ノーリツ プログレのキャセロールとプレートパンの違いとは?マルチグリルでパンを焼く方法を徹底解説
この記事を読むと分かること
- ノーリツ プログレのマルチグリル専用容器(キャセロールとプレートパン)の違いと、付属か別売か
- マルチグリルでパンを焼く際の違いと仕上がりの違い
- 初心者でも失敗しないグリルでのパン焼きのコツと焼き上がりを良くするポイント
ノーリツ プログレのマルチグリルを使っているけど、キャセロールとプレートパンの違いが分からないという方へ
ノーリツのビルトインガスコンロ「プログレ(Progre)」のマルチグリルは、専用容器を入れて使う設計です。その専用容器に「プレートパン」と「キャセロール」の2種類があり、どちらを使うかで仕上がりが変わります。
なお、どちらが付属し、どちらが別売かは型式で違います。ノーリツ公式のプログレ商品ページには別売品として「プレートパンL DP0163 希望小売価格 8,250円(税込)」が載っています(2026年9月12日確認)。手元の付属品は取扱説明書で確かめてください。
この記事では、両者の素材・形状・用途の違いを分かりやすく説明し、特にパンを焼く場合にどちらが向いているかを具体的に解説します。
ノーリツ プログレのマルチグリルとは
プログレの最大の差別化ポイントは「マルチグリル」の搭載です。マルチグリルとは、グリル庫内に上下のバーナーが搭載され、上下両方から強火力で加熱できる機構です。基本的には専用容器(プレートパンやキャセロール)をセットして使います。
通常の魚焼きグリルと大きく違うのは、専用容器を使うことで調理モードが広がる点です。ノーリツ公式は「専用容器を使い、14通りの調理モードに対応」として、次を挙げています(2026年9月12日確認)。
焼く/あたため/解凍焼き上げ/ノンフライ/冷凍食品/煮る/蒸す/炊飯/無水調理/低温調理/パン発酵焼き上げ/パン/燻製
加熱の仕組みは、公式の表現で「上部のバーナーと、温度を細かく見張るセンサー付き下火バーナーで自動調理」です。
プログレマルチグリルの主な特徴
プログレのマルチグリルは、上下あわせて強火力で食材に焼き目をつけ、こんがりと焼き上げつつ旨味を閉じ込める調理が得意です。この機能を最大限に活かせるのが、プレートパンとキャセロールの両方です。
プレートパンとキャセロールの違い
プレートパン(浅型容器)
プレートパンは平型の調理プレートです。底面が平らで深さが浅く、主に「焼く」調理に特化しています。庫内の上下からの加熱が通りやすく、食材に均一な焼き目をつけたい場合に適しています。
パンを焼く場合はこちらが適しています。パン生地をプレートパンに直接置いて焼くことで、香ばしい焼き目と、外はカリッと中はもっちりとした食感を作ることができます。(「波型のプレートパン」という説明を見かけることがありますが、ノーリツ公式のプログレのページに「波型」の記載はありません。2026年9月12日確認。)
プレートパンが得意な調理: パン・ピザ・クレープ・焼き魚・肉焼き・野菜・焼き菓子など「焼き目をつけて仕上げたい料理」全般
キャセロール(深型容器)
キャセロールはフタ付きの深型容器です。深さがあることで汁気のある調理や、煮込みなど蒸し・蒸し焼き調理に向いています。フタを使うことで庫内に蒸気を充満させる効果が生まれ、食材がしっとりやわらかく仕上がります。
キャセロールを使うとパン生地の発酵までできるという特徴もありますが、香ばしい焼き目を仕上げる場合はプレートパンの方が得意です。
キャセロールが得意な調理: 蒸し料理・炒め煮・煮込み・スープ・しゃぶしゃぶなど「汁物を使った調理・蒸し調理」全般
パンを焼くならどちら?違いを分かりやすく解説
パンをマルチグリルで焼く場合、両者は異なる仕上がりになります。
プレートパンで焼いた場合の仕上がり
パンの表面が高温の上下火に直接さらされるため、外側がカリッと焼けて香ばしく仕上がります。食事パンやフォカッチャなど、カリッとした焼き目を求めるパンに向いています。切り込み面が外に出る形にすることで、おしゃれな仕上がりになるのもプレートパンの得意技です。
キャセロールで焼いた場合の仕上がり
フタの中で蒸気が充満し、パン内部に湿気が行き渡ります。そのため、グリルで発酵させるパンや、蒸しパンなど湿気を持たせたいもっちり系のパンに向いています。外側がサクッと仕上がり、中身がしっとりやわらかいテクスチャを作りたい場合に最適です。
