パロマ PH-E2015AWLとは?スペック・特徴・価格・選び方を徹底解説

この記事を読むと分かること
  • パロマ PH-E2015AWLの型番の意味と他モデルとの違い
  • 20号給湯専用エコジョーズのオートストップ機能と省エネ効果
  • 交換時に後悔しない業者選びのポイント

パロマ PH-E2015AWLとは?製品の概要

パロマ PH-E2015AWLは、株式会社パロマが製造・販売する20号給湯専用エコジョーズ給湯器です。シャワーやキッチンへの給湯に特化したシンプルな構成で、追いだき機能は搭載されていません。「追いだきは使わないから、シンプルなモデルで十分」と考えている方や、初期費用を抑えたい方にとって、非常に気になる機種です。
この記事では、PH-E2015AWLの型番の読み方からスペック・価格相場・業者選びのポイントまでを徹底的に解説します。「給湯専用にするうえで必要な情報を整理したい」と思っている方は、ぜひ最後まで読み進めてください。

PH-E2015AWLの型番の読み方

PH-E2015AWLの型番からは、機器の仕様を読み取ることができます。
  • PH:パロマのガス給湯器
  • E:エコジョーズ(潜熱回収型の高効率給湯器)
  • 20:給湯能力が20号
  • 15A:シリーズ番号。パロマ公式はこの機種群を「エコジョーズ オートストップ 20号 PH-E2015Aシリーズ」と呼んでいます
  • WL:壁掛型・PS標準設置型。TL は PS扉内前方排気型で、同じシリーズの別型式(PH-E2015ATL)です
※ 型番の読み方はパロマ公式の製品ページ(・2026年9月13日確認)のラインアップ表記に合わせています。
★「A」はフルオートの意味ではありません。公式の分類はこの機種を「屋外型給湯専用」としており、追いだき機能はありません。フルオート(自動湯はり・保温・足し湯)とは別のものです。

同シリーズの他モデルとの違い

パロマのエコジョーズ給湯専用機には、号数やガス種により複数の型番が存在します。PH-E2015AWLの近傍モデルとしては、PH-E1615AWL(16号)やPH-E2415AWL(24号)などがあります。また、末尾に「L」がない通常タイプ(オートストップなし)との選択もありますが、現在の主流はオートストップ付きの「L」モデルです。
ガス種については、PH-E2015AWL の公式仕様表に 12A・13A(都市ガス)と LPG の両方が載っています。つまり型番は同じで、注文時にガス種を指定する形です。とはいえガス種を取り違えると使えないので、交換時には現在使用中のガス種を必ず確認してから発注してください。

PH-E2015AWLの主なスペック

PH-E2015AWLの主なスペックをまとめます(すべてパロマ公式の製品ページ・2026年9月13日確認)。
  • 給湯能力:20号
  • 熱効率(給湯)95.0%
  • 省エネ基準達成率107%(2025年基準・13A/LPG。エネルギー消費効率=モード熱効率は90.5%)
  • 対応ガス種:12A・13A(都市ガス)/LPG
  • 設置方式:屋外壁掛型・PS標準設置型
  • 外形寸法:幅350mm×奥行240mm×高さ600mm/質量23kg(満水25kg)
  • 給湯温度調節:32〜60℃(リモコン接続時)。低温度出湯32℃に対応
  • 機能:オートストップ、Q機能、水量サーボ、塩害対策、壁面火災防止装置、凍結予防機能。追いだき機能はありません
  • メーカー希望小売価格305,690円(税込/税抜277,900円)

給湯専用機とは何か:オートタイプ・フルオートタイプとの違い

PH-E2015AWLは給湯専用機です。給湯器には大きく分けて以下のタイプがあります。
給湯専用は、シャワーやキッチンへの給湯のみで、浴槽への追いだき機能はありません。浴槽にお湯をためる場合は、浴槽の蛇口から直接お湯を出してためる方法になります。追いだき専用の配管がありません。
オートタイプは、リモコンから浴槽への自動湯はりと保温機能を持ちますが、足し湯機能はありません。追いだき配管が必要です。
フルオートタイプは、自動湯はり・保温・足し湯の三機能すべてを自動で行います。追いだき配管が必要です。
三者の主な違いを簡単に表にすると、給湯専用は追いだき配管が不要で初期費用が安い、オートタイプは追いだき配管が必要で浴槽への自動湯はりができる、フルオートタイプは追いだき配管が必要で全機能が自動となります。
「追いだきを使わないから給湯専用で十分」という方の機器選びは正解です。一方で、「今は追いだきを使っていないから給湯専用にしたいが、将来的に追いだきを使いたくなるかも」と考える方は、最初からオートタイプまたはフルオートタイプを選んでおく方がよいでしょう。給湯専用から追いだき付きへのアップグレードは、配管工事が必要になるため、実際にはコストがかかります。

