ファミ オートタイプとスタンダードの違い|ノーリツとハーマンのグリル機能を比較

この記事を読むと分かること
  • ファミ オートタイプ(ハーマン)とスタンダード(ノーリツ)のグリル機能の差
  • オートグリル機能のメリットと本当の使い方
  • 購入前に知っておくべきコンロ交換の注意点

ノーリツ「ファミ(fami)」とは——シンプルさを突き詰めたビルトインコンロ

キッチンのリフォーム時にビルトインコンロを選ぶ際、「機能が多すぎて何を選んでいいか分からない」と言われる方は多いのではないでしょうか。ノーリツの「ファミ(fami)」シリーズは、そんな方に向けてシンプルな設計と手頃な価格設定を特徴とするビルトインガスコンロです。
ノーリツの公式では、ファミは希望小売価格174,900円(税込)〜のシンプルタイプで、グリル付きでは最も入門寄りの位置づけです(2026年9月30日時点・ノーリツ公式より)。天板には光沢感のある「つやめきガラストップ」を採用しており、サッと拭くだけで簡単にお手入れできる点が魅力です。
ファミ選びで迷いやすいのが「オートタイプとスタンダード、どちらを選べばいいの?」という点です。ここで注意したいのはメーカーです。「ファミ オートタイプ」という名前で販売されているのはハーマンのファミで、ノーリツのファミ(公式ページ名は「スタンダード」)とは別の製品です。ハーマンはノーリツのグループ会社で、コンロの名前が同じでも仕様は同じではありません。

ファミ オートタイプとスタンダードの比較表

まず両者を、公式の記載で整理しておきましょう(2026年9月30日時点)。どちらも天板はガラストップで、グリルは無水両面焼、コンロはダブル高火力&ダブルトロ火に対応しています。安全機能の名称や搭載範囲はメーカーごとに違うため、細かな点はカタログで確認してください。
ハーマンのファミ オートタイプの特徴は、グリルのオート調理です。ノーリツのファミ(スタンダード)のオートグリルの範囲は、購入前に公式の性能早見表で確認してください。
ハーマン ファミ オートタイプのグリル
ハーマンのファミ オートタイプには、オートグリル機能があります。焼網オートは「姿焼き・切身・干物」から、プレートオートは別売のロティプレートS(希望小売価格9,900円・税込)を使って「トースト・焼き魚・あたため」から、メニューと焼き加減を選ぶ方式です(2026年9月30日時点・ハーマン公式より)。調理中にコンロの前を離れて、他の家事をしながら焼き魚を作れるのがメリットです。
ハーマンの公式では、ロティプレートSを使うとグリル庫内への油はねを99.9%カットできるとされています(さんま3尾をオートグリルで調理した同社の試験による値です)。焼き網で直火で焼くより、庫内が汚れにくいのがメリットです。
ノーリツ ファミ(スタンダード)のグリル
ノーリツのファミのグリルは無水両面焼です。オートグリルの対応範囲(焼網オート・プレートオートの各メニュー)は、公式ページの性能早見表とカタログで確認してください。公式サイトの表示が資料によって読み取りにくい箇所があり、この記事では断定しません。ロティプレートSが付属か別売かも、型番で違う場合があります。

オートグリルは必要?向いている人・向かない人

「オートグリルってどれくらい便利なの?」と気になる方は多いはずです。実際のところ、オートグリル機能は、毎日焼き魚を食卓に乗せるライフスタイルの方にはたいへん便利な機能ですが、週に1、2回しか焼き魚を作らない方にはそれほど必要ない機能かもしれません。
オートグリルが向いている人
  • 毎日の料理や買い物中にグリルをタイマーセットしておきたい方
  • 子どもがいる学年で調理の手がかかる時期の方
  • 焼き魚を頼まれることが多い共働き家庭の方
  • 秋刀魚が旬で季節の魚を積極的に楽しみたい方
オートグリルの最大のメリットは「手間の軽減」です。焼き魚をするたびに匂いや焼き加減を気にしながら調理する代わりに、タイマーをセットして別の家事をすることができます。焦げの心配も少なく、忙しい平日でも、こんがりとした焼き魚が食卓に乗る生活を実現できます。
オートグリルのデメリットも知るべき
一方で、オートグリルには考えておくべきデメリットもあります。
  • グリルプレートの洗い物が増える:オートグリル使用後はグリルプレートを洗う必要があります。焼き網よりは洗いやすいですが、ゼロではありません。
  • オートグリル以外の調理には対応しない:焼き肉や野菜炒めなどの調理はオートグリル機能ではできず、通常の手動調理になります。
  • グリルプレートの収納スペースが必要:プレートを収納する場所が必要で、キッチンの広さによっては収納が不便な場合もあります。
「実際に毎日焼き魚を食べるか」という点を正直に考えてみると、自分のライフスタイルに合った選択が正解になります。

