ococottoplateを蓋なしで魚を焼くとグリル庫内が汚れる理由とデメリット5選
この記事を読むと分かること
- ococottoplateを蓋なしで魚焼きすると、せっかくの「汚れ99%カット」効果が消えてグリル庫内が油まみれになること
- 蓋なし使用で起こる5つのデメリットと、油が庫内に飛び散る仕組み
- 蓋なしで焼きたい場合の賢い方法と、コンロ買い替えを検討すべきタイミング
ビルトインガスコンロのグリルで焼き魚をするとき、こんなことを考えたことはありませんか?
「ococottoplateって蓋を外して使えるの?外した方が焼き色がよく付くんじゃないかな……」
実際、蓋を外して魚を焼いた方が、皮がパリッと仕上がりそうに思えます。料理によっては蓋なしで使うシーンもあるため、魚焼きにも応用しようと考える方は少なくありません。
しかし、グリルで魚を焼くときに蓋なしで使うと、思わぬデメリットが生じることをご存知でしょうか。
この記事では、ococottoplateを蓋なしで魚焼きした場合に起こる問題を詳しく解説します。「ococottoplateって結局どう使うのが正解なの?」とお悩みの方、そして「蓋なしで焼いたらグリル庫内がひどいことになった……」と後悔している方に向けて、正しい使い方のコツもお伝えします。
ococottoplateとは?まず基本をおさらいしよう
ococottoplateとは、リンナイのビルトインガスコンロ「デリシア」などに対応したグリル専用の調理容器です。本体(プレート部分)と蓋がセットになった、フッ素コート加工付きのアルミ製容器で、グリル庫内に入れて使います。
最大の特徴は、蓋付きで調理することでグリル庫内への油の飛び散りをほぼゼロにできるという点です。リンナイは「汚れ99%カット」という数字を掲げており、実際に多くのユーザーが「グリルを使い続けているのに庫内がほとんど汚れない」という体験を報告しています。
通常のグリルで焼き魚をする場合、魚から滲み出た油が庫内の壁や天井に飛び散り、使うたびに庫内が汚れます。焼き魚1回ごとにグリルを洗うのは正直面倒ですし、後回しにすると臭いや汚れが積み重なってしまいます。
ococottoplateは、この「魚焼きグリルの掃除問題」を根本から解決するために生まれた製品といえるでしょう。蓋がプレート全体を覆い、魚から飛び出る油を蓋とプレートの中に封じ込めることで、庫内をほぼ汚さずに魚焼きができるのです。
主な対応機種はリンナイのビルトインガスコンロで、デリシア(DELICIA)やグリレ(GRILLER)シリーズなどが対象です。プレートサイズには通常サイズと、より大きな食材に対応するグランサイズがあります。
「ガスコンロのグリルが汚れるから魚焼きは億劫……」という方にとって、ococottoplateは生活を大きく変えてくれるアイテムです。しかし、正しく使わなければその恩恵を受けることはできません。
なぜ「蓋なし」で使いたくなるのか?3つの理由
ococottoplateが「蓋付きで使うのが基本」だとしても、多くのユーザーが「蓋なし」で使いたくなる場面があります。その主な理由を3つ挙げてみましょう。
理由1:焼き色がよく付くと思っている
「蓋をすると蒸し焼きになるから、皮がパリッと仕上がらないんじゃないか?」と考える方は少なくありません。確かに、蓋をした蒸し焼き料理は水分が閉じ込められるため、皮のパリッと感よりもふっくら感が優先されます。
「やっぱり焼き魚は皮がパリッとしていてこそ」というこだわりがある方は、直火の熱が直接食材に当たる蓋なし調理に魅力を感じるのは自然なことです。
実際のところ、ococottoplateの蓋にはスリット(小さな穴)が入っていて、適度に熱が逃げながら焼き色もしっかり付くよう設計されています。ただ、この構造を知らずに「蓋があると焦げ目が付かない」と誤解しているケースがあります。
