ラクックグランが食洗機に入らない理由と正しいお手入れ方法|汚れを防ぐコツも徹底解説

この記事を読むと分かること
  • ラクックグランが食洗機に入らない本当の理由(サイズとコーティングの2つの問題)
  • 焦げ・油汚れをフッ素コーティングを傷めずに落とす正しい手洗い手順と重曹活用法
  • 専用クッキングシートを使って「フタだけ洗えばいい」状態を実現する汚れ防止のコツ

ラクックグランとはどんな調理器具?基本情報と特徴

パロマの「ラ・クックグラン(La Cook Gran)」は、ビルトインガスコンロのグリルで使う専用の調理容器です。フタ付きのグリルパン型で、下からのバーナーの直火加熱とフタ内部の循環熱を利用することで、まるでオーブンのような仕上がりが得られます。グリルの網に直接食材を置かなくて済むため、グリル庫内が汚れにくいという点が特に人気を集めています。
主要モデルのPGDL-40のサイズは約303mm×232mm、深さ約50mm。サンマ3尾をそのまま並べて焼けるほどの大きさです。フタを合わせると全体的にかなり大型になります。フッ素コーティングが施された波形のプレートとバーナーの熱を効率よく対流させる専用フタがセットになっており、魚・肉・野菜・グラタンなど多彩な調理に対応できます。
あなたも「ラクックグランを食洗機に入れようとしたら入らなかった」「食洗機で洗えるのか調べている」という状況ではないでしょうか。この記事ではその疑問に正面から答えつつ、正しいお手入れ方法と汚れを防ぐコツを詳しくお伝えします。

ラクックグランが食洗機に入らない2つの理由

ラクックグランが食洗機に入らない、あるいは食洗機での洗浄が推奨されない理由には、主に「サイズ上の問題」と「素材・コーティング上の問題」の2つがあります。

理由①:サイズが大きすぎる

PGDL-40のプレートサイズは約303mm×232mm。標準的な卓上型食洗機の庫内幅(300〜380mm程度)とほぼ同等か、それを上回るサイズです。プレートだけなら何とか収まる機種もありますが、フタと本体をセットで入れようとすると、食洗機内の上段ラックの高さが足りなかったり、回転ノズルと干渉したりするケースが多く発生します。
そうは言っても「うちの食洗機は大型だから大丈夫かも」と思う方もいるかもしれません。しかし、サイズが入ったとしても、次の問題が残ります。

理由②:フッ素コーティングへのダメージリスク

ラクックグランの本体プレートおよびフタには、焦げ付き防止のフッ素コーティングが施されています。フッ素コーティングは食洗機の高温洗浄(60〜70℃程度)と強アルカリ性の食洗機用洗剤の組み合わせに弱く、繰り返し使用することでコーティングが剥がれたり変色したりするリスクがあります。
パロマの公式FAQでも、ラ・クックの使用後のお手入れとして「スポンジに中性洗剤をつけてやさしく洗う」方法を案内しており、食洗機の使用については記載がありません。これはメーカーが手洗いを前提として設計していることを示しています。食洗機で一度洗っただけで大きく問題が起きるわけではありませんが、繰り返し使用していくうちにコーティングの寿命が短くなり、「せっかく買ったのに数年で焦げ付くようになった」という後悔につながりやすいです。

食洗機に入れると起こりうる3つのリスク

仮にサイズが合う食洗機があり「試しに入れてみよう」と思っている方のために、具体的なリスクを整理します。
リスク① コーティング剥がれ:フッ素コーティングが高温・強アルカリで劣化します。コーティングが剥がれると食材がくっつきやすくなり、ラクックグランのメリットが失われます。
リスク② 変色・シミ:金属パーツは食洗機の強アルカリ洗剤によって変色することがあります。特にフタのツマミ部分やハンドル金具は、一度変色すると元に戻りません。
リスク③ 他の食器への影響:大型のプレートを食洗機に入れると他の食器への水の当たり方に影響が出ます。洗い残しが増えたり、食器同士が接触して割れたりするリスクもあります。
これらのリスクを考えると、ラクックグランを食洗機で洗うのは「やめておいたほうが無難」と言えます。

ラクックグランの正しい手洗い手順(5ステップ)

手洗いと聞くと手間がかかりそうと感じるかもしれませんが、ラクックグランはそれほど洗い物が大変な調理器具ではありません。専用シートを使った場合はフタだけ洗えばいいほどで、後ほど紹介するコツを実践すれば手洗い自体が苦になりません。
ステップ①:粗熱を取る(重要):調理直後の熱い状態でそのまま水につけることは絶対に避けてください。調理後は10〜15分ほど常温で冷ましてから洗いましょう。
ステップ②:ぬるま湯で軽くすすぐ:表面の食材カスや油分をぬるま湯(40℃前後)で軽く流します。冷水ではなくぬるま湯を使うことで油が落ちやすくなります。
ステップ③:中性洗剤をスポンジに取って洗う:食器用の中性洗剤を柔らかいスポンジに適量取り、円を描くようにやさしく洗います。フタは食材が飛びやすいので内側を丁寧に洗いましょう。ツマミ部分の隅は綿棒や小ブラシを使うと汚れが届きやすくなります。
ステップ④:金属たわし・研磨剤は絶対NG:スチールたわしや研磨剤入りのクレンザーは、フッ素コーティングをキズつけるため使用厳禁です。焦げの落とし方については次のセクションで解説します。
ステップ⑤:水気を拭き取って乾燥させる:洗い終わったらすぐにキッチンペーパーや清潔なタオルで水気を拭き取ります。水分を残したまま保管するとサビの原因になります。

