会社の許可が得られれば、設置できる可能性がある」というのが正直なところです。
賃貸物件では、給湯器は基本的に大家(オーナー)の所有物です。自分で購入したものでない限り、給湯器を勝手に交換したり、ユニットを取り付けるために改造したりすることはできません。賃貸契約書には「設備改造が必要な場合は大家の承諾を得ること」と明記されているケースがほとんどです。マイクロバブルユニットの設置は配管工事を伴うため、まず間違いなく大家の承諾が必要になります。
特にマンションの場合、状況はさらに複雑です。マイクロバブル分離型ユニットは本体の設置場所として「パイプシャフト内」が必要になることがありますが、共用部分に当たるケースでは、特定の1戸のためだけに工事を許可する判断になりにくいのが実情です。パイプシャフトはマンション全体の共用部分に当たり、全戸が同様の条件で使用する必要があるからです。管理組合や大家が“全戸導入”を判断すれば別ですが、個別に希望しても許可が下りないケースが多いと考えておく必要があります。
方向性としては、「壁掛け型給湯器のみの物件」であれば、分離型ユニットを屋外(共用のパイプシャフトではなく、屋外の壁面など)に設置できる可能性がわずかに高まります。これも大家の承諾が必要なことには変わりなく、許可なしの工事は原状回復規定で確実に揉めるトラブルの原因になります。
大家に許可をもらえるケースと期待しにくいケース
大家から許可を得やすいケースを整理すると、次のような条件が重なると許可が下りやすい傾向があります。
屋外壁面に設置スペースがある場合(パイプシャフト内でなく、屋外の壁面に小型ユニットを固定できる場合)、物件のオーナー居住型で大家と直接交渉できる場合、入居年数が長く信頼関係が築けている場合、給湯器自体の交換時期と重なる場合(「一緒にユニットも付けたい」と提案する)などです。
一方、期待しにくいケースとしては、大規模マンションで管理組合が存在する場合(管理組合の決議が必要なため)、パイプシャフト内設置が必須の構造の場合、入居年数が浅くまだ信頼が薄い場合、管理会社を介した交渉しかできず大家に直接連絡できない場合などが挙げられます。
実際にマイクロバブルユニットを検討した賃貸住まいの方からは、こんな声が聞かれます。
「マイクロバブルを試したくて管理会社に相談したら、共用部分の工事になるから難しいと言われた。次の引っ越しで考えようと思う」 — 知恵袋より
このように、実際に挑戦してみると壁にぶつかるケースが少なくありません。だからこそ、事前に現実的な見通しを持った上で行動することが大切です。
設置を実現するための大家・管理会社交渉の進め方
設置に向けて動く場合、進め方にはコツがあります。まず、話を持ちかける前に「設置希望の機種と確認すべき事項」を整理しておくことをおすすめします。具体的には以下のような情報です。
分離型ユニットの機種(リンナイ MBU-3000 等)、現在の給湯器の型番と設置状況(壁掛け型・屋外設置・屋内設置の別)、追い焚き用の循環口の位置と形状、工事にかかる概算費用の見積もり(目安:21〜25万円+工事費)、ユニット設置予定場所と他の住戸への影響の少なさ、工事完了後の原状回復についての考え方(退去時に撤去するのかどうか)などです。
大家に相談する際のコツとして、「こちらが全額負担する」「工事は対応業者が行う」「退去時に丸ごと撤去する(元の給湯器に戻すこともできる)」と明確に伝えることが重要です。小規模な大家所有物件、特に大家が近くに住んでいる場合は、話し合いの機会を前向きに持てるかもしれません。
また、大家が「機器交換のタイミング」から考えることも効果的です。建物の給湯器が設置から年数が経過している場合、大家自身も交換機会をうかがっている可能性があります。その局面で「給湯器を交換するならマイクロバブル機能付きのものにしてはどうか」と提案すると、可能性が上がります。
設置が難しい場合のおすすめ代替手段
設置許可が下りなかった場合、完全に諦める必要はありません。代替案で最も現実的なのが「マイクロバブルシャワーヘッド」です。元付けのシャワーヘッドを取り外すだけで好きな製品に交換でき、工事不要で大家の承諾も不要。気軽に試せるのが一番のメリットです。
マイクロバブルシャワーヘッドは3,000円〜30,000円程度の幅広いラインナップがあります。一般的な節水シャワーヘッドと比べて気泡の量はバスユニットに比べると少なくなるため、「温泉のような白濁具合」が出るわけではありません。それでも、シャワー時の洗浄効果や肌のうるおい感が期待できるとされます。
ただし注意したいのは、「お風呂でのマイクロバブル」と「シャワーのマイクロバブル」は別物だということです。バスユニットの循環口を使って浴槽全体に気泡を充満させる本格導入とは、効果の規模が大きく異なります。コストと効果のバランスを理解した上で選択することが大切です。
次の引っ越し先で「マイクロバブル付き」を求めるアイデア
「今は導入できなかったなら、次の引っ越しを機に考えよう」と思っている方もいるのではないでしょうか。その選択は非常に賢明です。次の物件を探す際に、条件の一つとして「マイクロバブル付き給湯器済み」を入れることをおすすめします。
近年、投資物件や高級賃貸マンションを中心に「マイクロバブルが標準設備」となっている物件が少しずつ増えています。「マイクロバブル付きマンション」といったキーワードで物件検索すると実例が見つかることがあり、不動産ポータルサイトの絞り込み機能を活用するか、近隣の不動産会社に直接聞いてみるのが早道です。
また、市場には「分離型ユニットの購入・設置が全額大家負担」を条件に、新規入居者を募る大家も存在しています。賃貸物件の付加価値として成り立つ場合には、検討する価値があります。
所有物件への移行を検討するなら、給湯器交換は東京ガスで
また、賃貸をやめて自分で居住用のマイホームを購入する時が来た場合、給湯器交換は自分で自由に決められるものになります。その際にマイクロバブル機能付き給湯器へのグレードアップを検討するのも良いでしょう。
給湯器交換の場合、東京ガスの機器交換は特におすすめです。東京ガス株式会社は東証プライム上場の大手インフラ企業です。認定施工会社制度により、施工資格(簡易内管施工士等)の保持が組織的に担保されており、無資格業者による工事リスクがないことが大きな安心感です。Web専用サービスならではの価格競争力も併せ持っています。
まとめ:賃貸マンションでのマイクロバブルは「大家の承諾」が切り札
賃貸マンションでマイクロバブルユニットを実現するのは、現実的には「相手(大家)の承諾」が不可欠です。大規模マンションで管理組合が介在する場合は窓口も多く、個人に許可が下りる可能性は低いと考えておくべきでしょう。
一方、シャワーヘッド型のマイクロバブルは工事不要で大家の承諾も不要なので、現実的な代替案として検討に値します。性能面でバスユニットに比べると小さくなりますが、「まずは気軽に試したい」という方にはぴったりの選択肢です。
長期的に見るなら、賃貸での居住費をできる限り抑えつつ、将来的には自分で設備を自由に選べる「持ち家」を目指すのが、マイクロバブル活用の一つの考え方かもしれません。その際は、給湯器交換の信頼できるパートナーとして、東京ガスの機器交換をどうぞご検討ください。
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