まとめると、カリッとした焼き目が欲しい場合はプレートパン、もっちり・しっとりな仕上がりを求める場合はキャセロールと考えると分かりやすいです。
具体的なパン焼きの手順とコツ
プレートパンでパンを焼く手順
ベーシックな手順は以下の通りです。
- パン(またはパン生地)をプレートパンに置く
- プレートパンをマルチグリルにセットする
- 「焼く」モードで加熱する
加熱時間は機種とメニューで変わるので、ここでは分数を断定しません。オートメニューに入っているものは自動で止まるので、まずは取扱説明書のメニュー表を見てください。
仕組みだけははっきりしています。マルチグリルは上部バーナーと下火バーナーの両方で加熱するので(ノーリツ公式)、途中でひっくり返す必要がありません。冷凍パンのあたため直しには「解凍焼き上げ」という専用モードが用意されています。
キャセロールでパン生地を発酵させる場合
ノーリツ公式の14モードの中に「パン発酵焼き上げ」があります。名前のとおり、発酵と焼き上げを続けて行うモードで、途中でオーブンに移す必要がありません(別に「パン」モードもあります)。使う容器と生地量は取扱説明書のメニュー表に従ってください。
買う前に確かめておきたいこと
容器の置き場所
マルチグリルは専用容器を入れて使う設計なので、容器はグリルの幅いっぱいの大きさがあります。フタ付きのキャセロールはさらに高さも出ます。鍋やフライパンと同じ扱いで引き出しにしまうことになるので、コンロ下の収納に空きがあるかを先に見ておくと、後で困りません。
付属か別売か
前述のとおり、プレートパンL(DP0163)はノーリツ公式のページでは別売品として案内されています(8,250円税込・2026年9月12日確認)。「2種類とも入っているはず」と思い込まず、見積もりの段階で付属品の一覧を出してもらってください。
価格帯
プログレの希望小売価格は、ガラストップで60cm 375,540円/75cm 381,590円、アルミトップ(ラックリーナ)で60cm 393,800円/75cm 399,850円です(いずれも税込・ノーリツ公式・2026年9月12日確認)。
マルチグリルが効くのは、どんな使い方か
公式の14モードを見ると、「グリルで魚を焼く」以外の用途が大半を占めています(煮る・蒸す・炊飯・無水調理・低温調理・燻製・パン)。つまりマルチグリルは、グリルをもう一つの加熱器として使う人に向いています。
逆に、グリルを魚焼きにしか使わないのであれば、この価格差を回収する場面がほとんどありません。購入前に、上の14モードのうち自分が実際に使うものを数えてみてください。3つ以上浮かぶなら、十分に元が取れる機能です。
ただし、プログレはノーリツの現行ラインアップで最上位に当たります。マルチグリルを使わないのなら、オルシェ・ネスト・ミッケ・ファミなど、同じノーリツの下位シリーズを見るのが筋です。(よく並べられる「ピアット」はノーリツのシリーズではなく、グループ会社ハーマンの商品です。2026年9月12日時点で、ノーリツ公式のビルトインコンロ一覧にピアットはありません。)
コンロ交換の際に気をつけたいこと
必要な資格は、工事の中身とガスの種類で変わります。いまあるガス栓に同じ位置でつなぎ替えるだけなら、専用の資格は要りません。ガス栓の位置を動かす、配管を分岐するといった工事が入るときに資格の話になります。なお、簡易内管施工士はガス事業者などの認定で、国家資格ではありません。「資格があるか」ではなく「うちの工事で必要な資格は何ですか」と聞くのが確実です。
東京ガスの機器交換を使う場合は、対応エリアが市区町村単位で、しかも商品ごとに決まっています(公式も「対応エリアは商品によって異なります」と明記)。ガスの供給エリアとは別物なので、郵便番号でコンロが対象に入っているかを確かめてから申し込んでください。
まとめ:プレートパンとキャセロールの使い分けを意識するだけでマルチグリルがもっと楽しくなる
ノーリツ プログレのマルチグリルで使うプレートパンとキャセロールは、調理の用途が明確に分かれています。「焼く」調理が目的のパン焼きの場合はプレートパン、「蒸す・発酵させる・やわらかく仕上げる」場合はキャセロールの選択が高品質な仕上がりにつながります。
どちらの容器も使えるノーリツのプログレは、グリル料理の幅を広げたい方にとって満足度の高い選択肢です。購入前に両者の特徴を理解し、収納スペースも確保した上で活用しましょう。
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