焦げ・こびりつきを落とすお手入れ方法

どんなに気をつけていても使い続けると焦げやこびりつきが発生することがあります。フッ素コーティングを傷つけずに焦げを落とせる方法を3つ紹介します。

重曹を使った煮沸での焦げ落とし

重曹は弱アルカリ性で油汚れや焦げに効果的です。フッ素コーティングを傷つけにくいため、ラクックグランの焦げ落としに最も安全な方法のひとつです。プレートに水を少量(2〜3cm程度)入れ、重曹を大さじ1〜2杯加えてかき混ぜます。コンロの弱火にかけて5〜10分ほど沸騰させた後、火を止めて粗熱が取れたらスポンジで軽くこすり洗いをします。重曹の煮沸は焦げの炭化成分を浮き上がらせる効果があり、硬くこびりついた汚れも比較的楽に落ちます。

重曹ペーストを使った部分洗い

フタの一部分に焦げがついた場合には、重曹ペーストが便利です。重曹と少量の水を2:1の割合で混ぜてペースト状にし、焦げた部分に塗って10〜15分放置します。その後水で流しながらスポンジでやさしくこすり落とします。研磨剤の代わりとして非常に有効で、コーティングへのダメージも最小限に抑えられます。

漬け置きで浮かせてから洗う

しつこい汚れには、40〜50℃のぬるま湯に少量の食器用洗剤を溶かして30分ほど漬け置きする方法も効果的です。水圧や摩擦に頼らず、洗剤の界面活性剤で汚れを浮き上がらせることができます。漬け置き後はスポンジで軽くこするだけで落ちやすくなります。

専用クッキングシートで「ほぼ洗わない」状態を実現するコツ

そもそもラクックグランを毎回ゴシゴシ洗う必要がある状態を「作らない」ことが、一番楽なお手入れ方法です。その鍵となるのが「専用クッキングシート」と「アルミホイル」の活用です。
パロマはラクックグラン専用のクッキングシートを販売しています。このシートをプレートに敷いてから食材を乗せると、食材がプレートに直接触れないため、油や食材カスがほとんどプレート本体に付着しません。使用後はシートを捨てるだけで、洗うのはフタのみという「ほぼ洗わない」お手入れが実現します。専用シートはPGDL-30用とPGDL-40/50用でサイズが異なりますので、お使いのモデルに合ったものを選ぶ必要があります。
市販のくっつかないタイプのアルミホイルでも代用できますが、仕上がりや清掃性の面では専用シートのほうが優れています。またフタへの対策として、調理終了直後(まだ温かいうちに)キッチンペーパーでフタ内側をサッと拭き取る「ワンアクションケア」が有効です。完全に冷めた後より温かいうちのほうが汚れが落ちやすいため、このひと手間が大きな差を生みます。

ラクックグランを長持ちさせるためのNG行為まとめ

ラクックグランを長く使い続けるために、絶対にやってはいけないことをまとめておきます。
NGその①:熱いまま水に浸ける:急激な温度変化でコーティングが剥離するリスクがあります。必ず粗熱を取ってから洗いましょう。
NGその②:金属たわし・研磨剤クレンザーを使う:コーティングに傷がつき、焦げ付きやすくなります。重曹や漬け置きを活用しましょう。
NGその③:食洗機で洗う:サイズとコーティングの両面からリスクが高い行為です。「たまにだから大丈夫」ではなく、一度一度の積み重ねがコーティングの劣化を早めます。
NGその④:空焚きをする:食材を入れずにグリルで加熱することはNGです。コーティングが過熱されて劣化します。必ず食材をセットしてから加熱してください。
NGその⑤:重たいものを乗せて保管する:フタや本体プレートの上に重たいものを乗せて保管すると、変形やコーティングへのキズの原因になります。

フタのシミが落ちないときの対処法

長く使っていると、フタの表面に中性洗剤だけでは落ちないシミや変色が現れることがあります。これは主に、焼けた油が高温で変性したものや、水道水のミネラル分が焼き付いたものです。
ラクックグランを3年以上使用しているユーザーからも「グリルパンのラクックグランのふたはなぜか上がシミになり、中性洗剤だけでは落ちないため、あきらめています」という声があります(ゆみんこブログより)。
この場合の対処法として以下を試してみましょう。クエン酸水(水200mlにクエン酸小さじ1)をキッチンペーパーに浸してシミの部分に5〜10分湿布した後スポンジで軽くこすると、水垢系のシミに効果的です。また重曹ペーストを焦げ・油シミに塗って放置後に洗い流す方法もフタのシミに有効です。正直なところ、長年の使用による変色は完全には落とせないこともあります。シミが気になる程度であれば機能的な問題はなく、専用シートを使い続けることで新たな汚れの蓄積を防ぐことが現実的な対応です。

