ノーリツ プログレのデメリットとは?購入前に知っておくべき欠点と、向く人・向かない人

この記事を読むと分かること
  • ノーリツ プログレのデメリット(液晶操作の手間・ごとくの焼け・別売品・価格)を、メーカー公式の仕様と希望小売価格をもとに整理した結果
  • プログレを選んで満足できる人・後悔しやすい人の違いと、リンナイ デリシアとの違い
  • コンロ交換を頼むときに確かめたい資格と保証のポイント、東京ガスの機器交換の扱い

はじめに:プログレのデメリットを正直に評価する

ノーリツのビルトインガスコンロ「プログレ」は、マルチグリル搭載・液晶パネル操作・自動調理メニュー充実と、機能面でとても評価の高いモデルです。しかし購入を検討している方から「プログレのデメリットは何ですか?」「本当に満足できますか?」という声をよく耳にします。
あなたも「プログレが良さそうだけど、欠点も知ってから判断したい」と感じているのではないでしょうか。この記事では、プログレのリアルなデメリットと口コミの実態を正直にお伝えしながら、プログレを選んで満足できる人・後悔しやすい人の違いも解説します。

ノーリツ プログレとはどんなコンロか

プログレは、ノーリツのビルトインガスコンロでいちばん価格の高いシリーズです。希望小売価格は375,540円〜(税込)で、オルシェ(274,340円〜)やファミ(162,250円〜)より上に位置します(2026年9月6日時点・ノーリツ公式より)。ノーリツのラインアップで「マルチグリル」を積んでいるのはプログレだけです。
プログレの主な特徴は以下の通りです。
  • マルチグリル搭載:上下のバーナーと温度センサーで、専用容器を使って12の調理モード(焼く・煮る・蒸す・炊飯・無水調理・低温調理・燻製など)に対応
  • グリル液晶表示:オートメニュー(14メニュー)や調理モードを液晶で選ぶ
  • 火力の微調節:左右13段階・後9段階(公式が「PROGREだけの機能」と明記)
  • 「つなぐレシピ」アプリ連動:ただしアプリのFAQでは、全機能を使えるのはオルシェのみで、プログレは取扱説明書の閲覧と案内されています(2026年9月8日時点・ノーリツ公式より)。使いたい機能があるなら購入前に確かめてください
  • 天板はガラストップ(親水アクアコート)とアルミトップ(ラックリーナ)から選べる
希望小売価格は60cmタイプで税抜341,400〜358,000円、75cmタイプで税抜346,900〜366,300円です(2026年9月6日時点・ノーリツ公式より)。実際の販売価格と工事費は、販売店の見積もりで確かめてください。

プログレの5つのデメリットを正直に解説

デメリット1:液晶パネルの操作が複雑になりがち

プログレの液晶パネルは多機能な反面、操作の手順が多くなりがちです。自動調理メニューを使う際には何度もボタンを押し、メニューを階層的に辿っていく必要があります。
シンプルな調理(強火・中火での炒め物など)は従来通りのつまみ操作でできますが、液晶機能を最大限に活かした調理をするには「操作を覚える」という学習コストが必要です。
シンプルな操作を好む人には、メニューを選ぶ手順そのものが手間に感じられる場面があります。買う前にショールームで、よく使いそうなメニューを実際に選んでみると判断しやすくなります。

デメリット2:ごとくの焼け・変色は避けられない

ごとくは毎回直火にさらされる部品なので、使い続けると焼けによる変色が出てきます。これはプログレに限らず、どのガスコンロでも起きることです。
特に、強火での長時間調理や、吹きこぼれが発生した後は、五徳の表面に茶色〜黒色の焦げ変色が残りやすくなります。通常のクリーナーでこすっても完全に落とせないことが多く、見た目を気にする方にとってはストレスになる可能性があります。
焼けの落とし方や使ってよい洗剤は、取扱説明書の手入れの項に従ってください。見た目をそろえたい人向けに、プログレには別売の「全面ごとく ストーブグレイツ」(希望小売価格55,000円・税込)も用意されています(2026年9月8日時点・ノーリツ公式より)。

デメリット3:使いたい容器が別売のことがある

マルチグリルは専用容器を使って調理しますが、公式の別売品の欄には「プレートパンL」(DP0163・希望小売価格8,250円・税込)や「油はねガードL」(DP0150・3,960円・税込)が載っています(2026年9月8日時点・ノーリツ公式より)。
どの容器が本体に付属し、どれが別売かは型番で変わります。作りたい料理に使う容器が付属しているかを、見積もりの段階で型番ごとに確かめてください。

デメリット4:ガラストップの「割れる可能性」への不安

ガラストップを選んだ場合、「ガラスだから割れるのでは?」という不安を感じる人もいます。
日常の使い方で割れることはまれですが、重い鍋を落とすなど強い衝撃が加われば割れる可能性はゼロではありません。気になる人は、アルミトップ(ラックリーナ)を選ぶ手もあります。

デメリット5:価格がほかのシリーズより大幅に高い

希望小売価格(税込)で比べると、プログレの375,540円〜に対してオルシェは274,340円〜、ファミは162,250円〜です(2026年9月6日時点・ノーリツ公式より)。オルシェとの差でも約10万円あり、この差をマルチグリルと火力の微調節に払うかどうかが分かれ目です。
「普通にコンロを使えればいい」という人には、焼網グリルのシリーズで足りることも多く、マルチグリルを使わないならプログレを選ぶ理由は小さくなります。

