給湯器の移設費用はいくら?ガス管・水道管の延長工事費から相場まで徹底解説

この記事を読むと分かること
  • 給湯器の移設には通常の交換費用に加えてガス管・水道管の延長工事費が発生する理由と相場が分かる
  • 移設距離・設置場所の変更タイプ別の費用目安が具体的に分かる
  • 移設工事で失敗しないための業者選びのポイントと資格の確認方法が分かる

給湯器の「移設」と「交換」は何が違うのか

給湯器の「交換」とは、同じ場所に同じような機種を取り付け直す作業のことです。一方、「移設」は給湯器の設置場所そのものを変更する工事を指します。増築・リフォーム・間取り変更・隣家との境界問題など、さまざまな理由で移設が必要になるケースがあります。
交換だけであれば既存の配管を流用できるため、工事費は比較的安価に収まります。しかし移設となると話は大きく変わります。ガス管・給水管・給湯管・追い焚き管のすべてを新しい設置場所まで延長しなければならず、場合によっては電気配線の移動まで必要になります。これが「移設費用は交換費用より高くなる」最大の理由です。
あなたも「ちょっと場所を変えるだけなのに、なぜこんなに費用がかかるの?」と驚いた経験はありませんか?その疑問は至極もっともです。この記事では、移設に伴うすべての費用内訳を丁寧に解説しますので、見積もりを受ける前にぜひ一度読んでおいてください。

給湯器の移設費用:内訳と相場を徹底解説

給湯器の移設費用は、大きく分けて以下の要素から成り立っています。
① 給湯器本体の費用
移設と同時に機種を新しくする場合、本体代金がかかります。相場は機種・号数・メーカーによって異なりますが、一般的な16〜24号のガス給湯器で6万〜20万円程度です。既存の給湯器をそのまま移設する場合は本体費用は不要ですが、古い機器を動かす際に破損するリスクもあるため、移設のタイミングで新品に交換するケースが多いです。
② 基本工事費
既存の設置場所での撤去・搬出費用と、新しい場所での据え付け費用です。通常の同一箇所交換であれば2万〜4万円程度ですが、移設の場合はこれに加えてさらに費用がかかります。
③ ガス管の延長費用
最も費用がかさみやすい項目がガス管の延長工事です。ガス管の延長は「簡易内管施工士」という国家資格が必要な専門工事で、素人はもちろん、この資格を持たない業者は施工することができません。
延長費用の目安は1メートルあたり5,000〜15,000円程度ですが、壁の中を通すなど施工の難易度によって大きく変わります。3メートル延長するだけで1.5万〜4.5万円の追加費用になります。
④ 給水・給湯・追い焚き管の延長費用
水道の配管も延長が必要です。指定給水装置工事事業者(各自治体が認定する水道工事業者)でなければ施工できない工事です。配管の材質・口径・延長距離によって変わりますが、1メートルあたり3,000〜8,000円程度が目安です。
⑤ 電気配線の移動費用
給湯器には電源線・リモコン線が接続されています。設置場所を変えるにはこれらの配線も移動させる必要があり、電気工事士の有資格者による作業が求められます。費用の目安は1〜3万円です。
⑥ 外壁工事費(壁付けの場合)
壁付けタイプの給湯器を別の壁面に移設する場合、既存の穴を塞ぐ工事と新しい穴を開ける工事が必要です。外壁の材質によって費用は異なりますが、1〜3万円程度を見込んでおくとよいでしょう。
移設費用の総額目安
移設距離の目安追加費用の目安
1〜2メートル以内+3万〜8万円
2〜5メートル+8万〜15万円
5メートル以上(大規模移設)+15万〜30万円以上
本体交換費用(10万〜20万円程度)と合算すると、大規模な移設工事では総額50万円を超えるケースも珍しくありません。