ラクックグランのサイズ別モデル比較(PGDL-30/40/50)

ラクックグランにはサイズ違いのモデルが3種類あります。コンロのグリルのサイズに合わせて選ぶ必要があります。
PGDL-30(小型):2〜3人家族向け。幅が小さめなのでコンパクトなグリルにも対応。サンマ2尾程度が目安です。
PGDL-40(標準):3〜4人家族向けの最もポピュラーなサイズ。サイズは約303mm×232mm。サンマ3尾が並べられる大きさです。
PGDL-50(大型):4人以上の家族向け。パロマのグリル幅が広いタイプのビルトインコンロに対応。より多くの食材を一度に調理できます。
いずれのモデルも食洗機に入らないという問題は共通しており、手洗いが基本となります。ただしPGDL-30は小型のため、一部の大型食洗機なら入る可能性もあります(ただしコーティング劣化のリスクは変わりません)。

ガスコンロが10年以上なら交換を検討するタイミング

ラクックグランはパロマのビルトインコンロ専用のオプション品です。コンロ本体が古くなっていれば、いくらラクックグランを大切に使っても安全面のリスクは避けられません。ガスコンロの設計上の寿命は約10年とされており、10年を超えると以下のリスクが高まります。
安全センサーの劣化:天ぷら油の過熱防止機能や立ち消え安全装置などが正常に動作しなくなることがあります。
バーナー部品の消耗:火力の低下、着火不良、炎の偏りなどが起きやすくなります。ガスが正常に燃焼しない状態は一酸化炭素中毒のリスクにつながります。
部品供給の終了:製造終了から約10年で補修部品の供給が終わります。壊れても修理できない状態になると突然使えなくなるリスクがあります。
また「10年保証」を売りにしている業者も多いですが、実態には注意が必要です。ガスコンロが実際に壊れやすくなるのは使用後10〜13年以降が多く、保証が切れる頃に寿命を迎えます。さらに小規模業者が10年後も同じ体制で存続している保証はどこにもなく、会社が消えれば保証も消えます。コンロの買い替えに合わせてラクックグランも新品に交換すれば、長期間にわたって快適なグリル調理が楽しめます。

ガスコンロ交換の業者選びで必ず確認すべき3つのポイント

コンロを交換するとき「どこに頼むか」は非常に重要です。価格の安さだけで選ぶと、施工不良や資格なし業者による違法工事という深刻なリスクを抱えることになります。
ポイント①:施工資格を保有しているか:ガスコンロのビルトインタイプの交換には「簡易内管施工士」の資格が必要です。これはガス配管の接続・確認作業ができる資格で、無資格者が施工するのはガス事業法に抵触する行為です。業者選びの際は「施工者は有資格者ですか?」と必ず確認しましょう。
ポイント②:上場企業・信頼性の高い企業か:東証プライムや東証グロースに上場している企業は投資家や監査機関による監視のもとで経営されており、一定以上の財務健全性が求められています。関東圏にお住まいの方には東証プライム上場の東京ガス(東京ガスの機器交換)が最有力の選択肢です。エリア外の方には東証グロース上場の株式会社交換できるくんが安心の次点候補です。
ポイント③:見積もり後の追加費用がないか:「追加費用あり」の業者に依頼すると施工当日に想定外の費用を請求されることがあります。事前に「追加費用なし明朗会計」を明言している業者を選びましょう。また比較ランキングサイトの多くは広告費を多く払った業者が上位に表示される仕組みになっており、必ずしも「本当に良い業者」が1位とは限りません。

まとめ:ラクックグランのお手入れは「汚させない」が最強の作戦

ラクックグランが食洗機に入らない(入れるべきでない)理由は、サイズの問題とフッ素コーティングの劣化リスクの2点です。パロマ公式でも食洗機使用は推奨されておらず、中性洗剤とスポンジによる手洗いがベストな選択です。
最も楽なお手入れ方法は「汚れをつけない」ことです。専用クッキングシートやアルミホイルをプレートに敷くことで本体への汚れをほぼゼロにでき、洗うのはフタだけという状態を作れます。焦げがついてしまった場合は重曹の煮沸や重曹ペーストが有効で、金属たわしや食洗機への投入は厳禁です。フタの汚れは調理直後のワンアクションケアで大幅に軽減できます。
ガスコンロ本体が10年以上経過している場合は安全面のリスクも考えて交換を検討しましょう。業者選びでは資格保有・会社の信頼性・明朗会計の3点を確認することが重要です。

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