理由2:大きな食材を焼きたいとき
ococottoplateには蓋の高さに限界があるため、背の高い食材(例えば厚切りの切り身や丸ごとの秋刀魚など)を焼くときに蓋をすると食材が蓋にくっついてしまうことがあります。
食材が蓋にくっついてしまうと、蓋を外す際に食材が崩れてしまうため、「最初から蓋なしで焼けばよかった」と後悔する方もいます。
確かにサイズ的な問題は実際にあります。しかし蓋なしで焼くことの代償はかなり大きいため、食材を小さめにカットするなど別の対処法を取ることをおすすめします。
理由3:仕上げに焦げ目をつけたい
長時間蓋をして蒸し焼きにした後、最後の仕上げに蓋を外して強火で焦げ目をつけたい、という使い方を試みる方もいます。これはある意味で理にかなった調理法ではあるのですが、その「最後の仕上げで蓋を外す」という行為がデメリットを生むことになります。
わずか1〜2分程度でも、蓋なしで高温加熱された魚は油粒子を庫内に飛ばし続けます。「ほんの仕上げだから大丈夫」という感覚は残念ながら正しくありません。
蓋を外した瞬間に起こること――「汚れ99%カット」が消える
ここが最も重要なポイントです。
ococottoplateの「汚れ99%カット」という効果は、蓋が閉まっている状態でこそ発揮される仕組みです。蓋を外した瞬間から、その恩恵は消えてなくなります。
魚を加熱すると、身の中に含まれる油や水分が蒸発・飛散します。グリルの高熱にさらされた魚は、目では見えないほどの細かい油の粒子を周囲に飛ばし続けます。この油粒子は、グリル庫内の上面・側面・背面にくまなく付着します。
通常のグリルで魚を焼いたあとに庫内を見ると、黄色〜茶色の油汚れがびっしりついているのはそのためです。
ococottoplateの蓋は、この油粒子の飛散をプレートと蓋の「密閉空間」に封じ込めることで防いでいます。蓋のスリット(小さな穴)から若干の油が漏れ出しても、グリルの高温バーナーがそれを即座に燃焼させるため、庫内にはほとんど油が付着しないのです。
ところが蓋を外すと、この「密閉空間」がなくなります。油粒子は360度どこへでも飛散できる状態になり、庫内の壁や天井に容赦なく付着します。
つまり、蓋を外した瞬間から、ococottoplateは「普通の魚焼き」とほぼ同じ状態になってしまうのです。
「蓋なしで魚を焼いたら、結局庫内が油まみれになってしまった……」というユーザーの声は、まさにこの仕組みを知らなかったことが原因です。ガス機器販売のショップスタッフも「お客様から問い合わせをいただくケースで多いのが、蓋なしで使った後に庫内が汚れてしまったというもの」と語ることがあります。
ococottoplateを蓋なしで魚焼きするデメリット5選
具体的に、蓋なしでの使用にはどんなデメリットがあるのかを整理しましょう。
デメリット1:グリル庫内が油汚れで汚れる
最大のデメリットは「グリル庫内の汚れ」です。
ococottoplateを購入した方の多くは、「掃除が楽になる」という点に期待していたはずです。ところが蓋なしで魚を焼いてしまうと、その最大のメリットが完全に消えてしまいます。
さらに厄介なのは、一度油汚れが庫内に付着すると、次回焼き魚をするたびにその汚れが焼き付いてしまう点です。最初は薄い油のコーティングだったものが、回数を重ねるにつれて取れにくい頑固な汚れへと変わっていきます。
「せっかくococottoplateを買ったのに、グリル庫内が汚れてしまって意味がなかった」という経験をした方は、ほぼ間違いなく蓋なしで魚を焼いていたと思われます。
デメリット2:煙が大量に発生する
ococottoplateの蓋には、調理中に発生する煙を抑制する効果もあります。魚の油が庫内の高温バーナーに直接触れると、白い煙が大量に発生します。
