リンナイ「スモークオフ」の仕組みを彻底解説!グリルの煙ったい問題を解決する技術とは
この記事を読むと分かること
- リンナイ「スモークオフ」がどのような仕組みで煙・臭いを抑えるのか
- スモークオフ搭載モデルと非搭載モデルの違い
- グリル調理時の煙・臭いを減らすための活用方法と注意点
グリルで焼くと部屋中が煙と臭いでいっぱい…そのお悩みに
グリルで魚を焼いたら部屋中が煙と生臭さでいっぱいになってしまった、という経験はありませんか?換気扇を全力で回しても煙が充満して、焼き魚を食べた後も翌日まで臭いが残る…。
そんな悩みを解決するために、リンナイが開発したのが「スモークオフ」機能です。
この記事では、スモークオフの仕組みを詳しく解説し、実際にどのくらい効果があるのか、そしてどのコンロモデルに搭載されているかを説明します。
「スモークオフ」とは?
スモークオフ(SMOKE OFF)はリンナイが独自開発したグリルの排気浄化技術です。グリル調理中に発生する煙と臭いを、触媒による化学反応で分解・低減する機能です。
従来のガスコンロのグリルは、調理中に発生した煙をそのまま排気口から排出していました。スモークオフはこの排気の仕組みを根本から変えることで、煙・臭いを大幅に抑えることを実現しています。
スモークオフの仕組み:触媒でどうやって煙を消すのか
スモークオフの核心となるのは「触媒(しょくばい)」です。
触媒とは?
触媒は化学反応を促進させる物質で、自身は変化せずに特定の化学反応を加速させます。自動車の排気ガス浄化システムにも同様の技術が使われています。
スモークオフの触媒の仕組み
グリル内で食材(主に魚・肉)を加熱すると、油が燃焼して煙のもととなる有機化合物(油煙・においの原子)が発生します。
スモークオフではグリルの排気口部分に高温耐熱触媒が配置されており、グリル内の加熱によって触媒が活性化します。排気される煙は触媒を通過する際に酸化反応が促進され、有機化合物が水(水蒸気)と二酸化炭素に分解されます。
分解されることで、煙の可視成分(白いモヤ)と臭いの原因物質が大幅に低減されます。
スモークオフで煙はどのくらい減る?
リンナイの公式情報によると、スモークオフ搭載グリルは従来グリルに比べて煙の発生量を大幅に低減(約7〜8割削減のケースも報告されています)するとされています。
ただし、「全く煙が出ない」という意味ではありません。煙の量が大幅に減るという効果があり、臭いの強さも抑えられますが、完全にゼロになるわけではない点は理解しておきましょう。
実際に使用した方の声を見てみましょう。
「スモークオフ搭載のコンロに変えてから、焼き魚の後の部屋の臭いがだいぶましになった気がします」
— Xより
「以前のコンロと比べると明らかに煙が少なくなりました。マンションで使っているので助かっています」
— Yahoo!知恵袋より
「全く煙が出ないわけではないので、換気扇は必要ですが、煙の量がぜんぜん違います」
— Xより
スモークオフの効果が出る条件
スモークオフの触媒は、グリルが十分に温まった状態(触媒が活性化する温度)になることで効果を発揮します。
グリルを使い始めたばかりの冷えた状態では触媒の温度が低く、効果が出にくいことがあります。グリルを少しの間予熱してから調理を始めることで、触媒が活性化してより効果的に煙を分解できます。
スモークオフ搭載のリンナイコンロ
スモークオフはリンナイのハイグレードモデルに搭載されています。主な搭載シリーズは以下の通りです(機種・年式によって変わりますので、購入前に必ず確認してください)。
- リッセ(LISSE)
- デリシア(DELICIA)
スタンダードクラスの「ファミ」やミドルクラスの「センス」には搭載されていないモデルが多いです。スモークオフを重視するなら、リッセ以上のグレードが対象になります。
スモークオフ搭載グリルのお手入れで注意すること
スモークオフの触媒は、グリル内の高温環境で機能します。適切に維持するためにはお手入れが重要です。
触媒を傷めないようにする
触媒部分は精密な素材でできています。以下の行為は触媒の性能を低下させる恐れがあります。
- 触媒部分を直接金属ブラシでこする
- 強アルカリ・強酸性のクリーナーを触媒に直接かける
- 触媒部分に食材が直接接触するような使い方をする
グリルの庫内は定期的に清掃する
グリル庫内の油汚れ・焦げを放置すると、触媒への負荷が増加し効果が落ちることがあります。月に1〜2回は庫内を中性洗剤で拭き掃除することをおすすめします。
グリルトレーの水は入れない(水なしグリルの場合)
スモークオフ搭載モデルは「水なしグリル」になっているものが多く、グリルトレーに水を入れる必要がない設計になっています。水を入れてしまうと触媒の効果に影響する場合があります。
スモークオフと「ラクッキングリル」の違い
リンナイには「スモークオフ」搭載グリルとは別に、「ラクッキングリル(フラットタイプ)」という仕組みのグリルもあります。
ラクッキングリルとは?
