ココットプレートで餃子を焼くコツ|グリルでパリパリに仕上げる手順と、フライパンとの違い
この記事を読むと分かること
- ココットプレート(リンナイのグリル専用プレート)を使った餃子の正しい焼き方と失敗しないコツ
- グリルで餃子を焼くメリットとデメリット・フライパンとの違いを正直に比較
- ココットプレートを活用した応用レシピと日々のお手入れ方法
「せっかくココットプレートを買ったのに、餃子がくっついてしまった」「グリルで餃子を焼こうとしたけど、うまくいかなかった」——リンナイのグリル専用プレート「ココットプレート」(機種によって付属するものと、別売で買うものがあります)で餃子を焼こうとして、こんな経験をした方は意外と多いのではないでしょうか。
グリルで餃子を焼くというのは一見シンプルに思えますが、フライパンとはまったく異なる調理環境を理解しないと、皮がくっついたり、中が生焼けになったりと失敗しやすいのです。
この記事では、ココットプレートで餃子をパリパリに仕上げるための正しい焼き方と失敗しないコツを詳しく解説します。また、グリルで餃子を焼くことのメリット・デメリットや、応用レシピ、プレートのお手入れ方法まで網羅的にご説明します。
ココットプレートとは?基本情報と特徴
まず、ココットプレートについての基礎知識を整理しておきましょう。
ココットプレートは、リンナイのビルトインガスコンロに対応したグリル専用の調理プレートです。グリル庫内の焼き網の代わりに使うことで、プレートの上でさまざまな食材を焼けます。
リンナイのグリル専用の調理器具は「ココットシリーズ」としてまとめられていて、ココット、ココットダッチオーブン、ココットプレート、ザ・ココットがあります。「グラン」という名前のタイプはリンナイにはありません。深さのある「ラ・クックグラン」はパロマの製品で、パロマ製ガスコンロ専用の別売容器です。混同しないでください(2026年9月11日にリンナイ公式とパロマ公式で確認)。
ココットプレートについて、リンナイの公式ページが書いているのは次の3つです。スリットの入ったフタから直火が届くこと、ムラなく熱が伝わるアルミ素材であること、そしてさんまがまるごと入る大きさでピザも切らずに焼けること。
使う最大のメリットは、グリル庫内を汚さずに調理できる点です。公式も「計算されたスリットによってグリル庫内に油を飛ばさずキレイな状態が長続きする」「油汚れを防ぐことで庫内に残るニオイも解消する」と書いています。毎回のグリル掃除が大変だと感じている方に向いた道具です。
対応機種はコンロのシリーズごとに違います。リンナイ公式に「ココットプレートの対応機種はこちらでご確認ください」というページがあるので、型番を控えてそちらで確かめてください。
ココットプレートで餃子を焼く前に知っておくこと
餃子を焼く前に、グリルとフライパンの根本的な違いを理解しておくことが大切です。これを知らないままでは、うまく焼けない理由も分からず、試行錯誤の繰り返しになってしまいます。
フライパンとグリルの加熱方式の違い
フライパンでの餃子調理は「下からの加熱」が基本です。底面を焼き色が付くまで加熱してから水を加えて蒸し焼きにし、最後に水分を飛ばして底をカリッとさせます。
一方、ガスコンロのグリルは「上下からの加熱」が基本です。グリル庫内は上部のバーナーと下部からの輻射熱で食材を包み込むように加熱します。この環境では、フライパンと同じような「蒸し焼き」の工程をそのまま再現しようとすると、水の量や蒸発タイミングのコントロールが難しくなります。
グリルでの餃子焼きの特徴
グリル調理では全面から熱が当たるため、餃子の底面だけでなく、上面にも焼き色が付きます。フライパンでは「底はカリカリ、上は蒸されてしっとり」という仕上がりになりますが、グリルでは「全体的にカリッと香ばしい」仕上がりになります。
この特性を活かすには、フライパン焼きとは異なる手順とコツが必要です。
ココットプレートで餃子をパリパリに焼く方法
それでは、実際の焼き方をステップごとに解説します。
事前準備
