リンナイ センスとマイトーンの違いを徹底比較!価格差とコスパで選ぶならどっち?
この記事を読むと分かること
- リンナイ センスとマイトーンの違い(天板の種類・天板の幅・付属品・鍋上げ検知)
- 希望小売価格の差は43,120円で、一万円前後ではないこと
- キッチン環境や調理スタイル別に最適な機種を選ぶ判断基準
リンナイのビルトインコンロ、センスとマイトーンってどっちを選べばいい?
ビルトインガスコンロの買い替えを検討しているとき、リンナイの製品ラインナップを見ると「センス(SENCE)」と「マイトーン(Mytone)」という2機種が目に入り、どちらを選べばいいか悩んでしまいますよね。
まず価格をはっきりさせておきます。リンナイ公式の希望小売価格(税込)はセンスが173,800円、マイトーンが216,920円〜で、差は43,120円です(2026年9月10日にリンナイ公式で取得)。「一万円前後の差」という前提で比べると、判断を誤ります。
この記事では、センスとマイトーンの違いを公式の仕様だけで整理し、どちらがあなたのキッチンに向いているかを判断できるようにします。
なお、価格差に見合うかどうかは定価ではなく総額で見ないと判断できません。割引率と工事費の内訳は依頼先によって変わります。関東圏にお住まいなら、申し込みから工事まで一社で完結する「東京ガスの機器交換」で両方の見積もりを取っておくと、実際の差額が分かります。
リンナイのガスコンロラインナップにおけるセンスとマイトーンの位置づけ
リンナイ公式のビルトインコンロ一覧を、希望小売価格(税込)の高い順に並べると次のようになります(2026年9月10日取得)。
| 機種 | 希望小売価格(税込) |
|---|---|
| GRILLER(グリレ) | 435,050円 |
| DELICIA(デリシア) | 350,900円〜 |
| Lisse(リッセ) | 270,600円〜 |
| MYTONE(マイトーン) | 216,920円〜 |
| SENCE(センス) | 173,800円 |
よく「センスはリッセとマイトーンの間」と書かれますが、価格で見ると逆です。センスはこの中でもっとも安く、ミドルグレードに当たるのはリッセです。
また、リンナイのセンスの商品ページにある比較表は「MYTONE/Superia/SENCE」の3機種で、リンナイ自身がこの3つを隣り合う選択肢として提示しています。
センスのコンセプトと特徴
リンナイはセンスを「基本機能で掃除もラク。日常に必要な機能を揃えた高コスパの定番モデル」と説明しています(2026年9月10日取得)。
天板はプレミアムガラスコートのフレームレス天板で、カラーはフラットグレーの1色です。天板の幅は60cmのみで、最大火力は4.20kW。グリルは水無し両面焼グリルで、トッププレートとバーナーリングの隙間をなくした「シールド構造」を採用しています。
「センスの天板はドイツ製の強化ガラストップ」という説明を見かけますが、公式の仕様にその記述はありません。ショット社製ガラスを使うのは上位のリッセ・デリシア側です。
マイトーンのコンセプトと特徴
マイトーンは、リンナイが「トップもフェイスもフラットに」と説明するモデルです。天板はフレームレスガラストップ(全1色)と、衝撃に強いプレミアムガラスコート(全4色)の合わせて5色から選べます(シルキーシルバー、スムースシルバー、ローズトープ、ミストホワイト、フラットブラック・同日取得)。
なお、マイトーンは2026年8月にモデルチェンジしています。新旧で何が変わり、旧型の不満がどこまで解消されたかはリンナイ マイトーンが2026年8月にモデルチェンジ|新旧の違いと、旧型の不満はどこまで解消されたかにまとめました。
「マイトーンの天板はパールクリスタル(ホーロー系)」という説明も見かけますが、現行の公式仕様にパールクリスタルの記述はありません。
機能面では、焼き網のない「新ワイドグリル」にココットプレートを標準搭載し、鍋上げ検知機能を備えます。天板の幅は60cmと 75cm の2通りです。
センスとマイトーンの3つの決定的な違い
違い①:天板素材の違い
センスとマイトーンの最も根本的な違いのひとつが、天板素材です。
リンナイ公式の比較表をそのまま引くと、天板の選択肢は次のとおりです(2026年9月10日取得)。
| トッププレート(天板) | カラー | 天板の幅 | |
|---|---|---|---|
| センス | プレミアムガラスコート | フラットグレーの1色 | 60cmのみ |
| マイトーン | ガラストップまたはプレミアムガラスコート | 5色 | 60cm/75cm |
どちらもフレームレス天板です。違うのは、マイトーンにはガラストップという選択肢があることと、色が5色あることです。
そして、もっとも見落とされやすいのが天板の幅です。センスは60cmしかありません。いま75cmのコンロを使っている家は、その時点でセンスが候補から外れます。機能を比べる前に、まず開口幅を測ってください。
違い②:グリルの自動調理は、どちらにもあります
「センスにはオートグリルがなく、手動タイマーで管理する」という説明をよく見ますが、これは誤りです。