ガス管延長工事の費用が高くなる理由

ガス管の延長費用が高くなるのには、明確な理由があります。それは「専門資格者による安全管理が義務付けられているから」です。
ガスは取り扱いを誤ると、ガス漏れ・一酸化炭素中毒・最悪の場合爆発という大惨事を引き起こします。そのため、ガス管の新設・延長・変更工事は法律によって資格者にしか許されていないのです。
必要な主な資格:
  • 簡易内管施工士:都市ガスの屋内配管工事(新設・延長・撤去など)に必要な国家資格
  • ガス消費機器設置工事監督者:給湯器などガス機器の設置工事の監督に必要
  • ガス可とう管接続工事監督者:フレキシブル管でガス機器を接続する際に必要
さらに重要なのは、簡易内管施工士の資格があるだけでは不十分だという点です。その業者が、施工する地域のガス事業者(東京ガスなど)と登録業者の契約を結んでいなければ、たとえ有資格者であっても施工できません。この仕組みを知らずに「有資格者です」という言葉だけを信じてしまうと、後から問題が発覚するケースがあります。
そうは言っても、「どうやって確認すればいいの?」と迷いますよね。確認方法は簡単で、東京ガスエリアであれば「東京ガスの指定工事会社か」を確認するだけです。東京ガスが認定した施工会社は、ガス工事の資格要件を組織的に満たしていることが確認されています。

給湯器の移設費用が高くなる・安くなるケース

費用が高くなるケース

1. 設置タイプを変更する場合
壁掛けタイプから据え置きタイプへ、あるいはその逆の変更をする場合、専用架台の設置・撤去費用が加わります。また配管の引き直しも大規模になりがちです。
2. 屋外から屋内への移設(またはその逆)
設置環境が変わる場合、排気の確保(屋内設置の場合は換気設備の設置)が必要になり、建築工事が伴うこともあります。
3. 築年数が古い家屋の場合
古い配管が劣化・腐食していると、延長だけでなく既存配管の更新工事も必要になることがあります。
4. 移設先が構造的に複雑な場所の場合
壁の内部を配管が通るケースや、基礎を貫通させる必要がある場合などは施工難易度が上がり、費用も増します。

費用が安くなるケース

1. 移設距離が1メートル以内の「微調整」
境界線から少し離す程度の小さな移動であれば、配管の延長が最小限で済みます。
2. 移設と本体交換を同時に行う場合
出張費や基本工事費を一本化できるため、別々に行うよりトータルコストを抑えられます。
3. オープン型の設置スペースで配管が表に出ている場合
配管が露出している(壁の中に隠れていない)と、施工が容易になり工事費が下がります。

移設工事を資格のない業者に依頼するとどうなるか

「ちょっと移動させるだけだから」「費用を節約したい」という気持ちから、資格の確認をせずに格安業者に依頼してしまう方がいます。しかしこれは非常に危険な判断です。
実際に起こりうるトラブルの例を見てみましょう。
たとえば、無資格業者にガス管の延長工事を依頼したケースでは、工事後数ヶ月でガス管の継ぎ手部分から微小なガス漏れが発生し、ガス警報器が鳴って発覚したという事例があります。こうした施工不良は設置直後から数ヶ月以内に顕在化することが多いですが、問題の業者がすでに連絡を絶っているため修繕費用はすべて自腹になってしまいます。
また、無資格施工によって万が一ガス事故が発生した場合、火災保険・ガス会社の保証どちらも適用されない可能性があります。適法な工事でないことが保険会社に判明すれば、補償が一切受けられないのです。
資格を持っているかどうかは、業者のウェブサイトや問い合わせ時に「ガス内管工事の資格をお持ちですか?東京ガスの登録業者ですか?」と直接確認することで把握できます。このひと手間が、大きなトラブルを防ぐことにつながります。

「10年保証」だけで業者を選ぶ危険性

給湯器の移設・交換業者の広告でよく目にする「10年保証」という言葉。魅力的に聞こえますが、実際のところはどうでしょうか。
まず、給湯器の寿命は一般的に10〜15年と言われています。つまり10年保証が切れる頃、ちょうど給湯器が寿命を迎え始める時期と重なります。保証の恩恵を受けるタイミングで保証が終わる、というのが現実です。
次に、メーカーは製造終了から約10年で部品供給を終了します。保証期間内であっても、部品がなければ修理できません。「保証があるから安心」とは言い切れないのです。
そして最も見落とされがちなリスクが、「業者の存続問題」です。10年後に小規模な業者が今と同じ事業を続けている保証はどこにもありません。業者が廃業してしまえば、保証書は単なる紙切れになります。
これに対して、東京ガス株式会社(東証プライム上場)のような大手インフラ企業は、10年後も20年後も存続している可能性が格段に高いです。組織として施工品質を担保する認定施工会社制度があり、資格保有が標準要件として管理されています。