蓋なしで焼くと、この煙が庫内から家の中へ広がり、部屋全体が魚の臭いで満たされてしまいます。特に気密性の高いマンションや集合住宅では、一度広がった魚の臭いが壁や家具に染み込んで、しばらく取れなくなることもあります。
キッチンの換気扇を全力で回しても、蓋なし調理で発生する煙の量は、蓋あり調理と比べて格段に多くなります。「ococottoplateって煙が少ないって聞いていたのに、全然煙が出る……」と感じた方は、蓋なしで使っている可能性が高いです。
デメリット3:グリル庫内の掃除が必要になる
庫内が汚れると、当然ながら掃除が必要になります。グリルの庫内は形状が複雑で、普通のスポンジでは届かない箇所も多く、掃除に時間がかかります。
せっかくococottoplateを使って「掃除を減らす」目的だったのに、蓋なしで使うことで逆に掃除の手間が増えてしまうという本末転倒な状況になります。特にグリル庫内の奥の方は手が届きにくく、油汚れが蓄積すると臭いや煙の原因にもなります。最終的には庫内をゴシゴシ洗う羽目になるという方も少なくありません。
デメリット4:フッ素コートが傷む可能性がある
ococottoplateのプレート部分にはフッ素コート加工が施されており、食材のこびりつきを防いでいます。しかし蓋なしで使用すると、食材がプレートから直接バーナーの強い熱を受け、焦げ付きやすくなります。
フッ素コートが高温に長時間さらされると、コーティングの劣化が早まる可能性もあります。プレートに傷がついたり、コーティングが剥がれたりすると、食材がこびりついて洗いにくくなるという二次的なデメリットも生まれます。ococottoplateは安い製品ではありません。正しく使うことで長持ちさせることが大切です。
デメリット5:魚の旨みが逃げる
蓋なしで魚を焼くと、魚から出た旨みを含む水分(水蒸気)がそのまま逃げていきます。蓋をして蒸し焼きにする場合は、この旨みが蓋の中で循環するため、食材の中に旨みが凝縮されます。
「蓋なしの方が皮がパリッとして美味しい」と感じる方もいますが、旨みという点では蓋あり調理の方が優れている場合が多いです。焼き上がりの食感は好みによりますが、「外はカリッと中はしっとり」を実現するには蓋あり調理の方が理想的です。
それでも蓋なしで焼きたいなら――覚えておくべきコツ
デメリットを理解した上で、それでも蓋なしで焼き魚をしたい場合のためのコツをお伝えします。
コツ1:基本は蓋ありで焼き、仕上げだけ蓋を外す
最も賢いやり方は、加熱の8〜9割を蓋ありで行い、最後の仕上げの1〜2分だけ蓋を外す方法です。
蓋ありで十分に火を通しておけば、仕上げの短時間だけ蓋を外しても庫内への汚れは最小限に抑えられます。「外はカリッと、中はふっくら」を実現しながら、庫内の汚れも軽減できる折衷案です。ただし、この方法でも完全に庫内汚れをゼロにすることはできないため、使用後は庫内を軽く拭いておく習慣をつけることをおすすめします。
コツ2:魚に予め塩を振って水分を取る
魚に塩を振ることで、浸透圧によって余分な水分や血が出てきます。これをキッチンペーパーで拭き取ってから焼くと、加熱中に飛び散る水分量が減り、庫内への汚れも軽減されます。
特にアジやサバなど脂肪分が多い魚を焼く場合は、事前に塩を振ってから30分〜1時間ほど置いてから焼くと効果的です。余分な水分を取り除いておくことで、煙の発生量も抑えられます。
コツ3:蓋なしで焼いた後は速やかに庫内を掃除する
蓋なしで焼いてしまった場合は、時間をおかずに庫内を掃除することが重要です。油汚れは熱いうちに拭き取るのが一番楽で、時間が経つと固まってこびりついてしまいます。
グリルが冷めたら受け皿とプレートを取り出し、軽く水で流してから中性洗剤で洗いましょう。庫内の壁は、固く絞った濡れ布巾で軽く拭くだけでも汚れが落ちやすくなります。