リンナイ公式のセンス商品ページの「主な機能」には、オートグリル/グリルオートメニューが載っています(2026年9月10日取得)。同じページには温度調節、コンロタイマー、+R RECIPE対応、揺れピタ(震度約4以上で自動消火)、音声ガイダンスも並んでいます。
つまり、魚を焼く場面での自動化は、この2機種を分ける材料にはなりません。どちらも水無し両面焼グリルで、どちらもグリルオートメニューを持ちます。
分かれるのはグリルの形のほうです。マイトーンは焼き網のない「新ワイドグリル」で、リンナイはお手入れ部品が3点に減ったと説明しています。魚を焼けるかではなく、焼いたあとに洗うものが何点あるかで選ぶことになります。
なお、焼き面積にも差があります。リンナイはマイトーンのココットプレートを「焼き面積が40%アップ」と説明しています(同日取得)。これは、慣れていなくても焦がしにくいという意味です。
グリルの使い勝手で選ぶなら、見るべきは自動調理の有無ではなく、焼き面積と、洗う部品の数です。「目を離した隙に焦げてしまった」という失敗は、どちらの機種でもグリルオートメニューで避けられます。
違い③:ココットプレートの付属の有無
3つ目の違いは、ココットプレートの付属の有無です。
マイトーンはココットプレートが標準搭載で、届いた日から使えます。センスはオプション(対応)で、使いたい場合は別売品を買い足します(いずれもリンナイ公式の表記・2026年9月10日取得)。別売品の価格は販売店で変わるので、ここでは金額を断定しません。見積もりを取るときに、本体とあわせて聞いてください。
ココットプレートとは、リンナイのグリルに対応した専用の多目的調理プレートです。グリル内に入れて使うことで、肉・野菜・パン・ピザ・ケーキなど、さまざまな料理が油なし・煙なしでできる便利なアイテムです。グリルを「魚焼き器」から「多機能オーブン」へと変えてくれるイメージです。
フッ素コーティングが施されているため、食材がこびりつきにくく、洗い物が楽なのも好評です。ただし、フッ素コーティングは消耗品でもあるため、年数が経つにつれて効果が薄れてきます。使用後は傷つけないよう柔らかいスポンジで洗うことが推奨されており、適切なケアで長持ちさせることができます。
リンナイのグリル容器には、ココットプレートのほかに「ザ・ココット」もあります。形も洗う手間も違うので、買い足す前にリンナイ ココットプレートとザ・ココットの違いを徹底比較|洗いやすさはどちらが上?で見比べてください。
なお、「センス+プレート代でマイトーンと同じくらいになる」という説明を見かけますが、定価差が43,120円あるので、プレート代で埋まる差ではありません。
価格差と実際のコスパを検証する
希望小売価格(税込)での差は43,120円です(センス173,800円、マイトーン216,920円〜・2026年9月10日にリンナイ公式で取得)。実売価格は販売店で変わりますが、定価の順位と差の大きさはこれが基準になります。
その43,120円で何が変わるのかを並べます。
| マイトーンを選んで得られるもの | 中身 |
|---|---|
| 75cmという選択肢 | センスは60cmのみ。いま75cmなら、ここで決まります |
| ココットプレートが標準搭載 | センスは別売で買い足す |
| 焼き網のない新ワイドグリル | お手入れ部品が3点 |
| 鍋上げ検知機能 | 鍋をこんろから移したときの消し忘れ対策 |
| カラー5色とガラストップの選択肢 | センスはフラットグレーの1色 |
逆に、グリルの自動調理・温度調節・揺れピタ・アプリ対応は、どちらにもあります。安全機能や基本の使い勝手では差がつきません。
だから判断は単純です。開口幅が75cmならマイトーン一択。60cmで、色を選べなくてもよく、ココットプレートを使う予定がないならセンスで十分です。
43,120円を出す価値がある場合
開口幅が75cmの方(ここは選べません)、ココットプレートをすぐ使いたい方、焼き網の掃除を減らしたい方、天板の色をキッチンに合わせたい方。
43,120円を削ってよい場合
開口幅が60cmで、天板の色にこだわらない方、ココットプレートを使う予定がない方。安全機能とグリルの自動調理はマイトーンと同じなので、ここを削っても安全面で損をしません。
実際に使っているユーザーの声
口コミはここでは引用しません。媒体名しか分からない体験談は、投稿者も日付も追えず、読む側が裏を取れないからです。
代わりに、あとから「こうだと思わなかった」となりやすいところを、仕様から分かる範囲で並べます。
- 天板の幅を測らずに機種を決めてしまう(センスは60cmのみ。ここはあとから変えられません)
- 天板とキッチンカウンターの境目に汚れが残る(どの機種でも起きます。フレームレス天板は段差を小さくするもので、なくすものではありません)
- ココットプレートを後から買う(センスを選んだ場合。本体の見積もりと同時に金額を聞いておくと比べやすくなります)
この3つは、どれも買う前に確かめられることです。口コミを探すより、メジャーで開口幅を測るほうが確実です。
センスが向いている人・マイトーンが向いている人