東京ガスの機器交換が移設にも対応できる理由

東京ガスの機器交換サービスは、給湯器の標準的な交換はもちろん、配管工事を伴う移設工事にも対応しています。東京ガスが認定した施工会社が工事を担当するため、以下の点が保証されます。
  • 簡易内管施工士・ガス消費機器設置工事監督者などの資格保有が組織的に管理されている
  • 東京ガス登録業者として、ガス工事の施工ルールを遵守している
  • 個人情報の取り扱いが東証プライム上場企業の基準に準拠している
「移設を検討しているが、どこに相談すればいいか分からない」という方は、まず東京ガスの機器交換に問い合わせてみることをお勧めします。現地調査の上で詳細な見積もりを出してもらえます。
関東圏外にお住まいの方には、株式会社交換できるくん(東証グロース上場)が次の選択肢として信頼できます。全国対応で、見積もり後の追加費用が一切ない明朗会計が特長です。

賃貸・マンションで給湯器を移設する場合の注意点

賃貸住宅に住んでいる場合、給湯器は基本的に設備の一部として大家・管理会社が管理しているものです。「引越し先の間取りに合わせて給湯器の場所を変えたい」という場合、まず大家または管理会社への許可申請が必須です。
無断で移設工事を行った場合、退去時に原状回復費用を請求されたり、契約違反として問題になる可能性があります。必ず書面で許可を取り、工事業者への指定があればそれに従いましょう。
マンションの場合は管理組合のルールも確認が必要です。専有部分の工事であっても、管理規約によっては届け出義務がある場合があります。特に「外壁に新たな穴を開ける工事」が伴う場合は、管理組合の承認が必要なケースがほとんどです。
また、共用の排気ダクトを使用するマンションでは、給湯器の種類・号数が管理組合や管理会社に指定されている場合があります。移設の前に確認しておかないと、工事後に「この機種は使用できません」と言われてしまう可能性があります。

複数の業者に見積もりを取る前に確認すべきこと

給湯器の移設は金額が大きい工事です。複数業者から見積もりを取ることは賢明ですが、その前に確認しておくべき事項があります。
1. 現在の給湯器の設置状況を写真に撮っておく
給湯器本体の型番、ガス管・水道管の接続方向、電気線の位置、周辺のスペースなどを写真に収めておきましょう。見積もりの際に正確な情報として活用できます。
2. 移設先のスペースを計測しておく
新しい設置場所の幅・奥行き・高さを計測し、設置する給湯器が収まるかどうかを事前に確認しておくと、見積もり依頼がスムーズになります。
3. 見積もり内訳の明細を必ず確認する
「一式○○円」という見積もりは要注意です。ガス管延長費・配管費・電気工事費・処分費などが明細として分けて記載されているかを確認しましょう。内訳が不透明な業者は費用の根拠を説明できないことがあります。
4. 追加費用の発生条件を確認する
「工事してみないと分からない」という言い方をする業者がいますが、経験豊富な業者であれば事前の現地調査で追加費用が発生するかどうかをほぼ把握できます。追加費用の発生条件と金額の上限を事前に確認しておきましょう。

まとめ:給湯器の移設は「安さ」より「信頼性」で業者を選ぼう

給湯器の移設工事は、ガス・水道・電気という3つのライフラインに関わる複合的な専門工事です。資格の有無、業者の登録状況、施工実績——これらを確認せずに価格だけで業者を選ぶことは、大きなリスクを抱えることになります。
移設費用の相場をまとめると:
  • 移設距離1〜2メートル以内:追加費用3万〜8万円
  • 移設距離2〜5メートル:追加費用8万〜15万円
  • 大規模移設(5メートル以上):追加費用15万〜30万円以上
これに本体費用と基本工事費が加わるため、総額は15万〜50万円以上になることもあります。
「費用が心配」という方も、まずは東京ガスの機器交換で無料見積もりを取ってみましょう。東証プライム上場の大手インフラ企業として、資格・安全性・長期存続のすべてにおいて最も信頼できる選択肢です。

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