ノーリツキャセロールでパンを焼く方法|マルチグリル活用レシピと使い方のコツ
この記事を読むと分かること
- ノーリツのキャセロールを使ったパンの焼き方と基本レシピ
- マルチグリルとキャセロールの使い分け・活用のコツ
- グリルでパンを焼くメリットと失敗しないためのポイント
ノーリツのキャセロールとは?マルチグリルとの関係を整理しよう
「キャセロール」という言葉を聞いて、ピンとくる方はどれくらいいるでしょうか。もともとキャセロールはフランス語で「深型の鍋」を意味し、オーブン調理にも対応した耐熱容器のことを指します。ノーリツのガスコンロ「プログレシリーズ」で使う「マルチグリル用キャセロール」は、グリル庫内に入れて使う専用の深型調理容器です。ノーリツ公式の性能早見表では、プログレ(マルチグリルタイプ)の専用容器として「波型プレートパンLグラネ」と「キャセロールL」が付属し、「プレートパンL」と「油はねガードL」が別売です(2026年9月12日時点・ノーリツ公式より)。製品ページの別売品欄にはプレートパンLだけが載っていますが、これは別売品の一覧で、付属品の一覧ではありません。
ノーリツのマルチグリルは、従来の「魚を焼くだけ」のグリルとは一線を画す多機能グリルです。「煮る」「蒸す」「ノンフライ」「あたため」など12の調理モードを持ち(2026年9月時点・ノーリツ公式の性能早見表)、専用の調理容器と組み合わせることでさらに料理の幅が広がります。
その専用容器のひとつが「キャセロール(深型)」です。ふた付きの深型容器で、公式が使い道として挙げているのは、炊飯・煮る・蒸す・無水調理・パン発酵焼き上げ・燻製・低温調理です(2026年9月時点・ノーリツ公式より)。ノーリツでマルチグリルを積んでいるのはプログレだけなので、パンを焼けるのはプログレを使っている場合です。
ノーリツのキャセロールでパンを焼くメリット
オーブンがなくても本格パンが焼ける
キャセロールを使ったグリルでのパン焼きの最大のメリットは、オーブンを持っていなくてもパンが焼けることです。マルチグリルは、上部のバーナーと、温度センサー付きの下火バーナーで専用容器を加熱します(ノーリツ公式)。
公式はキャセロールの使い道に「パン発酵焼き上げ」を挙げており、発酵から焼き上げまでをグリルで行えます。なお、専用容器をセットしていないとグリルは点火しません(公式の「プレートルック機能」)。市販の耐熱皿だけを入れて焼く使い方はできません。
余分な油を使わずヘルシーに
キャセロールで調理する際、グリルの熱が上下から均一に当たるため、食材自体の熱がムラなく通ります。パンを焼く際も余分な油が不要なケースが多く、ヘルシーな仕上がりになります。
キャセロールを使ったパンの基本的な焼き方
基本レシピ:シンプルな丸パン
キャセロールで作れる基本のパンレシピをご紹介します。マルチグリルの「パン発酵焼き上げ」を使います。
材料(キャセロール1個分)
- 強力粉:200g
- 砂糖:16g
- 塩:3g
- インスタントドライイースト:3g
- バター:16g
- 水またはぬるま湯:130ml程度
手順
- ボウルに強力粉・砂糖・塩・インスタントドライイーストを入れて混ぜ、ぬるま湯を加えてひとまとめにする
- バターを加えて10〜15分こね、表面がなめらかになったら丸めてラップをかけ、一次発酵(約1時間)させる
- 発酵した生地を8等分にして丸め、キャセロール内にオーブンシートを敷いて並べる
- キャセロールにふたをしてグリルにセットし、「パン発酵焼き上げ」で二次発酵から焼き上げまで行う
- 設定の時間と生地の量は、取扱説明書かノーリツ公式のレシピサイト「毎日グリル部」の目安に合わせる
焼き時間はコンロのモデルやパンの大きさによって異なるため、最初は様子を見ながら調整してください。
冷凍パン・市販のパン生地を使う場合