オートストップ機能とは:便利さと注意点

PH-E2015AWLが「L」モデルである点は、オートストップ機能が搭載されていることを意味します。
オートストップ機能とは、事前に設定した湯量のお湯が浴槽にたまると、自動で給湯が停止する機能です。浴槽の湯量あふれを防ぐことができ、お湯の入れすぎを心配する必要がなくなります。
ただし、オートストップとフルオートは異なる機能です。フルオートは追いだき配管があり、自動湯はり・自動保温・自動足し湯が一体のシステムです。オートストップはあくまで「設定湯量に達したら止まる」という機能で、追いだき配管やリモコンの浴槽自動湯はり機能とは別物です。
給湯専用の場合、浴槽にお湯をためるには実際に浴槽の蛇口を開けてお湯を出す必要があります。オートストップ機能は、その際に湯量の目安に達したら止まるというサポート機能です。

エコジョーズのメリットとドレン水の注意点

PH-E2015AWLはエコジョーズ機種です。潜熱回収型の機構により、給湯の熱効率は95.0%(パロマ公式・2026年9月13日確認)。従来型の給湯専用機はおおむね80%前後なので、同じ量のお湯をつくるのに使うガスが少なくて済みます。
ただし、年間いくら安くなるかは書けません。ガス料金は契約プランと使用量で動くため、同じ機種でも金額は世帯ごとに変わります。比べるなら金額ではなく、熱効率省エネ基準達成率(この機種は107%)を候補どうしで見てください。
ただし、エコジョーズは潜熱回収の過程で発生するドレン水には注意が必要です。ドレン水とは発生した凝縮水のことで、適切に排水するための配管(ドレン配管)が必要です。既存の給湯器が非エコジョーズ型だった場合、ドレン配管の新設工事が必要になり、工事費用が増えることがあります。交換前に施工業者に確認しておくことをおすすめします。

20号とは何か:号数の選び方のポイント

給湯器の「20号」とは、毎分20リットルのお湯を供給できる能力を意味します。「水温+25℃のお湯を、1分間に何リットル出せるか」を目安にした指標です。
一般的に、号数の目安は以下のとおりです。
16号は1〜2人向けの少人数世帯に適しています。シャワー1カ所の使用なら16号でも対応できます。一方、20号は一般的なファミリー向けの標準的な号数です。2人同時にシャワーを使っても十分な湯量が届きます。また24号は3人以上の大家族や同時使用が多い住宅に最適です。
20号は現在の主流給湯器の号数であり、大半の家庭で必要十分な能力を持っています。

PH-E2015AWLの価格相場と工事費用

PH-E2015AWLの価格は以下の通りです。
メーカー希望小売価格は305,690円(税込・パロマ公式/2026年9月13日確認)です。実際の販売価格はここから大きく割り引かれます。東京ガスの機器交換では、この型番が190,756円(税込・リモコン込・基本工事費込/希望小売価格から55%OFF)で出ていました(2026年9月5日に当サイトで実測)。
★「機器だけで3万円台」といった極端に安い表示を見かけたら、何が含まれているかを必ず確かめてください。希望小売価格が30万円台の機種です。工事費・リモコン・処分費が別なのか、そもそも別型番なのかで、総額はまったく変わります。
給湯専用機は追いだき付きのオートタイプやフルオートタイプと比べて機器本体価格が安くなります。追いだき配管が不要な分、工事内容がシンプルになり、工事費用も比較的抑えられるため、初期コスト重視の方におすすめの機種です。
既存の給湯器が非エコジョーズ型だった場合はドレン配管工事が必要となり、別途数万円の追加費用が発生する場合があります。事前見積もり時に確認しておくことが重要です。

