コンロのSiセンサーをクリップで解除する方法!安全性・リスク・正規の解除方法を彻底解説
この記事を読むと分かること
- コンロのSiセンサーをクリップで解除する方法の実態とリスク
- Siセンサーの正規の解除・緩和方法(センサー解除ボタンの使い方)
- センサーが頻繁に誤作動する場合の正しい対処法
「クリップでSiセンサーを解除できる」は本当?
「炒め物をしているとすぐに火が消えてしまう」「Siセンサーが邪魔で料理がうまくできない」という悩みを持つ方の中には、「クリップを使ってSiセンサーを固定(解除)できる」という情報をネットで見かけた方もいるかもしれません。
この記事では、クリップを使ったSiセンサーの解除について、その実態・安全上のリスク・そして公式の正規解除方法を詳しく解説します。
Siセンサーとは?おさらい
Siセンサー(Safety Intelligence sensor)は2008年以降のガスコンロに搭載が義務付けられた安全装置です。バーナー中央の温度センサーが鍋底の温度を検知し、異常高温になった際に自動でガスを遮断します。
主な機能:
- 過熱防止:鍋底が異常高温になったときに消火
- 焦げ付き消火:食材の焦げ付き危険温度で消火
- 消し忘れ防止:一定時間使用後に消火(約15〜20分)
調理の安全を守る重要な機能ですが、高温調理(炒め物・揚げ物)中に「なかなか高温にできない」と感じる方も多くいます。
クリップでSiセンサーを「解除」する方法の実態
ネット上では「センサーをクリップや輪ゴムで押し下げた状態に固定して温度を誤検知させる」という方法が紹介されることがあります。
具体的には、バーナー中央のSiセンサーの突起部分をクリップや洗濯バサミで押し込んだ状態に固定し、センサーが反応しにくい状態を作るというものです。
この方法は絶対にやめてください
理由は以下の通りです。
① 深刻な火災・爆発リスク
Siセンサーは鍋底の温度が異常に高くなった際にガスを自動遮断する安全装置です。この機能を意図的に無効化することで、油が発火温度(天ぷら油の場合約360℃)を超えても火が消えない状態になります。油火災や爆発事故につながる可能性があります。
② 違法行為になる可能性がある
2008年以降に販売されるガスコンロにはSiセンサーの搭載が消費生活用製品安全法により義務付けられています。センサーを意図的に無効化することは、この法律の趣旨に反する行為です。
③ ガス事業者との契約違反のリスク
ガス会社との契約では、安全装置を勝手に改造・無効化することが禁止されている場合があります。
④ 万が一の事故での保険・補償が効かなくなる
センサーを故意に無効化した状態で事故が起きた場合、火災保険・賠償保険が適用されない可能性があります。
Siセンサーの正規の「解除・緩和」方法とは?
メーカーは高温調理への対応として、正規の方法でSiセンサーの感度を緩和する機能を提供しています。
センサー解除ボタン(高温炒めボタン)
多くのガスコンロには、センサーを一時的に緩和するための「センサー解除ボタン」や「高温炒めボタン」が搭載されています。
使い方(一般的な手順):
- コンロに点火する
- センサー解除ボタン(機種によって名称が異なる)を押す
- 解除状態で調理する
- 調理後は解除が自動的に終了する(または手動で終了)
センサー解除ボタンを押すと、焦げ付き消火の感度が緩和され、より高温での調理が可能になります。ただし、すべての安全機能が無効になるわけではなく、危険域を超えた場合は依然として消火されます。
具体的なボタンの場所・操作方法はメーカー・機種によって異なります。取扱説明書を確認してください。
センサー解除が使えない場合
機種によっては専用のセンサー解除ボタンがない場合があります。その場合は以下を試しましょう。
- 取扱説明書で「高温調理時の設定方法」を確認する
- メーカーのサポートセンターに問い合わせる
「センサーが邪魔で料理ができない」は本当か?
「Siセンサーのせいで中華炒めができない」という声は多いですが、実際のところを整理します。
センサーの誤作動が原因の場合が多い
センサー自体の汚れ・鍋底の反り・鍋サイズの不一致が原因で、本来消えるべきでないタイミングで消えてしまうケースが少なくありません。この場合はセンサーの清掃や鍋の見直しで改善することがあります。
中華炒めなどは高温炒めモードで対応できる
センサー解除ボタン(高温炒めモード)を活用すれば、中華料理・炒め物・揚げ物など高温が必要な調理も問題なく行えます。
鍋の選択が重要
センサーとの接触が良い、底が平らで適切なサイズの鍋を使うことで、センサーが正確に機能し、誤作動が減ります。
それでも解消しない場合の対処法
センサーの清掃・センサー解除ボタンの活用・鍋の見直しを試しても改善しない場合は:
- メーカーのサポートセンターに相談する
- コンロが10年以上経過している場合は買い替えを検討する
センサー部品の故障・バーナーの詰まりなど、修理が必要な問題が起きている可能性があります。
コンロの買い替えを検討している方へ
「センサーの問題が続くからコンロを買い替えたい」という方に、重要な情報をお伝えします。
施工資格の確認が最優先
ガスコンロの交換にはガス配管に関する専門資格(簡易内管施工士など)が必要です。資格なしの業者への依頼はガス漏れ・不完全燃焼リスクがある危険な違法行為です。
業者を選ぶ際は必ず施工資格の有無・ガス事業者からの認定を確認してください。
センサーを解除できる最新コンロへのアップグレードも
最新のコンロは「センサー解除ボタン」が標準搭載されており、正規の方法でセンサーを緩和しながら高温調理が楽しめます。古いコンロにセンサー解除ボタンがない場合は、新しいコンロへの交換でストレスが解消できます。
「10年保証」より存続性を重視して業者を選ぶ
業者の「10年保証」は、実際の故障時期・部品供給終了を考えると実質的な保証効果は限定的です。「10年後も存続している信頼性の高い会社」を選ぶことが本質的な安心です。
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まとめ:クリップでのSiセンサー解除は絶対にNG。正規の方法を使おう
コンロのSiセンサーについてまとめます。
クリップや洗濯バサミでSiセンサーを押し下げて固定する方法は、深刻な火災・爆発リスクがある非常に危険な行為です。絶対に行わないでください。
センサーが邪魔に感じる場合は、コンロに搭載されている「センサー解除ボタン(高温炒めボタン)」を活用するのが正しい方法です。センサーの誤作動が多い場合は、センサー部分の清掃・鍋の見直しで改善するケースがほとんどです。
それでも改善しない場合は、メーカーサポートへの相談またはコンロの買い替えを検討しましょう。
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