パールクリスタルが割れる・ヒビが入ったときの応急処置と修理・交換の判断基準
[!note] この記事を読むと分かること
- パールクリスタル(ホーロー天板)が割れる・ヒビが入る原因がわかる
- ヒビや欠けが生じたときの応急処置とリスクがわかる
- 修理・補修・天板交換の判断基準がわかる
パールクリスタルとはどんな素材か
ノーリツのガスコンロに採用されているパールクリスタルは、鉄やスチール製の下地にガラス質の釉薬(ほうろう)を焼き付けたホーロー製天板です。ホーローはガラスの表面コーティングを持っているため、見た目の美しさと耐汚染性を兼ね備えていますが、「ガラスを焼き付けたもの」という性質上、強い衝撃が加わると割れる・ヒビが入るリスクがあります。
「コンロの天板が割れた」「ヒビのような亀裂が入っている」という状況に突然直面した方は、このまま使い続けてよいのか、修理が必要なのか、どう対処すべきかが気になると思います。この記事ではその疑問にお答えします。
パールクリスタルが割れる・ヒビが入る原因
衝撃による破損
最も多い原因は、鍋やフライパン・食器などの硬い物をコンロ天板に落としてしまった衝撃です。ホーローはガラス質のコーティングが施されているため、衝撃に対してはガラスと同様の弱さがあります。特に角が尖ったものを落とした場合、その部分にピンポイントの衝撃が集中してヒビや欠けが生じやすいです。
急激な温度変化
熱い鍋がある天板に急に冷水をかけたり、冷えた天板に急に高温の鍋を置いたりすることで、熱膨張・収縮の差によってガラス質のコーティングが割れる「熱衝撃」が起きることがあります。炎で直接天板を温めることは通常ないですが、料理中の不意な水の飛び散りなどが原因になることもあります。
長年の使用による経年劣化
長期使用によりホーローの表面が微細な傷の蓄積で弱くなり、ある日突然ヒビが入ることもあります。10年以上使っているコンロで発生するケースが多いです。
ヒビや割れがある状態で使い続けるとどうなるか
ヒビや欠けが生じた部分から水分・油・食材が侵入し、下地の金属(鉄)が錆びていきます。最初は小さなヒビでも、サビが進行すると内部からホーローが浮き上がり、ヒビや剥がれが広がっていきます。
また、ヒビの部分に鋭い断面が露出している場合、調理中に手を切るリスクもあります。加えて、使用を続けることで亀裂が広がり、最終的には天板の機能を損なう可能性があります。
小さな欠けやヒビでも、早めに対処することが天板の寿命を延ばすことにつながります。
応急処置:補修剤による修復
小さなヒビや欠けであれば、市販のホーロー補修剤(防水性エポキシ補修剤)を使ったDIY修復が可能です。
補修手順の基本
欠けた部分に錆びが発生している場合は、サンドペーパーなどで錆びを取り除いてから補修します。補修剤の主剤と硬化剤を混合して欠け部分に充填し、乾燥させます。ホームセンターで500円前後から購入できる補修キットが利用できます。
ただし、DIYによる補修はあくまで応急処置です。強度や耐熱性の保証はなく、仕上がりや耐久性においてメーカー修理には及びません。また、補修剤の耐熱温度がコンロの使用温度に対応しているか確認することが重要です。
補修後の注意点
補修部分は元のホーローほどの強度はないため、その部分に鍋を直接当てたり強い力をかけないよう注意してください。補修後も定期的にその部分を確認し、サビや剥がれが進行していないか確認しましょう。
修理・天板交換の判断基準
DIY補修では対応できないケースや、専門家による修理・交換が必要なケースもあります。
ヒビが天板の広い範囲に広がっている、複数のヒビが入っている、割れた箇所に穴が開いているなどの状態では、補修剤では対応が難しく、天板そのものの交換が必要です。
また、コンロの使用年数が10年以上の場合は、天板の交換ではなくコンロ本体の買い替えを検討するのが賢明です。部品の供給が終了している場合、天板単体での交換修理ができないケースもあります。
メーカーに問い合わせる場合は、コンロの型番・製造年を確認した上で、サポートセンターに相談してください。ノーリツのサービスセンターでは、天板交換の相談が可能です。
天板のサビを放置してはいけない理由
ヒビから侵入した水分でサビが進行すると、ホーロー表面が内側から押し上げられて浮きや剥がれが広がります。一度サビが内部に広がると、表面補修だけでは解決できなくなります。
また、サビが発生した部分で調理した食材への影響を懸念する方もいます。直接食材がサビに触れることは避けるべきであり、傷・欠け・ヒビがある部分での調理は慎重に対応してください。
まとめ
パールクリスタル(ホーロー天板)が割れる・ヒビが入る主な原因は衝撃と急激な温度変化です。小さな欠けやヒビはホーロー補修剤でDIY対応できますが、広範囲の割れや穴が開いている場合は天板交換が必要です。ヒビを放置するとサビが進行し被害が拡大するため、早めの対処が重要です。コンロの使用年数が10年超の場合は、コンロ本体の交換も検討することをおすすめします。
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