ラクッキングリルはグリルの構造そのものを変えたフラットタイプのグリルです。ラクック(グラン)という専用の深型プレートを使うことで、グリルをオーブンとして使えます。
フラット構造によりグリル内の清掃がしやすく、ラクックでの密閉調理により煙の拡散も抑えられます。
スモークオフとの関係
スモークオフは排気ガスを触媒で浄化する技術。ラクッキングリルはグリル設計そのものの違い。この2つは別の技術で、搭載モデルが被っている場合もあります。
どちらも「グリルの煙・臭い問題」に対するアプローチですが、方向性が異なります。
グリルの煙・臭いを減らすためのその他のコツ
スモークオフ以外にも、グリル調理時の煙・臭いを抑える方法があります。
必ず換気扇を使用する
スモークオフがあっても換気扇は必ず使用してください。排出される水蒸気や残留臭いを外に逃がすためです。
グリルを清潔に保つ
グリル内に残った焦げや油が次回の調理時に熱せられ、余分な煙の原因になります。使用後は必ず庫内を拭き取りましょう。
脂の多い魚・食材に注意
サバ・サンマ・ブリなど脂の多い魚はどうしても油の燃焼量が多く、煙が増えます。調理前にキッチンペーパーで余分な脂を拭き取ると煙を抑えられます。
アルミホイルを活用する
グリル皿の上にアルミホイルを敷いて調理すると、油が直接バーナーに落ちにくくなり煙を減らせます。ただしラクッキングリルなど専用設計のグリルでは推奨されない場合もあります。
コンロ交換を検討している方へ
スモークオフ搭載モデルへの買い替えを検討している方に、重要な情報をお伝えします。
施工資格は必ず確認を
ガスコンロの交換には、ガス配管に関する専門資格(簡易内管施工士など)が必要です。無資格業者による工事はガス漏れ・不完全燃焼リスクがある違法行為です。価格よりも先に資格の有無を確認してから依頼してください。
「10年保証」の実態を理解して
業者の中には「10年保証」を強調するところがあります。しかし実際にコンロが壊れるのは使用後12〜15年以降が多く、製造終了後10年で部品が終わることを考えると、長期保証の実質的な意義は限られています。保証の文言より「長期的に存続できる会社かどうか」を重視しましょう。
スモークオフを求めるなら東京ガス提供コンロも選択肢に
東京ガスのガス供給エリア(主に関東圏)にお住まいの方は、東京ガスの機器交換サービスで提供されるリンナイコンロをチェックしてみましょう。認定施工による安心感と、東証プライム上場企業としての長期的な信頼性が強みです。
まとめ:スモークオフは触媒で煙を分解する革新技術
リンナイのスモークオフについてまとめます。
スモークオフはグリルの排気口に高温耐熱触媒を配置し、排出される煙の有機化合物を水と二酸化炭素に酸化分解することで、煙の量と臭いを大幅に低減する技術です。
完全に煙がゼロになるわけではありませんが、従来のグリルと比べて明らかに煙・臭いが少なくなると多くのユーザーが実感しています。リッセ・デリシアなどリンナイのハイグレードモデルに搭載されているため、グリル調理を頻繁にする方にはスモークオフ搭載モデルへのアップグレードは十分検討の価値があります。
ガスコンロ交換おすすめサービス一覧
東京ガスの機器交換
首都圏のインフラを支える最大手ならではの、他社には真似できない圧倒的な安心感が最大の魅力です。Web専用サービスに特化することで、ネット業者並みの低価格を実現しつつ、東京ガスの厳しい審査をパスした認定プロによる高品質な施工が受けられます。
ガスコンロの交換はこちら