リンナイ ザ・ココットのデメリット「重い」は本当?実際の重さと使い勝手を徹底解説
この記事を読むと分かること
- ザ・ココットの実際の重さと、重く感じやすい場面がわかる
- 重さ以外の注意すべきデメリットと対処法がわかる
- 購入前に確認すべきチェックポイントがわかる
ザ・ココットとは?グリルでもコンロでも使える万能鍋
リンナイの調理器具「ザ・ココット」は、グリル庫内での加熱はもちろん、コンロの上に置いてのオート調理まで幅広く対応できる多機能鍋です。リンナイ公式ストア(Rinnai Style)の仕様欄に書かれている素材はアルミだけで、コーティングの種類は記載されていません(2026年9月11日確認)。
ザ・ココットはグリル庫内だけでなく、コンロの上でも使えます。なお「ココットダッチオーブン」という名前の商品はリンナイにはなく、似た名前の別商品は「ダッチオーブンセット」です(2026年10月14日・リンナイ公式で確認)。無水調理について公式は「フタと容器のすき間に入り込んだ水分がシール状になり、素材のうま味をとじ込めます」と説明しています(2026年9月11日確認)。
そのまま食卓に出せるスタイリッシュなデザインも人気の理由のひとつです。グリルから取り出してそのままテーブルに置けるため、食事の準備がぐっと楽になります。
「重い」は本当?ザ・ココットの実際の重さを検証
ザ・ココットを購入検討する際に多く見られる疑問が、「重いのではないか」というものです。実際のところはどうなのでしょうか。
リンナイ公式ストアの仕様欄では、ザ・ココット(RBO-TCV-1)の重量は1.7kg、容量は2,470mL、サイズは高さ110×幅228×奥行272mm(蓋の取っ手を含む)と書かれています(2026年9月11日確認)。
2024年8月20日発売の「ザ・ココット ラウンド」は容量が3.1Lに増えましたが、重さは同じ 1.7kg です。「新しいほうが軽い」という関係にはなっていません。
とはいえ、「重い」と感じる場面があることも事実です。特に次のような状況では重さが気になりやすいです。
グリルからの取り出し時が最も注意が必要
調理後にグリル庫内から取り出す際、鍋の中に食材と汁が入った状態では当然ながら重くなります。たとえば煮込み料理を作った場合、食材込みで2〜3kgになることもあります。しかもグリル庫は腰をかがめた低い位置にありますが、鍋は高温になっているため、ミトンを装着した状態での取り出しになります。この状況での重さは、使い慣れていない方には少し不安を感じるかもしれません。
毎回の出し入れが習慣化するかどうか
頻繁に使う方にとっては、1.7kgという重さは「ちょうどよい」感覚になっていきます。一方で、あまりグリルを使い慣れていない方にとっては、最初のうちは少し重く感じることがあります。高齢の方や手首の力が弱い方は、この点を購入前に意識しておくとよいでしょう。
ザ・ココットのデメリット5選
リサーチをもとにまとめた、ザ・ココットを使ってみて気になるポイントを5つ紹介します。
デメリット①:使えるコンロが限られる(公式の記載が2つに分かれています)
ザ・ココットは、どのコンロでも同じように使えるわけではありません。ただし「デリシア専用」と言い切れるかというと、リンナイ自身の記載が2つに分かれています。
| 出所 | 記載 |
|---|---|
| リンナイ公式のビルトインコンロ ラインアップ | グリレ(GRILLER)の付属品にも「ザ・ココット」が載っている |
| リンナイ公式ストア(Rinnai Style)の商品ページ | 「対応ガスコンロ」はデリシアのみ |
※ いずれも2026年9月11日に確認。
この食い違いの理由は確かめられていないので、どちらかに寄せずに両方を載せます。自分のコンロで使えるかどうかは、型番を控えて販売店かリンナイに確認してください。
デリシアの場合も、対応する年式が決まっています。公式ストアの商品ページでは、対応は2019年度以降発売のデリシアと、2016〜18年度発売のデリシア(コンロ調理は手動、グリル調理はココットダッチオーブン機能を経由)で、2015年以前のデリシアには使えません。