ノーリツのファミの魅力——シンプルでコスパが高い

ノーリツのファミを選ぶ最大の理由は「価格」です。希望小売価格は174,900円(税込)〜で、同社のミッケ(201,630円〜)との差は26,730円です(2026年9月30日時点・ノーリツ公式より)。ハーマンのファミ オートタイプはオープン価格のため、価格差は販売店の見積もりで比べてください。
また、「コンロは問題なく点火できれば十分」という方には、グリルの機能が多いモデルよりも、シンプルなファミのほうが好みに合う場合もあります。
ノーリツのファミが向いている人
  • コンロは問題なく使えればいいと考える方
  • 初期コストを抑えたい方
  • 焼き魚は毎回自分で様子を見ている方
  • グリルプレートの洗い物を増やしたくない方

性能以外で選ぶべき確認ポイント

ファミどちらのタイプにするかを決める前に、コンロ自体の性能以外にも確認すべき重要なポイントがあります。
幅展開の確認
ノーリツ・ハーマンとも、ファミは60cm型と75cm型が用意されています。現在使用しているコンロの幅がどちらかを、必ず実寸で確認してから発注してください。
ガス種別の確認
ガスコンロには「都市ガス用」と「プロパンガス用」があります。大部分の都市部の集合住宅は都市ガス(天然ガス)ですが、プロパンガス地域の方は必ずプロパン用を選んでください。
グリル広さの確認
特に75cm型を選ぶ場合は、現在のコンロと同じグリル幅かどうかを確認してください。グリルの幅が平型かワイド型かによって、焼ける魚のサイズに差がでる場合があります。

ガスコンロの交換は、資格を確認できる業者に依頼することが大切

ファミのどちらのタイプにするかが決まったら、次は信頼できる業者に交換を依頼することが大切です。ガスコンロの交換は、ガス種別(都市ガス/LPガス)や工事内容(配管加工の有無)によって必要資格が異なるため、資格や体制が確認できる業者に依頼しましょう。安さだけで業者を選ぶと、資格を持たない業者が作業して、のちにガス漏れが判明する危険なケースもあります。
東京ガスの機器交換をおすすめする理由
東京ガスの機器交換の対応エリアにお住まいの方は、「東京ガスの機器交換」サービスが選択肢の一つになります。
  • 東証プライム上場の東京ガス株式会社が運営しています
  • 工事は東京ガスが委託する施工パートナーが担当します(2026年9月20日時点・東京ガス公式より)
  • 申し込みから工事まで一社で完結します
  • 個人情報の取り扱いは、申し込む前にプライバシーポリシーで共有先を確認しておきましょう
 
※資格について:都市ガスの機器接続は、「ガス可とう管接続工事監督者」の監督のもとで行えます(LPガスは対象外です)。ガス栓の位置替え・増設など配管に手を入れる場合は、日本ガス協会の「簡易内管施工士」の範囲になります。同じ位置のガス栓につなぎ替えるだけなら簡易内管施工士は要りません(日本ガス協会公式・2026年9月7日時点)。LPガスの場合の扱いは、依頼する業者に確認してください。
東京ガスの対応エリア外の方は、地元のガス販売店や工事業者に相談する際に、作業する方の資格と工事の範囲を確認しましょう。
保証の実態を知っておく
多くの業者が「10年保証」を打ち出しますが、保証を出すのが誰か(メーカー・販売店・施工業者)、対象が本体か工事かは業者ごとに違います。契約前に、対象・保証する会社・起算日の3点を、保証書か見積書で確認してください。

まとめ:ファミ オートかスタンダードかは「焼き魚の頻度」で決める

ファミ オートタイプ(ハーマン)とスタンダード(ノーリツ)を選ぶときは、「グリルのオート調理をどこまで使うか」を先に決めると迷いません。
  • 毎日焼き魚を食卓に乗せる方、料理中に手が離せない方 → オートグリルの範囲が公式で確認できるハーマン ファミ オートタイプが戦力になる
  • 焼き魚は毎回様子を見る方、コストを抑えたい方 → ノーリツのファミも選択肢(オートの範囲は公式の性能早見表で確認)
どちらのタイプにするにせよ、交換の際はガス配管工事の資格を持つ業者への依頼が不可欠です。東京ガスのエリア内の方は、まずは東京ガスの機器交換サービスを確認してみてください。コンロの性能と施工の安心を同時に得られることが、期待と満足度の高いコンロ交換への近道です。

ガスコンロ交換おすすめサービス一覧

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