ococottoplateを最大限活かすための正しい使い方
ここで改めて、ococottoplateの正しい使い方をおさらいします。
基本的な手順は次の通りです。まず、ococottoplateに食材を並べます。次に、蓋をしっかり閉めてからグリルに入れます。設定した時間・火力で加熱し、焦げ目をつけたい場合は仕上げの段階で蓋を短時間外します。
魚焼きの場合は、まず蓋ありで全体を火通しし(全体の加熱時間の7〜8割程度)、焦げ目をつけたい場合は最後の1〜2分で蓋を外すのが最も理想的な方法です。
また、使用後はプレートと蓋をしっかり洗うことが大切です。フッ素コートは丁寧に扱えば長持ちしますが、金属たわしや研磨剤入りの洗剤は使わないようにしましょう。
ococottoplateが使えるコンロへの買い替えも検討しよう
ococottoplateはリンナイの特定機種専用の製品です。すべてのガスコンロで使えるわけではありません。
現在使っているコンロが対応していない場合、または古いコンロで煙や汚れに悩んでいる場合は、この機会にコンロ本体を買い替えることも選択肢のひとつです。
ガスコンロの寿命は一般的に10〜15年とされています。以下のような症状が出てきたら、買い替えを検討しましょう。点火しにくくなった、火力が安定しない、グリルのバーナーが汚れて火が付きにくい、使用年数が10年を超えているといった症状が目安です。
最新のビルトインガスコンロにはSiセンサーをはじめとした安全機能が充実しており、古いコンロと比べて安全性が大幅に向上しています。ococottoplateに対応したコンロに買い替えると、魚焼きの手間が大幅に減ります。蓋ありで焼けば庫内はほぼ汚れず、後片付けはococottoplateだけを洗えば済みます。
なお、コンロ交換業者を選ぶ際には「ガス可とう管接続工事監督者」などの資格を持った施工者が対応しているかどうかを確認することが重要です。資格なしの業者に依頼すると、ガス漏れなどの重大なリスクにつながる可能性があります。また、一括見積もりサービス経由で申し込むと個人情報が複数業者に流れるリスクもあるため、直接信頼できる業者に問い合わせることをおすすめします。
コンロ交換で注意したいのが「10年保証」の実態です。多くの業者が「10年保証」を前面に打ち出していますが、ガスコンロが実際に壊れるのは使用後12〜13年以降が多く、保証が切れる頃に寿命を迎えることがほとんどです。また保証期間内に業者が廃業してしまえば保証も消えてしまいます。長期的に信頼できる大手企業を選ぶことが最も重要です。
まとめ:ococottoplateは蓋ありで使うことが大前提
ococottoplateを蓋なしで魚を焼くと、グリル庫内が油まみれになる、煙が大量に発生する、掃除の手間がかえって増える、フッ素コートが傷む可能性がある、魚の旨みが逃げるという5つのデメリットが発生します。
これらはすべて「蓋を閉めて使う」ことで解消されます。「皮をパリッとさせたい」場合は、加熱の最後の1〜2分だけ蓋を外す方法が最も合理的です。蓋なしで焼いてしまった場合は、速やかに庫内を掃除することで汚れの蓄積を防げます。
ococottoplateは正しく使えば魚焼きの悩みを一気に解決してくれる優れたアイテムです。「蓋は必ず閉める」という基本を守り、グリル庫内をきれいな状態に保ちながら、美味しい焼き魚を楽しんでください。
また、ococottoplateに対応したコンロをまだ持っていない方や、コンロの買い替えを考えている方は、ぜひ東京ガスの機器交換サービスをチェックしてみてください。東証プライム上場の大手インフラ企業が提供するサービスですので、施工品質と長期的なサポートの面で安心感が違います。
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