さらに、専用の固定枠(047-5665000)が無いと使えません。ココット&ココットダッチオーブン用(047-5611000)やココットプレート用(047-5621000)は流用できません。単品を買うときは、固定枠を持っているかを先に確認してください。
デメリット②:価格が高い
リンナイ公式ストアの価格は、RBO-TCV-1(単品)が税込19,800円、RBO-TCV(固定枠付)が税込22,220円です(2026年9月11日確認)。一般的な調理用鍋と比べると高額です。さらにデリシア本体も高価なため、「ザ・ココットを使いたいためにデリシアを選ぶ」という場合は、初期コストが高くなることを覚悟する必要があります。
あくまで「デリシアを購入済みで、追加オプションとして検討している」という方にとっては、料理の幅が広がる投資として納得感がある価格設定といえます。
デメリット③:蓋の取り外しに注意が必要
調理後の蓋は非常に高温になります。取り出す際には必ずミトンや耐熱グローブを使う必要があり、素手で触れると火傷のリスクがあります。
形状上、蓋には取っ手がついているものの、グリル庫内で鍋ごと加熱された後はかなり熱くなるため、取り扱いには慣れが必要です。小さなお子さんがいるご家庭では、特にグリルから取り出した直後の取り扱いに注意が必要です。
デメリット④:調理できるものに制限がある
ザ・ココットは無水調理・低温調理・蒸し調理など多様な調理に対応していますが、万能ではありません。たとえば浅型のものを焼いたり、大量の液体を使う料理には向きません。また、グラタンやお好み焼きのように上から焼き色をつける料理では、ココットの深さが邪魔になることがあります。
「どんな料理でもできる」と期待しすぎると、実際に使ってみて「これはできないのか」と感じる場面が出てくることがあります。得意な料理の種類を事前に把握しておくことが大切です。
デメリット⑤:庫内での様子が見えない
調理中にグリル庫内に入れた状態では、当然ながら鍋の中の様子を確認できません。調理具合を確認しようとすると、いったん庫内から引き出す必要があります。その際、庫内の温度が一時的に下がることになり、調理の仕上がりに影響することがあります。
ザ・ココットのメリット4選
デメリットをお伝えしてきましたが、もちろんザ・ココットには魅力的なポイントが多数あります。
メリット①:料理が格段においしくなる
無水調理により、食材から出る水分だけで加熱できます。公式の表現は「素材のうま味をとじ込めます」で、栄養素の残存量についての記載はありません。水を足さない分だけ味が薄まらない、という理解が実態に近いです。
メリット②:オート調理で手間がかからない
デリシアのコンロ上でザ・ココットを使う場合、センサーが温度を見ながら火力を調整します。付きっきりで火加減を見なくてよいのが実用面での利点です。ただし、コンロから離れてよいという意味ではありません。
メリット③:そのまま食卓に出せるデザイン
スタイリッシュなデザインはキッチンで映えるだけでなく、調理後そのまま鍋敷きの上に置いてテーブルに出せます。盛り付け用の器を使わない分だけ、洗い物も減ります。
メリット④:グリル庫内を汚さずに済む
ふた付きの容器なので、グリルの庫内に油やにおいを飛ばしにくいのが利点です。庫内の掃除がそのぶん減ります。
なお、食洗機で洗えるかどうかは公式に記載がありません(2026年9月11日、リンナイ公式ストアの商品ページとデリシアの製品ページで確認)。手入れの方法は、同梱のレシピブックと取扱説明書のお手入れ欄に従ってください。
購入前に決着をつけておきたい3点
ザ・ココットで買ってから気づきやすいのは、次の3点です。どれも事前に確かめられます。
① 自分のコンロの型番で使えるか
上で見たとおり、リンナイ自身の記載が「グリレにも付属」と「対応はデリシアのみ」で分かれています。デリシアでも年式によっては使えません。型番を控えて問い合わせるのがいちばん早いです。
② 専用の固定枠を持っているか