ここまでの内容を踏まえて、どちらのモデルがあなたに向いているかをまとめます。
センス(SENCE)が向いている方
開口幅が60cm で、天板の色を選べなくてもよい方、ココットプレートを使う予定がない方、本体価格を押さえたい方。安全機能やグリルの自動調理はマイトーンと同じなので、ここを削っても安全面で損をしません。
マイトーン(Mytone)が向いている方
開口幅が75cm の方(この時点でマイトーン一択です)、ココットプレートをすぐ使いたい方、焼き網の掃除を減らしたい方、天板の色をキッチンに合わせたい方。
判断の順番は、幅→付属品→色です。グリルを週何回使うかでは分かれません。自動調理はどちらにもあるからです。
買ったあとで「こうだと思わなかった」となりやすい点は、機種ごとに整理しています。リンナイ センスのデメリット・後悔ポイント5選!シンプル機能の落とし穴と向き不向きを正直解説【2026年最新】とリンナイ マイトーンは後悔する?デメリット5つと口コミ・評判を正直に解説もあわせてご覧ください。
キッチンのサイズ・レイアウトで注意すること
センスとマイトーンを選ぶ際に見落とされがちなポイントがあります。それはキッチンのサイズとレイアウトです。
ビルトインコンロは一般的に幅60cmと幅75cmがあり、キッチンのカウンターの開口部に合わせてサイズを選ぶ必要があります。現在使っているコンロのサイズ(幅)を確認してから選ぶことが大切です。
この記事では、幅が最初の分かれ道になります。センスは60cmのみ、マイトーンは60cmと75cmの2通りだからです。いま75cmなら、機能を比べる前にセンスが候補から外れます。購入前に実際の設置環境を確認し、販売店や施工業者にレイアウトを伝えた上で相談することをおすすめします。
ガスコンロ交換の費用と業者選びの注意点
ビルトインガスコンロは、製品代だけでなく工事費もかかります。一般的な工事費の相場は10,000〜20,000円程度ですが、業者によって大きく異なります。
コンロの交換工事はガス配管に関わる作業が含まれるため、施工体制の確認が大切です。ただし、「コンロの交換には簡易内管施工士の資格が必要」という書き方は正確ではありません。同じ位置のガス栓につなぎ換えるだけなら不要で、この資格が関係するのはガス栓を増設する・位置を動かす工事が入るときです。国家資格でもありません。
見積もりで聞くべきなのは、資格名ではなく次の2つです。
- ガス栓を動かす工事が入るか(入るなら、見積もりに含まれているか)
- 当日の施工を、誰がどの資格で行うか(下請けに出す場合を含む)
また、「10年保証」を売りにしている業者も多いですが、見るべきは年数ではなく「何が対象か」「誰が保証するのか」「いつから数えるのか」の3点です。本体の保証なのか工事の保証なのか、メーカーが出すのか工事店が出すのかで、中身はまったく違います。
さらに、保証期間内でも、補修用の部品がなければ修理はできません。部品の保有期間は買った日ではなく、その品番の製造が打ち切られた日から数えます。リンナイのビルトイン式ガスこんろの整備用部品は、製造打ち切り後10年です。
だから「何年保証か」だけを見比べても、判断材料にはなりません。保証書の対象範囲と、部品の保有期間は別の話です。
こうした背景から、コンロ交換を任せる業者選びは慎重に行うことが大切です。具体的には以下の点を確認するようにしましょう。
ガス栓を動かす工事の有無と見積もりへの計上、当日の施工を行う人の資格、保証の対象範囲と主体、既存コンロの取り外しと処分が含まれるか。この4つは、どの業者に聞いても同じ基準で比べられます。
なお、ビルトインコンロの交換に水道工事は伴わないので、「指定給水装置工事事業者」の登録はここでは判断材料になりません。(トイレや食洗機の交換なら必要な登録です)
コンロ交換は信頼できる業者に依頼しよう
関東圏で都市ガスをお使いなら、東京ガスの機器交換サービスが候補になります。申し込みから工事まで一社で完結し、工事は東京ガスの審査を通った認定施工会社が担当します。保証を出す主体がはっきりしていることは、上の3点を確かめるうえでは見やすいところです。
コンロ本体をどの機種にするかも大切ですが、「どこに頼むか」もそれと同じくらい重要な判断です。多少コストがかかっても、信頼性の高い業者に依頼することが、長い目で見た安心につながります。
まとめ:センスとマイトーン、どちらを選ぶべきか
リンナイのセンスとマイトーンの違いを改めておさらいすると、大きく3点の違いがあります。
天板の幅は、センスが60cmのみ、マイトーンが60cmと75cm。天板の種類は、センスがプレミアムガラスコート1色、マイトーンがガラストップとプレミアムガラスコートの5色。付属品は、センスがココットプレート別売、マイトーンが標準搭載です。
グリルの自動調理・温度調節・揺れピタ・アプリ対応は、どちらにもあります。ここを違いとして説明している記事を見かけますが、公式の仕様では分かれていません。
希望小売価格の差は43,120円です。一万円前後という前提で比べると、判断を誤ります。
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