まず、ココットプレートに薄く油を引きます。フッ素樹脂コーティングがされていますが、餃子はでんぷん質を多く含むため、油を引かないとくっつきやすくなります。シリコン系のはけやキッチンペーパーを使って均一に薄く塗りましょう。
グリルは事前に予熱することが重要です。グリルを1〜2分予熱してからプレートをセットすることで、プレートが十分に温まり、焼き色が均一につきやすくなります。
餃子の並べ方
餃子同士が重ならないよう、適度な間隔を空けて並べます。一般的なココットプレートのサイズでは、12〜15個程度が一度に焼ける目安です。
冷凍餃子の場合は解凍せずそのままで構いません。市販の冷凍餃子は凍ったままグリルに入れる方が、皮がくっつきにくいことが多いです。
焼き方の手順
ステップ1: 底面を焼く
ふたを閉めた状態でグリルに入れ、中〜強火で3〜4分焼きます。この段階で底面に焼き色をつけることがポイントです。
ステップ2: 水を少量加えて蒸し焼き
底面に焼き色が付いたら、プレートに大さじ2〜3程度の熱湯を加えます(水ではなく熱湯を使うのが重要で、温度が下がって蒸気が発生しにくくなるのを防ぎます)。すぐにふたをして、さらに3〜4分蒸し焼きにします。
ステップ3: 水分を飛ばして仕上げ
蒸し焼きが終わったらふたを外し、グリルに入れたまま1〜2分加熱して水分を飛ばします。これによってパリッとした仕上がりになります。
ステップ4: 確認と取り出し
焼き色を確認し、底面がきつね色になっていればOKです。ココットプレートは高温になっているため、取り出す際は必ず耐熱グローブを使用してください。
焦げ付き防止のポイント
ココットプレートで餃子がくっつく原因の多くは「油不足」か「予熱不足」です。フッ素樹脂コーティングがあるとはいえ、餃子のでんぷん質は非常にくっつきやすいため、油は必ず引いてください。また、プレートが十分に熱くなっていない状態で餃子を置くと、逆にくっつきやすくなります。
グリルで餃子を焼くメリット4選
グリルでの餃子焼きには、フライパンにはないメリットがあります。
① 全面からの加熱でムラなく焼ける
フライパンでは底面と上面(蒸し焼き)で熱の当たり方が異なりますが、グリルでは上下四方からの輻射熱で均一に加熱されます。皮全体がパリッと仕上がるのはグリル焼きならではの特徴です。
② グリル庫内の汚れを最小限に抑えられる
ココットプレートのふたが油の飛びはねを防ぐため、グリル庫内がほとんど汚れません。後片付けの手間が大幅に削減されます。
③ 大量に焼ける
フライパンは径の都合で一度に焼ける量に限りがありますが、ココットプレートを使えば一度に12〜15個を効率よく焼けます。家族分の餃子をまとめて作りたいときに便利です。
④ コンロが別の調理に使える
グリルを使って餃子を焼いている間、コンロのバーナーを別の料理(スープや副菜)に使うことができます。同時調理による時短効果は大きなメリットです。
グリルで餃子を焼くデメリット3選(正直にお伝えします)
公平に見て、デメリットも正直にお伝えします。
① 水の量・タイミング調整が難しい
フライパンと違い、グリル内で水を加えるタイミングや量のコントロールが難しいです。水が少なすぎると皮が固くなりすぎ、多すぎると蒸らしすぎで皮がベタベタになります。最初の数回はうまくいかないこともあり、慣れが必要です。
② プレートが重い
ココットプレートはアルミ素材で、それなりの重さがあります。特にふたと合わせると取り扱いが大変と感じる方もいます。高温になったプレートの取り扱いには十分な注意が必要です。
③ フライパンとは仕上がりが異なる
「フライパンで焼いた底がカリカリでジューシーな餃子」と同じものを求めると少し違いを感じるかもしれません。グリル焼きは「全体がカリッとした仕上がり」になるため、どちらが好みかは人によって分かれます。
買う前に確かめておくこと
口コミを並べる代わりに、自分で確かめられることを書きます。どれも公式サイトか商品の箱で分かります。