固定枠(047-5665000)が必要で、他の容器用の枠は流用できません。単品(税込19,800円)と固定枠付き(税込22,220円)の差は2,420円です。
③ 重さが問題になるのはどの場面か
1.7kgという公表値そのものより、食材と汁が入った状態で、低い位置のグリル庫からミトンをして取り出すという場面が問題になります。手首の力に不安がある場合は、コンロ上での使用を中心にする使い方もできます。
ザ・ココットを使いこなすコツ
デメリットを理解した上で、ザ・ココットを最大限活用するためのコツをご紹介します。
調理ごとの重さを意識する
鍋の中身が多いほど重くなります。グリルから取り出す際は食材の量を調整するか、取り出す前に少し具の量を減らしておくと安全です。慣れないうちは少量から始め、徐々に食材の量を増やしていくのがおすすめです。
ミトンは必需品
耐熱グローブや厚手のミトンは必ず用意しておきましょう。グリルから取り出す場面以外にも、コンロ上で使用後の蓋を開ける場面でも役立ちます。シリコン製の耐熱グローブは、掴みやすさと耐熱性のバランスが良くておすすめです。
デリシアのアプリと連携する
デリシアはレシピアプリ「+R RECIPE」に対応しています。ザ・ココットの80℃の低温調理と解凍調理は、アプリから設定するオート調理でしか使えません(2026年10月14日・リンナイ公式のザ・ココット紹介ページで確認)。低温調理はコンロ上の小バーナーで、フタをせずに使います。
得意料理を覚える
ザ・ココットが特に実力を発揮するのは、煮込み料理・蒸し料理・無水調理です。カレー、シチュー、豚の角煮、野菜スープ、蒸し野菜などは非常においしく仕上がります。逆に、焼き目をつけたい料理や揚げ物には向かないため、得意なジャンルを把握してレパートリーに取り入れていきましょう。
ザ・ココットよりもまずコンロ選びが大切
ザ・ココットのデメリットについて詳しく見てきましたが、実は「ザ・ココットを選ぶ前に、コンロ選びをしっかりしておくことの方が大切」だとしなちくは考えています。
ザ・ココットはあくまで、対応するコンロがあってはじめて使える調理器具です。本体の選択を誤ると、ザ・ココットがあってもオート調理までは使えません。順番としては、コンロ本体を決めてから調理器具を考えるのが確実です。
ガスコンロを選ぶ際にしなちくが特に重視してほしいのが、「誰が交換・設置するか」という問題です。日本ガス機器検査協会(JIA)の一覧では、工事の中身ごとに資格の範囲が分かれています。家庭用ガス機器の設置はガス機器設置スペシャリスト(GSS)、ガス可とう管での接続はガス可とう管接続工事監督者、ガス栓の増設や位置替えは簡易内管施工士(日本ガス協会が交付する資格で、国家資格ではありません)です。
資格名を並べてもらうより、「今回の工事でガス栓を動かしますか」「その工事は誰のどの資格で施工しますか」の2つを聞くほうが確実です。同じ位置のガス栓につなぎ替えるだけなら、簡易内管施工士は要りません。
まとめ:重さへの不安は使えば消える。大切なのは事前確認
ザ・ココットの「重い」というデメリットは、公表値で見れば1.7kgで、使い始めれば慣れる方がほとんどです。ただし食材込みの重さやグリルからの取り出しという状況を考えると、特に高齢の方や力の弱い方は購入前に試してみることをおすすめします。
それ以上に重要なのは、自分のコンロと年式で使えるかという点です。リンナイの記載はラインアップ一覧と公式ストアで分かれており、デリシアでも2015年以前のものには使えません。専用の固定枠も要ります。
「重さは許容範囲かどうか」を確かめるより先に、「自分のコンロの型番で使えるか」「固定枠はあるか」を確認した上で購入を検討してみてください。
ガスコンロ交換おすすめサービス一覧
東京ガスの機器交換
首都圏に都市ガスを供給する東京ガスのサービスで、申し込みから工事まで一社で完結します。Web専用のオンライン販売に絞って価格を抑えており、工事は東京ガスが委託する施工パートナーが担当します(2026年9月20日時点・東京ガス公式より)。
ガスコンロの交換はこちら