市販の冷凍パンを温めるなら、キャセロールではなく浅型のプレートパンの担当です。公式はプレートパンの使い道に「解凍焼き上げ」「あたため」「冷凍食品」を挙げています(2026年9月時点・ノーリツ公式より)。
加熱時間は商品の大きさで変わるので、短めに設定して途中で様子を見てください。手軽にグリルでパンを楽しみたい方に向いた方法です。
キャセロールでできる他のレシピ
公式のレシピサイトを使う
ノーリツ公式のレシピサイト「毎日グリル部」に、マルチグリルのレシピがまとまっています。どの容器とモードを使うかはレシピごとに書かれているので、作りたい料理の名前で探してください。
煮込み料理
深型のキャセロールは蓋付きなので、煮込み料理にも大活躍します。グリルの「煮る」モードで、カレーやシチュー、ポトフなども作ることができます。コンロで他の調理をしながら並行してグリルで煮込みができるため、時短調理にもつながります。
蒸し料理
「蒸す」モードと組み合わせることで、野菜の蒸し料理や茶わん蒸し、温泉卵なども作れます。キャセロールひとつで煮る・蒸す・炊飯まで受け持てます。
キャセロールを使う際の注意点
対応機種を確認する
マルチグリル用キャセロールは、マルチグリル搭載モデル専用の容器です。ノーリツでマルチグリルを積んでいるのはプログレだけです(2026年9月時点・ノーリツ公式「プログレだけのマルチグリル」)。全てのノーリツコンロで使えるわけではありませんので、まず自宅のコンロの型番を確認しましょう。
取扱説明書またはノーリツの公式サイトで、型番から対応オプションを確認できます。
マルチグリルに対応していないコンロでも、パンを焼くこと自体をあきらめる必要はありません。一般的な魚焼きグリルで焼くときの手順とコツは、ガスコンロのグリルでパンは焼ける?魚焼きグリルをトースター代わりに使う方法とコツにまとめています。
キャセロールのお手入れ
キャセロールはグリル庫内で使う容器なので、使用後は食器と同様に洗剤で洗ってください。コーティングが施されているタイプもあるため、金属製のたわしや研磨剤入りクレンザーの使用は避け、柔らかいスポンジで洗うことを推奨します。
また、キャセロールをグリルに入れる際は、グリルの内壁や天井に触れないよう注意しましょう。接触したまま加熱すると、故障や焦げの原因になります。
焼き加減の調整が必要
モードで自動調理できるとはいえ、パンの種類や量によって焼き加減が変わります。最初の数回は途中で様子を確認しながら調整するのがおすすめです。
焼き色が浅い場合は時間を延ばし、焦げやすい場合はアルミホイルを使って表面を覆うといった工夫も有効です。
グリル機能を活かすコンロ選びが大切
マルチグリルのようなグリル付きコンロを最大限活用するには、まず高機能なビルトインコンロを選ぶことが重要です。そして、コンロの選び方と同様に大切なのが「どの業者に取り付けを依頼するか」です。
ガスコンロの設置には、少なくとも有資格者による適切な施工体制が必要です。資格や必要要件は工事内容・ガス種(都市ガス/LPガス)・所轄ガス会社のルールで異なるため、依頼前に確認しましょう。体制が不明確な業者に頼むと、ガス漏れなどの深刻な事故につながるリスクがあります。また「10年保証」を売りにする業者も多いですが、保証期間と部品の供給期間は別ものです。ノーリツは補修用性能部品の保有期間を製造打ち切り後5年、リンナイはビルトイン式ガスこんろの整備用部品を製造打ち切り後10年としています(各社公式・2026年9月確認)。起算は、買った日ではなく、その機種の製造が打ち切られた日です。
確かめるべきは保証年数の長さよりも、保証の窓口がどこにあるか、部品の供給期間がいつまでか、施工資格を組織として確かめているかの3つです。この3つをサイトで公開している業者を最初の候補にすれば、比べる手間が減ります。
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