- 手元のコンロが対応機種に入っているか。リンナイ公式に対応機種のページがあります。型番はコンロの前面や取扱説明書に書かれています
- フタが付いてくるか。スリットの入ったフタが、油の飛び散りを止める仕組みの中心です
- 重さ。アルミ製で、フタと合わせるとそれなりの重さがあります。熱いまま出し入れするので、耐熱グローブが要ります
- 食洗機に入れてよいか。製品によって違うので取扱説明書で確認してください
最初の数回は水の量と時間の加減がつかめないことがあります。1回で決めず、2〜3回試せる日に始めるのが無難です。
ココットプレートで餃子以外に作れる料理
ココットプレートの活用は餃子だけにとどまりません。
焼き魚はもちろん、野菜のグリル焼き、チーズ焼き、ピザ(市販の冷凍ピザ)、ホットサンド、グラタン、さらには焼き菓子まで幅広い料理に使えます。グリルをひんぱんに使うようになると、調理のバリエーションが広がるだけでなく、コンロ全体の利用効率も上がります。
リンナイの公式レシピサイト「スマイルクッキング(Smile Cookin')」では、ココットプレートを使ったレシピが公開されています(2026年9月11日時点で全635レシピ)。餃子以外のメニューも試してみてください。
ココットプレートのお手入れ方法
ココットプレートのお手入れはシンプルです。使用後に粗熱が取れたら、柔らかいスポンジと中性洗剤で洗います。フッ素樹脂コーティングがあるため汚れが落ちやすく、さっと洗うだけでほとんどの汚れが取れます。
注意点として、フッ素樹脂コーティングを傷める道具(スチールたわし・研磨剤入りクレンザー・金属製のへら)は使用禁止です。また、急冷(熱いまま冷水に浸ける)も変形の原因になるため避けてください。
食洗機の使用については、製品によって対応の有無が異なります。取扱説明書で確認してから使用してください。
ガスコンロの交換を検討しているなら東京ガスの機器交換へ
ココットプレートをフル活用するためには、対応するビルトインガスコンロが必要です。もし現在のコンロの買い替えを検討しているなら、交換業者の選び方も重要なポイントです。
候補のひとつが東京ガスの機器交換です。東証プライム上場の東京ガス株式会社が提供していて、施工は同社の審査を通過した認定施工会社が担当します。
対応エリアは、ガスの供給エリアとは別物です。東京ガスは「対応エリアは商品によって異なります」と案内していて、市区町村の単位で決まります。関東だから使える、とは限りません。申し込む前に公式サイトで住所を入れて確かめてください。
「10年保証」を売りにしている業者もありますが、保証は年数ではなく範囲で見てください。何が対象で何が対象外か、出張費と部品代が含まれるかは会社ごとに違います。あわせて、メーカーが出している数字も見ておくと判断しやすくなります。リンナイはビルトインこんろについて、設計上の標準使用期間を製造から10年、整備用部品の保有期間を製造打ち切り後10年としています。どちらも買った日が起点ではありません。
まとめ:ココットプレートで餃子をパリパリに焼くコツ
ココットプレートで餃子を美味しく焼くためのポイントを最後にまとめます。
グリル予熱→プレートに薄く油を引く→底面を3〜4分焼く→熱湯を少量加えてふたをして蒸し焼き3〜4分→ふたを外して水分を飛ばして仕上げ、という流れが基本です。最初は加減が難しいかもしれませんが、2〜3回試せばコツがつかめてきます。
フライパンとは異なる「全体がパリッとした仕上がり」がグリル焼き餃子の魅力です。ぜひ挑戦してみてください。そして、コンロの交換を検討している方は、東京ガスの機器交換が自分の住所で使えるかを公式サイトで確かめたうえで、リンナイのビルトインコンロについて相談してみてください。
ガスコンロ交換おすすめサービス一覧
東京ガスの機器交換
東証プライム上場の東京ガス株式会社が運営しているサービスです。Web専用のオンライン販売に絞って価格を抑えていて、施工は東京ガスの審査を通過した認定施工会社が担当します。対応エリアは商品ごとに決まるので、公式サイトで確認してください。
ガスコンロの交換はこちら