給湯専用を選ぶ際の注意点とデメリット

給湯専用機を選ぶ際には、エコジョーズ給湯専用でも注意点があります。
最大のデメリットは追いだきができないことです。家族の入浴時間がばらけて浴槽のお湯が冷めることが気になる方、寒い季節に湯の温度が下がりがちな方は、実際に使ってみると「追いだきがほしかった」と後悔するケースがあります。
また、将来的に追いだき付きの機器に交換したいと思った場合には、配管工事が新たに必要となり、その分コストがかかります。「今は追いだきを必要としないが、将来必要になるかもしれない」と悩んでいる方には、最初からフルオートタイプを選んでおくことをおすすめします。
逆に、「追いだきは絶対必要ない」と確信される方には、PH-E2015AWLはシンプルかつコストパフォーマンスに優れた選択肢です。

口コミ・評判:給湯専用機を使用している方の声

Yahoo!知恵袋では、給湯専用機かオートタイプかフルオートか、どれを選ぶべきかの相談が多く投稿されています。
「給湯専用にしたけど、追いだきをやっぱり付けておけばよかったことを考えると、今から後悔しています。次に交換するときはフルオートにしようと思います」 — Yahoo!知恵袋より
追いだきが不要だと思って給湯専用にした場合でも、子どもが大きくなって追いだきが必要になるケースや、冬の寒い季節に追いだきのニーズが高まったという事例は少なくありません。交換時の生活スタイルの変化も考慮して機種を選びましょう。
「給湯専用機だと追いだきできないので不便ですが、シンプルで修理も少なく安心です」 — Yahoo!知恵袋より
一方で、給湯専用機のよい面として、構造がシンプルで追いだき配管などの装置が少ないぶん、手がかからないという評価もあります。

業者選びの重要ポイント

給湯器の交換を依頼する業者を選ぶとき、価格の安さだけで決めてしまう方が多いのですが、安い理由がどこにあるのかは見ておいたほうがよいです。
最も重要なのは施工資格の有無です。ガス工事に必要な資格や体制が整っていない業者に依頼すると、ガス漏れや不完全燃焼などのリスクが高まります。業者選びの際には、必要な資格(例:ガス可とう管接続工事監督者、液化石油ガス設備士など)や、どの資格者が作業するかを確認しておくと安心です。
次に重要なのが実績とアフターフォロー体制です。給湯器の交換は住宅のインフラを十数年任せる工事です。交換後に何か問題が発生した際に、応対してくれる業者であることが非常に重要です。
一括見積もりサービスを使うときは、どこまで情報が渡るかを先に読んでください。仕組み上、登録した内容は提携している複数の業者へ渡ります。連絡が来る件数を増やしたくない場合は、業者に直接問い合わせるほうが窓口が1つで済みます。逆に、相見積もりを一度に集めたいなら一括見積もりのほうが早いので、どちらが自分に合うかで選んでください。

東京ガスの機器交換がおすすめな理由

関東にお住まいなら、東京ガスの機器交換が選択肢になります。東京ガスは東証プライム上場の都市ガス事業者で、申し込みから工事まで一社で完結します。型番と設置形態を申し込み時に確認する流れなので、初めての交換でも進めやすい形です。
工事は東京ガスの認定を受けた施工会社が担当します。Web専用のオンライン販売に絞って価格を抑えており、この機種の掲載価格は上に書いたとおり190,756円(税込・リモコン込・基本工事費込)でした。
なお、機器交換の対応エリアはガスの供給エリアとは別で、商品ごとに市区町村単位で決まります。公式サイトの商品ページで住所を確認してください。
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東京ガスのエリア外にお住まいの方は、株式会社交換できるくん(東証グロース上場)が次点の選択肢です。全国対応で明朗会計を徹底しています。

まとめ:PH-E2015AWLの交換で後悔しないために

パロマ PH-E2015AWLは、エコジョーズ対応の20号給湯専用機で、シンプルな構造と価格の安さが強みです。追いだきを使わない方や、コストを抑えたい方にとって非常に適した選択肢です。
一方で、将来的に追いだき機能が必要になる可能性がある方や、家族構成の変化を見込んでいる方には、最初からフルオートタイプを選んでおくことも一つの判断基準となります。
業者選びについては、価格だけでなく資格・実績・アフターフォロー体制を総合的に判断して選ぶことが大切です。関東圏の方は東京ガスの機器交換、全国対応の方は交換できるくんを推奨します。

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