使う人が引っかかりやすい点

評価が分かれやすいのは、機能の多さと手入れの手間の2点です。
マルチグリルは専用容器で調理するので、焼網で魚を焼くグリルとは使い方が違います。容器ごと洗えば済む反面、容器を出し入れする手間が増えます。
液晶でメニューを選ぶ操作は、毎日使うメニューが決まれば手順も覚えられますが、たまにしか使わない機能ほど手順を忘れやすくなります。
どちらも「機能を使う人ほど得をし、使わない人ほど割高に感じる」という同じ構造です。

プログレが向いている人・向いていない人

プログレを選んで満足できる人

  • 料理を楽しむことが好きな方:マルチグリルや自動調理メニューを積極的に活用できる
  • グリルを網なしで使いたい方:専用容器ごと洗えるので、焼網より庫内の手入れを減らしやすい
  • 火加減を細かく合わせたい方:左右13段階・後9段階の火力微調節はプログレだけの機能
  • 液晶操作を覚える気持ちがある方:学習コストを払えれば機能をフルに活かせる

プログレを選ぶと後悔しやすい人

  • シンプルな操作を好む方:液晶メニューの複雑さにストレスを感じる可能性
  • 手入れの手間を最小にしたい方:専用容器の出し入れと洗浄が増える
  • グリルをほとんど使わない方:プログレの最大の魅力であるマルチグリルを活かせない
  • コスト最優先の方:スタンダード機で必要十分な機能が揃っている

デリシア(リンナイ)と比較するとどうか

プログレとよく比べられるのが、リンナイの最上位シリーズ「デリシア」です。メーカー公式の情報で主な違いを整理すると次のとおりです。
項目ノーリツ プログレリンナイ デリシア
グリルマルチグリル(専用容器で12の調理モード)ザ・ココット(またはラウンド)とココットプレートが付属
アプリつなぐレシピ(プログレは取扱説明書の閲覧)+R RECIPE
天板ガラストップ/アルミトップガラストップ
希望小売価格(税込)375,540円〜350,900円〜
価格はノーリツ公式(2026年9月6日時点)・リンナイ公式の希望小売価格です。どちらが優れているかは一概には言えず、グリルで何を作りたいかで分かれます。付属の容器で無水調理やオーブン料理をしたいならデリシア、炊飯や燻製まで1台のグリルでこなしたいならプログレ、というのが選び方の目安です。

コンロ交換時に必ず確認したい業者選びのポイント

プログレへの交換を決めた後は、業者選びが非常に重要です。安さだけを基準に業者を選ぶと、後悔する可能性があります。
ビルトインガスコンロの交換工事は、工事の中身によって関わる資格が変わります。同じ位置のガス栓につなぎ替えるだけなら、ガス可とう管接続工事監督者やガス機器設置スペシャリスト(民間の認定資格)の範囲です。ガス栓の増設や位置替えが入る場合は、簡易内管施工士が関わります(日本ガス機器検査協会の資格で、国家資格ではありません)。見積もりの段階で、今回の工事でガス栓を動かすかを確かめてください。
「10年保証」を打ち出す業者も多いですが、年数だけで比べるのはおすすめしません。
  • ノーリツの設計上の標準使用期間は「製造から10年」です(ノーリツ公式)
  • ガスコンロの補修用性能部品の保有期間は、製造打ち切り後5年間です。起算は買った日ではなく、その型番の製造が打ち切られた日です(ノーリツ公式)
  • 保証を比べるときは、①何が対象か(本体の故障か、工事に起因する不具合か)②誰が保証するのか ③起算日はいつか、の3点を書面で確かめてください
そのうえで、見積もりの内訳と工事の担当者を確かめて選ぶことをおすすめします。
業者選びのチェックポイント:
  1. 今回の工事でガス栓を動かすか、動かすなら誰が担当するか
  1. 見積もりに本体・工事費・撤去処分費が分けて書かれているか
  1. 工事保証の対象・期間・保証する会社が書面で示されているか
  1. 個人情報の管理体制(一括見積もり経由では複数業者に情報が流れる)

対応エリアに住んでいるなら東京ガスの機器交換も比べる

東京ガスの機器交換の対応エリアに住んでいる人は、候補の一つとして比べてみてください。対応エリアは東京・神奈川・千葉・埼玉・群馬・栃木・茨城の一部の市区町村で、東京ガスのガス供給エリアとは一致しません(2026年9月7日時点・東京ガス公式より)。
首都圏に都市ガスを供給する東京ガスのサービスで、申し込みから工事まで一社で完結します。Web専用のオンライン販売に絞って価格を抑えており、工事は東京ガスが委託する施工パートナーが担当します(2026年9月20日時点・東京ガス公式より)。
公式は「パロマ・リンナイ・ノーリツのビルトインガスコンロを取り扱っています」としています(2026年9月7日時点・東京ガス公式より)。プログレの型番を扱っているかは、見積もりのときに確かめてください。

まとめ:プログレは「料理好き」には高コスパ、「シンプル派」には過剰スペックかも

ノーリツ プログレのデメリットをまとめると以下の通りです。
  • 液晶パネルの操作が複雑で慣れるまで時間がかかる
  • ごとくの焼け・変色はどのコンロでも避けられない
  • 希望小売価格はオルシェより約10万円高い(税込375,540円〜)
  • ガラストップを選ぶと割れの不安が残る(アルミトップも選べる)
  • 使いたい容器が別売のことがある
一方で、マルチグリルで炊飯・無水調理・燻製までこなせることと、火力の微調節はプログレだけの強みです。デメリットを知った上で「それでも使いたい機能がある」と感じるなら、プログレは有力な選択肢です。逆に機能に魅力を感じないなら、焼網グリルのシリーズで十分かもしれません。
購入前に一度ショールームで実機を触ってみることを強くおすすめします。

ガスコンロ交換おすすめサービス一覧

東京ガスの機器交換

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